バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

豚インフルエンザ

2009年04月30日 | アメリカ生活
こないだ友人のエムからメールがあった。



そのメールのタイトルが、

『フェーズ4』

とあり、私はエムが最近見た映画の話をするつもりだなと思っていた。

そう、私はエムがメールをくれるまで
この豚インフルエンザの猛威なんぞ、知りもしなかったのである。

(仕事が忙しくてニュース見てる暇なんてないじゃん?)

っつーか、職場で誰もそんな話してなかったし、
家でつけっぱなしにしてるCNNで、ちょこっとインフルエンザの
話は小耳に挟んだ気がしたが、

インフルエンザなら予防注射うけてるしね!

って思って気にもしてなかったのだ。

それが今ではこんなに大騒ぎになるまでの
世界恐慌になるとはね。

ちなみにこの豚インフルエンザ、英語では

Swine Flu (スワイン フルー)

と呼ばれていて
そのことをエムにメールで伝えると、

「それが新型インフルエンザの名前?何か優しい感じじゃね。」

と、言ってきた。

まさにそうだ。

スワインフルー。

人の命を奪うほどの猛威を振るう菌というよりも、
どちらかというと、悪いばい菌から人の命を救ってくれる
爽やかな「お薬」という響きがするではないか。

タミフルというインフルエンザを治す薬があるからなのか。

続けてエムは、

「そういえばケイエスは、菌とか感染とかいうキーワードが
ダメなんじゃなかったっけ?」

と聞いてくる。

そう。私は過去にばい菌が怖くて必要以上の手洗いを実行し、
行く果てには

お手洗い症候群

という名の潔癖症の病気を患ったことがあるぐらい、
ばい菌、感染という言葉にとてもナーバスになってしまうのだ。

しかも、このスワインフルーの姿



ああ、眩暈がしてくる。

これ見てよ。まるで豚の内臓をイメージさせるような
あのクネクネとした曲線を。

豚は食べるのは大好きなんだけど、
今回のことで変なところで豚が脚光を浴びてしまって
なんだか豚が気の毒だ。

私が住むVAでは患者がまだ確認されていないが、
周りに大きな国際空港が3つもあるので
そろそろ感染した人がでてくるのではないかと思う。

そもそもアメリカで発病した人の症状が軽いことと、
一人を除く全員が回復に向かってるということから
アメリカではまだそんなに大騒ぎという感じでもない。

私が勤める会社でも、今日から
各エレベーターのボタン付近に殺菌用のジェルが取り付けられたが
マスクにいたっては配給されてないしね。

ハニバニは言う。

「アメリカ人はマスクをする習慣もないから
正しいマスクのかけ方も知らない。」

マスクの着用なら日本人にはお手の物だろう。

で、フェーズ5になったんだっけ?

それにしても、このスワインフルーの一番の
防御策は、手洗いをマメに行うことだそうだ。

私の得意分野じゃん。

************
みなさんもゴシゴシと手を洗いましょう。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


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駐車場 (悪夢は続くよ)

2009年04月28日 | お仕事
今月の頭にくじを引き、月曜日が当たった。



何のことか。



それは今をも続く、会社の駐車場が関係する。

このブログを昔から読んでくださってる方々はご存知だが、
私は以前からしつこく、駐車場に関する文句を書いてきた。

(知らない人はここから読んでみてください)

いつかはそうなるのではないかと思っていたが、
ついに駐車場が足りなくなってきたようだ。

午後から出勤してくる人もけっこういるのだけど、
その社員が車を停めるスペースが全く確保できなくなってきたらしい。

どうするのだろう?

と思ってはいたが、所詮は対岸の火事だと思っていたので
そこまで私は心配していなかった。

ところが、数週間前。

会社規模の、大きな会議があった。

そこでいきなり発表になったこと。

それは

テレフォンカウンセラー以外の職種に就く人のみ対象

平日5日間のうち、1日を少し離れた大学に駐車するべし

大学からはシャトルバスが送迎してくれます!

