バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

歯列矯正する?

2020年08月21日 | 歯列矯正
すーーーーーっごく久しぶりに歯列矯正の話。


というのも、こないだから気が付いてはいたけど
ここの歯列矯正のカテゴリーが結構読まれていて、
きっとこれから歯列矯正される、または今やっている
人が読んでくれてるのだろうなと思ってます。


カテゴリー内の記事に全ての出来事を書いているので、今更付け加えることもないのだけど、
もし歯列矯正しようかどうしようか今迷っているのなら、私があなたの背中を押してあげる。



From: Google
これはちょっと違うけど




だって、こんな絶望的なデコボコが



こうですよ。




これはある意味ほとんど奇跡⭐⭐⭐



ちょうど今リアルタイムで姪(ほのちゃん)が歯列矯正やっていて、まさにワイヤーを調節してもらっては
痛そうにしております。


でも!やる価値、絶対にある。
前にもどこかで豪語したけど、私が今まで使ってきたお金の使い道で、一番賢い使い方だった。
言わば、自分への投資なのです。


歯列矯正するまでは、口内炎がしょっちゅう、当たり前のようにできていたのに、
矯正が終了してからもう10年以上経つけど、全く口内炎ができなくなったの。


しかも歯がまっすぐだと歯磨きしやすいからなのかどうかは知らないけど、
歯医者さんも驚く白さに:)歯磨き粉がええんかな


でも安くない。
アメリカでは保険が効くけど、それでもちょっとした出費だし、日本で歯列矯正するなら
尚更大きな出費になるから覚悟がいるよね。


人によっては何本も抜糸することになるしね。
私は歯列矯正のために4本抜糸してるけど、そのちょっと前に寝そべった親知らずを4本抜糸してるから
計8本が口の中ならなくなったってことになるね。


どんだけ窮屈だったん、私の口の中。


だから、まず良い歯列矯正歯科を見つけることが大切。
これ、本当に大切です。
後々のケアもちゃんとしてくれて、なによりどんな質問や心配事にもきちんと話をしてくれる
歯列矯正歯科医院を見つけましょう。


頑張ってね:)



********************


今日のハニバニランチは昨日に引き続き、汁物


Turmeric Vegetable Dahl

ダールってインドの定番のスープらしくて、日本でいうお味噌汁みたいな感じだそうです。

今日はベジタリアンだったので、ローストされたお野菜がたくさん入っておりました。
ズッキーニと茄子がどっさり入っていて、めっちゃテンション上がった!
仕上げに私の好きなキュウリのヨーグルトやらフライドオニオンやら、パクチーやらミントやら
もうこれ食べるだけで一生ヘルシーでいられるかも!!!って思えた一品。


美味しかったー。
ゲフー。


皆さん、良い週末を:)


コメント

歯医者にて

2014年09月02日 | 歯列矯正

ひっさびさに歯の話をしたい。


歯と言えば、カテゴリーが歯列矯正しかないのでそれを選んだが、
今回はちょっと違う話。


私は子供のころ、歯磨きを怠っていたバツとして、虫歯が多かった。

よって、奥歯に銀歯(銀の詰め物)がある。


で、もうずっと前から担当の歯科医に『フィリング(詰め物)を入れ替える?もう古くなってきてるよ』
と言われていた。


どこか悪いところがあるのではない。
『古くなっている』ということだけらしい。


英語で、こんな言葉がある。


Don't fix when it's not broken. (壊れてないものをつつくな)

壊れてないものを改良しようとしてむやみにつついたことによって
以前の状態よりももっと悪い状態になる、ということがあることからよく使われる言葉だ。


私もその理念にのっとり、「いえ。どこも悪いところがないので今は結構です。」と
言い続けていたのに。


一週間前に歯のクリーニングと検診に行ったときに、
なんと右奥歯のフィリングが完全に半分なくなっているのと、左の小さなフィリングもなくなってた。


どうりで最近やたら冷たいものが沁みるわけだ。


ショックで、「あんたたちがクリーニングと称してほじくりかえしてたんでしょーがっ!」
という毒みたいなコメントが頭をよぎったが、そんなことは言わないクールなケイエス。


どうしようもないのでその1週間後のこないだ、その修復に再度歯医者を訪れることになった。


何がユウウツかって、右の奥歯のフィリングをやり直すためにはまず歯茎に麻酔をかけなければならなかったから。


私は注射針が大嫌いだ。


余談だが、私は注射針も嫌いで、タバコも吸わないし、鼻から吸引する風邪クスリも使えないうえ、
錠剤も上手く飲み込めないことから、
ケイエスは最も違法ドラッグを使用しそうにない人
って誰かに言われたことがある。


話を戻す。


で、その麻酔の注射針を見た瞬間からもう心臓がバクバクしていて死にそうだったので
とりあえず、いざと言う時のために、心臓マッサージやら「蘇生」ができるかどうか、担当のナースに聞いたら
みんな資格を持っているとのこと。

そしてもし必要ならば、私がケイエスの手を握っていてあげるから!とまで言ってくれた。

そしてしばらくしてドクターが入って来る。


余談だがこの医師、ものすごいイケメンなのである。

たぶん中東あたりの出身だと思うが、こんなイケメンに口の中を覗き込まれるなんてなんか心から
『平たい顔族でごめんなさい』って思った。情けねー。


話を戻す。


「君なの?麻酔がものすごく苦手で来た早々ストレスを感じて泣きそうなのは?」って言われた。


ケイエス「だって痛いの怖いもん♪(ちょっと可愛い子ぶってみるが、口を開いているため成功せず)」


イケメン「大丈夫。絶対に痛くないし、チクリともしないから。約束するから。僕、上手いんだ。」


**********


みなさま。あのですね。


私が世間知らずだったのか、歯の医療がとても進化しているのか...。
あんなにぐずった私がバカでした。


イケメンが何をしたかというと、歯茎に細かい振動を送るわけです。最初に。
口全体が携帯の微動モード(ぶるぶるってやつ)になっている間に麻酔をしたみたいなんだが、
そのぶるぶるの振動の方がインパクト大きすぎて針が歯茎に当たったのも全くわからなかった。

ああ、愉快愉快。


あっという間にフィリングの取替えが終わって、帰ろうとした矢先
イケメンが、これだけは気をつけてと言って来た。

『夕飯、食べてもいいけど、熱いものと噛む時は気をつけて』

ああ、フィリングが取れやすいんだねと思ったらそうではなかった。

なんでも、麻酔がガンガンに効いてるから口の中の感覚が全くなく
火傷しそうなぐらい熱いスープも平気だし、人によっては口の中を気が付かない間に
ぐちゃぐちゃに噛みちぎるのもいるらしい。


そういえば、今ほっぺたから口に向けて釘を刺しても痛くなさそうだなーと思いながら
なんかホラーな想像を抱きつつ、家に帰った。


家に帰ってもまだ麻酔は効いていて、
とりあえず食べる時はそろそろと、おとなしく噛んでいたけど
飲み物が口の間からこぼれてるのが全くわからず、これも注意しといてくれればなと思ったり。


ストローすらくわえる力ないし。


今は銀のフィリングがなくなって、セラミックになりました。


こんな簡単にすむのなら、全部の銀をセラミックに変えようかなーと考え中。


最初の理念はどうしたとか言わない。


**************


今日は祝日明けの火曜日で仕事がものすごく忙しかったのです。


この忙しいのに私はある問題で早朝5時半からドイツに電話をし
ほとんどお互いがケンカ腰みたいな険悪なムードな会話の連続でとっても嫌な1日の始まり方でした。


だけどお互いに口調はそうであれ、プロフェッショナリズムを大切にしているので
後を引かないように適当に丸く納めながら会話を終わらせるのですが
ものすごいストレス。

月末レポートもまだ手をつけてないっつーのに。



そんな日の夕方。


ハニバニといつものようにウォーキングに出かけました。


目の前に広がる夏の日の夕暮れ。





そして目の前に広がる...


















