多分、床も今日ぐらいで終わりになりそうですね。
鴨川の床と違って本当に川に床が敷き詰めてある感じ。
予約でいっぱい、と断られている人がいました。
お値段も高いし、鴨川の床とは大違い。
お昼で6,400円(税別)なんて別世界の話だわ。
貴船はお金の覚悟と予約が必要。
今日は貴船神社に行ってきました。
今までご朱印をもらったところがあればはんこ押しますよ、
と寂光院で言ってもらって始まった洛北の寺社めぐり。
今日はラスト。三枚目のコースターをもらってフィニッシュ。
貴船神社の駐車場に止めて、本宮、結社、奥宮すべてまわってきました。
貴船口から歩くのいやだなと車で行ったけれど、
貴船口からの京都バスがありました。
駐車場横のきつい坂を登れば貴船神社本宮。
絵馬の始まりですって。
中でおはらいやご祈祷を受けている人がいました。
ご神木の桂の木。株立ちの木々が上で広がっているさまはたくさんの神様を表す・・とやら。
龍船閣と書いてあるのかな?
額縁効果でもみじの季節はとってもすてきでしょうね。
ご朱印とコースターをもらって先に進みます。
街道の感じがいい。
秋海棠がきれいに咲いていました。
こちら石長比売(磐長姫命)。
たしかこの姫を娶らなかったので人間には寿命というものができたんだという話(古事記)でしたね。
縁結びの神様としてまつられていました。
カップルが続々お参りしていましたよ。
こちらにも桂のご神木。
街道に出たら、自然がつくった台杉風。
沿道の床、お客さんのプライバシー確保でしょうか、葭簀で囲われているところもあります。
柱に杉丸太?と思ったら、と思ったら、杉の皮が巻き付けてあるだけ。
遠目にはいいですね。
街道、大木が多いこと。
足元は木の根道みたいです。
いよいよ奥宮の参道。
すぐ右には車道があるんだけれど、それを意識させない。
足元砂利に隠れて木の根っこ。
見えてきました。
入り口入ったら「連理の杉」
杉と楓の融合ですって。
植木鉢の中で木と木を三つ編みにして融合させて、多品種の花粉を受粉させる・・・、
サクランボでやって失敗した想い出が脳裏をよぎる・・・。
うろ覚えで「連理って楊貴妃だったよね」と探したら、
「在天願作比翼鳥、在地願爲連理枝」すご~く長い漢詩/長恨歌が出てきた。
最後から二行目が「天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝となりましょう」
拝殿の奥に本殿、明治時代に定められた官幣神社の作り方に沿っているのかな?
拝殿手前の狛犬さん、よだれかけを着けています。
友禅風。顔がユーモラス。
奥のお堂の中には、青い狛犬さん。左側の狛犬さんには角があります。
ここの敷地にこんなものが。
ここも式年遷宮するタイプの神社?
さて、丑の刻参り発祥の地?
呪いだけが丑の刻参りではないとの駒札。
「船形石」というので一体の岩のことかとイメージしていたら違ってました。
船の形の石組みのことでした。
ここの小石を持っていけば「航海安全」だとか。
お参りを済ませて、街道沿いに駐車場を目指します。
川沿いにあった看板。この川の水を使うんですね!
秋の花いっぱい。
紅葉も始まっています。
外国人観光客もいたけれど、まだ紅葉シーズン前なので、
しっとりと落ち着いた(暑かったけれど)貴船を楽しんできました。