というものだった。

会社側も予想はある程度していたと思うが、
これに対して「テレフォンカウンセラーではない社員」
が激怒をぶつけまくった。

私もその一人だ。

テレフォンカウンセラーは、会社にとっては
最前線で戦う主力社員だ。

会社にとってはその戦力を決まった時間に
確保したいと思うのも無理はない。

だから、私のようなアナリストはもちろん、エンジニア、
秘書、事務員、銀行の窓口のお姉ちゃん、メールルームの人々、
マネッジメントに至るまで、

オペレーターが使うあのヘッドフォンを使わない人は全て
会社に車を駐車してはいけない日が月曜から金曜までの5日間のうちに
1日だけある。

大学と会社は、車で10分弱というところだから
そんなに悪くはないが、
やっぱり不便極まりない。

そして、私が引いたくじが月曜日のイエロータグで、
イエロータグを持ってる車は今日は会社に駐車はさせてもらえなかった
ということだ。

会社の入り口でセキュリティーがね
目を皿のようにして見張ってるわけよ。

違反すると1回目は許してもらえて
2回目は一番上の何とかかんとかプロデューサーっつう肩書きもってる
人にちくられて、
3回目にはなんと、車のタイヤに金具を付けられて、
運転不可能にさせられるの。

罰金($25)を支払って、その金具を外してもらえるのだけど、
クビになることを覚悟っていうから生意気よね。

そんなこんなで

今日は会社には車を持ち込めず、
シャトルバスを待たなければならなくて
私は不機嫌。

ちなみに、1日約300人の社員が会社に駐車できないしくみ。

友人のK姐なんて私のことよく知ってるけど、
私はお金を無駄に使うことが大嫌いで
こと時間を無駄にすることなんて我慢ならない。

この無駄に「待つ時間」ってのが大嫌いなのよ。

今日帰るときなんてね、
主任のテレサに止められて仕事の質問をされてしまって
目の前でシャトルが行ってしまったわ。

私を置いて走り去るシャトル。

この気持ちわかる?

すっごい悲しかったわよ。
取り残された気がして。

次のシャトルが戻るのに15分も待たされた。
日ごろ「待つ」習慣がない人間にとって、
「待つ」ということなんて、拷問に近いと思ったね。

でもまあ、月曜日は終わった。

関係ないけど、今日の晩御飯。



そんなに食べたくなかったティラピアとパスタサラダ。
でも食べたら意外と美味しくてちょっとうれしかった。


さあ、これからの月曜日の起床は4時半(涙)

早起きは3文の得なんだよね!(←やる気全く無し)


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これからケイエスの月曜日の愚痴はもっと増えますからね♪

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
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フリスキー 4歳

2009年04月26日 | 猫の話
日にちはすっかり変わってしまったが、
4月24日はこの方の


二足歩行も可能 (←嘘)

4歳の誕生日。 Happy Birthday, Frisky!!!

ミディと比べるのがいけないが、
彼女は実に元気だ。

やっぱり若い猫っつーことだろうが、
若いって本当にいいなと思う。

毎日、その日その日を自分なりに好き勝手に生きるだけ。

ミディを追いかけたり、ミディに追いかけられたり
ミディをパンチしたり、ミディにパンチされたり

今年もたくさん私たちを笑わせてくれる、
かけがえのない家族の一員だ。

ミディがフリスキーを大切な存在だと思っているかは定かではないが、
少なくともフリスキーはミディが大好きで
寝るときも彼女とくっついて寝ると安心するのか
たいていはミディの体のどこかにくっついて寝るのが常だ。


ミディのお尻のね、適度な硬さと暖かさが睡眠を誘うのよ

誕生日だからといって、特にプレゼントはないが
そのかわりに彼女の体をたくさん撫でてあげた。

少しして彼女の体がゴロゴロといいだすのだけど、
実はそれが聞きたくてやったとも言える。

猫の、気持ち良さそうに体がゴロゴロ言うのを聞くと
とても癒される。

ありがと、フリスキー。

今年も元気でいっぱい走り回ってね。


***************

さて、久々にハニバニと過ごす週末。

今日のランチはフィッシュ・タコスにした。


Fish Tacos

久々の外食は楽しいけど、
やっぱり彼と美味しいものを食べて週末を過ごすから
楽しさが増す。

今日は、車のウインドーショッピングで一日中カーディーラーで
過ごした。

今すぐ買うってわけじゃないけど、
もうそろそろ私の車を買い換えたいと思っているので。

2人とも車は好きで、いろいろ見たり、試乗してみたりと
とても充実した1日だった。

それにしても異常に暑い日だったなあ。

今年初めての、エアコンが作動した日。


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最近の車って、とてもハイテクなんですね。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


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平凡を愛す

2009年04月24日 | 猫の話
昨日はとてもバタバタした1日だった。

その日のメインイベントは何と言っても、

ハニバニが1ヶ月ぶりに家に帰ってくる

ということだった。

朝の時点では、それがメインイベントのはずだったのだ。

それが夕方になって一変し
その日のメインイベントが、

ミディを病院に連れて行く

ということになる。

とりあえず結果から先に言っとくと、
彼女は100%大丈夫ですから。

何があったかというとね、
彼女、去年の10月に肛門のう炎をやったのをおぼえているかな

あれをまたやってしまってね。

仕事から家に帰ってきて、餌をあげてるときに
彼女がしつこいぐらいに黄門様メンテナンスをしていて、
前の経験があるだけに、ちょっと視界が曇った。

黄門様を見てみると、異様なくらいキレイになっていたから
すぐに獣医に電話して、見てもらうことにした。

こういうことは、飼い主の判断で「様子を見ればいいかな」
みたいにしてると、絶対に状況は悪化、しかもすごい速さで
進行することがあるから、思い立ったらできるだけ早く医者に
見てもらうことをオススメする。