「おぉぉ。なんかすごいね。」


と、ちょっと足を止めて、ハニバニと目の前の風景を眺めていたら
なんかとりあえず、明日も普通に仕事しに行くか、という気持ちになりました。


『未来はそんな悪くないよ』


という感じの空でした。



************
こないだの祝日、レイバーデー恒例の行事で
インフルエンザの予防接種しに言って来たよ。みんなも忘れずにねー。


↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
コメント (7)

検査結果(胸部レントゲンのやつ)

2011年07月14日 | 歯列矯正

早々に結果からお知らせすると、結果は「異常なし」でした。

ご心配をおかけすると共に、心配してくれた皆さんの気持ちが大変嬉しかったです。

本当にありがとう。


******************


さて、結果を先に言ってしまったので、ここからは検査した日のことなど。



頭では、絶対に異常なことなんてあるわけないと思う強気のケイエスと
でもでも自分が全く知らない水面下では、知りたくない何かが進行していたらと思う
弱気なケイエスが共存していて、ジキルとハイドをうまく操りながら当日を迎えた。



病院の受付の女性の対応がすばらしくナイスで、冗談を言ったりして笑いながら
ああ、今そうやって笑っているこの場所が病院じゃなかったら、もっと楽しい気持ちになるのにとか
思った。



待合室で、雑誌を読む気分にもなれず、ぼんやりとドクターカトリーナとの会話を思い出す。

「もしレントゲンで何か異常があったら、そしたら次の工程はケイエスさんの場合
呼吸検査になるわねえ。」


要は、ガスマスクみたいな装置を口につけ、それで呼吸を調べ、肺にどれくらいの空気を入れて呼吸しているのか、
肺の許容量はどれぐらいなのかを調べるそうだ。



なんとなく痛くはなさそうなのでもしそうなった場合でも、
それならまだ精神的に大丈夫かななどと、駐車場がみえるその待合室でぼんやり考えた。



おもむろに名前を呼ばれて、脱衣室に連れて行かれた。
ここで上半身を素っ裸にし、アクセサリーも全部取り除き、病院の用意するガウンを身にまとい
再びそこの待合室で名前を呼ばれるのを待つ。


目の前に座っていたのは、10代後半と思われる女の子が彼女の母親と思われる女性と座っていた。


若いのにどうしたんだろうと、余計な詮索をしたくなる。


私の名前はすぐに呼ばれて、『X-Ray』(レントゲン)と書かれた、薄暗い部屋に連れて行かれた。


私が最後に胸部レントゲンを撮ってもらったのが20年前のことだったが、
あのころのレントゲンを撮る機械とは全く違って、とてもハイテクに見えた。


「すごい機械ですね」と思わず言ってしまわなかったのは
そのレントゲン技師(女)がまるでそのすばらしいハイテク機械と一緒に作ってもらったみたいな
ロボットみたいに機械的だったからかも知れない。


先ほどの病院の受付の人とは、冗談ではなく、人間と機械ほどの違いがある。


彼女は淡々と、質問するべきだけの質問をして、さっさとレントゲンの準備をする。


なんだかつまんねーと思ったが、ここで無駄話に花を咲かせて
うっかりミスでもされたら大変である。


実際に何年か前、別の場所で心電図を取ってもらったときに
その看護婦と楽しくおしゃべりを続けていたら、その彼女、引っ付ける管を
上下左右間違って私の胸に貼ってしまい、心電図がジュリアナ東京みたいになったらしく
当時担当医だったDr.Wangがびっくりして飛んできたことがあった。


やっぱりこういう仕事は淡々とやるべきことだけに集中してやった方が良いようである。



「みなさんに質問している事柄なので」と前置きして彼女は、


『今までガンと診断されたことは?』


と、聞く。


機械的に。


どうもあの手の単語にはぎょっとしてしまう。


「...ないです。私が知っている限りは。(最後、消え入りそうな声で)」


私の声のトーンが変わったので再び「皆さんに質問している事柄です。」と言ってくれた。


次の質問が、「タバコは吸いますか?」「今現在妊娠している可能性は?」
「今まで喘息、結核を患ったことは?」だったので
あー、本当に普通の質問事項だったんだと安心する単純な私が情けない。


レントゲンは後ろ向きから「バンザイ」した格好で撮られたのと、
横向きになってまた「バンザイ」した格好で撮られたのと2種類。


いずれも3分以内で終わったと思う。


出来上がったレントゲンを、そのロボットレントゲン技師が
ちゃんと撮れているかどうか確認する。


彼女と一緒に小部屋へ行き、一緒に出来上がった写真(写真じゃないっつーの)を見たかった。



「結果は2,3日のうちに担当医の事務所から電話で知らされますから。」


最後までマニュアルどおりの台詞で彼女は締めくくって、私はさっさとその場を離れた。



それからは結構何も心配せず、というか考える間もないほど仕事が忙しくて
なんとなく忘れかけたころに連絡があった、という感じである。



「肺に穴も開いていなければ、水も入っていません。影も見当たりません。
全く異常なしということです。またおかしいところがあれば来てください。」と
留守番電話に入っていた。


胸の「ぐ」という音はあれから全くしていない。


異常なしということなので、私の肺は異常なしということなんだねと
あたりまえのことを、そうかそうかと何度も納得するまで言い聞かせる。


誰にいうわけでもなく、「ありがと」と、言ってみた。



子宮頸がんの検査結果も大丈夫でありますように。


************
不要な衣類など、どこかの団体に寄付しようと集めている
物品をゲストルームに押し込んでいるんですが、手放そうとしたバスケットにミディが。



ミディを誰かに寄付なんて出来ないよ。


クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。








コメント (4)

憎きものシリーズ第二弾: 一酸化炭素報知器

2011年05月15日 | 歯列矯正


憎きものシリーズ第一弾は『白髪』であったことは皆さんのご記憶に新しいことと思う。


今回はその憎きものシリーズの第二弾なのである。



先週ハニバニは3日間ほど出張であった。


どういうわけだか、ハニバニが家を留守にするときに限って起こる現象がある。


まず我が家には火災探知機と一酸化探知機がたくさん設置されている。

最初に言っておくが、我が家は豪邸ではない。

ただ、各部屋に火災報知機を設置しておくと火災保険にディスカウントが利くこという点と
あとキッチンがガス式グリルだということ、それから温水もガス湯沸かし器(っていうの?)であるということから
地下室、渡り廊下、踊り場には一酸化炭素探知器が設置されている。


