バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

多忙で迎えたこの日

2011年07月24日 | アメリカ生活

私事で申し訳ないが、先日7月23日土曜日はわたくしケイエスの誕生日であった。

前年とは比べようのない忙しさで迎えたこの日。
金曜日からの出来事をダイジェストで書き記しておくことにする。


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<7/22 金曜日>


この日は誕生日イブだったから、予想もしていなかったが
デスクに到着すると数々の誕生日プレゼントに迎えられた。





まるで町内会の運動会を思わせた去年のデコレーションはなかったにしろ(その模様はココをクリック)
私を『Wow!!!!』と言わせるには十分であった。

その朝は、同僚がバースデーブレックファーストを用意してくれており、
朝食が終わると今度はバースデーケーキまで用意してくれていて、Happy Birthdayをみんなで歌ってくれた。

ケーキには1本のローソクが立っており、火気厳禁の会社であるにも関わらず、
そっと火を灯してくれて
「早く早く!願いをこめて吹き消して!」
と言ってくれた。
『願いはやっぱり世界平和でしょう。』と言ったら、「そんなのみんなに言わんでえーけん
内密に頭で思って、警備員が飛んで来んうちにさっさと火を消してや!」

と急かされた。

『みんなが幸せでいられますよう』と、そっと祈って、火を吹き消した。


キューブを行き交う人が、足を止めて一日早い誕生日への祝いの言葉を言ってくれる。


私はなんて幸せなんだろうと、有難く思った一日であった。




その日は大変な猛暑で、退社したころの気温は38℃、体感温度はなんと53℃であった。

私は夏生まれだからこんなこと言うのもなんだが、なんと暑い季節に生まれたことだろう。
母も昔からずっと『あんたはね、すっごい暑い夏の日に生まれてね 云々...』と語り続ける。




この角を曲がったら家があるというストリート。

家の前にハニバニの車が止まっている。どうしてガレージに車を入れないんだろう。

不振に思って車を進めたところで、私は顎が太ももまで落ちたんじゃないかと言うほど
びっくりした光景を見た。


うちの前庭には大きな木が2本立っているが、そのうちの一本の25%が倒れて
Drive Wayと呼ばれるガレージに繋がるスペースを完全に遮断しているのだった。











細い幹なのに枝がたくさんついていて、葉っぱもたくさんついていた木だから
重みで大丈夫かなと、前々から心配になっていた木だった。

この木は寿命がだいたい15年という、木にしては信じられない短命なことで知られている。

うちにはチェインソー(ノコギリ)なんてものがないし、なんと言っても体感温度53℃である。

そんな中作業をしたら熱中症でイカレれしまう。

しょうがないので業者に電話して来てもらった。

若いにーさんはこの暑さにもかかわらず、たった一人で倒れた木をキレイに小さく切断していき
「明日掃除に伺います」と爽やかに立ち去った。


若いにーさんの仕事ぶりを見守るフリちゃん


請求金額は350ドルであった。


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<7/23 土曜日>


誕生日をこんな出来事ではじめることになるとは全く予想だにしていなかった。

私はなんと朝4時20分からずっと起きていなければならない羽目になる。

実は前の晩、ちょうどベッドに入る直前のことだったが、
ミディがトイレに行って、またすぐにトイレに戻るので不振に思い猫砂を見たら
小さな液体を残して立ち去った後だった。

その時嫌な予感がしたが、前にもそういうことがあり、それでも次の日は普通だったので
私の思い過ごしだろうと思い眠りに落ちて、
4時20分に目が覚めたらミディが寝室で一心不乱にお尻を舐めているところだった。

ため息で私は起き上がり、彼女のお尻を恐る恐る見てみると、
真っ赤になっており、これ以上キレイなお尻はないでしょうというぐらい痛々しい。

よく見ると、少量のおしっこがポトポトとこぼれ落ちる。

結局それからずっと彼女の股間からこぼれ落ちるおしっこを拭くために
ペーパータオルを持って追い続け、狂ったように股間を舐める彼女に
何もできない事実を悲しく思った。

