バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

フリスキー5歳

2010年04月28日 | 猫の話

日にちがとっくに変わってしまって、何をいまさらとハニバニに言われたのだけど
これだけは記録しておかねばならない。

4月24日(土)はフリスキーの5回目の誕生日。




こんなにミニだったフリスキーも、あっという間に



こんなにジャンボになってしまった。
(態度もジャンボだ)



ま、順調に育ってくれるのはありがたい。

彼女はまだ若いということもあるが、頭を抱えるような病気をしない。

食事は文句言わず、出されたものは全部食べる。

お皿も舐めてピカピカツルツルにしてくれる。

薬も猫スナックと間違えて、喜んで食べてくれる。



最近ちょっと寒い日が続くんだけれども
そのせいか、彼女がベッドに入ってくることが結構ある。

どういうわけか、私の左側のわき腹にぴったりとくっついて寝るのが
定番なようだ。

ちょうど頭部が私の心臓に近いところにあるものだから
私の心臓がドキドキ鳴るのを聞くのが好きなのかなと、私なりに嬉しい解釈をしている。

その彼女の目がクルクルしていて、あまりの可愛さにじーんとしている
飼い主馬鹿な私だが、
そのまますぐに眠りに落ちてしまうのが常だ。

猫の柔らかさと暖かさを感じながら眠りに落ちるのは至福だと、心から思う。


さあ、フリスキー。5歳の記念の写真だ。
ポーズの用意は良いか。



大好きな赤トカゲのおもちゃと一緒に撮れてよかったね。


「はい。誕生日の撮影会、おしまいおしまい。」 by フリスキー

自分の誕生日にあくまでクールなところが飼い主♀にそっくり。

まあ、あれだ。
フリスキー、これからも丈夫で何でも食べて、飼い主♀が寒いときは
温めてください。私もあなたを温めます。(ぶっ)
5歳の誕生日、おめでとう。

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そういえばその日、飼い主♂♀は、いつものインド料理屋が主催する
ランチバッフェに言ってきて、いろんな種類のインド料理を満喫したのだった。



タンドーリチキンが最高に美味しかったです。


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アメリカのカレンダー見るたびに
日本のカレンダーはもうすぐ赤い数字が並ぶんだなって思います。


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クウェートに行こう (写真多々)

2010年04月25日 | DC
『ワシントンDCに行こう』というブログのタイトルでありながら、
いつもブログの内容がそれとは無関係な私のブログ。

今回も例外ではなく(ぶっ)、少し嗜好を変えて更新したいと思う。

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出張を終えたハニバニが、中東はクウェートから無事に帰国した。

私はクウェートどころか、中東には行った事がないうえ、
この先行くこともないだろうからという理由でハニバニに写真を沢山撮ってくるようにと
命令しておいたのだが、彼なりになかなかの写真を撮ってきたようなので
ここでちょっとアップしておこうと思う。