今回は右側は空っぽだったけど、左側がいっぱいに詰まっていたらしい。

かわいそうなミディ。

今回も力いっぱい抵抗の声を荒げ、ヒステリックにシャーシャー
怒鳴ってはみたものの、お医者さんには勝てないよね?


またグリグリってされたの。



でもねー、その後はなんだか爽快なの。

家に帰るなり、急に元気になるミディ。

オシリの調子も良いみたいで、
彼女がモリモリっとやったあと、なんとなく彼女が
とてもリラックスしているのがわかる。

普通の生活を取り戻すことができて、よかった。



あ、普通の生活といえば、
もともとその日のメインイベントから降格になったハニバニが
無事に家に帰ってきた。

やっぱり家が最高らしく、病院から戻ったミディさながら
とてもうれしそうにくつろいでいた。

いけなかったのが今朝で、

「僕を無視して仕事に出かけて行ったでしょう?」
と抗議の電話があった。

言われてハッとした。
そういや、今朝何か忘れてるような気がしたけど
わかんなかったことってそれだったか。

いつも準備が出来たら、猫の点呼をとって(とても大切)
そのまま出かける毎日だったからね。

身についた習慣って、侮れない。

たじろぐことなく、私は言う。
「あなたが上で寝ていたことすら、全然頭になかったよ。」

堂々の開き直り。

私の愛する平凡な毎日が、また始まる。

************
家の中が賑やかになりました。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
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殺意

2009年04月22日 | アメリカ生活

突然やってきた嵐





実は、先週の木曜日あたりから
これで



ぶち殴ってやりたいやつがいる。

この件に関しては、考えるのももう嫌で嫌で
精神的にもう限界だというぐらいにまで達していて
ここで書くべきかどうかと思ったが、
あえて書くことにした。

書いてすっきりする部分もあるからだ。

一体何のことかというと、

うちに設置されてあるホームセキュリティーシステムだ。


こんな感じのやつ。日本にもセコムとかありますよね

長い話を簡潔にして言うと、
キッチンと地下を繋ぐドアのシグナルがセキュリティー会社に誤報を
送っているようで、
それで何度も会社から電話があったり、
私が会社に電話したりで、振り回されっぱなしでいた。

そして土曜日の早朝。

早朝よ、なんつっても土曜日の朝5時ぐらいよ。

またセキュリティー会社から「エラーのシグナルが送られてきています」
との電話でたたき起こされた。

猫に起こされるのとは訳が違う。

「それはわかっていますし、来週の木曜日に点検に誰か来ますから。」

と、つい不機嫌になる。だって、早朝だものね。

「それでは木曜日まで、これからのエラーシグナルを無視するよう、
コンピューターに入れておきますから。ところで、」

と彼女は続ける。

「システムのパネルからは何も警報は鳴っていませんか?
エラーが続くと警報が鳴ることになっているのですが。」

「鳴っていません。」と言って、私は電話を切り、再び眠りに落ちた。


ところが、その日の昼近く、
彼女が言った「警報」が鳴り始めた。

ピッピッピッピ、と細かくて耳障りな音と共に、
血も情けもなさそうな男の声がセンサーエラーを告げる。

これがなんと15秒おきに繰り返されるほどに、
もうにっちもさっちも行かない状態になった。


あれはねー

神経をおかしくするよ。


まじで殺意が湧いた。

上の金槌でぐちゃぐちゃに破壊してやりたくてしょうがない。

でもとりあえずその音の解除が先だ。

運良く、土曜日の3時までサービスステーションが開いていたので
その音の解除をすることができた。

そのとき私は、この悪夢からすっかり解放されたと勘違いしていたのだ。


次の日になって気がついた。

あの音を解除したときに、とても大切なものまで解除しなくては
ならなかったことを。

こういうシステムを保有する人ならわかるだろうが、
出かけるときに、システムをオンにして、ドアを閉めるまでに
約30秒の空間がある。

30秒後に防犯システムがアクティブになるのだ。

同じように、外出先から戻って、ドアを開けて、
システムを解除するまでにも約30秒の空間があり、
その間、ピッピッピッピと音がしてくれているから、
その音が聞こえている間にシステムを解除すればいいのだ。