幸いだったのは、おしっこに血液が混じっていなかったこと。


7時半になって、獣医に電話し、その朝の10時に予約がとれた。


さすがに疲労したミディが眠り始めて、
それを見た私にも疲労で睡魔が急にやってきた。


それから少しの間、ミディの体の隣で私も眠った。



彼女がお尻を舐め続けるのでもしかするとまた肛門炎かと思ったが、
診察してもらったら肛門のその袋は空ということが判明し、今回もまた前回2月と同じく尿道炎であった。


薬をもらって昼に飲ませたら、それから彼女が股間を舐めるのがピタリと止んだ。

おしっこも普通に出てくるようになった。

薬の効果の偉大さを思い知ったのだった。


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昼からはやっと休日の風情を取り戻したケイエス。


そういえば誕生日の1週間前に素敵なプレゼントが日本から届いていたのでここで紹介したい。



まずはヒロコちゃんから頂いた日本のアイシャドウ。

毎年バースデープレゼントのリクエストを聞いてくれるので今年もアイシャドウをお願いし、
色は彼女に任せた。

素敵なブルーと水色のセットと、もう一つはティールブルーとパール系ホワイトのセット。


これでまた毎日のメイクアップが楽しくなること間違いなし。

ヒロコちゃん、ありがとう!!!


それから、ここの定番コメンテーターのりんちゃんから頂いた品物の数々。



小さい箱だったのに、中から出てくるわ出てくるわ。

品物の一つ一つにコメントが貼られていて、彼女からの愛をひしひしと感じるケイエス。

今回は彼女の幼馴染さんも私のためにサザンのCD(6枚も!)をコピーしてくれたとういう。

幼馴染さん、ありがとう!!!!



ところで昨年の彼女からの品物の記入欄に『Fish Slice』(魚の切り身)とあり、
それらしき物を探したが見つからなかったことがあった。

なんと今年もまた記入されているのに入っていなかった物があるので紹介したい。




『Source』(源)

りんちゃんから届く物は本当に奥が深い。


りんちゃん、今年も大いに笑いました。本当にありがとう!!!!



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さてさて、その夜はハニバニにイタリアンレストランに連れて行ってもらった。

本当はDCの日本料理屋がよかったが、さすがに猛暑だし、朝からもうヨレヨレになっていたこともあって
近場にしてもらった。

「誕生日だから、やっちゃえ」と勢いでオーダーしたアップルマティーニ。



朝からヨレヨレでお疲れな日だからこそよせばよかった。

なんとふた口で私の世界は回転を始めた。

もう楽しいなんてもんじゃない。

とにかく、ぐるんぐるん。

ハニバニが心配そうに「だからやめとけって言ったのにー。」と何度も言う。





メインコースについてきたこのスパイシーソーセージのレンティルスープが
激しく辛く(スパイシーと言うほどなので辛くて当然)、こんなのを食べ続けると
アルコールがすばやく体内を回ってそれこそぶっ倒れそうだったのでハニバニのサラダと交換した。



私は前回と全く同じのPasta Ramboを注文し、



ハニバニはシーフードカンテリーニを注文した。





締めくくりはハニバニが私に内緒で(実は彼が目の前で注文していたのに
私はすっかり陽気な酔っ払いだったので忘れていた)頼んでくれたティラミスのお祝いデザート。

ローソクもお店の人が立ててくれた。






しかも誕生日だったので、ティラミスはレストランからのプレゼントにしてくれた。


陽気な酔っ払いは、心をこめて、ここでも『みんなが幸せでいられますように』とこっそり祈って、
それから『アルコールは私はやっぱりダメだわ』としみじみ思った41歳の誕生日。



ハプニング続きだったけど、今年も無事に年を重ねることができた。

この年になると、自分の誕生日を鬱陶しく思う人もいるが、実は私もちょっと前までそうだった。

だけど、誕生日を迎えるって本当に素晴らしいことなんだよ。

無事にまた誕生日がやってきたんだから。

世の中には自分の誕生日を迎えたいと思いながら、
その願いが叶わなかった人だっているでしょう?


だから自分の誕生日は、心の底から感謝して、祝おう。




素敵な誕生日をありがとう。
ミディもまた元気になってよかった。
私の知っている人がみんな元気でいてくれて、私はうれしい。



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私はこのバースデーウィークエンドで
体重が10キロ太ったような気がするほど食べまくっていました。
「誕生日だし」と堂々と言い訳して食べることが許されるのもまた
誕生日の醍醐味なのです。



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子宮頸がん検診結果と別件

2011年07月20日 | アメリカde健康管理


こないだ子宮頸がん検診に行ってきたのだが(関連記事はここをクリック)、その結果が封書で送られてきた。


おかげさまで結果は異常なしとのことであった。
ふぅ............と長いため息。


こういうスリリングな思いを毎年するのか。


そういえば前回Dr.カトリーナと話をしていたときに彼女が言っていたが、
もし、今回の検査で異常がなくて、本人も体に異常を感じなければ、この子宮頸がん検診は
3年に1度でいいらしい。