日本はもうすぐGWという大型連休がやってくるらしいが
私はどこへも行かんもんねという方、

バーチャル クウェートへの旅

でも楽しんでいただきたい。


まずはハニバニの滞在したホテルの一室。





ミニキッチンまであり、一人用の部屋にしてはとても広々として
ホテルというよりはアパートメントの一室のようだ。

ホテル周辺の景色がまたなんとも良い。







まるでバケーションに来たようにウキウキしてしまうではないか。
そういえばハワイに行ったときもこんな素晴らしいビーチが目の前に広がっていて
うっとりしたものだ。

ここは本当にクウェート?と疑いたくなるが、









やはりクウェートに間違いないようだ。



ホテル近辺は広がる砂漠とオイルタンクばかりで









特にこういうのを(↓赤丸のやつ)見ると



中東って感じがして迫力がある。


さて、彼が好んで食べていたランチがこれだということだ。



彼も名前は忘れてしまったらしいが、中に羊肉とミントのソースが入っていて
とても美味しかったんだと熱く語る。

ちなみにケイエス、羊肉はかなりの苦手。


ハインツのケチャップもアラブ文字だとカッチョいい


さて、ハニバニと一緒に出張していた同僚の友人がクウェートシティーに住んでいて
ある晩そのご夫婦と一緒に市内へディナーをしてきたハニバニ。

「市内って。あんた大丈夫なん?何かあったら逃げるんよ。」
と言う妻の真剣なアドバイスもそこそこに、

「大丈夫だって。現地人が一緒だから平気平気。」
と真剣にその妻をなだめるハニバニ。
現地人がいると大丈夫だという根拠はどこからやってくるのだろう。


Nice couple- Melさん & Lillyさん

そういえば私は前々からアラブの女性はとてもキレイだと思っていたが
リリーさんもそんな私の期待を裏切らず、かなりの美人だと存じる。

年は私と同じですってよ。
うー。ゴージャス感が違うなあ。

彼女は自分でビジネスを経営していて(何かのコンサルタントをしているらしい)
お抱え運転手もいれば、お抱え保母さんもいて、家にはメイドまでいるんだって。


きっと沢山の来客がいらっしゃるのでしょうね。

年は私と同じですってよ。(←しつこい)
うー。人生成功度も違う(涙)

メルさんはハニバニと同業者ということだ。

そんなご夫婦にレバノン料理をご馳走になったそうだ。



前菜は主に野菜中心。白くてチーズみたいなのは、豆類を引いたもの。
続いてメインコースが運ばれてくる。





チキンの串刺しとチキンレバー(茶色の器の中)。



そしてケイエスが食べられない羊肉のグリル。

デザートは



綿菓子のようなものの中にカスタードクリームが入っており
食感がとても良くて美味しかったそうだ。

「レバノン料理は美味しいよー。ケイエスもそこにいたらなあ。」
と、また熱く語ってくれたのだった。


数日間の諸々の用事を終え、帰国の日を迎えたハニバニ。

これはクウェート国際空港の中の様子。





14時間のフライトの後、無事に帰還してきた。

あまりにも疲労が顔に出てないねと言うと、

「食事の後で爆睡してねえ、機体がやけに揺れよるーって思ったけどそれも
気にならないぐらい気持ちよくてねえ、目が覚めたらもうペンシルバニア上空だったよ。」

とても楽しかった出張のようで、
なんか私もクウェートにちょっと行きたくなってきたな...。


バーチャル クウェートの旅、楽しんでいただけましたか?




Special thanks to Mel and Lilly for giving him such a wonderful night in Kuwait.
Hopefully I see you both in near future!!!


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クウェート国際空港ではたくさんの日本人ビジネスマンを見かけたそうです。

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猫に遠慮する朝

2010年04月20日 | 猫の話

猫を飼ってらっしゃる方。

あなたの猫はいつもどこで寝てますか?


うちの猫、こないだちょっとだけ初夏が訪れたときは
ゲストルームの、シーツの張られてない、マットレス剥き出しのベッドで
涼しそうに眠っていた。

涼しい場所はやっぱりわかっとるね。

暖かくなったと言えど夜はまだ寒く、暖を求めて私たちのベッドへ上がってくる。
昨夜も例外ではなく、最低気温が5℃ぐらいまで下がった。

そうなると私とミディとフリスキー、一丸となって温めあうのだ。

あ。ハニバニは中東のとある国へ会議で出張中。

さて、寝るときは私は確かにベッドの真ん中に
堂々と大の字で眠ったはずだ。

ミディとフリスキーは確か私のちょうど左脇腹付近にかたまっていたと記憶する。

それが今朝、目を開けると、天井の位置がなんだか昨夜と違うことに気がつく。

天井の位置が違う、とういうのも変な話だが
真っ先に思ったのはそういうことだ。

そういえば、体の節々も痛い。

起き上がると、ベッドの真ん中で大の字になって寝たはずが
ベッドの対角線にそった形で体が移動しており、
ベッドの脇では気持ちよさそうに伸びた猫をうっかりと蹴ってしまわないように
縮こまった私がいた。



ベッドの写真は違うけど、こんな感じで目が覚めた。


はっきり言って、こういうことはしょっちゅうある。
血も涙もないハニバニは(ぶっ)

「もー。猫に遠慮してから。さっさと彼女らをどかして自分のテリトリー取り戻さんと。」

など言うが、私にはそれができないのである。
なんとまあ情けないことだが、何と言われようができないものはできない。

なぜかというと、寝ている猫って可愛いから。(あはははは)

猫飼ってる人なら絶対に絶対にわかると思う、私の気持ちが。
思わず撫でたり、顔を彼女らの体にもふもふと押し付けたりすることはやるが
「体を移動させる」なんて絶対にしない。