その肝心な音が解除されているから、
家から戻ったときに、システムを解除することを忘れそうになる。
忘れてしまったら、今度は防犯を告げる

本格的な警報

が大音響で鳴り響くのだ。




それをね



やっちまったの。



月曜日。


猫はすっ飛んでどっかに避難し、
私は腰が抜けるか、あるいは心臓発作で泡吹くかと思った。

すぐにセキュリティー会社から
コード(暗号ですね)を求める電話(コードが合わなければ
即警察を送ってくれる仕組みになってます)
があり、一通りのことが終わると、私はへなへなとフロアに
座り込んで立てなくなってしまった。

それぐらいの





大 音 響





なのです。

あれじゃドロボーも逃げてくよな。

それにしてもうっかりしていた。
月曜日で、頭が疲労していたのかな。

あれから私はガレージからキッチンに入ってくるドアには




「アラームを解除せよ」と書いた紙を張り、
ドアノブにも同じように



「システムを解除せよ」と書いたメモを張った。

これなら音がしなくても、とりあえずはシステムの解除を
真っ先にするだろう。

人間は学ぶ動物だからね(涙)

そんなわけで、ケイエス、ちょっとお疲れ気味。


************
何かをぶち壊してやりたくなった経験ありますよね?

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。



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コメント欄の件

2009年04月22日 | アメリカ生活
コメント欄を閉鎖したことを告げる記事を更新してから
すぐに母からメールが送られてきた。

そこには、

「今までどうりでいいじゃないの。なんだか淋しい気がするねえ」

とあり、

母以外の友人からも「ビックリした」とのお言葉を頂きました。

私は何気なく閉鎖したつもりでしたが、
よく考えてみると、何も読者の選択肢を全く無くすのもなあと言う気に
なってきました。

しかも、ランキングにはまだ参加しているので、なんかこう

「クリックしてちょうだいね。でもあなたたちとコミュニケーションはとらないけどね。」

と暗に言っているような感じもしてとれないなと思いまして、
コメント欄を今までどおり開放しとくことにしました。

暇で暇でしょうがないから、コメントしとこっかなって人はお気軽にどうぞ。
時間がない人はさらっと読んで、逃げてください(笑)

不意にビックリさせてしまったみなさん、ごめんなさいね。
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☆お知らせです☆

2009年04月20日 | アメリカ生活
どうでもいいけど、ちょっとしたお知らせです。
コメント欄を閉鎖することにしました。

別にこれといって大きな理由はないのですが、
以前より個人のメールにて

ブログは楽しく読んでいるけど、忙しくて
コメントを残さず、読み逃げしかできなくてごめんね

と言うメッセージを数件貰っていました。

その人たちにそういう思いをさせるのならば
いっそのことコメント欄をなくす方が良いのではないかと思っていました。

どっちみち今までコメントが多いブログではないので(涙)
コメント欄が閉鎖になって困るという人もいないと思います。

そういうわけで、コメント欄を閉鎖いたします。

今まで楽しくて暖かいコメントを下さった方々、どうもありがとう。

ブログは今までどうり、もうしばらくやっていくつもりです。

これからも思いっきり読み逃げしてって下さいね♪


もうすっかり春の日差しですね
コメント

土曜の定番は

2009年04月19日 | 食べ物
そういえば金曜の夕飯の話。

最近すっかりお魚を食べることを忘れていたことを思い出した。

お魚って好きなんだけど、
この辺じゃあまり超新鮮なお魚が手に入らないことと
家で調理したくないのがあって、
なにげにお魚から遠ざかっていたわけだ。

今更だけど健康の為にお魚を食べましょうと思い、
パントリー(食糧キャビネット)にツナ缶があったことに気づく。
絶対に母や妹はツナ缶と聞いて笑っていると思うが、ツナ缶もお魚だ

ツナ缶といえば、私なら絶対にツナサンドぐらいしか思いつかないが、
ツナ缶を持ったまま、パントリーや冷蔵庫の中を調査すると
トマトのぶつ切り、オリーブ、レモン、そしてパセリなどある。

これでパスタが作れそう。

スパゲティーをさっと茹でて、さっきのあり合せの材料と混ぜ合わせて
仕上げにレモンを絞ってオリーブオイルを散らせて、はい完成。


パスタのツナ和え

レモンの香りで食欲がどんどん湧いてくる。

ではいただきます♪




WOW!!!!!