『でも、毎年検査は受けられるんですよね?』と訊ねる私。


「もちろん。」と彼女は言う。


確かに検査は楽しくないし結果を聞くのは怖いし、どうしたものかと思うが、
私はやっぱり毎年ちゃんと検診は受けようと思う。
毎年受けて、ちゃんとしたアナタは大丈夫ですよ
太鼓判を押してもらうほうが結果的に安心すると思うからだ。



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さてさて。


あの日、DR.カトリーナは予想外の胸部レントゲン写真を撮ってもらうように命令した以外に、
もう一つ、近日中に受けといてねと命令したテストがあったんですよ。


それは血液検査


この血液検査で、腎臓と肝機能、それからコレステロール値と甲状腺ホルモンの測定をしてもらう。


最後に検査したのは数年前だったからやっといてね!と言われたのだった。




先週の土曜日に血液検査をしてもらいにクリニックへ行き、
結果は月曜日の午後にはでますよと言われたのに連絡がなく、火曜日も連絡がないままであった。



今までの経験上、こんなに結果が遅いのは稀であり、
良からぬ思いが迷走し始めた。



もしかしたら今度は血液に異常があったとか?

はっ。

もしかして、まさか白血病とか発症しているとか?私の知らない間に!

あ。

もしかして甲状腺異常かも知れない。

そういえば最近結構疲れているではないか。

きっとそうだ。甲状腺に異常があって、Dr.カトリーナは専門医と連絡を取っているにちがいない。



など、私の良からぬ思いが迷走すると止まらない。
エスカレートするばかりなのである。



そう思っていると今度は呼吸が乱れる。


どうしたものか...


努力して果報は寝て待てという言葉を思い出す。




果たして今日やっとクリニックから電話があった。

あいにく留守にしていたときだったので、急いで電話してみる。



ナースが一番最初に私に告げたのはこうであった。



『結果ね、あなたエクセレント(上出来)よ。』



ああ、よかった。
白血病じゃなかったよ。

甲状腺異常だと疑ったのは単に仕事で疲れているということだったのね。
あー、こわ。



今思えばバカみたいだけど、自分の健康のことになると
私は結構シリアスになりすぎるところがある。


よって、かなり疲労する。




あともう一件、大きな検査がある。


乳がん検診だ。


これは8月の半ばに予約をしてある。


この検診、そして結果を聞くまではまだまだケイエスの心が休まることはないのである。


やれやれ...。


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こないだ久々にパニーニ焼いてみた。



モッツァレラチーズとペストソースと赤ピーマンがとっても合うので、
なんだかグリルしたチキンが邪魔になってきた。
今度は茄子とか挟んでみようかな。



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おめでとう なでしこJAPAN

2011年07月17日 | ALL ABOUT JAPAN

私は全くと言って過言ではないほどサッカーには興味はないんだが、
今日の女子サッカーワールドカップは最初から最後まで見入ってしまった。


それにしても激戦だったね。


対戦国がアメリカだったもんで、ハニバニとテレビ観戦してたんだけど
いつからともなく彼は完全に日本の応援団と化していたよ。



相手に点を奪われても奪われても引き下がらない日本。



PK戦でアメリカを下したときの私がどんなに大変だったか皆さんにはわかるだろうか。



『やったね、ジャパン。』とハニバニが言い、ハイファイブをした後
やっとの思いで『アメリカもよくやったよね。』とクールに言ってみせたけど、本当はね


















今すぐに駆け出したい気持ちだったのよ。





















グリコのにいさんみたいにね。






なんつったらいいの。


コーヒーを飲みすぎて、体の中に蓄積された行き場のない興奮度を持て余すというのだろうか。

とにかく駆け出して叫んで笑って(←こわい)この歓喜を炸裂させたい気分になったよ。




アメリカのキャプテンが、試合終了にインタビューされてて言っていた言葉で印象的だったこと。


『日本はとにかくずっと戦い続けたの。
絶対にあきらめなかったのね。』




表彰台に次々上がってくる選手を見てハニバニが言う。


『日本の選手って、あんなに小さかったんだ。
走ってるときはもっと大きく見えたよ。』





日本にとっては震災後、初めてと言っていいほどの朗報だったに違いない。



おめでとう、ジャパン。



誇りに思うよ。


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ところで、日本は月曜が祝日になったって本当?

