花、着物、時々ハンドメイド

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2014年3月にお引っ越ししてきました

伏見の酒蔵めぐり~宇治川派流

2022-11-29 18:55:23 | お出かけ

お天気がよかったら宇治川派流を歩く予定でしたが、

あいにくの雨。

竹田街道から逢来橋、そこから水辺を歩き、長建寺見学、

弁天橋から大倉酒造一帯を歩くことになりました。

名残の紅葉、美しいですね。

元薩摩藩屋敷が大倉酒造になっているとのことで、とても広大な敷地です。

足元には散り紅葉。

桜ですね。春には花を見に来なくては。

長建寺入口で記念撮影。

弁天橋の欄干には琵琶。

今日気がついた、弁天さんをまつる長建寺の関係で弁天橋なのね。

この橋を渡ると素敵な飲食店がありました。

雰囲気いいですね。

そしてその先には、大倉酒造(月桂冠)の町並み。

大倉記念館の入口で。

見学には45分かかるとのことで、今回は売店のみで出てきました。

お豆腐に合うお醤油、お豆腐が作れるにがり付きの豆乳、奈良漬け、お酒などが販売されていました。

お店の人曰く、市販の豆乳は乳化剤が使われているので、

にがりをくわえてもお豆腐にならないけれど、

ここで販売しているものは乳化剤無添加なので豆腐になります・・・。

表札は大倉さんですが事務所なのか、実際お住まいになっているのか・・・?

ここから「月の蔵人」はすぐそば。

ランチは30食限定のお料理をとりました。

最初にざる豆腐、

一回目は何もつけずに二回目は塩をつけて三回目は出汁でと食べ方指定です。

何もつけなくてもお豆腐の濃厚な味がとってもクリーミー。

あっという間に完食です。

ひとつひとつは少量なんだけれど、ゆっくり食べていたらすっかりおなかいっぱいになりました。

これで1,980円ってとってもお得感。

建物は大正時代に作られた酒蔵の一つ、

お酒に使い酒米を精米していたところ、と紹介されています。

お食事をすませてまた竹田街道のバス停へ。

バス一本で行ける伏見の町並み。

本数が1時間に一本しかないのが難点、うっとこはどこの田舎やねん。ブツブツ・・・。

雨のせいで足元悪かったけれど、名残の紅葉を楽しめました。

雨も歩いている間は小降り、帰ってきてから本降りになりました。

ありがたいこと。


高野山へ

2022-11-29 08:48:24 | お出かけ

新婦人の旅行サークルで、11月27日(日)高野山に日帰り旅行。

京阪と南海が京都~高野山のバス路線を作っているんです。

27日が今シーズン最後の運行日。お天気に恵まれた一日でした。

まずは奥の院前まで。

他の観光客さんに撮ってもらいました。

門前で選挙の公営掲示板見つけました。この日は知事選挙の投票日だったみたい。

この入口から中に入っていきます。

杉木立の中、両サイドに石灯籠。

この石灯籠、一基500万円のお布施ですって。

 

ロケット見つけました!

「当社創立二十周年に当り地を千古の浄域に相し 

茲に慰霊碑を建立して永く殉職物故者の冥福を祈り

併せて社運の繁業を希念する

恰も人類月着陸の偉業達成の歳 

航空宇宙産業に連なる当社は

アポロ十一号を模しこの碑を制作した」

 

まずは企業関係の慰霊碑が並んでいました。

杉野さんというお名前、個人のお墓かな?大きいなと思っていたら、

後ろにいっぱい刻まれていたのが「ドレスメーカー学院」

洋裁で文化式型紙、ドレメ式型紙ってありましたね。その創業者?

企業関係はお手入れが行き届いていて、ロケットも1969年作とは思えないほどピカピカ。

いろいろ見ていたら切りがないのですが、

親鸞さんや豊臣家、法然さん、宗派関係ないですね。

一応真宗なので親鸞さんとこはおまいりしておきました。

大石順教尼さんのお墓見つけました。

明治38年(1905年)17歳で事件に巻き込まれ両腕を失い一命を取り留め、

その後、口で筆を使い字を書くことを習得、書画の道に進み、

高野山で得度し、尼僧になられました。

身障者自立支援の活動を続け、

山科の勧修寺、塔頭寺院の佛光院を設立、1968年(昭和43年)死去。

波瀾万丈の人でしたね。

 