なんとまあ、この不味いこと。

一口食べて、もしかしたら錯覚(味に錯覚などあるのか)
かも知れないと思い、再度チャレンジする。

食べられないほどの味の悪さではないが、
食べよう!というやる気を失う味覚だ。

これはまさに、私が作る親子丼と肩を並べる
レベルに相当すると言えよう。

私は自称「グルメなチャレンジャー」で、
とりあえずチャレンジしてみるが、
何があっても最後まで食べてやるのだという責任感もある。

だけど、その不味いパスタを完食し終わるころには
なんだか機嫌が悪かった。

もう作るまい。

なんとも不完全燃焼を起こしたようなディナーであった。

でもね、

今日は土曜日で、チーズバーガーを食べましたの。


Five Guys のカスタムチーズバーガー

チーズバーガーを食べると、ああ土曜日なんだなって思う。



************
残りの日曜もエンジョイしましょう。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。





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恐怖はあなたと共に (歯列矯正 通院12回目)

2009年04月18日 | 歯列矯正
何度も言うが、素人の目から判断すると
歯並びがすっかり最終段階に入ってきたようだが、
プロに言わせると、それは最終段階のステップワンにすぎず、
今回もキャスパー君は

「不意打ちをかけて、実は今日ブレースを外そっかな。」

などと、ファンタスティックな言葉はかけてはくれなかった。

それどころか、

「今回はまたより一層締めるからね。」

などと言う。

あの痛恨の出来事はまだ記憶に新しい。

今回もあのような思いをしなければならないのだろうか。

実はね

そういうこともあろうかと思って、
前日に「明日からはこれは噛めまい」というような、
チーズナチョスを作って食べたのよ。
それが水曜日のディナーだったの。



母に「またこの娘は夕飯にお菓子なんか食べてから」
と、悪態をつかれるのは目に見えているが、
しばし耳を塞ごう。 「今日耳、日曜」ととぼける手もある  ←古

パワーチェーンでぐいぐいと締められながら
やっぱりナチョス食べといて良かったな、としみじみ思う。

それにしても今日はやけに締めるな。
なんか、すごく居心地が悪い。

こういうとき、想像力がたくましいと困る。

助手がどういうふうに道具を使っているかが見えない。
見えないから、それが恐怖なのであって、
その恐怖は私の頭の中でどんどんでかくなってゆく。

まるで歯を折られるような圧力だ。

今回は本気でぞっとしたので、

「ちょっと待って。気持ちが悪いんだけど。」

と言うつもりで、人差し指を立てた。

すると彼女は真っ赤になって、そして大きくため息をつき、

「どうしよう。今回は私もちょっと怖くなってきたの。」

という。

本気で怖いのは私の方ですがね?

と思ったが、年上の貫禄を見せ付けちゃおうと思った私は

「Take time.ゆっくりやればいいのだから。」

と言ってしまった。

心の中では一刻も早くおうちに帰りたい!と思っていたのに。

彼女も汗をかいていて、私も手に汗が噴出していた。
ふと質問したい気分に駆られる。

「今までこの作業中に、患者の歯を折ったことってある?」

すると彼女は、はっとした顔をしたから、
やば。この子、まじですごい失敗をしたことがあるんじゃね。
と気を失いかけたが、彼女はこう言う。

「実はですね、同じ質問を別の患者から今朝受けました。」

ということは、同じ恐怖を味わった気の毒な患者が私の他にも
いたのだ。
そっか。同士がいるとわかっただけで、何だか気が楽だ。(←意味不明)

「だけど、患者の歯を折ったことはないです。
もしアクシデンタリーに折ってしまったら、その日は
私がこの職から退く日です。」

そうきっぱりと言ってくれたので、とても安心した。

なんやかんやのバトルを終えて、
彼女も私も衰弱しきっていた。

今回はパワーチェーンがキツイやつを使ってるのと、
ワイヤーも太いのを使っているから難しかったのだと
彼女は語った。

ある意味、気の毒な「同士」とは彼女と私だったのかも知れない。

さて、これは前回(3/5)の写真。



これが今回(4/16)の写真。



ワイヤーが太くなってること以外、
全く変わり映えがないな。

オフィスを出るときから、痛みが始まったので
急いで家に帰り、痛みが本格的にならないうちに夕食を。


チキンのガーリックソテーとお野菜(うわさのアスパラガス)

そして今日、なんと予想した痛みが無く、
うれしいようなガッカリしたような。

これだと明日はマックのチーズバーガーが食べれるね。


************
みなさん、楽しい週末を!

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


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Middyの健康診断

2009年04月14日 | 猫の話
今日は私、朝からずっとそわそわしていた。

なぜって、今日はミディの年に2回ある健康診断の日だったから。
(去年の記事はここをクリック

なんでそわそわしてたかというと、

1.まず彼女を何気に拉致し、大嫌いなキャリーケースに押し込まなければいけない。

2.たかが車で5分弱という距離でさえ、彼女の悲痛な鳴き声を聞くのは飼い主にとっても悲痛だ。

3.ミディはもともと歯が弱く、ここ最近は検診を受けるたびに何らかの問題を指摘されてきた。


だいたい、3は私の個人的な弱点だとしても
1&2の問題を抱えない飼い主さんっているのかね?