そんな私をハニバニは「馬鹿ねぇ」など言う。
何とでも言ってくれ。

でもまあ、早朝目が覚めたときに猫が傍らにいてくれるというのは
なんとも幸福な気分になるものだ。

いくらテリトリーを侵略されていてもね。



そういえば、そのお嬢らが気に入ってる場所が陽の当たる窓辺なんだが
不思議なことに、猫が2匹でいると自然とくつろぐ体勢がシンクするようだ。





違いをあえて指摘するならば、
フリスキーのあのこぼれ出る脂肪の『タルン』
あれ、どうにかならないか。


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そういえば土曜日のランチ。軽くナチョスを食べてきた。



「またお菓子みたいなんばっかり食べてから!」と母からうるさく言われそうだが
私はこのようないわゆるフィンガーフード(手で簡単につまんで食べれる物)が好きだ。

そういえば、今朝無事に中東へ到着したハニバニから電話があった。
火山灰の影響だったかどうかは知らないが、多数の乱気流で飛行機が揺れまくったと言う。

「でもね、結局僕は爆睡だったよ。わははは。」

私も飛行機でそんなふうに優雅に眠ってみたいものだ。


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ヨーロッパから帰ってこれないお友達います?

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真似る楽しさ

2010年04月16日 | 食べ物

こないだDCに行ったときにランチしてきたCLYDE’S。

考えれば考えるほどまた行きたい。
しかしそうすれば、反対に飽きてしまうのではないかという懸念が沸く。

ずっと思っていたんだが、ハニバニの食べたあのエビと春野菜のリングイーニ。
どうやら私はアレに心を奪われてしまったようだ。

この狂わしい想いを落ち着かせるにはどうすれば良いか。

ふと妹のことを思い出した。

彼女は外食に行って気に入った食べ物を、自宅に戻り自分で見よう見真似で
作ってみる。

帰国してみんなで家で食事をするときも、母がいつも
「あの子が料理するといつも新しいものが出てきてね、しかも美味しいんよ。」
と言う。

彼女は料理を真似るのが得意らしい。
いや、真似るだけでなく、料理がとても上手だ。

同じ姉妹でも私はそうはいかない。

お腹をすかして帰ってくる息子、じゃなかった、夫がいるので毎日調理はするが、
料理が出来るのと料理をするのは必ずしも同じではないと思う。

こんな毎朝毎晩、シリアルでOKみたいな私でも、自分が食べたいものがあると
即席に意欲が沸くものだ。

今日はそのいい例。

あの日、私は自分のオーダーしたエッグプラントパルメザンに一生懸命になっていて
その彼のリングイーニを一口しか食べていなかったが、
かすかな記憶を頼りにやってみた。


さて、これがCLYDE’Sのリングイーニ。(写真ボケててすまんね)


材料: エビ、シイタケ、マッシュルーム、ほうれん草、ガーリック(大量)、リングイーニ、パルメザンチーズ 


そしてこれがケイエスのリングイーニ。


材料: 上と同じ (たぶん) 

あえて違うところといえば、ガーリックの使用量がやや少なめというところか。

CLYDE’Sのはまるでピーナツ感覚で齧って楽しんで下さいみたいな感じに
ガーリックが大量投与されており、思わずハニバニも
「惚れているのはわかるが、今日はキスせんほうがいいよ。忠告まで。」と言う。

味の違いは、私がしっかり食べていないので良くわからない。

当のハニバニは「おぉ。これは美味しい。これこれ。そっくり。」などと絶賛してくれたが、これが実に怪しい。

なんつっても彼は鶏肉、豚肉、牛肉が時としてわからないときがあるからだ。

ま、美味しいのならいっか。

外食って楽しいが、後で家で真似てみるという違う楽しみ方もある。

(私のリングイーニの場合、成功なのかそうでないのかわからず、不完全燃焼的)

料理が好きな人は是非やってみてね。


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今朝は寒く、はく息が白かったぐらいなんですよ。初夏は何処へ?