全部あわせて数えると9つほどある。


ハニバニが家を留守にするときに限って起こる現象とは、その探知器の一つが必ず誤報するということだ。

不意にあのけたたましいサイレンが鳴り響くのである。


セコムみたいなホームセキュリティーのサイレンもそうであるが、
どうして危険を知らせるサイレンっつーのはああも神経を逆撫でするような音なんだろう。


確実に耳に入ってこないといけない音だから、というのはわかるが、
何度も言うが、我が家はホワイトハウスではない。

あんな大音響でなくとも電話の呼び出し音レベルで十分だと思うのだ。


さて、話を戻す。


ハニバニの出張3日目の夜のこと。


報知器の一つが鳴り始めて、5秒ぐらいで鳴り終わる。


何度もくどいように言うが、我が家はホワイトハウスではないので
どこかで火災があれば、必ず臭うのでわかる。

よって、火災ではない。

一酸化炭素漏れというのは臭いがないぶんわからないが、
なんとなく私の感でそれは違うと察した(←かなりいい加減)。


誤報の確実な理由は電池切れにある。


問題はどの報知機の電池が切れているのかを探すことなのだが
とにかく警報がけたたましく耳を劈く勢いなので
探知器一つ一つに近寄っても全ての探知器が鳴り狂っているような感じなのである。


神経を逆撫でする音とはよく言ったもので
あれは人の神経をおかしくする。


あの警報が5分おき、10分おきに鳴り続けた末、
私の心臓の高鳴りは落ち着くことはなかったし、
お嬢らはずっとどこかに隠れていて姿を見かけなかった。


問題解決にはどうすればよいか?


答えは一つ。


全ての火災、一酸化炭素報知機から電池を取り外すということ。


私は取り憑かれたように一心不乱に壁、天井に設置された報知器から電池を外した。


これで大丈夫。


するとそこに妹から電話がある。


事情を説明したついでに数日前にも一酸化炭素探知器の誤報についても彼女に話した。


それは数日前の朝、私がヘアをセットしていたときのこと。

場所的に悪いのだが、私がヘアスプレーを撒き散らす真下にその一酸化炭素報知器がある。

とてもセンシティブなため、それが一酸化炭素でなくともきつい匂い、スプレー、変わったものでは
パスタソースの匂いにも反応する。

『じゃけんね、スプレーするときはその探知器をあらかじめ外すんよ。』


と説明したら彼女は「ふーん。」とそれほど興味も無げに言ったその次の瞬間、弾かれたように聞いてきた。



『...つーかね、一体どんだけスプレー吹きかけよん???』



ちなみに私はVO5のコマーシャルのように豪快にスプレーを振り掛ける。
細川たかしレベルとも言えよう。


電話を切ってから、やっと取り戻した静けさに安堵していたところ
私は再び怪奇な現象に連れ戻されることになる。


聞きなれたあの、耳を劈く、警報。


電池を全部抜いたはずの探知機の一つが、まだ鳴っている。





私は本当におかしくなってしまったのだろうか。

仕事のしすぎで、本当に神経が病んでしまったのだろうか。



座り込んだ2階のフロアで今も鳴り響く警報の下、朦朧としていた私の目が一点を見つめた。



それは2階の踊り場に設置されていた一酸化炭素報知器で、
そのもの自体をコンセントから引っこ抜き、それでシステムを解除したと思っていたが
じつは中に停電用電池が入っており、いくらコンセントから抜いたとしても
内臓電池が作動していることになる。

『おまえかよ。』

と、おもむろに電池を引き抜く。


全ての探知機を一心不乱で作動不能にし、寝室においては椅子に乗っても手が届かないことから
はしごを持って来て電池を引き抜いた。


あろうことか、問題の探知器は一番身近なところにあった一酸化炭素探知器であった。


私は白痴のように笑い、そして出来ることなら両足でその探知器をぐちゃぐちゃに踏んで壊してやりたかった。


その夜、やっと安心して出てきたお嬢らと一つベッドで深い眠りに落ちたことは言う間でもない。




*************



ハニバニの留守中恒例のケイエスの手抜きな晩ごはん。


月曜: ナポリタンマイラブ




火曜日: 朝ごはん




水曜日: ローストビーフ&ハムサンドイッチ



************
翌日の朝、ハニバニが無事に帰宅したのですが
私のいない間に引っこ抜かれた電池を元通りの状態に戻してくれていました。
「電池があちこち散乱してるのは目障りでね。」と。いい奴。



クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


コメント (8)

リテイナーの点検

2009年12月10日 | 歯列矯正
矯正が終わったんで、ケイエスの歯列矯正カテゴリーも終わったと思ったでしょう?

実はまだ続くんですねえ。
やっぱりリテイナーになってからも面倒みてくれる矯正歯科ですから。

久々のキャスパー君のオフィス。
今日は子供がいっぱいいたな。

言われてたとおりに毎晩欠かさずまじめに着用しているリテイナーを持参して
イスに座る。

間もなくキャスパー君登場。

「ずっと僕に会えなくて寂しかった?」顔の上で軽くウインクするキャスパー君。
「ええ。実は今日会えるのを楽しみにしていたんです。」目を細める私。

ちょっとした恋人気分な会話にも聞こえるが、
すぐにゲラゲラ笑うことでそれが単なる挨拶程度だということが明らかになる。

彼はかっちょいいのにキザなセリフが全く似合わない。
そういえば相当な音痴でもあった。(関連記事)

口の中をじっと見つめて、リテイナーの装着具合とか、かみ合わせとか
たくさん質問してきて、終わりに「ちゃんと手入れできてるねえ。」
と言ってもらった。

私もリテイナーって、最初はとても嫌でこんなのとほぼ一生付き合ってく
ことになるのかと思うと何だか面倒くさい気分だったが、
習慣にしてみるとなんでもない、なんかこう、寝る前に歯磨きをするのが
当たり前みたいに、リテイナーをつけるのも当たり前のことになっている。

慣れってすごいぞよ。

4ヵ月後にまた会いましょうといい、4ヵ月後の予約をして家に帰った。

矯正が終わったからと言って、はいおしまい、さようならというわけではないのだ。
ちゃんとアフターケアをしてくれるのっていいよね。
別に日本みたいに矯正するのに大金払ったわけでもないのに。

キャスパーくんとこで矯正してよかったよ~

**********

ところで今ハニバニは出張第2弾で、私はまたもや留守番。
今日は久しぶりにナポリタンマイラブ(ぶっ)を作った。



ハムを入れてみたんだけど、ハムのほど良い塩加減とケチャップの甘さが
絶妙に合うと思う。

こんな美味しいものを知らないアメリカ人は可哀想~
(ってハニバニは「おぇ」って言ったけどさ)

************
日本は忘年会シーズンですね。食べる前に飲む!ですよ(意味不明)。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
コメント (4)

カレーへの道は厳しい

2009年10月25日 | 歯列矯正
さて、リテイナー生活になってから早くも一週間以上が経過した。

口の中の違和感もさほど気にならなくなってきたし
会話困難も、自分で発音しといて自分で笑えてしまえるほど
惨めな出来事も減ってきた。

注: 「キャサリン」とは未だ言えず

金曜日、帰宅したら一本の留守電が入っていた。
それは私が年に2回、歯のクリーニングやら歯の検診をしてもらう歯科医から
だった。

どうやらキャスパー君とこのオフィスが私の歯列矯正の終了を伝えたらしく、
「おめでとうございます」とお祝いのメッセージを残してくれていた。

ああいうのって非常にうれしい。

小さなことだけど、わけのわからぬ安堵感というか、信頼感というか、
自分の歯を彼らに委ねてよかったわいと思うのだ。

だから私もどんな小さなことでも他人に親切にしてもらったり
他人のお祝い事を察知したら、
「ありがとう」とか「おめでとう、よかったね。」などの
言葉をかけることを忘れないでおこうとか思う。

さて。

ブレースがとれて、「おめでとう」以外、
友人や家族に真っ先に言ってもらった言葉は

カレーが食べれるじゃん!