**********

拉致してキャリーケースに押し込むことは難しくなかった。

何も知らない彼女の背後からクールに、さっと抱え上げ、
キャリーケースへと急ぐ。

このクールに、さっとが上手くいかないことがある。

猫はとても飼い主の感情に敏感なところがあり、
私が緊張して近づくと、それを察して忍者のごとく、
すたたたた
と逃げられることがある。

だからあくまでも自然体を装って、クールに、さっとをしなければならないのだ。


さて、車の中ではいつもの事ながら、大声で騒がれた。
やけに哀しそうな声だとわかってはいても、
これも全て彼女の健康のためだ。

彼女のいるキャリーに指を伸ばして、

「イッツオッケー、イッツオッケー、イッツオッケー...」

と、目的地に着くまで延々と繰りかえす。

まるで自分自身にも言い聞かせるみたいに。

*************

今日はドクターはとっても体がしんどかったらしく、

「ごめん。私ねえ今酷い風邪ひいてるのよ。
だからハグできないの。」

と前置きをし、それでも

「だから投げキッスだけは受け取ってね」と
キスを投げた。

だから私も受け取った仕草をしといた。


それにしても私の緊張度と心配度がクライマックスを迎える。
彼女がミディの口の中をチェックし始めたからだ。

今回は何と言われるだろう。

「歯茎がまた真っ赤になってるわね。
抜歯、考えといてね。」

とか言われたらどうしよう。
私、泣いてしまうかもしれない。

実は昨夜からこのことばかりを考えて、
ひどく気分がブルーだった。

どうか大丈夫でありますように...。


果たして、結果は

Very Good

ということだった。

ああ。
私の緊張がやっとほぐれたのは、まさにその時だったんだな。
ミディをぎゅっと抱きしめて、
「よかったね~~~~~~~!!!」って言って
喜びを爆発させたわ。

今回の健康診断&レイビーの予防接種で
日本で言うところの諭吉レベルのお金が動いたけど
そんなの関係ない。 おっぱっぴー

ミディの健康に太鼓判を押されて、
私はとてもうれしかった。



ミディ、あんた健康だってよ。聞いとる?


飼い主の心、子知らず


************
安心したらすごくお腹がすいてきました。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。











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思わぬ勘違い

2009年04月12日 | アメリカ生活

4月12日はイースターです

金曜日、会社のデスクにイースターのちょっとしたギフトがあった。

アメリカではクリスマス同様、イースター(感謝祭)も大切な行事のようで
イースターが近づくとこうやって小さなギフトを同僚に配ったりする人がいる。

それにしてもイースター、どうして祝日にならんのだろうか?

*************

さて、今朝はミディに起こされた。

時間は5:10AM。
ちょうど起きる時間なので、私は文句も言わず起き上がる。

起き上がるときに体が異様に重たくて嫌な感じがしたと思ったら、
フリスキーが毛布の上で、私の体にぴったりと寄り添って寝ていたのだった。

そういえば今朝はなんだかとても寒い。

フリスキーを揺り起こして、みんなで一緒にキッチンへ下りる。

彼女らに朝食を振る舞いながら、外の様子がいつもと違うことに気がつく。
この時間、DCへの通勤ラッシュは始まりつつあるので
車の通りがけっこう多いのだ。

今朝はそれがない。


はっ!今日は土曜日じゃん。

そう確信した瞬間の、あの喜びは、
会社勤めの人、あるいは、同じボケをかましたことがある人しか
わかるまい。

どういうわけか、恍惚した思いの中で
私はみるみる覚醒してくるのがわかった。

ちょっとした興奮は、スピーディーに眠りの底から
引き上げてくれるよね。 関連記事

あまりにうれしくて、ベッドに戻ってからも
素早く惰眠を貪ることができないぐらいだった。

たかがあと数時間眠れるということだけで
どうしてああも幸せな気持ちになれるのだろう。

幸せって、気がつくと、ちょっとした身の回りにあるものなんだね。

**********

さて、今晩はキッチンに立ちたくなかったので
夕食はチャイニーズのテイクアウトにした。

ヌードルが食べたかったのもあってね。


中国風焼きそば & 春巻き

日本の焼きそばには及ばなくとも、それなりに満足。

さて、その中国風焼きそばを食べながら、
録画しといたホラー映画を鑑賞した。






アメリカン・サイコ

クリスチャン・ベール主演で、
カテゴリーがホラー(残虐シーンがすごいため)であるのだけど
私はダークコメディー(とってもダークよ)に近いと思っている。

80年代の強烈にヤッピーであることに執着した男達の姿を描くストーリー。

この映画、私はもう何回も観ている。

初めて観たとき、訳がわからなかった。
2回目に観ても、訳がわらかなかった。

何度観ても、観終わった後の

??????????