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検査結果(胸部レントゲンのやつ)

2011年07月14日 | 歯列矯正

早々に結果からお知らせすると、結果は「異常なし」でした。

ご心配をおかけすると共に、心配してくれた皆さんの気持ちが大変嬉しかったです。

本当にありがとう。


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さて、結果を先に言ってしまったので、ここからは検査した日のことなど。



頭では、絶対に異常なことなんてあるわけないと思う強気のケイエスと
でもでも自分が全く知らない水面下では、知りたくない何かが進行していたらと思う
弱気なケイエスが共存していて、ジキルとハイドをうまく操りながら当日を迎えた。



病院の受付の女性の対応がすばらしくナイスで、冗談を言ったりして笑いながら
ああ、今そうやって笑っているこの場所が病院じゃなかったら、もっと楽しい気持ちになるのにとか
思った。



待合室で、雑誌を読む気分にもなれず、ぼんやりとドクターカトリーナとの会話を思い出す。

「もしレントゲンで何か異常があったら、そしたら次の工程はケイエスさんの場合
呼吸検査になるわねえ。」


要は、ガスマスクみたいな装置を口につけ、それで呼吸を調べ、肺にどれくらいの空気を入れて呼吸しているのか、
肺の許容量はどれぐらいなのかを調べるそうだ。



なんとなく痛くはなさそうなのでもしそうなった場合でも、
それならまだ精神的に大丈夫かななどと、駐車場がみえるその待合室でぼんやり考えた。



おもむろに名前を呼ばれて、脱衣室に連れて行かれた。
ここで上半身を素っ裸にし、アクセサリーも全部取り除き、病院の用意するガウンを身にまとい
再びそこの待合室で名前を呼ばれるのを待つ。


目の前に座っていたのは、10代後半と思われる女の子が彼女の母親と思われる女性と座っていた。


若いのにどうしたんだろうと、余計な詮索をしたくなる。


私の名前はすぐに呼ばれて、『X-Ray』(レントゲン)と書かれた、薄暗い部屋に連れて行かれた。


私が最後に胸部レントゲンを撮ってもらったのが20年前のことだったが、
あのころのレントゲンを撮る機械とは全く違って、とてもハイテクに見えた。


「すごい機械ですね」と思わず言ってしまわなかったのは
そのレントゲン技師(女)がまるでそのすばらしいハイテク機械と一緒に作ってもらったみたいな
ロボットみたいに機械的だったからかも知れない。


先ほどの病院の受付の人とは、冗談ではなく、人間と機械ほどの違いがある。


彼女は淡々と、質問するべきだけの質問をして、さっさとレントゲンの準備をする。


なんだかつまんねーと思ったが、ここで無駄話に花を咲かせて
うっかりミスでもされたら大変である。


実際に何年か前、別の場所で心電図を取ってもらったときに
その看護婦と楽しくおしゃべりを続けていたら、その彼女、引っ付ける管を
上下左右間違って私の胸に貼ってしまい、心電図がジュリアナ東京みたいになったらしく
当時担当医だったDr.Wangがびっくりして飛んできたことがあった。


やっぱりこういう仕事は淡々とやるべきことだけに集中してやった方が良いようである。



「みなさんに質問している事柄なので」と前置きして彼女は、


『今までガンと診断されたことは?』


と、聞く。


機械的に。


どうもあの手の単語にはぎょっとしてしまう。


「...ないです。私が知っている限りは。(最後、消え入りそうな声で)」


私の声のトーンが変わったので再び「皆さんに質問している事柄です。」と言ってくれた。


次の質問が、「タバコは吸いますか?」「今現在妊娠している可能性は?」
「今まで喘息、結核を患ったことは?」だったので
あー、本当に普通の質問事項だったんだと安心する単純な私が情けない。


レントゲンは後ろ向きから「バンザイ」した格好で撮られたのと、
横向きになってまた「バンザイ」した格好で撮られたのと2種類。


いずれも3分以内で終わったと思う。


出来上がったレントゲンを、そのロボットレントゲン技師が
ちゃんと撮れているかどうか確認する。


彼女と一緒に小部屋へ行き、一緒に出来上がった写真(写真じゃないっつーの)を見たかった。



「結果は2,3日のうちに担当医の事務所から電話で知らされますから。」


最後までマニュアルどおりの台詞で彼女は締めくくって、私はさっさとその場を離れた。



それからは結構何も心配せず、というか考える間もないほど仕事が忙しくて
なんとなく忘れかけたころに連絡があった、という感じである。



「肺に穴も開いていなければ、水も入っていません。影も見当たりません。
全く異常なしということです。またおかしいところがあれば来てください。」と
留守番電話に入っていた。