ということだ。

あれから既に11日が過ぎたが、未だにカレーは口にしていない。

私がブレースを着用しているころは、ブレースが外れたらすぐに
カレーを食べるんだと意気込んでいたのに。

カレーに対して情熱を失ってしまったか?




...なーんてことは全くなく、
カレーに馳せる思いは今でも熱いままだ。

ではどうしたのかというと、
私にはちゃんとしたプランがある。

せっかく賭けに勝ち、ハニバニがディナーに連れてってくれるというのだから
2年ぶりのカレーとの、輝かしい再会はやはり

インド料理屋で

という思いがあるのよ。

車でちょっと飛ばしたところにね
インディアンレストランがあって、矯正前は良く行ってたんだけど
毎週末でもそこで食べたい!って思うほど美味しいカレーを
作ってくれるインディアンレストラン。

矯正を始めてから全く行くことがなくなって、
しかも矯正中にリーマンブラザーズが倒産なんてしてしまって
株が暴落してから、閉店するレストランの数がすごくて
あのインディアンレストランももうそろそろかも!などと
とても不安でしょうがなかったのだけど、
不況を生き抜いてくれているようだ。

先週の土曜日(ブレースをはずした最初の週末)は
いきなりハニバニの上司が主催するパーティーに呼ばれたので
行けなかった。

で、来週こそは絶対に行くもんね!とそのパーティーの帰り道から
今日のディナーを楽しみに一週間を頑張ってきたのに

今週も行けんかったんよ(涙)

いや、実はもう少しで行けるはずだったの。

レストランに向かう途中で、TARGETっていうお店に寄ったんだけど
そこを出るときに、ありえないほどの豪雨に襲われた。

傘持ってたけど、それでも「困ったな」って思えるような豪雨。
わかる?
ああ、降ってきたなっていうレベルの雨じゃないの。
なんかこう、気分がどんどん落ち込んでゆくような雨。

そういうときに限って二人はいろんな物をTARGETで
買い込んでいて、荷物が多かった。
傘なんてさしてても意味ないぐらい濡れて
あっという間に靴の中には水が入るし、頭の先からつま先まで水びたし。

それでも頑張ってレストランへ運転を始めたハニバニだったけど
途中で急に寒くなってきた。

濡れたままの衣類を着たままでいることの不快感。

あれはどんなに空腹でも、どんなにカレーに馳せる思いが熱くとも、
すべてのやる気を一気に消し去るような暗い力がある。

ちょうどいま風邪も流行っていることだし
しかも新型インフルもぼちぼち周りでブレークし始めたこともあって
このままずぶ濡れのヨレヨレのままプランを実行するのは
賢いとは思えなくなった。

結局そのままユーターンをし、帰宅して服を着替えてから
ピザの宅配をお願いすることにした。

今週もカレーは見送り(号泣)

ここで「どうして日曜日に再チャレンジしないのか」と
疑問に思う人がいると思うので付け加えておく。

私たちは日曜から木曜までが運動する日で、たいてい運動がある日は
外食を避けることにしている。

金曜はレストランは外食する人で一杯なので金曜日の外食も避けることにしている。

よって、土曜日が外食するには一番の日なんですね。

来週また再チャレンジします。
それまではカレーに馳せる思いをよりいっそう熱く燃やすことにします。

**********

そういえば先週パソコンを買い換えた。
買った理由は簡単。
先々週ぐらいにフロアチェンジ(カーペットからフローリングへ)の際
でっかいPC(私のPC)の移動ががどれだけ面倒で、
ノート型PC(ハニバニのPC)がどれだけ簡単かということを
ハニバニが改めて感じたから。

今まで使っていたのがこのでっかいPC。








今回ハニバニが買ってくれたノート型PC。




とっても使いにくくて嫌っす。


************
最近カレー食べた?

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。

コメント (8)

リテイナーって厄介だぞ

2009年10月20日 | 歯列矯正
さて、ブレースを外してもらってからほぼ一週間が経過した。

私は前回申し上げたように、リテイナーなるものを装着しなければならない。

リテイナーとは何ぞや?と思われる方の為に...

これです↓













ちょうど口から出して洗ったところでして
少し濡れているが、決して唾液ではないことを言い加えておこう。

歯列矯正には、ワイヤーでやる方法の他に
インビサラインというクリアな歯型をちょっとづつずらしていきながら
矯正する方法もあるが、私の歯はとてもインビザラインでは動かせない歯であったため
それはできなかった。

リテイナーはインビサラインととても似ている。

歯列矯正が終了した後も、歯は放っておくと動き始めるのだそうで
最初の一ヶ月は食事以外ではずっとしておくこと、
それから一ヶ月経ったら今度は寝るときだけでオッケーだが

一生続けてください。

と言われた。

そういえば前にもこういう記事ををアップしたことがあった。

せっかく手に入れたまっすぐな歯並び、
怠惰であることで失いたくはないぞよ。

だから食べるとき以外は真面目にリテイナーを装着しているのだけど
これがまた思ったよりも厄介だったりする。

まず、とても硬い。
歯にとても密着するうえにとても硬いので
付け外しが結構困難だ。

特に外すときなんて歯の全部がリテイナーと一緒に外れそうで
慣れるまでとても恐怖だった。

それと、リテイナーをはめているときの

会話困難

リテイナーをはめている状態では
歯と歯の間が空いていないため、発する言葉がなんだか変だ。

例えば、さ行とた行。それから日本語ではあまり発音しなくていい
「ふぁ」とか「ふぇ」。

実感したのだが、歯の隙間から空気を一緒に出すことで
発音できる言葉ってあったんだ。

キャサリンという女に電話をしたときのことだ。

こういうときに限って彼女が不在で他の誰かが出てくる。

リテイナーのせいで「キャサリン」と発音できない。
私の口から発せられるその女の名前はどうしても

キャトゥディン

としか聞こえないのだ。

電話を受けた女は「は?誰とお話がしたいと?」

KS「キャトゥディン(キャサリン)。」

女「は?」

KS「キャトゥディン(キャサリン)!」

女「...。」

KS「(もうやけくそ)名前のスペルは...」

女「ああ、キャサリンね!はい、はい。」

家ではハニバニが私の舌っ足らずを真似ては笑い転げる。


くそー。
いいもんね。
あと数週間でしゃべらなくていい夜間のみの使用になるもん。

我慢、我慢。


************
こちらで有名なニュースになった「気球少年」の話聞きました?
『やらせ』だったんですってよ!


↓  ↓  ↓

いつもありがとう。





コメント (6)