を、拭い取ることができない。
それでもやっぱり次回も喜んで観てしまうだろう。

それぐらい、変な映画だ。

私はこの手の、やたら訳のわからぬダークなコメディーが
非常に好きだ。

と、中国風焼きそばを食べながら、しみじみ思った。


************
ご飯食べながらホラー映画観れる?

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
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Marley & Me を観た

2009年04月09日 | アメリカ生活
今日は同僚のマリーの誕生日で、職場のみんなとブレックファーストを
もちよって朝からずっと食べていたので、
私はもちろんランチも抜いて、夕方は軽くしようと予定していた。

それぐらい職場で「朝食」を一日中食べていたということだ。

こないだの日曜日、ハンバーグの作り置きをしたときに
一緒に作っておいたサルサがあった。


日本人には何故か嫌われるシラントロが大量投入

今日はそれの中に、ケイエスんちの東向きのキッチンで
熟れに熟れ始めたアボカドを加えて



ワカモレディップを作って食べた。



きっと母は

「また夕飯にお菓子なんか食べてからこの娘は...」

って思うんだろうな。

でも、これ、れっきとしたフレッシュベジタブルですけど?


さて、チップス&ディップといえば、やっぱりDVDでしょう。

今日は、日本でももう上映が始まったこれ









を借りてきた。

先週DVDが発売になって、映画を実際に観た人もDVDを買いたがる
とても良い映画らしかった。
コメディーとは聞いていたが、それだけではなさそうだ。

DVDを借りるときに、カウンターの女の子が小声で

「ちょっとウォーニング(警告)ね。
私、これただのコメディーだと思っていたんだけど、
泣けて困ったの。しかも私の子供なんてずっと泣き止まないで
大変だったんだから。」

親切にもちょっとした映画の外観を教えてくれた。

さっそく作ったディップとチップスを用意してDVD鑑賞。



これ、観た?

これから観る人の為にあんまり詳しく書かないけど、
私ねえ、終わりのほう、ずっと泣きっぱなしだったよ。

しかもね、横隔膜に変な癖までつくほど泣けてね。

なんか、昔「マディソン郡の橋」を観てわんわん泣いてた
おばさまたちさながらに泣いたわ。

実際に映画館で観た人たちって困ったんじゃなかろうか。

私なんて一人でDVD観て泣いたけど
これにハニバニなんて加わっていたら二人して大変なことに
なってたかも。

これから観る人、ハンカチ忘れずにね。


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結局今頃になってお腹がすいてきました。シリアルでも食べよっと。

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ついに母から

2009年04月07日 | ALL ABOUT JAPAN
2週間前から母は風邪を引いていて、
実は彼女は花粉症も患っているうえに、
中国からの黄砂もプラスされて、酷い目に遭っていた。

その三重苦の母を見舞うがごとく
今朝職場から携帯で、彼女がどうしているか電話してみた。

大分調子はいいらしいが、まだ完全には治らないらしい。

聞くところによると、妹家族も風邪をうつし合いしているらしく
その話を聞くだけでこっちまで鼻がむずむずしてきそうだった。

母とはそんなふうに、日本の家族がどーのこーのという
他愛のない話を少ししたのだが、
彼女が思い出したように、

「そういえば、あんたこないだフリスキーに酷いことしとったじゃない。」

と切り出した。

あの件なら
ハニバニからもかなり叱責された。
何も言い返す言葉がないぐらい反省して、
その後は、毎朝私が出かけるときは点呼まで取ってるぐらいだ。

まあ、私が頭数を数えるということですけどね。 2匹だけど

フリスキーの話が終わったかと思ったら、今度は

「それとねー、何なの、あの食生活は。」

ああ、ついにきたか。

「あんな食事ばっかり毎日食べよったらね、私死んでしまうわ。」

とまで言う。

母は妹みたいに物腰が柔らかいが、言うことは結構ずけずけ言う。
その娘ここにあり

なんやかんや言われて、やっと終わったかと思ったら、
なんとまだ言いたいことがあるらしい。

「あ、それからね、あの『おさしん』って言うのは、『お写真』のこと?」

(ぅ。)そうだけど、と言うと、

「もー!だったらちゃんと『お写真』って書きなさい。おさしん、おさしんって...あんた。」

と呆れていたが、その自分が「おさしん、おさしん」と連呼していたのが
滑稽に思えたのか、最後にはゲラゲラ笑っていた。

私もおかしくて一緒に笑った。


でもまあ

うるさく言われても、それはそれでブログを呼んでくれてるって
ことだからね。

私もニヤニヤしながら母の「お説教」を聞き入った。


しかし

ハハ ニモ マケズ

今日の おさしん


ハンバーグ

母の「おぇ」って言う声が聞こえてきそうだわ。

しかもね、ブロッコリー焦げたし。


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一人暮らししてる方、ちゃんとした食生活送ってる?