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褒める義務

2010年04月13日 | アメリカ生活

そういえば私は小さな子供と接することを大の苦手としているが
最近確実にわかったことがある。

私はその小さな子供のお母さんたちも大の苦手だった。

全部が全部というわけではなく、特定の種類の...言うならば


程度を知らない親バカ


とでも言おうか。

不思議なことに、私は日本にいるときはこの手のお母さんたちには
あまり遭遇した記憶がない。

やっぱり日本は謙虚でいることが美徳ということが徹底している国だからだろうか。

私が言う程度を知らない親バカとはどういうものかと言うと、

自分の子供を自慢して自慢して自慢しまくる人

ということになる。

例えば最近、ちょっと本当に心から鬱陶しいなと思うことが起きている。

アメリカではこないだイースターというイベントがあったわけだが
小さな子供を持つ親は、たいてい子供をドレスアップさせ記念写真を撮りに写真館へと行く。

その写真を職場に持ってきては我が子がこんなに素敵に写りましたのよ、
こんなに大きくなりましたのよ、撮影のときのお洋服はどこどこのでしたのよ、と
大々的にお披露目をするのだ。

私はそれを悪いことだと思っていない。
わが子の成長を一緒に仕事する同僚や友達に見せるのは自然なことだと思う。

私が苦手だなと思うのは、我が子を過剰に自慢する人たちのことだ。

「人に可愛い可愛いって言われるからモデルエージェンシーに写真を送るの。」

「うちの子、もうこんなことができるの。ちょっと信じられない。
頭が良すぎなのよ。この先、親の私がついていけるかしら」

「よその子なんてこんなハイレベルじゃないわね。」


若かりしころは、嫌悪を顔にもろに出して『おぉ。ヤダヤダ』感をアピールしたものであったが、
年を重ねるうちに角が取れてきて、今では余裕で
『ほほぅ。なるほど。そうでしたか。』など言えちゃうのだ。

でもやっぱり苦手には変わりない。

大体、本当に素晴らしい能力がある家庭のご両親はとても静かで
子供の自慢をするどころか、「ただ元気に育ってくれればそれでいいのです」
などと言う。



苦手な理由のひとつに、相手に合わせてほぼ義務的に感動の意を表す必要が出てくる
ということ。

なんか自分に嘘をついているようで居心地が悪い。



ところが



ケイエスの素がでてしまった瞬間があった。

数日前、イースターの記念写真で本物のウサギと戯れる同僚の娘の写真を見せられたときのこと。

瞬間、私は本能というか、心の言葉を発していた。


「きゃ~~~~!!可愛い!!!可愛すぎ、このウサギ。」


いきなり頭にグサリと突き刺さった視線でギョッとなり、同僚の顔を見たら、
彼女の目が点であった。

その目には

『どうしてあんた、ウサギを見るのよ。うちの子はどうなのよ。』

と訴えていた炎があり、私は心の底から居心地の悪さを噛み締めたのだった。



ママさんたちって苦手だ。



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聞かれてもないのにお見せする今晩のディナー。


テリヤキチキン

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こっちは今花粉がすごくて、
花粉症じゃない私でさえも鼻を覆いたくなるぐらいなんですよ。


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ちょっくらDCへ

2010年04月11日 | DC

ヤボ用でDCまで行ってきた。

会社は2人とも有休とってね。


これまでDC地方は初夏のような天候が続いていたのだけど
金曜日は久々に春らしい気持ちの良い日に恵まれた。






ヤボ用は10時からほんの1時間ぐらいで終了し、
その後はもうDCを楽しむ時間に費やしましょうということで
前々から行きたかったレストランを目指して2人は歩く。


DCは歩きながら観光ができちゃったりするので
歩いていても飽きないし、なんと言っても気候がとっても良かったので
運動を兼ねたこの「観光」が楽しい。



『オバマ邸』 こと ホワイトハウス。 「おーい、誰かいますか?」



歩くこと約40分。
やっと目的のチャイナタウンへ到着。




目指したレストランはチャイニーズかと思いきや、
以前、ハニバニの友人(彼は弁護士)と楽しく会食したあのCLYDE’S。



必ずリピートしたいってずっと思っていたので、すごい楽しみだった。



40分ひたすら歩いてお腹もすいたことだし、ちょいとランチで幸せになろう。



ハニバニはエビと春野菜のリングイーニ。
私はエッグプラントパルメザン。

ああ、今回もまた「リピートしたい」って思うほど料理がすごく美味しくて、
嬉しくて思わずテーブルにしがみついたりするケイエス。

アメリカのレストランでありがちな大盛り
一見ちょっとうれしいが、食べた後で必ず「もぉええわ。ゲフッ。」となるが、
ここのレストランは、お客が「もっと食べたい。また来よう。」と
思う量を心得ているのだろう。