本当の痛みは最後に <歯列矯正終了>

2009年10月15日 | 歯列矯正

キャスパー君とこの駐車場にて。
ゴミ収集車のゴミの部分から突如現れたアライグマ。
ゴミをあさっていたところ、ゴミ収集車にゴミごと「すくわれた」らしい。
命からがら脱出して必死で車両にしがみつくアライグマ。
その後アライグマは心優しいゴミ収集車の兄さんが林に車を寄せてくれたことで
無事に車から飛び降りることができ、しぱぱぱっと林に逃げていきました。
一件落着。

***************


さて10月13日はブレースが取れる日。

寝る前にデンタルフロスをするのだけど、ブレースを着用してからは
デンタルフロスも糸通しみたいな道具を使ったりして面倒だったのが
それもこれからはもうないねと思うとなんだかしんみりしてしまった前日の夜。

オフィスに到着するといろんな人に
「とうとうこの日が来たね!」など祝福してもらった。

さて、ブレースを外す作業であるが、
助手が小さなやっとこ(?)のようなもので
いとも簡単にパチンパチンとワイヤーを固定しておくブラケット
を歯から外してゆくのには驚いた。

ナチョスやら、マッシュポテトを食べていたら外れてしまった
という人もいるようなので、簡単に取れても不思議ではないのだろう。

今までしっかりと歯にくっついていてくれたことがありがたい。

なーんだ。簡単じゃん。











と思っていたのが甘かった。

「ケイエスはこれからの作業がきっと苦痛かもしれないよ。」
とキャスパー君。一体何をしようというのか。

怪訝な顔をしたのかも知れない。
助手のシェリーが説明してくれる。

「今からブラケットを固定しておいたセメント(接着剤)を
こそぎ落とすんだけど、痛いから頑張ってね。」

痛いから頑張って

とはどういう意味か。

一抹の不安が脳裏を横切った瞬間に
電動研磨機を持ったキャスパー君が研磨を始めた。


あ  あ  あ  あ  あ。


ちょっと言っておく。

歯列矯正を始めるときにいろんな人の矯正ブログを読んだけど、
みんな矯正中のワイヤーの調整に関しては非常にリアルに痛みを
表現してるのよ。

だれもこの作業にたいして苦痛を訴えた人っていないから知らなかった。

あれは痛くないから?
それともブレースを外した時点であまりの感動で痛みを忘れるから?

これから矯正を始める人のために私は教えてあげる。

歯列矯正のプロセスで





この作業が一番苦痛でした




もぉ最悪。
痛みっつーか、なんていうのだろうあの感覚は。

冷たいものが苦手な人っているかな。
そういう人がキンキンに冷えた飲み物を口に含んで
それが歯にきーんと沁みる感じ?

脳天を貫くあのきーんです。

それが歯の表面全体で感じられる...っていう表現が一番だろうか。

キャスパー君とこでは今までいろんな恐怖を味わってきたが
これが最初で最後の一番の苦痛だったと言っても過言ではなかろう。

あぁ。思い出しただけで及び腰になってしまう。

それが終わったらもうぐったりで、まるで子供でも産んだみたいな
大仕事を終えたような顔してたかも知れない。

それが終わったら、研磨剤でキレイに歯の表面を磨いてくれて
(これは痛くなかった)
写真撮影の前に歯磨きしてもいいよと言われたので洗面台に立ってびっくりした。

おぉぉぉぉぉ。
昨日までブレースで覆われてわからなかったが
私の歯、きれいになっとる...。
(それと眉間の間に深い皺が入っとる←さっきの苦痛から)

感動が止む間もなく、今度はリテイナーの模りをしてから
顔と歯の写真撮影を終えて、その日の夕方にそのリテイナーの
受け取りの段取りを決めて、全て終了。

さあ、お待ちかねのビフォー&アフターの写真ですよ。
今回はK姐とmayumiさんのリクエストで大きめにUPしてみたよ。










Before:

これが








After:

こんなになっちゃうの!




ああ、我ながら以前はすごい歯並びだったのねと思う。

これから歯列矯正をしよっかどうしようかと思ってる人、
是非挑戦してみてくださいと大声で言いたい。

私は今まで無駄に大金を使ってきたことがあるが、
歯列矯正は今まで生きてきて最高に意味のある経費だったと思う。

自分に投資することがこんなに素晴らしいものだと感動した。

2年も長いようで終わってしまえばたったの2年でしかない。

職場に戻ったら、同僚は私と同じぐらい感動しまくった。
かつて職場一歯並びの悪かったのが、職場一きれいな歯並びになったのだから。

その日はいろんな人に歯を見せまくった。

さて、家に帰ったら待ちきれないハニバニがガレージまで出てきた。

早速ブレースの取れた歯を、思いっきり「いー」をして見せる。

ハニバニの一声。





あんた誰?





11月1日前に歯列矯正が終了したことで
まだまだ矯正は終わらないと言い張っていたハニバニの敗北が決定。

さて、素敵なディナーのプランでも立てるとするか。

(これからぼちぼちリテイナーの話をしますね)

************
一言、感無量でございます。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。






コメント (14)

その日は突然に (歯列矯正 通院16回目)

2009年10月07日 | 歯列矯正
月曜日に家のメインベッドルームとオフィスをフローリングにするために
家具を全部移動させたりなんかでPCへのアクセスが全く出来なかった。

PCって便利だけど、それを奪われるとすごい打撃だね。
ライフラインが不通なんだもの。

**********

今日、ワイヤーの調節でキャスパー君に会いに行ったのだけども
椅子に座る直前にこう尋ねられた。

「ケイエス、歯の調子はどう?」

調子は?って、ずっと前からすでにパーフェクトだと私は思っていたけど、
それを否定してきたのがキャスパー君、あなただったでしょう?

そう答えながら私は椅子に横になり
キャスパー君はゴム手袋をした指で私の口を広げたりして
たまに「大きく偽のスマイルをしてみて」と注文したりしていたが
ちょっと黙ったかと思うと

「僕はもう仕上がりに満足してるんだけど、ケイエスはどう思う?」

私の頬が急に桃色に染まったかも知れない。

「今日当たり、はずそっか。」








ソノ ヒハ トツゼン キタノデス







人間というのは、大きな感情の波に呑まれると
言葉を失ってしまうのか
私は何も言えず、ただ大きな笑みを湛えていたと思う。

「ただね、ちょっと時間がかかるんだ。
ブレースを外すのは簡単なんだけど、歯のポリッシュとか
写真撮影とか、リテイナーの作成とか。」

う。

まさか今日その瞬間が訪れるなんて夢にも思ってなかったから
帰り道に郵便局へよろうと思っていたし、
帰ったらすぐに夕食の準備しようと思ってたし

そんな時間ない(涙)

結局来週へ「見送り」ということになったが、
帰宅途中の私の頭の中はもう

お花畑でクルクル踊るワタクシ

ニヤけてしまって、ただでさえ締まりのない顔がもっと
だらしなくなる。

どうしましょう、来週ですってよ!

来週は午前中にそのブレースを外して写真撮影やらがあって、
午後は午前中に作成したリテイナーをつけにまたキャスパー君とこに行くんだ。

これは前回(8/25)の写真。



これが今回(10/6)の写真。



もうええって?


