フランス語レッスンに向かう途中の車内で地震に遭遇しました。
東海道線の藤沢駅と大船駅の間で。
結局電車を降りて線路の上を藤沢駅まで歩いて戻り、「ビックカメラ」にテレビを観に。
やっと連絡ついた相方hが東京から車で藤沢に向かってくれることになりました。
それから携帯の充電器と電池を購入、駅ロータリー近くのイタリアントマトカフェに席をとり、まずは腹ごしらえ。
それが午後4時半ごろ。
きっと長丁場になるだろうな、このお店の閉店は何時かな?閉店時間を過ぎても、この場所を開放してくれるのかな?などと考えながらミートソーススパ食べながら、親しい人にメール、横浜で仕事している弟に電話(なかなかつながらない)。
イタトマ内には、私と同じような状況の人た多数いらっしゃり、中には店員さんに「近くにビジネスホテルはありますか?」などと、すでに帰宅を諦める人も。
そうこうしているうちに、イタトマは閉店時間に近づいて、店内にいた人は1人また1人とお店を出ていきます。
だれも「こういう状況なので、この場所を開放してもらえませんか?」と言う人はいないのです。私も言いませんでしたが。
皆さん律儀にお店を去ります。
私は閉店5分ほど前に、最後から2番目にお店を出、藤沢駅に戻ると、避難場所告知の張り紙が。
藤沢市民会館、行こうかどうしようかと思っていたら相方hから「今、遊行寺近くだから、あと10分か15分」と連絡が入り、結局10時20分過ぎに合流、渋滞の中午前0時15分ぐらいに帰宅し、猫の無事を確かめたら、何とシラクがいない!
シラク、地震のショックでパニックになり、私がカギをかけ忘れたサッシの窓を開けて出て行った模様。
パスカルとエルメス、シラクの後に続かずに家の中にいたのは、本当に偉い。
そうこうしているうちに、縁側のガラス戸の向こうに薄汚れたシラクの姿があり、撤収にも失敗したので、そのまま外に放置しました。
翌朝、シラク空腹には勝てずに、えさにつられてあえなく確保されました。
テレビをつけると、津波による惨事が。
まるで映画のようです。
あまりにも私のいる状況と違いすぎてショックをうけました。
被災された方、避難されている方、津波被害に遭われた方、そして、原発のために避難勧告を受けた方。
その方たちに比べたら、私の昨日の出来事なんて、「けっ」って感じのものです。
今現在、被災してはいない私にできることは、節電でしょうか。
ちりも積もれば・・・です。
みんなで、節電しましょう。