さすがだ。

ハニバニ曰く、「あれは量が多いともっといいのにね。」

ハニバニは典型的なアメリカンで、「うりゃ!食え!」みたいに盛られた
モリモリの量がお客の心を捉えると思っている。

まあ、そういうときもあるよね。

しっかり食べた後は、また40分かけて駐車場まで戻るのだが
イタリアンベーカリーに道草してジェラートを買い、
それを食べながら歩いた。

金曜日のDCの昼下がり。

スーツ姿の男女が忙しく行きかうオフィス街を、
満たされた胃袋と心でのんびり歩くのは非常に気分が良かった。

休日万歳。

「売家」のサインを見つけては「やっぱり一億ぐらいだよね。」って
はーってため息つくのすら楽しくてしょうがない気持ちになる。

DCって楽しいな。


*********

金曜日は大型ランチだったので夕食を抜き、

今日のランチは


ワカモレとベーコンチーズバーガー

ハニバニはいつものスパイシーバーガー。

もちろん今夜も夕食抜きなのは言うまでもない。


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みなさん楽しい週末を!

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現実の世界に

2010年04月05日 | アメリカ生活

こっちに戻ってきてからまず一番驚いたことは、景色であった。

私たちが出発するころはまだ雪が残っていて、
除雪した際の雪のカタマリなんて山のように積まれてあったから
おそらく4月ぐらいまでは完全にとけないだろうねといっていたあの雪のカタマリが
跡形もなく消えていた。

そう。

私たちが日本で遊びほうけている間に
気温がぐんぐん上昇しただけでなく、洪水注意報が毎日のように発令されるほどの
大雨が降ったということなので、それが雪を過去のものにしてしまったようだ。

春の陽気と言うよりも、むしろ初夏のような暖かさで
私は一斉に加湿器を取り外して洗って収め、洋服も冬から春用に変えた。

そしたらそれからあっという間に冬が戻ってきた。

初夏と冬の、気まぐれな気候を繰り返すDC地方の天候により
後に私は風邪を引く羽目になる。

日々の狂った四季と対応するのも大変な上に、
私たちには時差ぼけ第二弾が襲っていた。

まず2人は朝5時~6時に目が覚める。

これはただ目が覚めるなどというレベルでななく、
完璧に頭が覚醒した状態だ。

そして夕方5時~6時に、眠たくなる。

これもただ眠たいなどというレベルではなく、
耐え難いほどの眠気、言うならば、
いきなり睡眠状態にガクッと落ちるような眠気だ。

眠気以外の著しい現象といえば、2人はやけに無言だったということか。

時差ぼけで思考回路がちゃんとしていないということもあったろう。
しかし、一番心当たりがあるのはやはり宴の後の静けさの心境に似ている。

わかるかなあ。
そういうのって。

そんな鈍った思考回路に光をそそいだのが、やはりうちのお嬢たちの存在。
帰国したのが日曜日だったが、早速月曜日の朝迎えに獣医へすっ飛んだ。

久々の再会に私たちも嬉しかったが、自分らのテリトリーに戻れた彼女らもまた
幸せそうであった。





猫は決して笑わないが、あの時はきっと笑っていたと思う。

彼女ら抜きで、普段の生活に戻るなんて絶対に不可能。

実際、彼女らが家に帰ってきたとたんに、
普段の生活の雰囲気が急ピッチで戻ってくるような気がした。

************

さて、時差ぼけも冷めぬままハニバニは水曜日に、私は木曜日に職場復帰した。

あの朝の、同僚からの熱烈な歓迎はちょっと忘れがたい。

『まるでクリスマスの朝を待つみたいに待ち遠しかったよ!』

とまで言われ、照れくさいような、それでいて安堵できるように嬉しい。

ああ、私の生活はやっぱりここにあるんだなあと実感した。


ウルウルしてしまいそうな感情を抑えつつ、恐る恐るメールのインボックスを開ける。





前回の466通に比べると楽勝ではないか。 関連記事 <ファイルの中には>

出発前に、

『ケイエスは2週間ほど休暇に入ります。
私に送るメールは全て主任のテレサに送付してください。
なお、3月11日より普段の業務に戻ります。』

と、何度も釘を刺しておいたのが功をなしたのかも知れない。

それにしても困った件数には変わりない。

呆然としていたら、一番上のボスのボブが「おかえりおかえり」と
歌うように私のキューブまでやってきて、他の同僚と同じように
私の職場復帰をとても喜んでくれたのもつかの間、