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引きこもりの週末

2009年04月06日 | アメリカ生活
ハニバニが留守というだけで、
週末が全く面白くない。

淋しいのとは違う。

とにかく退屈で退屈でしょうがないのだ。

ハニバニとは毎日電話で会話をしているが、
昨夜の会話で、

「ハニバニが家を留守にしてからね、
週末の何が楽しみかって、
平日よりもたくさん眠れることだけだってわかったよ。」

と言ったら、
「何か楽しくなさそうな楽しみだねえ。」と笑われた。

土曜日はヘアカットのアポイントメントがあって
外出した以外はずっと家に引きこもっていたし、

今日も昨日と同様、とても良いお天気だったけど
午前中にシステムメンテナンスで会社に寄って、
その後食料品の買出しした以外は家でごろごろしてたし。

だいいちね、
こんな良いお天気な週末に外出しても、
道路は混むし、この辺を走るドライバーってマナーが悪いから
わざわざ腹を立ててまで外出したいという気にもならないしね。

午後はむこう数日間のおかずの作りおきとか


冷凍しておけるハンバーグ

あと数日で腐りそうなトマトとシラントロ(コリアンダー)を利用して
サルサソースを作ったりして、適当に体を動かした。

体を動かしたついでに、40分ぐらいウォーキングもしたら
お腹がすいてきた。

調理する気はなかったが、
それでも昨日のような

昼:マックのチーズバーガー
夜:ラーメン

みたいな食生活は毎日は嫌だ。


チキンの白ワインソテー

これでも無理やり作ってみましたという感じが拭えない。
でもまあ昨日のに比べたらましかも。

さあ、明日から一週間も頑張ろっと。


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北朝鮮のミサイル、大事にならなくて良かったですね。

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伸びをした金曜日

2009年04月04日 | お仕事
今日、3月分の月末レポートを終えた。

初日に、先月と比べて今月はエラーが前もって確認できていたから
どこにターゲットを置いてレポートを作成すれば良いかが明確だったので
もしかすると、2日目でレポートを終えることができるかも!

なんて言う、甘いプランまで出来上がっていたぐらいだ。

予想にしか過ぎなかったけどね。

何があったかって、レポートをやっていて、忙しさこのうえないってときに限って
「忙しいのは承知なんだけど。」
とテレサ(主任)とボブ(マネージャー)が別々の用件を持ってくるから

私はわざとストレスな顔を作って
「いつ頃必要でしょうか?」
と聞くと、二人はとても申し訳ないような顔をしておきながら、

「エイサップ (ASAP)。」

って言うのよね。
顔と言う事が全く違うってこのことだわ。

私も迂闊だったかも知れない。

初日に「今月は楽勝♪」などと浮かれる前に
もしかしたらこういう突発的な依頼がないとも限らないって思って
残業でも少ししておけば良かったのだ。

結局レポート作成の大詰めを迎える2日目は、
レポート以外の野暮用に時間を取られ、

残業をしなくては締め切りの今日、絶対に終わらないかもという
緊迫感に襲われた。

まず、定時の3時半に職場を一旦離れ、家へ戻る。
家に戻って、愛しの彼女らに餌をやる。 これを愛と呼ばずして何
そして彼女らの満足気な顔を見届けて、再び職場に戻る。

それから数時間残業をした甲斐があり、
今日の昼過ぎにやっとレポートが完成し、提出できた。

しかも今日は昇給の知らせまで貰ったし。 よく頑張ったね、私

頑張れば報われるのね。

気持ちよく伸びをした、金曜の午後だった。

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今日のおさしんは、やっと食べ終わった例のアスパラガス
シイタケと牛肉の薄切りをソルト&ペッパーで炒めただけのおかず。



そういや、ブログを見た妹からメールが届いた。

「お姉ちゃんは、いっつも1つのお皿にぽんと盛るだけなんだね。
小皿って使わないの?」

アメリカの食生活に小皿って必要ないもん。
わかった?妹よ。


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皆さん、楽しい週末を!

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いつもありがとう。

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