ハニバニが帰ってきて、来週のことを伝えて
「11月1日より前にブレースが取れるってことは
あんた賭けに負けたってことよ。ディナーおごってもらうし。」
というと、

「まじで来週なん?」

と、彼も私と同様トツゼンの「その日」の到来に驚いておった。

ああ。来週か。
髪をしっかりカールしてセットしとかんとね。
写真撮影あるしね。(←馬鹿炸裂)


************
日本は台風が近づいているそうですね。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。



コメント (6)

まじ怖かった (歯列矯正 通院15回目)

2009年08月26日 | 歯列矯正
この通院もカウントダウンしてきたかなって思いながら
キャスパー君に会いに行ってきた。

もちろん今回も私が聞きたいセリフを聞けず、
「もう少しこのまま閉め続けていこうね。」
という前回と全く同じセリフを聞いたぐらいだ。

「どこをどう締めると?もう歯と歯の隙間は無いように思いますが?」

するとキャスパー君、今回図解説明入りでこう始めた。

「まずね、歯ってのは長方形ではなくてなんとなく丸かったりするでしょう?
で、そういう歯どうしが隣あわせだと絶対に歯の根元に隙間が残るわけよ。」

ふんふん、なるほどね。
言われて見れば、上前歯とその横の歯、くっついてるのに歯の根元に隙間あるね。

「で、今回、その歯どうしがくっついたときに歯の根元に隙間が
できないように、歯の輪郭を整えるからね。」

は?
歯の輪郭を整えるってどういうことだろう。

あっと言う間に彼は金属のテープ、セロハンテープみたいなものを
持ってきて、その歯と歯の間に滑らせたかと思うと、
ネイルの形を整えるのと同じ要領で、私の歯を削り始めた。

どうやらヤスリのテープ型(?)みたいだった。

歯と歯の間に「まっすぐな」隙間を作るようだ。

説明は簡単だが、これは患者にとって
かなり苦痛な作業だった。

歯にヤスリをあてて、ガリガリゴリゴリ削られることを
想像して欲しい。

痛くはないが、何だか頭蓋骨から聞こえてくる音のようで
頭を削られているような錯覚に陥る。

いつ神経にさわるかと思うと、気が気ではない。
それが一番の恐怖だった。

だって、こちらからは全く見えないのだよ。

歯がどうなっていってるのかという過程が全くわからないのだよ。

何度も言うが、痛くはないが
あの感触と音が、今までには味わったことの無い
恐怖であった。

そのテープ型ヤスリである程度の隙間ができると
今度はキレイに歯の輪郭を整えていく過程に入ったようで
キャスパー君の手には

ペン型ヤスリ (しかも電動)

が握られていたわ。

あれ見た瞬間に、
今日は生きておうちに帰れないのね
などという絶望感が湧いてきた。

私は見えない恐怖に対してかなり小心者なので
心臓が張り裂けんばかりに鼓動を打って、
そのまま息絶えそうだった。

「心臓麻痺で気を失いそうなくらい怖いんですが。」
と本気で言ったら、

「心肺蘇生装置あるから大丈夫。」

って言われた。

冗談か本気かわからんかったけど
笑えなかったのは確かだ。

全てが終わったときは、
久々に意識が朦朧とするような感じを受けた。

「仕上がりにはケイエス、絶対に気に入ると思うよ!!!」

と励ましのお言葉までかけてもらったが、
今回はまじで、本気で、笑みを返せない。

車に乗り込んですぐにミラーで歯を見てみる。

ホントだ。

隙間が大きくなってて、しかも側面同士がまっすぐだ。
これなら歯がこの先隣同士になってもきれいにまっすぐ並ぶだろう。

精神的に疲れてはいたが、
仕上がりを想像して
ちょっとだけ気が浮かれた。

こういう「励み」でもないと、歯列矯正なんてやってらんない。

励みのない歯列矯正なんて拷問ね。


**********

さてさて、これが前回(7/15)の写真。



そしてこれが今回(8/25)の写真。



変わり映え、全く無し(涙)

**********

今夜はワイヤーの調節で歯がじんじんするので
柔らかくて色素の少ないスープにしたよ。


Chiken Dumpling Soup

さっきウォーキングしてきたので
今はすっかり空腹でございます。


************
豚インフル、思ったよりも厄介ですね。
あのティム(覚えてますか)が感染して会社にやってきたら、私たちはどうなるんだろう。


↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
コメント (4)

だから歯医者は嫌われる (歯列矯正 通院14回目)

2009年07月16日 | 歯列矯正
昨日と今日で歯医者続きだったケイエス。

昨日は半年に1度の歯のクリーニングを兼ねた検診で、
今日はワイヤー調節。

上のタイトル、実は「嫌われる」のは矯正歯科医のキャスパー君ではなく、
クリーニングをしてくれる別の歯医者の方の話になる。



皆さんの何人ぐらいが定期的に歯のクリーニングを受けているだろう。

私はこのクリーニング、結果的には「まあまあかも」と思うが、
行く前になるととても憂鬱な気分になる。

だって痛いんだもん。

私は決して歯茎に問題があるわけではないし、
治療せねばならない虫歯があるわけでもない。

あのクリーニング自体が、かなりの苦痛だ。

ハイテクな機械でクリーニングしてくれるのはありがたいが、
何が私を追い詰めるがごとく、苦痛な気分にするかというと、



なのよ。

あの歯医者特有のあの
キュイーン、キュイーン、キュイーンね。

お分かりでしょう?

何度も言うけど、歯医者って結局相手に何をされてるのかが
わからない。

見えないから怖いわけで、その見えない恐怖ってのは
自分で勝手にいろいろ想像してしまうから、
想像力に長けてる私にとっては、その音で精神的な苦痛をしいらげられる。

かなり出血しているのではなかろうか。

これが一番の恐怖どころであるが、
助手のゴム手袋をチラ見する限り出血はさほどないようだ。

「その音を聞くだけで私の心拍数はアブナイほど上昇するのです。」

音の恐怖が終わったあと、力なくそう助手に伝えると、
彼女は、

「ケイエスさんってほんっとに面白いわねえ!」と笑う。

何がそんなに面白いのか。

その後は、仕上げにあのペンのような、先がかなり尖がったやつで
歯茎と歯の間をぐりぐりがりがりとえぐられる。

ふと、

もしかしたら彼女は私のことが憎いのかもしれない。

と、なんとなく陰気な思いで頭が一杯になる。

その間も、私の心拍数は上昇しっぱなしだ。

まるで拷問。汗が噴出す。

全てが終わり、いつものように手土産をもらって
私は腑抜けのようになってその歯医者を後にした。





**********

そして今日はワイヤー調節だったのだが、
ここはいま夏休み真っ只中で、子供の患者が山のようにいた。

今回は私は簡単にワイヤーをぱぱっとかえるだけで
特に面白そうな装置をつける必要もなく、わずか20分たらずで終了。

これはもしかすると、フィニッシュラインが近いかも!!!!