胸の「ぐ」という音はあれから全くしていない。


異常なしということなので、私の肺は異常なしということなんだねと
あたりまえのことを、そうかそうかと何度も納得するまで言い聞かせる。


誰にいうわけでもなく、「ありがと」と、言ってみた。



子宮頸がんの検査結果も大丈夫でありますように。


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不要な衣類など、どこかの団体に寄付しようと集めている
物品をゲストルームに押し込んでいるんですが、手放そうとしたバスケットにミディが。



ミディを誰かに寄付なんて出来ないよ。


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子宮頸がん検診にて

2011年07月09日 | アメリカde健康管理

木曜日に毎年恒例の子宮頸がん検診に行ってきた。

今回の検診で、予想外の展開になったのでちょっとここで書き留めることにする。


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私の診察の予約は1時半であったが、ちょうど私の前に急患があったらしく
ドクターカトリーナ(私の担当医)はそれでスケジュールが狂ってしまい、
申し訳ないがあと30分ぐらい待って欲しいと、ナースから告げられた。


私はその日はもう職場に戻る予定もなかったので「いいですよ」と言って
診察の椅子(ってかテーブル)に横になってDrカトリーナを待った。


30分待って欲しいと言われたが、結局彼女が診察室にやってきたのは
1時間も後のことであった。
『ごめんね~~、本当にごめんなさいね。』と慌てて診察室に駆け込み
私の手を握りながら謝るDrカトリーナ。

待つより待たせる方がつらい

という言葉を表わす、典型的な例だなと思った。



診察を始める前に、簡単に他の簡単な検診もやってくれる。

血圧やら心肺数、体温、妊娠しているかどうか調べる尿検査などは最初にナースがやってくれる。
Drカトリーナがやるのは、呼吸や心臓の音を聴診器でチェックしたり、耳や鼻の穴の中を見て見たり、
喉を触って甲状腺をチェックしたり、膝から下を軽く触ってむくみなどがないかどうかもチェックしてくれる。


胸に聴診器を当てて、呼吸器の音をチェックしているときだった。

『ケイエスさん、最近まで風邪引いてた?』と聞いてくる。

もちろん風邪など引いていない。

『咳こむこともなかった?』とさらに聞いてくる。

答えはもちろんノーである。

Drカトリーナは続ける。

『肺から雑音が聞こえるね。』と。そして

『ケイエスさん、あなた変な呼吸の仕方してない?』



そう聞かれて私はギクリとする。



思い当たる節があるからである。



実は私は、何かに集中しているとき(特にストレスを感じているときなど)呼吸をしていない。
詳しく言うなら、呼吸を止めているのである。


わざとしているとは思ったことはないが、かれこれもう4年ぐらいになるだろうか。
「息苦しい」と、はっと我に戻って、ああ、また呼吸を止めていた、みたいなことが常になっていた。


で、いきなりまた大きく呼吸を始めると今度は肺に空気が十分入っていかないような気になる。
同時に胸を圧迫されるような気分になるときもある。


無理やり息を大きく吸い込んだときに、胸の辺りから『ぐ』っていう音がするのも実は知っていたが
私は全てはこの「変な呼吸の癖」または「運動不足で体がなまっているだけ」から来るものだと思っていたので
そうDrカトリーナに指摘され、「金田一さん、よくわかりましたね。」という感じである。


ふざけている場合ではないが、悪い癖を見破られた気がして、なんともばつが悪い。


『仕事でストレス溜まってない?
たいていこの症状がある人に一番良い薬はメディテーション(瞑想)なのよ。
目をつぶって何かに集中して、呼吸を正すの。』



何かに集中すると呼吸を止めるのが私のそのイケナイ癖なので、それは効きそうにない。


『大したことないと思うけど、胸部のレントゲン撮ってもらおうね。』


ということになり、月曜日にレントゲンを撮ってもらう予約をした。


まさか子宮頸がん定期健診で、胸部レントゲンを撮ってもらうようにと言われるとは
思ってもみなかったことで、いささか驚いている。


胸は痛くないし、咳も出なければ痰も出ない。

でもまあレントゲンで私の肺がどう映し出されるのか、
興味があるといえばあるのである。


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週末はピザを食べに行ってきた。



Tomato, Cheese and Mushroom Pizza

8枚のうち、4枚はハニバニの胃袋に
2枚は私の胃袋に、それから残りの2枚は私の明日のランチとなる。


そういえば皆さんは冷たくなったピザ、温めて食べる派だろうか
それおとも常温のまま食べちゃう派だろうか。


私はどちらでもOKだが、常温で食べるピザはチーズの美味しさがもっと引き立つような
気がするのである。


どうだろう?


