バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

San Diego:San Diego Safari Park

2019年03月28日 | Vacation (NonJapan)

さて、土曜日はサンディエゴ市内にあるサファリパークへ行ってきた。
動物って大好きだからワクワクする!



朝から良いお天気だったけど、ちょっとまだ肌寒かったんだよね。
動物もたくさん外へ出ててくれればいいのだけど。

**今回も写真が大量だったので、ハイライトだけご紹介**


入場すると、最初はフラミンゴや大きくてエキゾチックな鳥がお出迎え。




飛んで行きそうな鳥はもちろん頭上高いところにネットは張ってあって、行方不明にならないように対策がしてあるが
基本その中ではバサバサ飛び放題。




鳥ゾーンを抜けるとアルマジロが柵の向こう(でも近い)でお兄さんと戯れていた。



小さいけど、なんかあの殻?鎧?が堅そうだった。モフモフとは程遠い。


とっても人気があったのが、オーストラリア区域。

カンガルーの子供がいて、これがもーーーーーー!!!可愛いのなんのって❤





痒いのか、足をボリボリ掻いていて、そのボリボリ掻く音もしっかり聞こえるぐらいの近さ。





まず柵がないので、目の前を行ったり来たり。
大きなカンガルーもなんどもバタバタと目の前を走り去って行ったり、物凄い迫力だった。





キックされなくて良かった。
なんせすごい筋肉なんだもの。

中には赤ちゃんカンガルーをお腹に入れたままのママカンガルーもいて見どころ満載だった。



放し飼いにしてるから近くで見ることができるのが楽しいのと、ラッキーだったら触れちゃうかも!(でも彼らはとっても速い)



その近くではやはりオーストラリアの動物(名前忘れた)が世間話みたいなんしてた。



『なんか今日寒いよねー』
『ねー。今日は外出やめとくわ。』

とか言ってたりして。


このサファリの中にはJapanese Bonsai Gardenもあって、大小のいろんな盆栽が展示されている。




ゴリラがとても大きかった。









たまに仁王立ちして自分の胸をパコパコ!!!と叩くんだけど、それがキングコングそのもので、
なんかハリウッド映画っぽかった。


こちらはワオキツネザル。
白と黒のシックな尻尾がキレイだった。
寒かったのでやっぱりみんなで固まるよね。



私、個人的にこういう感じの色合いの洋服って大好き。



トラも近くで見ることが出来た。





トラはなんつーか、柄の綺麗な大きな猫そのままだったわ。


至る所で渡り鳥も普通にあるいていて、こんなに近づいても平気だとか



なんかこっちが心配になっちゃう。
少しは警戒して逃げた方がええんじゃないの?人間に慣れちゃったのね。


パーク内に、パーク一帯が見渡せる気球体験みたいなのがあった。



ハニバニに乗ろう乗ろうと言ってみたが、これ、けっこう上の方まで上がるんだよね。



あの一本のワイヤーが、この気球が遠い彼方へ飛んで行かないように気球と繋がっているんだが、
「その一本のワイヤーがもしもプツンと切れた場合、僕は非常に怖い」とハニバニが言って断念。



もっと上に上がっていったんだよね、これ。

ワイヤーがプツンと切れて、誰もどうすることも出来ず、遥か彼方へ飛んで行く不幸な状況の自分たちを想像し、
そのあまりにもシュールな妄想にまたもや背中をぞよぞよさせる、懲りないケイエス。


サファリなので、バスに乗って広い大地へのツアーもあるよ。




アフリカ区域のゾウがいる一帯では、小象がいてすっごく可愛かった。
動物の子供ってどうしてあんなにも可愛いんだろう。





人間も動物も、子供がやっぱり大好きなのはお母さんらしく、
その大きなゾウの後ろを一生懸命について行ってた。


コウモリゾーンでは、やっぱりその日「寒い」と思っていたコウモリが、
天井のヒーターから出てくる温風の傍で暖をとっていて、





そのコウモリの薄い羽のビロード感を見て私はまたもや背筋をぞわぞわさせていた。


というのも、私がまだ日本にいた頃、自転車に乗っていたある晩、ジグザグの低飛行で飛ぶコウモリに遭遇した。
そのコウモリが不意に急降下してきたと思ったらいきなりその大きな羽で私の顔をぱちんとビンタしてったのよ。