胸を躍らせた私にキャスパー君が言う。

「もう少しこのまま閉め続けていこうね。」

...どこに隙間があるというのだろう。

さて、これが前回(5/28)の写真。



これが今回(7/15)の写真。



あまり変わり映えがなくてつまんない。

っつーかね、矯正するよかフェイスリフトはどうかしらと、
笑い皺を見て、ぼんやり思う。

**********

家に帰ったら、「システムの異常が発生したのでチェックしに
会社に戻って欲しい」と留守電にあった。

もう一気に夕飯作る気がしなくなったよ(涙)
システムのお仕事なんて、会社の奴隷ですから。

外食も考えたが、やっぱり平日は質素に、健康志向でいくのだ。

今日の夕飯は


ローストチキンとアボカドサラダ

いつものごとく、盛り付けがいい加減なケイエス。
チキンとアボカドの下にはレタスとキュウリとトマトがどっさり盛り盛り。

それを2人でもさもさ食べて、
私は職場に戻った。

早朝に呼び出されるよりかはましかも。

************
もうすぐ梅雨明けですね。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。









コメント

矯正歯科医の自信 (歯列矯正 通院13回目)

2009年05月29日 | 歯列矯正
今日はワイヤーの調整でキャスパー君に会いに行ってきたのだけど、
昨夜から、私は鏡を覗き込んではなんだかワクワクしていた。

ハニバニが「なんでニヤニヤしよるん?」と聞いてくる。

なんかねー、ちょっとした良い胸騒ぎがするのよぅ。

「明日のワイヤー調節、家に帰ってくるときはワイヤー
してないかもよ。」

ハニバニはいつものように、「また彼女の妄想癖が始まったか」
といわんばかりに笑う。

しかしだ

口の中、どう見てもまっすぐ揃っているし
これからどこをどう動かすというのだ。

私は医者ではないが、素人でもこれぐらいの判断はできるよ。

でね、話は戻って、今日ワイヤー調節に行ってきたわけだけど、
なんとキャスパー君からの驚きの一言に、私は思わず瞬きすら忘れそうになった。

「むーっ。どうしてこの歯、全く動かないんだろう?」

あの、一体どの歯のことでしょう?

「こことここがね、前回と比べてもほとんど動いてないよ。」

と、とんがったペンの先のようなものでチョイチョイと
つついて教えてくれるが、昨夜チェックした限りでは
全てパーフェクトだったと記憶する。

彼から発せられた思わぬネガティブなコメントに
ケイエスは暫し無言。

やっぱり、素人には判断は無理だったか (←当然だ)

それからキャスパー君は助手に次々と今回の作戦を指示し、
私には何度も口の開閉を命令して歯の噛み合わせをチェックし、
いろんな角度を変えては私の口の中に穴が開くかと思われるほど
凝視した。

私はすっかり意気消沈し、言われるがままに口をパクパクしながら
天井をぼんやりと見ていたら、
不意をついてキャスパー君がこう聞いてきた。

「Xデーはいつだったかな。」

口の中にキャスパー君の指が入っているので話づらいが、
「は?」と聞いたつもりで「はぇ?」と聞こえて
鼻の穴が全開になるほどおかしかった。

「旦那さんと賭けをしてるんでしょう?いつがケイエスのゴールだったかな。」

「11月1日ですよ。」

そう言いながら膨らみかけた鼻をさする。

「どうにかそれまでにワイヤー、外してあげるから。」

そう言って、キャスパー君は他の患者さんの椅子へと去った。

おぉぉぉぉ。
なんと耳に心地良い言葉だろう。

医者が自分のやってることに自信を持ってて、
しかも患者にそう言ってしまえることがカッチョよいではないか。

気を取り直して(単純明快それはケイエス)

前回(4/18)の写真



そしてこれが今回(5/28)の写真



もー、なんか全然変わってないんですが。

そういや、今回は今更こんな物まで初登場。


ゴム ゴム

右上の犬歯と右下の臼歯に引っ掛けていて、
すごい力でお互いを引き合ってます。
うっかりあくびしようものなら痛い目にあいます。

その犬歯の向きがキャスパー君の気に召さないようです。

**********

そういえば、今日は5月28日。
ハニバニのバースデー。

バースデーディナーは!



エスニックシュリンプとアボカドマヨソース、スパニッシュライス
それからほうれん草。

特に豪華ではないけれど、週末にでもまた外食してくるよ。

ちょくちょくコメントしてくれる「ゴニッパさん」もハニバニと同じ誕生日なんですねー。
ゴニッパさんも、お誕生日おめでとう!

************
日本はすっかり華の金曜日ですね!T.G.I.Friday!

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。

コメント (2)

ケイエスの苦悩(3)

2009年05月11日 | 歯列矯正
ケイエスの苦悩(2)

金曜日の話になる。

金曜日はハニバニと一緒に休みをとり、
朝から小さな用事を済ませた後で
天気もとても良かったこともあり、何か美味しい物が食べたくなった。

しかし私の口の中では依然として同時多発テロが活発に活動を続けており、
美味しいものなんて食べてる場合じゃないよなと思ったが
テロごときに食欲を奪われてなるものか。

その日のランチは



BBQ

前日、例の口内炎パッチを使ってみたものの
今回は広範囲ということもあって、効き目が出なかった。

しかしいつものように、食欲が旺盛な私だ。

だって食べたいんだもん

これだけ精神的に元気だ。
痛みなんてどうでもええわい。

トウモロコシはさすがに口の中の密着度が濃いのと(何それ?)
矯正中はトウモロコシは禁止されてる食べ物の1つなので
ハニバニにあげたが、
それ以外はもちろん完食。

今回も涙を浮かべて食べたが
それはそれは美味しいランチであった。

あまりに食べっぷりがいいので、ハニバニが
「本当に痛いの?仮病じゃないよね?」と
言ったぐらいだ。

ハニバニよ。

私の目に光る痛恨の涙が見えぬか。

しかし、食べ終わってから同時多発テロの活動が
一層激しいものとなった。

っつーかね、やっぱりあんなにモリモリ食べたのが悪かったみたい。

その夕方から本気で痛くなった。
舌も、
口内炎も。

あまりに痛くて、頭痛までしてきた。

頭の中でバイオリンが、

キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ

と高音で鳴らされているような感じだ。

翌日の土曜日なんてもっと悲惨で
しゃべるのももう嫌になるぐらいの痛みにまで達した。

私のあまりにも惨めな容貌がハニバニの心を悲しませるのか、
「薬局の薬剤師に何かアドバイスもらってこようか。」
と言って、私を連れて近所のドラッグストアへ。

薬剤師の勧めに従って、
そこでオラジェルという、口内用の痛み止めを購入した。

このジェル、すごいよ。
つけた瞬間は気を失いそうになるぐらい痛いが、
それを我慢したら、なんと数秒で痛みが消えるんだから。

痛みが消えるっていうか、麻痺するっていう感じかね。

だけど、痛みが麻痺してる間に食事を済ませると
20分ぐらいですぐに痛みがまた蘇ってきた。

効き目は速いが、持続性はないようだ。

説明書には、1日4回の使用が許されているので
ジェルの使用は食事のときだけに制限した。

痛みが全く引かず、
舌の痛みにいたっては、日が経つにつれて悪化しているようなので
月曜日に病院に行くことを決意した。

母からさっそくメールで

「口の中をキレイにしたいのはわかるけど、いい怪訝にしなさいよ。」

と忠告してきた。

そうだよ、母。母の言うとおりだよ...
もうガリガリしません。

前回の記事のコメントで、Kkoさんに温かいコメント(アドバイス)を
頂いた。 (Kkoさん、大変お世話になりました♪)

Kkoさんのアドバイスに、ビタミン(特にビタミンB郡やC)の摂取のことが
ふれられており、
もしかしたら栄養が偏っているのでは?と改めて思った。

ビタミンの入ったドリンクでも買って飲んでみよう。

**********

そして今日。

なんと舌の痛みが嘘のように引いているのだ。

箇所によってはチリチリと感じる場所もあるが、
バイオリンの狂わしい高音を思わせる痛みがなくなった。

口内炎も見た目にはまだそこにあるが、
これも痛みがだいぶん落ち着いた感じだ。

でも油断してはいけない。

さっそくスーパーで総合ビタミンの入っているドリンクを購入して
飲んだ。今週は毎日飲もう。

この分だと、病院には行かなくても良さそうだ。

痛みが減ると、世界が急に明るくなるから
私も単純だと言えば単純だ。

普通に食べれるって、最高にいいね!


