今出川駅でまずびっくり。
同志社のキャンパスに直接入れる地下鉄出口がありました。
キャンパスからいったん出て今出川沿いに相国寺をめざします。
御所の今出川門あたりから北に進むと相国寺。
途中、同志社のアーモスト館、ヴォーリズ設計だとのこと。
電線が無粋ですね。
相国寺の門が見えてきました。
電線や電柱が無粋ですが、生活するものにとっては必要なもの。
門から入ると別世界。
赤松がきれい。
「大本山」というだけあって、建物もド~ンと大きい。
最初の部屋は極彩色の世界。
いかにも若冲!といった感じの掛け軸がいっぱい。
説明をよく見ると、明治の初めに宮内庁に真筆は献上。
展示されているのはコロタイプ印刷だとか。
菩薩三像と合わせて33幅。
西国三三ヶ寺と同様、三三という数字は何かの意味があって、
今でも供養の時に使用されているとか。
金閣寺のふすま絵や壁画(?)のようなものも若冲さんの作。
生誕300年とのことですが、作品は長い年月たっていても
それなりに保たれていてなかなかのものです。
その後、相国寺さんの拝観。
相国寺と銀閣寺、金閣寺、いずれも有馬賴底さんがトップ、
今までその意味がよくわかっていなかったのですが、
金閣寺、銀閣寺は相国寺の山外塔頭だとの解説で
ようやく理解出来ました。
有名だという鳴きの龍。~昔読んだ麻雀劇画で「なき(漢字を忘れた)の竜」というのがありました!~
天井画の龍、お堂の中、ご本尊さんのまわりをぐるっと歩いてもずっと、
こちらに龍の顔がくっついてくるのが不思議でした。
係の人が「龍がついてこられる」という表現をしていましたが、
ホントにそんな感じでした。
手をぽんとたたけばきりきりきり、と龍が鳴きます。
床材は瓦でできたタイル。ふみごこちがやわらかいかんじですね。
お庭にまわったあたりから雨が・・・!
縦に入っている白い筋みたいなのは雨です。
紅葉にはまだ速かったですね。
相国寺のあとは大丸で生け花展。
35期の方から招待券をいただいたので行ってきました。
前衛的な作品やオーソドックスなものも。
「月輪未生流」の流派名で下宿の大家さんを思い出しました。
おじいさんかおばあさん、どちらかがその流派の方だったなあ。
今日の着物。雨の天気予報だったのでポリの鮫小紋。
歩数は7700歩くらいでした。
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