「帰ってきて早々悪いんだが、これとこのレポートをやっておいてくれないかね?」
と言う。締め切りを聞けば、

「できれば今日。あははは。」

ボブが去り、遠い目をコンピューター画面に投げていたら
その会話の一部始終を聞いていた隣のキューブのレベッカが笑ってこう言った。

「現実の世界へお帰りなさい♪」

**************

そんなこんなで、帰国してから3週間が経った今。

時差ぼけも完全に抜け、風邪も完治して、何もなかったように
普通の生活を満喫中。




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夢の様な旅行もいいですが、現実もそんなに悪くないです。

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またね

2010年04月02日 | ALL ABOUT JAPAN

3月13日(土)


里帰り旅行も最終日を迎えると、良いことそうでないことが一緒に起こる。

良いことといえば、到着してから数日間に及ぶ時差ぼけが完全に抜けたことと
姪のほのちゃんがすっかり私たちに懐いて、
もじもじせずにひっついてくるようになったこと。

良いことでないことといえば、こうした
「これからもっと楽しくなるのに」という翌日には、
私たちはアメリカへ戻らなくてはならなかった。

その日、午前中と午後は広島市内をこれでもかというぐらい歩き回った。








昼はマックへ行き、日本でしか食べられないエビバーガーなるものを食べてみる。


味はまあまあね

夕方から両親宅で食事をとることにしていたが、
時間があるのでホテルでのんびりしていたところ
こないだから会いっぱなしのりんちゃんが、たくさんのCDを焼いて持ってきてくれた。

フロントから電話があって、ロビーまで下りる。
あいにくハニバニは爆睡中だったので、置き去りにして部屋を後にする。

彼女の(恥ずかしがりやの)お友達も同伴だったが、
混雑するロビーで一緒に少し話をした。

彼女はCDの他にも何やら美味しそうなお土産をくれた。

りんちゃんのお届け物もそうだが、もうひとつ別のサプライズといえば
あの粋な白いブーツのエムが、こないだ一緒に撮った写真を写真家のご主人が加工してくれ、
さっそく現像したものを額縁に入れてくれてホテルに送ってくれたのだ。

みんなには楽しい思い出をいっぱいもらったな...

りんちゃんと、その恥ずかしがりやのお友達と別れを惜しみながら
私は上へと上がり、ハニバニを起こして両親の家まで向かった。

外食も楽しいが、私はやっぱり母(そして妹)の作る手料理が大好きで
なんと言っても、一緒に食べるのが最高だと思う。

「私は朝から仕事があるけーね。お見送りには行かれんよ。
ま、気をつけて帰りんちゃい。また来ればいいしね。ばいばい。」

という、あっさりとした母の見送りで両親宅を後にした。
このあっさりさがまた良い。

翌日、父と妹が早起きをして広島空港まで見送りに来てくれることになっていた。

ホテルにはすぐ戻らず、午前から散々歩き回った広島の街を
名残惜しむようにまたちょっと歩いた。



ふと信号待ちをしていたときに、急にエムが言った言葉を思い出した。


帰る家があるってほんまにええよね。


そう思ったら突然に、大粒の涙がぼろっとこぼれてびっくりした。

文字どおり、本当に『ぼろっ』という感じに。

やば。

と思ったらちょうどハニバニと目があった。

「あんた泣きよん?」と聞かれてとっさに
「寒いね。」と言ってしまって馬鹿みたいだったが、
「うん、寒い寒い。」と言ってぶるっと震えるハニバニを見ると
どうやら不審に思われたフシはなさそうだ。

何度も何度も頭の中で、家族や友達に感謝しながら歩き続け
ホテルに戻った。

こんなに幸せでいられることに、心から感謝、だ。

ありがとう。





**************

翌朝、ものすごい早朝にもかかわらず、
約束どおり父と妹が迎えにきてくれ、広島空港まで送ってくれた。

空港の入り口でみんなで軽くハグした。

父は早々と車に乗り込んだが(父もまたあっさり)
妹がエスカレーターで上る私たちが見えなくなるまでずっと手を振ってくれた。

私たちもまた、妹が見えなくなるまでずっと手を振った。

時間が来て、いざ成田空港へ。





またね。


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ケイエスの旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。
これから普段の生活記に戻ります(笑)



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