************
さて今日は母の日。母、電話でも言ったけど、いつもありがとね。
これからもますますお元気で。


↓  ↓  ↓

いつもありがとう。






コメント (4)

ケイエスの苦悩(2)

2009年05月08日 | 歯列矯正

今日は竜巻警報が発令されるかと思った


ケイエスの苦悩)(1)

口の中がとんでもないことになっている。

口内炎まではならないだろうと思っていた赤いぽちを発見したのが
火曜日。

なんと今日それが本物の口内炎と化して私を苦しめている。

それがあろうことに、2箇所、隣り合わせで並んで出来ている。


しかも

水曜日の朝に気がついたことだが、
舌が痛い。

詳しく言うなら、舌の先から中心にかけて
ビリビリと、火傷を負ったような痛みがある。

1日置けば、痛みも引くだろうと思っていたが
1日経った今日は、痛みが昨日よりも増しているような気がする。

一瞬、変な病気に罹ったのではないかとぞっとしたが
そういえば心当たりがある。

**************

私は歯磨きをする際、舌もゴシゴシと磨く。

舌にはバクテリアがびっしりとついているので
それを取り除くがごとく、いつも「おぇ」となる寸前まで
結構ゴシゴシとやっていた。

いつからか、ブラシだけでは物足りないような気がして、
上前歯でこそぎ落とすように舌をガリガリやるようになった。

火曜日の夜、いつものようにそれをやっていて、
思いっきり前歯に力を入れたような気がしたが、気にもしていなかった。

痛みが訪れたのが水曜の朝だから、
やっぱり原因はそこにあると思う。

それにしても痛い。

火傷の何倍もの痛みだ。

舌の表面の小さな突起物を全部破壊してしまったのだろうか。
熱いものはもちろん、冷たいものも沁みる。

歯に当たっても痛いし、
話すことも面度になってくるほど痛みがある。

しかも口内炎まであるから
まるで、私の口の中で発生した

同時多発テロ

みたいだ。

病気ではないので、もちろん胃腸が元気だから
お腹がすく。

しかし食べることが拷問さながらの苦痛だ。

口をどう動かしても、必ず食べ物が口内炎、もしくは舌の先に
当たってしまう。

今日、夕飯はチーズバーガーを食べに行ったが
目に涙を浮かべてチーズバーガーを食べる人間を
今まで誰も見たことがなかったろう。

私に会うまでは。

ハニバニ曰く

「涙が出るほどだから、相当痛いのはわかるけど、
それにしてもキレイに全部食べたね。」

だって、胃腸が平気なのと、お腹がすいているから
とにかく食べたい。

痛い~!なんてひ弱なこと言ってられない。

しかし完食してみて言うのはなんだが、
大変苦痛であった。

今夜は例の口内炎パッチをして寝よう。

明日は舌の痛みも少しは安らいでるといいが。

...鎮痛剤も飲んで寝よう。


************
楽しい週末を!

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


コメント (4)

恐怖はあなたと共に (歯列矯正 通院12回目)

2009年04月18日 | 歯列矯正
何度も言うが、素人の目から判断すると
歯並びがすっかり最終段階に入ってきたようだが、
プロに言わせると、それは最終段階のステップワンにすぎず、
今回もキャスパー君は

「不意打ちをかけて、実は今日ブレースを外そっかな。」

などと、ファンタスティックな言葉はかけてはくれなかった。

それどころか、

「今回はまたより一層締めるからね。」

などと言う。

あの痛恨の出来事はまだ記憶に新しい。

今回もあのような思いをしなければならないのだろうか。

実はね

そういうこともあろうかと思って、
前日に「明日からはこれは噛めまい」というような、
チーズナチョスを作って食べたのよ。
それが水曜日のディナーだったの。



母に「またこの娘は夕飯にお菓子なんか食べてから」
と、悪態をつかれるのは目に見えているが、
しばし耳を塞ごう。 「今日耳、日曜」ととぼける手もある  ←古

パワーチェーンでぐいぐいと締められながら
やっぱりナチョス食べといて良かったな、としみじみ思う。

それにしても今日はやけに締めるな。
なんか、すごく居心地が悪い。

こういうとき、想像力がたくましいと困る。

助手がどういうふうに道具を使っているかが見えない。
見えないから、それが恐怖なのであって、
その恐怖は私の頭の中でどんどんでかくなってゆく。

まるで歯を折られるような圧力だ。

今回は本気でぞっとしたので、

「ちょっと待って。気持ちが悪いんだけど。」

と言うつもりで、人差し指を立てた。

すると彼女は真っ赤になって、そして大きくため息をつき、

「どうしよう。今回は私もちょっと怖くなってきたの。」

という。

本気で怖いのは私の方ですがね?

と思ったが、年上の貫禄を見せ付けちゃおうと思った私は

「Take time.ゆっくりやればいいのだから。」

と言ってしまった。

心の中では一刻も早くおうちに帰りたい!と思っていたのに。

彼女も汗をかいていて、私も手に汗が噴出していた。
ふと質問したい気分に駆られる。

「今までこの作業中に、患者の歯を折ったことってある?」

すると彼女は、はっとした顔をしたから、
やば。この子、まじですごい失敗をしたことがあるんじゃね。
と気を失いかけたが、彼女はこう言う。

「実はですね、同じ質問を別の患者から今朝受けました。」

ということは、同じ恐怖を味わった気の毒な患者が私の他にも
いたのだ。
そっか。同士がいるとわかっただけで、何だか気が楽だ。(←意味不明)

「だけど、患者の歯を折ったことはないです。
もしアクシデンタリーに折ってしまったら、その日は
私がこの職から退く日です。」

そうきっぱりと言ってくれたので、とても安心した。

なんやかんやのバトルを終えて、
彼女も私も衰弱しきっていた。

今回はパワーチェーンがキツイやつを使ってるのと、
ワイヤーも太いのを使っているから難しかったのだと
彼女は語った。

ある意味、気の毒な「同士」とは彼女と私だったのかも知れない。

さて、これは前回(3/5)の写真。



これが今回(4/16)の写真。



ワイヤーが太くなってること以外、
全く変わり映えがないな。

オフィスを出るときから、痛みが始まったので
急いで家に帰り、痛みが本格的にならないうちに夕食を。


チキンのガーリックソテーとお野菜(うわさのアスパラガス)

そして今日、なんと予想した痛みが無く、
うれしいようなガッカリしたような。

これだと明日はマックのチーズバーガーが食べれるね。


************
みなさん、楽しい週末を!

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


コメント (2)