花、着物、時々ハンドメイド

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2014年3月にお引っ越ししてきました

二条城

2019-01-05 16:28:00 | お出かけ

東大手門。

修復されてピカピカの門になっています。

飾り金具、以前は緑青で貼られた金箔も見えなかったのですが復元されてキラキラしています。

入り口右側、友人たちが何やら一生懸命に探しています。

見つけました。千鳥。

大きさ比較モデルになってもらいました。

修復なので江戸時代から千鳥が居たんですね。職人の遊び心でしょうか?

この東大手門は門の上に兵がはいれるスペースがあって、

敵が攻めてきたら上から石を落とせるような構造になっているそうです。

ただ後水尾天皇行幸時に天皇が入城する門としたので

その時だけ、上は普通の屋根に改築(天皇の上に立つのは不敬)、

天皇訪問が終わったら元に戻す、と言ったように権勢を誇示したとか。

 

唐門です。

鮮やか!

その後二の丸御殿の見学、とにかく広い、障壁画も金が多用されてゴージャス。

順路が示されていなかったら中で迷子になってしまいそうでした。

障壁画はレプリカとのことで安心ですね。

以前には国宝の障壁画が破れたということもあったそうですから。

今は本丸御殿の修復工事中とのことで、そちらは工事用の塀で囲われていました。

工事用の塀に修復時にわかったことなども展示。

ここ二条城は徳川の城なんだけれど、明治には宮内庁のものとなり、

離宮として使われたそうです。

そういえば「元離宮二条城」となっています。

京都市には昭和14年(1939年)に宮内庁から下賜されたとか。

 

大正天皇即位の時に大正天皇が泊まったりしたそうです。

だから白書院の飾り金具は徳川の葵を菊に変えたりされたそうです。

 

収蔵庫で障壁画の原画展示が行われていて

狩野探幽の孔雀図を見てきました。

 

同じ部屋に修復方法を紹介する展示もあって、みんなで感動していました。

壁から障壁画を剥がすんですよ!

 

文化財の修復ってとっても大変な仕事だと思いました。

 

11時頃入城して出てきたら1時半頃。

ANAホテルのちょい南で東堀川通の天ぷらのお店に入りました。

天ぷらサクサク、おなかいっぱいになりました。

風邪もちょっとましになったかな?

歩数は5,900歩くらい。

 

今日のコーデ:

紺色の江戸小紋七福神柄に薄紫の名古屋帯、

緑の帯〆とうすいオレンジの帯揚げで新春っぽく。

七福神柄も新春に向いたおめでたい柄ですが、遠目には色無地に見えそうです。

七福神:

恵比須天  鯛

毘沙門天  宝塔

福禄寿   杖(経巻をくっつけたような)

布袋尊   袋

大黒天   打ち手の小槌

辨財天   琵琶

寿老人   鹿の角

何回探しても難解。