朝からの用事が終わり、前を通りかかったので立ち寄りました。
「通称寺の会」、ご朱印めぐりの一つ。
駐車場に車を停めて、門前まで行ったら『予約制』とのこと。
門前から電話したら、せっかく来たんだからと開けてくれました。
ここは、安産祈願の『腹帯地蔵』とカヤの大木に直接彫刻した『かやの木不動』がお目当て。
ともに撮影禁止だし、門前は奈良街道で、車の通行がいっぱいなので写真はなし。
住職さんの説明によると、
そもそもが1300年の昔、
光明皇后が難産で苦しむ女性のためにつくったお地蔵さん。
でも現存するお地蔵さんは800年くらい前のもの。
住職さんによると、
『検証されていないけど、自分の想像だけれど、
平重衡の奧さんが日野の人、
安産祈願でこのお地蔵さんに通ったらしいので、
もしかしたら平氏からの寄進かも?』
わからないということは想像の輪が広がりますね。
重文指定を受けてから、本堂から収蔵庫に移動、
以後、本堂のご本尊は、阿弥陀如来になっているそうです。
かやの木のお不動さんは、
生きた榧(かや)の木に彫刻したもの。昭和30年作。
まわりの形成層がお不動さんを取り囲むように成長してました。
おまけ
家の前に置いた茶碗蓮。
今年になって、ようやく葉がしっかりと水面からあがってきました。
たぶん桶の中の土を増やしたので、株がしっかりしてきたのでしょう。
まわりの小さな葉は、ウォーターポピー?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます