バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

仄かな灯りの中で

2021年08月31日 | 猫の話
昨夜もハニバニの計らいで、
2階のベッドでフリちゃんと一緒に寝ました。


フリちゃんがシーツの中に潜ってきたのでシーツを持ち上げて彼女を見たら、いつものようにナイトライト
が点いているからか、彼女の瞳がいつもよりもずっと大きくて、耳も大きいからまた仔猫に見えました。


可愛くって、こんなの寝てる場合じゃないぞと
私もシーツの中に潜って、フリちゃんを撫でながら
フリちゃんのエラいところを一つ一つ羅列していったら、彼女もまた私をじっと見ていて「う」となり
ボロボロ泣いていたら、そのまま私は眠ってしまったようです。


仄かな灯りの中の、僅かな戯れでした。


朝、気が付いたらそこに彼女はおらず、
探すとやはり、トイレの暗い隅のタオルの上で横になっていました。


私が寝入ったところでそっと立ち去ったんだと思います。


朝が来て、今日も朝日を浴びさせようと、新鮮なお水を用意してフリちゃんを連れて来ました。





ぽちゃ。


美味しそうにお水を飲んで、
そのまま1時間ほどくつろいでいましたが





暫くしてまたトイレの隅へと戻って行きました。


静かに、ただじっとしているだけ。


フリちゃんが目の前にいるのに彼女はもうそこにいないような、ものすごく寂しい気持ちだけが胸に残ります。


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見て見ぬふり

2021年08月30日 | 猫の話
今朝のフリちゃんです。





同じ時間に、
同じ場所で。





でも今日は、名前を何度呼んでも
ただ窓の向こうをじっと見ているだけでした。


しかも数時間後、そこに彼女はいなくて、
彼女がいたのはトイレを設置してある私のバスルーム。


しかもトイレの横と後ろに僅かなスペースがあるのですが、その暗いところでじっとしてました。


ちょっと調子が悪いのかも知れないです。


そこからトイレに行き、普通に用を足し、また暗い場所に戻るので、そこにいたいのならそれでも良いよと
急遽タオルを床に敷いてそこで彼女が横になっても体が痛くないようにしてあげました。


彼女が「ここが良い」と決めたら、そこを寛ぎの空間にするのが私たちの使命ですからね。


いつも彼女に、『何も言わないのなら何かサインを送ってね。私は心の準備が出来ないから』と言っている
のですが、もし彼女のこの行動が彼女からのサインなら、私は見て見ぬふりしたい。


私が情けないので
彼女にどんどん置いていかれそうな気がします。


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飼い主の心の葛藤

2021年08月29日 | 猫の話
昨夜も暫くの間、フリちゃんと一緒に寝ました。





百合子に





と言われそうなくらい、お互い密着して。
(ソーシャルディスタンスとは)



フリちゃんが乙女の祈りのポーズになっとる


私はブログの上では、穏やかなことしか書いていないので、毎日とても静かに過ぎて行くように
聞こえるかも知れませんが、穏やかな毎日の中にも緊迫するエピソードもあるわけです。


例えば、一週間前。
もう楽にしてあげた方がいいのかなという思いがよぎりました。


体力も食欲も結構落ちてきていているのに嘔吐と下痢を繰り返すようになったのはどこかで言いましたよね。


皆さんも経験あると思いますが、下痢にしろ嘔吐にしろ、ものすごく体力を消耗します。
この時ばかりは私も神様に助けを求めます。


ふとフリちゃんと目が合った時、
何て言うか、胸にぐっさり刺さる何かがありました。


私は彼女になんてことをしてるんだろう


私が無理にフリちゃんを引き留めて、まだ一緒にいたいという自分たちのエゴによって彼女の苦しみを
長引かせているんじゃないか、そういう思いが沸々と湧いてきました。


でも実際、太陽の陽を浴びている彼女は気持ち良さそうだし、時間はゆっくり流れているし、
それより何よりも、自分たちの勝手な思い込みで彼女の命を終わらせてもいいのかな、と。


もう少し一緒にいたいという思いと
彼女を絶対苦しませてはいけないという思い


再び心が葛藤した週末が終わろうとしています。


フリちゃん、私はどうすればいいのかな





今日もいつもの窓辺でウトウトしてましたが
野鳥がビュンビュン飛んでくたびに
興味深そうに空を見ていました。


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「可愛い」を手に入れた代償

2021年08月28日 | 猫の話

フリちゃん、今日は朝からキリリとしておりました。


金曜日の夜恒例、ハニバニは夜更かしで
私も少しだけ遅くまで起きていました。


と言っても12時には眠たくて、ベッドへ向かいました。


週末はハニバニが寝る午前3時ぐらいまで、私は寝室のベッドでフリちゃんの様子を見ながらウトウトし、
それからハニバニと交代して1階へ下りて行くのです。


こないだは、フリちゃんは同じベッドでも
私からはちょっと離れた場所で寝ていたけど
昨夜はじっと私の顔を見ながら近づいてきて
そっと左わき腹へ横たわってくれました。


それがとても嬉しくて、涙がまたボロボロ出てきて、こうやって泣いてるとまた彼女は嫌がってよそへ
行っちゃうんだろうなと思ったら、彼女は右手をそっと私の左腕に添えてくれて、その瞬間何て言うか
このまま彼女を抱えて一緒に消えてしまいたいって思いました。


こんなに愛おしくて可愛らしいものが、そのうち目の前からいなくなるなんてと思いながら、
昨夜は次の日絶対に顔が別人レベルになってるんじゃないかと思うほど泣きました。


午前3時ぐらいにハニバニが寝室に入って来て目が覚めたら、フリちゃんはまだ腕の中にいて、
私の顔は乾いた涙でガリガリになっていました。


目を覚ましたフリちゃんはそのままハニバニがいる方へ行ってしまったけど、私は下に下りながら
彼女の温かさが残る左腕をさすりながら、なんだかすっきりした気分でした。


どこかのネットで読んだことがあります。


愛する生き物と過ごす時間がわずかになって悲しみと直面するのは、『可愛い』を手に入れた代償


そうだよなーと、しみじみ。


しかもその『可愛い』を手に入れて一緒に過ごした時間が長ければ長いほど、その代償は大きいわけで。


今日は私は何もせず、ただフリちゃんのいる寝室で過ごしました。





静かに裏庭を見つめる彼女、を見つめる私。


全然退屈じゃなかったな。


時間がたつと彼女もうとうとしてきて
体を崩してそこへ横たわるのだけど





そのまま爆睡しちゃうので、
それを知らずにふいに部屋に入って来てこの様子を見るとけっこうびっくりするのです。


息、してんのかな...と。





すごく気持ち良さそうに眠っているから
このまま自然に息を引き取ったとしても
私もハニバニも悔いはないだろうな、と思っちゃいます。


でも耳を澄まして聞いてみると、
ぐーぐー言ってたりするんですよ:)


それがもう最高に可愛くて。


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彼女と生きてる証し

2021年08月27日 | 猫の話
実はこのブログ、フリちゃんが13歳ぐらいになった頃(2018年ですね)、終了しようと思っていたんですよ。


2013年にミディを見送った時、とても辛くて悲しくて
このままブログを続けていたらフリちゃんのこともいずれ記載することになるし、また悲しい思いをする
ことになるのかと思うと、まだ彼女が元気なうちにこのブログを終了した方がいいのかなと思ったので。


だけども


彼女がいる生活は非常に明るく楽しく、
どんな小さなことでも記録に留めておきたくて
今に至ります。


やっぱり終了しないでおいて良かった。





彼女と一緒に生きた証になるのだから。





今日のフリちゃんも可愛かったよ。
明日の朝もこの窓辺でくつろごうね。


この週末も、彼女に嫌がられるほど
一緒にいよう。


皆さん、良い週末を!








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老いて可愛さ倍増

2021年08月26日 | 猫の話
若いころからフリちゃんは
どこかぼんやりしてるところがあったのですが、
この一ヶ月でそのDayDreamingの回数がふえました。


彼女は腎臓病疾患だけでなく
猫の貧血症をも患っているので、
時として脳に一定の酸素が運ばれていないのか
一点を見つめて動かなくなることがあります。


例えば、この瞬間も



(フリちゃんは意外と耳が大きい)


私が真横で手をブンブン振っているにも拘わらず
じっと前を向いています。


耳元で、『フリちゃん』と呼んで、
やっと「あ、おったん?」みたいに私を見ます。


以前だと、彼女の体に横付けしただけで
全く興味なさそうに、すすすーと逃げてたのに。


(甘えたい時だけ彼女から横付けしてくる)


貧血症の症状からすればちょっと可哀想だけれども、私はこのDayDreamingで無防備な彼女が
可愛くて可愛くてしょうがないのです。


細くなった体をギュッと抱きしめて
フリちゃんはどんどん可愛くなってくね!
と、声を掛けます。


実際、彼女は年々年を重ねる度に
可愛さが倍増していったと思います。


今日は裏庭のリスが走り回ってるのを
上からじっと見ておりました。





フリちゃん、今日も良い一日だったね。


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I don't want to miss a thing

2021年08月25日 | 猫の話
昨日の夜、私は久しぶりに寝室で寝ました。


というのも、フリちゃんとあとどれくらい一緒にいられるかわからないし、ケイエスももう一度フリちゃんと
一緒に寝るといいよっていうハニバニの計らいで、私は2階で、ハニバニは1階で寝ました。


ハニバニと一緒に寝るのが好きなフリちゃんにとって
このアレンジメントは迷惑だったのかも知れないけど
私は嬉しかった。


彼女がどんな顔して熟睡するのか、とか
夢を見ながらビクビク動く様子とか、そんなのをまた間近で見ることができるかなーと。


ナイトライトを付けっぱなしにして
まるでそこで本が読めるほどの光の中、
じっと彼女のことを見ていました。


そういえばこんな曲あったね。





『何一つ見逃したくない』


そういう心境でした。


なのにオールナイトで起きていることなど出来ないわけで。
(労働者は疲れてるので)


それでも目を開けた時に目の前に彼女がいるのは
とても良い気持ちでした。



これがナイトライトの明かるさよ:)


フリちゃんちょっと迷惑そうw


そっと様子を窺おうと下へ下りてみたら
ハニバニがしめじみたいになって寝てました。



From:Bokete


朝になると、いつものところで
いつものように朝日を浴びて







たまにベッドで静かに寛いで、





夕方になったら、明日また日が昇る方向を見ながらじっとしてます。





日が落ちてきた頃、私も窓辺に座って一緒に裏庭を見ていたら、丁度目の前にアゲハ蝶がヒラヒラ舞っていて
それを目で追っていたら隣のフリちゃんも同じように目で追っていました。


ふたり、全く同じことをしていたことが嬉しくて
ふふっとなりました。


フリちゃんのおかげで
僅かなことにも幸せを感じるようになったよ。


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錯覚

2021年08月24日 | 猫の話
先週末、実はフリちゃんの調子が良くなくて
もしかしたらもうダメかもと思っていました。


とにかく食べなくなって、
トイレでうんちをするたびに、その都度
内臓に負担がかかるのか、吐くようになりました。


市販のウェットフードを受け付けてくれないから
一か八かで鶏もも肉の水煮を作って与えたところ
目が覚めたみたいに食べてくれました。


そこから体調が持ち直して今日まで来てるんだけど
昨日の夜、これってやっぱり錯覚なんだろうなと
眠りに落ちながら、寂しい気分になりました。


静かでゆっくりだけど確実に
フリちゃんが旅立つ日は近づいていると思います。





だけど、美味しそうに私が作ったご飯を食べたり
日向でぐーぐー寝てるのを見たり、
トイレに行って今までどおり健気に猫砂を掘って埋めたり、元気な時と何ら変わってないから
そんなんじゃつい現実を忘れちゃうよなーと。





私たちがオロオロしている間に
フリちゃんは一人で着々と旅立つ準備してるんかな。


今日でフリちゃんは16歳と4カ月。


また欲張りなこと言っちゃうけどさ、
もうちょっと一緒にいたいな。



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秘密の女子会

2021年08月23日 | 猫の話
やっぱり朝は一番緊張します。


今もずっとフリちゃんは2階の寝室で
ハニバニと一緒に寝ますが(羨ましい)、
私が早朝に目覚め、まずやることは、2階へ行き、彼女がどこで寝ているのか、そして肝心なのは
彼女がちゃんと呼吸をしているか確認すること。


ハニバニの横で、シーツを掛けてもらっているので
一目では呼吸しているのか分からず、
シーツをめくるのもちょっとドキドキします。


めくる前に、ちょん、と小さな体に触ると
『ん』と短く鳴いて、ぐぐぐーと伸びます。


それを見て私は
今日もきっと良い一日だなと思うわけです。


そういえば、下で仕事をしていて、
上で仕事をしているハニバニが寝室へ行くとフリちゃんが『ミャ』と鳴いて、ハニバニがそれに対して
「ん?何かなー?」って答えるのですが、あの何の気ない短い会話も何百回、何千回と聞いています。


