28日の大原行きの続き。
三千院へ向かう人は寂光院より多いようです。
結構急な坂道を川沿いに上っていきます。
街道筋はお土産屋さんがいっぱい。
途中「志野」というお店、
以前大原から花園橋に向かう街道沿いで味噌だれを買ったお店と同じ。
試食をしました。氷水につけてあった小さな豆腐に味噌だれをつけます。
おいしい。
このお店、ポン酢の店だそうでポン酢も同様にいただきました。
これまたおいしい。
三千院からの帰りに味噌だれを買って自分へのお土産にしました!
三千院は門跡寺院ということで軒丸瓦は菊。
庭の手水鉢がいい感じ。
私ののお気に入りがこの阿弥陀三尊像。
脇侍の仏像が大和座り(?)、あぐらではないんです。
若干前にうつむいて優しい顔です。
写真不可なのでパンフレットから。
ちょうどお堂に入った時に声明中。とってもいい声でした。
この堂、小さなところに大きな仏像。天井が船底作り、
ちょうど舟をひっくり返したように真ん中が高くなっていました。
天井画はすすけて真っ黒なのですが、その復元図が別の場所に展示されていました。
現代の技術を駆使して絵の具を特定、再現したそうです。
これもパンフレットから。
鮮やかですね。まだ完成はされていないようで白木の部分もありました。
寂光院の復元された新本尊の地蔵立像も色鮮やかなものでした。
1000年の時を隔ててすすけたもの、色あせたものを目にしている現代、
お寺って地味なものだとすり込まれていましたが、
もともとは華やかで色鮮やかで派手なものだったんですね。
すすけた実物と再現されたものと並べての展示もあって
模様の特定もよくできたものだと感心しました。
X線など使ったらわかるんでしょうか?
天皇の御座所があった建物は現在屋根の葺き替え中。
透明なビニールが天井や壁にも貼ってありました。
外からはこんなふう。
ぐるっと一回りしただけのように思えるけれど、
2時間以上はかかってすっかり夕方になりました。
バス停までの帰り道、あじさいです。
まだ咲いたばかりのよう。
一日堪能して満足。
一日の歩数は12,449歩でした。