漢字が書かれた五輪塔。

上から順に空、風、火、水、地。

しっかり苔むしています。

帰ってから調べたら、五輪塔は宗派によって字が違っているのもあるそうです。

「妙・法・蓮・華・経」「南・無・阿弥・陀・仏」禅宗では下から「地・水・火・風・空」。

真宗には先祖供養の競技理念がないので五輪の塔は作らないとか。

親鸞さんは東山の大谷に埋葬されたので(東大谷、西大谷って言いますね)

家族の納骨の時には親鸞さんと一緒の所に入ると言われました。

浄土真宗では、お墓もお仏壇もおまいりする「場」、死んだら即往生、

他宗派のように四十九日旅をして浄土に行くわけではないと

お坊さんに言われたことを思い出します。

それなのにお仏壇のしつらえの本があったりするのは不思議だなあ。

五輪の塔の文字なんていままで気がつかなかったなあ。

これからはお寺などで見るものが増えました!

梵字で書かれているのも多いですね!

 

奥の院はお大師さんがいまも修行しているとのことですよ。

奥の院から帰路、道を間違えてバス停二駅分遠いところに出てしまいました!

お墓ばかりが並んでいるのでよくわからん。

お食事をしてこんどはバスで金剛峯寺へ。

バス停から歩く途中、素敵な警察署。

看板は見当たらなかったけれど、パトカー止まっていたしバス停も警察署前だし。

町並みもいい感じ。

時間があまりなかったので金剛峯寺は簡単に。

ちょうど帰りのバスに間に合いました。

1万歩超えちゃいました。

奥の院で道に迷ったせいかしら?

 

高一の時くらいにおばあちゃんの納骨(分骨?)で行ったときは

山内に乗合馬車が走っていましたが

そののどかさは影も形もなくなっていました。

時代の流れで当たり前だけれど、あのとき乗ってみたかったなあ。


宇治川派流を歩く

2022-11-17 21:12:45 | お出かけ

11月16日(水)鹿児島の友人と京都観光その2

伏見の酒蔵周辺を歩きました。

まずは竹田街道沿いの市電発祥の石碑。

ちょうどこのかどにある和菓子屋さんで、「電車みち」というおせんべいが販売されています。

2種類の味があって2枚一組。

赤ちゃん用のおせんべいみたいに軽い食感。美味しかったですよ!

寺田屋の前でパチリ。

逢来橋のたもとには伏見市長の名で河川改修のことでしょうか、

「御大典記念埋立工事竣工記念碑」。

伏見はかつて将来京都市に編入されることを前提に

「伏見市」だった時期がありました。

そこから水辺に降りてまずは龍馬とおりょうの像がある方に歩きます。

水面があまりにも静かで水がどちらに流れているのかよくわからない。

街中の川なのに遊歩道を歩いていたら、別世界に迷い込んだみたい。

ここは濠川と派流の合流地点。川の三叉路みたいな感じ。

このあたりから水が流れている感じがします。

対岸に角倉了以の記念碑。

京都の水運の基本は角倉了以さんなのでしょうね。

もしかしたら濠川って高瀬川と続いている?と思って調べてみました。

琵琶湖疏水の水が流れているんですって。

私は濠川という名を知らない頃疏水と呼んでいたんだけれど、間違いではなかったんですね。

疏水が墨染発電所から暗渠になって伏見郵便局の南で濠川として地上に現れる。

宇治川派流も濠川。三栖閘門から宇治川に出て行くそうな。

茶の花です!

樹下に落ちていた種は椿の種と同じような感じ。

肥後橋の所から上に上がったら三栖(みす)神社の御旅所。

天武天皇をまつっているようです。

境内摂社に角倉稲荷(いなり)。

疫病退散祈願のお札。

肥後橋から対岸に渡りまた水辺に降りて角倉了以の記念碑があるところで小休止。

水面に映る青空がきれい。

付近案内図。

この地図のプリントを欲しいですね。

ウォーキングの参考にできそうです。

川の「三叉路」みたいなところに架かっている橋を渡りそのまま逢来橋に。

納屋町の喫茶店でランチ。昔ながらの喫茶店、中庭(元坪庭?)が気に入っています。

黄桜や月の蔵人あたりをあるき、雰囲気を楽しんで、再び逢来橋から水辺の道に。

対岸の紅葉。

十石舟がやってきました。

乗り場でチェック。

1回乗ったら、見学も入るから40分くらいのコースになるそうですよ。

弁天橋から対岸の長建寺にむかいます。

こもかぶりが新しい。

向かい側はたぶん大倉酒造。

境内にはマリア灯籠。

本堂内部の撮影はお断りでした。

お寺の中に神社。(稲荷神社のようでした)

