友人と京都駅の美術館にお出かけ
入り口に東海道五十三次を染めた着物が展示されていました。
三点ありましたが、気に入ったのはこれ。
蒲原の絵。
肩の方から雪がポツポツと染められ、地紋も雪に似合うものでした。
完全注文製品だそうです。
すてきだけれど季節を選ぶ着物はとっても贅沢ですね。
第二次大戦のあと海外に流出した浮世絵コレクションを買い集めて浮世絵美術館を作った方がおられた。
リッカー美術館として始まって、今は平木浮世絵美術館と言うそうです。
お金を企業内に貯めて貯めての今どきの経営者にも、
こういった文化的なことにも目を向けていただきたいものです。
さて、木版画は「摺り」を重ねると版木が痛んできて最初のシャープな状況を保つことができないとのこと。
広重の作品は人気があって再販も重ねられ、
「変わり絵」というのもありました。
版下絵は版木に貼り付けられるので残らない、そして新たに画家がかきおろす。
これが「変わり絵」、最初の絵との違いも出ています。
様々な解説を読み、そして違いを見ようとするので観覧者の列は遅々として進まず…。
名物の店の描写もあって、姥が餅や走井餅を食べたくなりましたよ。
展覧会のあとは伊勢丹の呉服売り場で目の保養。
着物好きの店員さんがいてなにも買わない私たちにいつもおつきあいしてすてきなものを見せてくれます。
ウールの反物もあって、まるで江戸小紋みたいですてきでした。
お仕立代はミシン仕立てで…円だとも教えてくれました。
お食事は窓から京都駅北側を一望できるところ。
ビルだらけで風情がない!
レストランに「この方向にあれが見える、これが見える」と
紹介された小さなパネルがあったんだけれど、よくわからない。
そこで…京都タワーの展望台に行こうと話がまとまりました!
恥ずかしながら、京都タワーの展望台は人生初体験。
京都タワーのゆるキャラ、たわわちゃんです!
記念写真。
後ろの東本願寺が見えるはずですが・・・見えませんね。
展望台ではわあわあキャアキャア、いい大人がはしゃぎまくってしまいました!
自販機の説明、国際的ですね。
おもしろい鏡の前で。
おもしろい一日でした!