なのにまったく飽きない。


あの会話を聞くたびに、和みます。


私も仕事の合間に時間を見つけては上へ上がり、
フリちゃんの横へ引っ付いて、
何気ない会話(もちろん一方通行です)を始めます。



フリちゃんは相談役。


フリちゃんはただ静かに聞いてくれてるだけですが
私はひとしきりしゃべって満足したら、
フリちゃんをさすりながら、またあとでねと言って、下へ下ります。


ハニバニが、
「さっき女子同士でひそひそ話してたね」と言い、
「秘密の女子会してたのよ」と答えます。


他人が見たら、『なんだこの夫婦は』って思うかも知れないけど、今私たちが一番大切にしていること。


ハニバニは何の話してんだろ。


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青空の下

2021年08月22日 | 猫の話
フリちゃんがトイレに行って、
窓辺や自分の寝床へ戻る時、必ずお水を飲みます。


窓辺の日当たりの良いところで爆睡しているところに
私が様子見に立ち寄り、そんな彼女を静かに見てると
やっぱり私の存在に気が付くのです。


気づかれないように静かにしてるのに。


目を覚まして、ぐぐぐーと伸びをして
水のある場所を見つめるので、
喉が渇いたのかなと思い、試しにお水のボウルを窓辺に持っていってやったら、それはそれは美味しそうに
ジャクジャクと耳に心地よい音で、お水を飲むのです。





まるで真夏のビアガーデンで、冷えたビールを美味しそうに飲む感じ?


青空の下で飲んだり食べたりするのは
どうしてこんなに美味しいんだろうね。


窓、開けてあげたかったけど
まだまだ暑い日は続くのでね。





お水を美味しそうに飲むフリちゃん、可愛い:)


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本能

2021年08月21日 | 猫の話
フリちゃんに限らず、猫ってスゴイなって思うのは
間に合う間に合わないに関係なく、
決められたトイレで用を足そうという本能。



キレイな青空が広がるのどかな土曜日。


元々彼女のトイレは2階の私のバスルームに設置してあるのだけど、彼女の体調がこうなってきてからは
1階の私のオフィスにしてあるダイニングルームにも設置してあります。


これは彼女が眠りたい場所が1階と2階でころころ変わるのが理由なのだけど、

OGPイメージ

1階と2階の役目 - バージニア労働者

猫という生き物は本当に気まぐれで、お気に入りの場所が禁断のテーブルになって、ブームが去ると2階の寝室へ入り浸る生活が始まり、OGPイメージ帰...

1階と2階の役目 - バージニア労働者

 


それよりもまず、彼女の足腰が弱って来たため
少しでも彼女がいる場所に近いところにトイレを置いておきたかったためです。


猫って、決められたところで用を足そうとするので
1階に新しくトイレを設置して使ってくれるかなと心配してみたけど、『ここ使って良いんだよ』と
彼女をその新しいトイレの中に入れてみたところ、同じ猫砂の感触がいつもの本能を呼び覚ますのか、
すぐにそこで用を足してくれました。


ずっと昔、行きつけの獣医のドクターから、猫に人間のトイレで用を足すように躾ける人がいるけれど、
あれは絶対にしてはいけないことだと聞いたことがあります。


あれはまさに人間の都合に合わせて猫を躾けるという行為で、何がいけないかって、猫は年を取ってから
自分が歩けなくなってもそこで用を足そうとして、そこでするよう躾けられた猫はフラフラになりながらも
人間のトイレに上がろうとする、ということでした。


猫って本当に凄いな。


フリちゃんは今はまだ自力でトイレに行くけど
「間に合いそうになかったら失敗して良いんだよ」
と、いつも後頭部に向かって呪文のように言います。


トイレで用を足して、それを真顔で必死に埋める行為が本当に可愛いなと思う今日この頃です。





フリちゃんは本当にいい子なんだよね:)

フリちゃんはいい子
フリちゃんはいい子 2
フリちゃんはいい子3


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覚悟って何だろうね

2021年08月20日 | 猫の話
今日のお昼、
大好きなハニバニとお昼寝をしておりました。





肩のところにちょこんと頭を乗っけて、
なんだかとても羨ましい光景。


もう私にはああやってくれることはないのかな。


最近ちょっと調子が悪いのか、
今日は1階に設置した彼女の猫砂ボックスの中で、じっとしていました。


猫が猫砂ボックスでうずくまるのは、何かを怖がっているとか、あとは体の調子が悪い時なのです。


ハニバニが猫砂ボックスのフリちゃんを見て、
『そんなとこよりもっと良いの作ってあげる』と
簡易フリちゃんハウスを作ってくれたのですが、





段ボールをぶち抜いただけw
でもフリちゃん入ってた:)