「ゆたぽん」がお寺で神主がどうのと発言して、

ネット上で寺と神社は違うなどと炎上したようですが、

お寺の境内に神社があるって結構多いですよ。

ただし、神主さんはいませんけれど。

お寺を出てまた水辺に降りて散策。

護岸部分というのか、このコンクリートの壁の上は道路。

そこにレリーフ模様がありました。

御大典記念の工事の一環でしょう。

真ん中の円形に見えるところは伏見市の市章ですって。

最近発掘されたところはもっと鮮明に残っていたとのこと。

写真を撮っていた別グループの人が教えてくれました。

2年間だけ存在した伏見市。

いまは、そのまま伏見市で続けてもよかったくらいの人口になっています。

散策のあと、国道1号線近くの喫茶店でお茶して

京都駅八条口まで送って別れました。

楽しい3日間でした!

また会いましょうね。


伏見稲荷~上賀茂神社~大原方面

2022-11-16 17:35:42 | お出かけ

11月14日(月)、鹿児島からの友人を迎えて京都市内ウロウロ。

行ったことなかったという伏見稲荷から行動開始。

とっても大きい狛狐なので、台の上に乗って一緒に写りたい!

ただし、こういうのは石の上に載せてあるだけなので危ないからダメですが。

境内に東丸神社(江戸時代の国学者、荷田春満(かだのあずままろ)を祀る学問の神社)。

受験日当日のお祈祷も希望される方は日を教えて、と掲示されていました。

絵馬がいっぱい。(**大学に合格できるように。みんなが力を発揮できるように。など)

千羽鶴もたくさん。

学問の神様は天神さんだけではなかったんですね。

修学旅行生も多く来るところなので、

合格祈願の絵馬はすぐにいっぱいになりそうですね。

その後千本鳥居へ。

イスラムかヒンドゥーか?民族衣装を着た人たちもいて、

ここって宗教施設なんだけど、

お国の神様はいいって言ってるの?とお節介な心配をしたりして。

熊鷹社まで登って降りてきました。

鳥居から脇に抜ける道があって降りていったら、

素敵な空間。

ここから稲荷大社の入口の横に出られました。

紅葉と狛犬。

あとお土産屋さんをひやかして上賀茂神社に向かいます。

上賀茂神社は稲荷とは雰囲気が違いますね。

お馬さんは本日休暇中。

非公開文化財の特別公開中だったので、見学。

まずはお祓いを受けて本殿権殿の説明。

式年遷宮について、本来ならすべて建て替えるのだけれど、

文化財の指定を受けたので修復というスタイルですって。

本殿、権殿は三間の流造(ながれづくり)。

側面から見たら、ひらがなの「へ」の字にのように拝む方向の屋根が長く、後方の屋根が短い作り。

いつもは本殿に神様、建て替えや修復の時には権殿に神様が移るんだそう。

「権」というのは仮のこと。すなわち権殿=仮のお社。

本殿と権殿が隣り合って設置されているのは珍しいとのことです。

宝物殿(?)には徳川の朱印状が展示されていました。

関ヶ原の翌日には徳川家康に神社の保護を申し入れして朱印状をもらったとか。

その後、代々の将軍から家康の内容を追認する内容の朱印状を交付されていたそうです。

そして、孝明天皇行啓の絵馬(復元図)も展示されていました。

本物は黒ずんで絵具もはげて何が何だかわからない状態でしたが、

科学的な分析で使われていた顔料や描かれた図がわかるんですね。

こういうの、科学の発展ってすごいと思います。

あと境内を歩いて木立の気持ちよさを楽しみました。

その後、大原まわりのドライブ、宿泊先に戻り夕飯をご一緒しておしゃべり三昧。


道風神社~平岡八幡宮(花の天井)

2022-11-09 20:30:32 | お出かけ

午後からドライブ。

杉坂の道風神社を目指します。

以前に京見峠から行ったときは

行き違いに失敗してガードレールを擦ったので、

今日は162号線で高雄方面から回りました。

杉坂口からの道が狭い!

ようやく到着、1時間以上かかってしまいました。

入口に架かる橋。

由緒書き。

ふだんは無人のようです。

北山杉とカエデの対比がおもしろい。

茶色は枯れ葉。

この池の水で墨をすると字が上達するとか!?