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今週も頑張りましょう!!!

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休日の意義

2011年07月04日 | アメリカ生活

金曜日から月末レポートが始まったわけだが、
私は例のメリル&レポートの件が終わったわけではなかった。

さっさと月末レポートに取り掛かりたい一身であったが、
私がメリルレポートに振り回されているあいだ、自分の仕事が全くできない状態にあり、
月末レポートに取り掛かる前に、6月30日までのデイリーレポートを完成しなければならなかった。


金曜日の朝は、この『まずやらなければならないデイリーレポート』が
3日分溜まっていた。


月末レポートをやっているときは、一日が24時間ではなく48時間ならいいのにと言って
他人からブーイングを受けるほど私には時間がとっても貴重なのに、
やっと月末レポートに取り掛かることができたのは、その日の午後になってからであった。


月末レポートをやる上で、理想的なスケジュールから考えると
かなり遅いスタートである。


月曜日は独立記念日で祝日だから、火曜日に職場へ戻ると仕事は山ほど溜まっていると思うし、
それをこなしてからまた月末レポートに取り掛からなければいけない。


考えただけで頭の中がグレー一色になる。


私の頭の中は普段はカラフルで、お花なんぞ咲いている状態が多いものだから
この「グレー一色」という状態は、個人的には『切羽詰った』状態を指す。


そんな状態を回避するにはこの3連休のうち、数時間だけ職場によって
少しだけ仕事をするという方法があった。


昔の私なら、そう考える前に即、行動に移していた。


昔の私ならね。


今は違う。


休日に出勤してきて仕事するなんてお断りである。


仕事のことなどキレイさっぱり忘れて
思いっきり惰眠を貪ったり、ハニバニも出張から戻ってきたことだし、
食べまくりたい...

心身共に開放してやり、日々の労を自分なりに労ってあげたい。


これこそが、休日の意義である。




そう決心して、会社のある方角に向かってお尻ぺんぺんし、
深呼吸した。


とても良い気分である。


確かに火曜日に「ち。やっぱり少しでもやっとくんだった」
と、休日を優先した自分を恨むことになるかもしれないが、まあなんとかなるだろう。


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土曜日は久々にメキシカンを食べに行った。







私は滅多にアルコールは口にしないが、MOJITO(発音:モヒト)というドリンクをご存知だろうか。



ラム酒をミント、ライム、砂糖それからクラブソーダで割ったカクテルである。

なんだかとても爽やかそうな飲み物で、次回はちょっと飲んでみようかなと思ったりして。



日曜日は、JOE'S CRAB SHACKにシーフードを食べに行った。







天井にはこんな感じに海岸のほったて小屋を想像させるようなオブジェがあり、
なかなかカジュアルな装いであるが、料理はそんなに安くない。


というか、シーフードって肉類よりも高価だったんだと気がつく。


ハニバニと私が食べたものは





アサリ、カニ、ロブスター、レッドスキンポテト、コーンそれからソーセージのスティームバケット。
これがまた新鮮で美味しいのなんのって。


それにしてもあれだね。


カニやらロブスターを食べるときって、どうしてああも無口になるんだろう。
確かに殻を割るのに大変忙しく、会話どころではない。


「何か話が出来んけー、おもろーないね。」と言うと、ハニバニ


『会話なら食後のためにとっといて』


一理あるので、再び無言で殻割りに集中する2人。


それでいて、殻を割って中身を出す作業は結構楽しく、
手でむしって食べることも非常に新鮮であった。


その後は写真こそないが、アイスクリームを食べに行った。


あまりの美味しさに、ケイエスしばし放心。


だから写真がないのである。




今日は午後中はずっとキッチンにいてパスタソースを作っていた。





ミートボールとイタリアンソーセージのパスタ。



今夜寝て起きたら火曜日になっていて、職場のメールを開けるや否やげっそりするんだろうなと
今になって「やっぱり少しぐらい仕事を片付けときゃよかったかな」とちょっぴり思うケイエスであるが


それでもこの楽しく過ごした3日間に後悔はないのである。


休日はやっぱり休む日だからね。



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うちのお嬢。
このクソ暑いのにわざわざ日向を選んで寝そべるんですよ。





よりによってミディは熱を吸収する黒い毛皮着てるっつーのに。


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