ちょっと時間を空けて見に行ったら





進化しとったw


こんな楽しいエピソードもあるのですが、
そろそろ心の準備をしないといけないかなと。


ミディの時もそうでしたが、
フリちゃんも「私が旅立つ前に時間をあげるから心の準備をしなさい」って私に時間の猶予をくれてるのに
私は普段から自分の旅行の準備もなかなか出来ないような人間なので、ましてやフリちゃんを
送り出す準備とか、出来るわけがない。


毎日毎日が真剣勝負なのに。
次の日のことさえわかんないのに。


覚悟するって何だろうねとハニバニに聞いたら、『受け入れることだよ』と言われました。


分かってはいてもね。
うまく消化できないよね。


とりあえずフリちゃんは
あの進化したフリちゃんハウス、気に入ったよう:)


安上がりだなw


皆さん良い週末を。


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彼女の瞳の中

2021年08月19日 | 猫の話
セラピーから戻り、シャワーでも浴びようと2階へ上がってきて暫くフリちゃんとお話していたところ、
急に夕立になりました。





最初はパラパラと大きな音を立てていた雨が
そのうちバケツをひっくり返したみたいにザーザーと。









彼女の瞳の中の空が水晶みたいで綺麗。


だけど



「あら、可愛い💗」


彼女はもっと素敵なものを見つけた模様:)
窓に反射する自分自身のお顔です。


じっと見つめていました。


その後も夕立は続き、
心地良い音を立てながら降り続きました。





その雨の音をずっと聞いていたフリちゃんでしたが





夕立が終わって去ったころには
心地良すぎて寝ちゃってました。


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素晴らしき世界

2021年08月18日 | 猫の話
16年ちょっと生きてきて、
今まで外の世界を見た事なかった?と聞きたくなるほど
フリちゃんは毎日外ばかり眺めます。


木の枝を飛び交う野鳥だったり、空の雲だったり。


今日は芝生を刈ってくれる業者さんが来ていて
彼らを上からじっと眺めておりました。
(いや、監視かな?)








何が面白いのか、真剣そのもの。


このところ、写真が見事に後頭部クラブみたいになってますね(笑)





でもまあ私、猫の後頭部愛好家なのでそれもあり。


とにかく、外の素晴らしき世界に夢中なようです。


この平凡な家の中に
彼女が愛して止まない場所があって良かった。



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彼女は知らない

2021年08月17日 | 猫の話
昨夜、フリちゃんは2階の寝室の窓辺、
ハニバニはリビング、私はダイニングルームと
みんなバラバラのスペースにおりました。


急に、『ガシャン!』っていう大きな音がして
それがはっきり耳に届いたので近場の音と思い、
「今のハニバニ?」って聞いたのと同じくしてハニバニも「Is that you?(今のはキミ?)」と。


その瞬間、二人は2階の寝室へと駆け上がりました。


窓辺にいるはずのフリちゃんはそこにおらず、
胸を締め付けられる思いで床を見たら、案の定彼女はそこにいました。


どうやらバランスを崩して床に落ちた模様。


幸い、窓から床の距離が近かったので大事には至らず。


落ちたところがちょうど、冷房の風が出てくる場所に設置されてある金具の上だったこともあって
派手に『ガシャン』と鳴ってしまったみたい。


飼い主2人はきっと悲惨な形相してたと思う。
めっちゃ慌てたよー(泣)


にも拘わらず、当のフリちゃんはというと
滑って落ちたことを恥じるように、ぷいと顔を背けてまた窓辺へと戻って行きました。


階段を駆け上がる時の飼い主2人の精神状態がどんなだったか、きっと彼女は知らない。


いや、逆に悟られない方がいいのかも。


フリちゃんには今まで通り、
静かにのんびりと、外の風景を楽しんでもらいたいだけ。


。。。にしても、熱心に観察しよるな(笑)







そして今日も。




それでいいよ。


*******************

こんな懐かしい写真を見つけました。




大好きなミディと、大好きな窓辺で。
仲が良いのはわかるけど、
しっぽまでシンクしてて可愛いなーって思います。


あの日は良く晴れた初夏でした。


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