ペットボトルを持っていけば良かったかも。

和香水の碑、お堂の左側。

 

読めない・・・となりに解釈表記板。

「お札希望の人は**さん宅へ」と案内があったのでいってきました。

しばしおしゃべり。

そこで教えてくれたのは、

「道風神社のカエデは主に黄色の紅葉。高雄などの赤い紅葉とは違っているでしょう?」

そういえばそうですね。品種が違うんでしょうか。

 

お札をいただいて、帰り道、平岡八幡宮へ。

実は往路、「花の天井特別公開中」の看板をチェックしていたんです。

ここは2回ばかり行っているけれど、

公開の時期と外れていたのでリベンジです。

宮司さんの解説と大福茶付き。

もともとは弘法大師が神護寺の守護神として創建した京都最古の八幡宮、

足利義満が再建して花の天井が作られたとのこと。

格天井に極彩色でさまざまな花の絵が描かれていて紅葉も山桜もジャスミンも・・・。

華やかな北山文化の一つですね。

廃仏毀釈の波の中寺域も狭くなり、神仏の分離も行われて別々になったそうです。

さて、境内さまざまな椿があって、先祖返りではないかという金魚の葉っぱ。

木に着いているのも観察。宮司さんの案内なしには気付かないよね、こんなの。

花の天井の建物内は撮影お断りでしたが、他の場所はOKでした。

芸能の神様の弁天さんが蟇股にあったので、拝んでおきましたよ。

弁天さんのしたには龍。

色は再現修復したものですって。

神社にはなかなかお金がないので、修復もままならないようですね。

早咲きの椿がちらほら咲いていました。

以前来たときは椿の終わりかけの時期だったし、

こんどは花真っ盛りの時期に来たいものです。

宮司さんの説明を聞いたから新しい視点で見ることができそう。

 

帰り、道を間違えました!

福王子から観光道路に入ってしまって仁和寺の前!

ほんとは天神川通に行くべしだったのに。

馬代通だとかふだんは選ばない道をくねくね。

予定より帰りが遅れてしまいました。


久しぶりの清水寺6・9

2022-11-06 18:21:33 | 平和

秋晴れの気持ちよい一日でした。

久しぶりの清水寺での6・9行動。

茶わん坂や清水坂の急な坂道を避けようと、

東山ドライブウエイの途中から清水寺に抜けるルートをとりました。

途中清水山の三角点への案内があり、

京都一周のハイキングコースの矢印も。

そう言えば、随分以前に泉涌寺から清水山を通って

粟田口に行こうとしたことがあったっけ。

その時は道に迷って東大谷さんのお墓に出ちゃいましたけれど。

泰産寺(子安の塔)の横から音羽の滝を通って仁王門前へ。

ご本堂(舞台)に入らないのだったらお金は要りません。

着物姿の観光客、多いですね!

秋色のこっくりした小紋が多かったですよ。

それとレースの着物。

大学の同窓生に出くわしてしばしおしゃべりしたり、

1時間くらいで撤収しました。

とてもきれいだったので撮影した三重の塔。

太陽が当たって、紅葉と青空がキラキラ。

東大路に近い古民家風の喫茶店でお茶して帰ってきました。

約4,000歩くらい。

今日の着物は母の大島に薄墨の帯を合わせました。

せっかくサイズを合わせたのだから、いっぱい着てあげなくては!


11/3憲法集会 円山音楽堂

2022-11-03 19:43:26 | 平和

今年は友人と二人で参加。

伏見の新婦人で石段下の署名宣伝行動を30分ばかりしてから会場へ。

いっときのようなすごい人だかりにはなっていないけれど、

レンタル着物姿の観光客が多かったですね。

今はレースの着物が流行っているようです。

東大谷さんの参道は電線がなくて紅葉の始まりが美しい。

会場では職場の人に顔見せて、あとは友人と一緒に行動。

小森陽一さん講演 憲法9条京都の会 11・3憲法集会(20221103開催)

憲法ウォークは伏見の人たちと一緒に歩きました。

市役所前で解散のあと、ゼストでお茶。

小倉トーストとコーヒーのセット。

小倉あんとホイップクリームをトーストではさんだもの。

あんことふわふわクリームがよくマッチ、美味しかったです。

今日の着物は茶系の琉球紬と花織帯。帯揚げ帯締めは柿色。

秋をイメージして合わせましたが・・・!

今日の暑さでは単の着物でもよかったかもしれません。