あの時のあのコウモリの羽の冷たさやら、ビロードの肌触りとか、それにはたかれた感触とか全部覚えていてちょっとトラウマ。

顔は可愛いのにね。



これ、ジワる。



動物と触れ合えるゾーンもあって、そこで私とヤギはセルフィーしてきた。
好きなんだよ、動物とセルフィーするの。




鼻から口にかけて、なんだか似てるなあんたたちとか言わない。


あまりの楽しさに、ケイエスは笑みがこぼれる。
ヤギもヤギで、同じように歯を出して一緒に笑ってくれた(と思う)。実に愉快。
なんかやけにリラックスさせてくれる一枚の写真。
後で気が付いたが、その後ろでハニバニが、にっと笑う二つの被写体を見守ってくれていた。



楽しかったサファリパークを後にして、少し早めのディナーに行ってきた。
行ってきたのは、私が留守中の仕事を任しているエイドリアンのおススメのイタリアン。
彼女は以前サンディエゴに住んでいて、ずっと行きつけのレストランだったとか。



エイドリアン一押しのラザニアを頼んだらサイドサラダが付いてくるんだが、そのサイズの大きいこと。
そういえばこの辺でサラダを頼んだら、量がこちらよりも多い気がする。
「たくさん野菜食べんちゃいね」ということか。



エイドリアンが言う通り、ラザニアにイタリアンソーセージとミートボールを添えてもらったら盛り盛りになってやって来た。

ハニバニはパーソナルピザを注文して量が丁度良い感じ。




エイドリアンがしつこく行け行けというだけあって、すっっっごい美味しかった!!!
ディナーには中途半端な時間帯だったけど、混んでいた理由がわかる気がした。
ソースの味付けが、レッドワインをふんだんに使っているからか、見た目濃いのに、ほんのり甘いとか
私ら好みの味だった。

ハニバニはもちろんのこと、私も完食し、あまりに美味しくて感動すら覚えたのでハニバニが
私が帰る前にまた来ようと言い出したほど。

どうしようかと思ったけど、すごくエイドリアンに感謝したかったので写メを送ったら、
OMG!今、めっちゃジェラシーメラメラです。お腹すいて気が狂いそう!今すぐそっちに行きたい』とメッセージが返って来た。

エイドリアン、ありがとう:)


今日も楽しい一日でした。



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San Diego: USS Midway Musium

2019年03月25日 | Vacation (NonJapan)

日曜日に出発し、6日間のアメリカ横断の旅を経て、やっと到着しましたSan Diego, CA!!!






車の量と、その運転速度の速さにびっくりした。
この時、まったくラッシュ時じゃなかったんだが、なんかもうみんなぶっ飛ばす。
DCも車の量は多いが、サンディエゴのハイウェイのオープンさときたら。
見通しは確かにDC近辺よりもずっと良いような気がする。


DC近辺はねー、なんかこうきっつきつな感じ。わかるかなあ。
でもあんなにオープンならついスピードもでちゃうよね。
さすがに運転はハニバニに頼む。
車線変更するあのスピード、ちょっと慣れるには時間がかかりそう。

ラッシュ時とか、やっぱりDCに似てる。
どこへ行っても運転が荒いドライバーっているよね。



サンディエゴには金曜日の昼過ぎぐらいに到着した二人。
その日は滞在するホテルにチェックインしたら、とりあえずホテル周辺を歩き回って
ディナーも大人しくサラダなんかをコンビニで買ってきて、ホテルの部屋で食べた。

なんか到着したら疲れがどっと押し寄せる。


次の日、ハニバニの希望で行ってきましたUSS Midway Musiumへ。








空母ミッドウェイて聞いたことないですか?
湾岸戦争でも活躍していた戦艦です。
横須賀にも停泊したことがあるみたい。

広島の呉市にも戦艦大和博物館があるけど、スケールが違うなーって思った。


戦闘機にも乗れちゃう。



こんなん飛ばしてミサイルバリバリ撃ってたんかーとか思っていると
つい脳裏に浮かぶのは...



(トップガンときたら、BGMはやっぱりあれでしょうかね?)


ハニバニはやっぱり男だもんで、こういうメカニックなものが興味深いらしかったが、
ケイエスが心ときめかせたのは、艦内のこういう



食堂wwww(せめてカフェテリアと言え)



いかした兄さんが真面目な顔で迎えてくれます。

この空母、すんごい大きさだから、艦内にコミュニティがある感じ。

病院もあるから、手術室もあるし



歯医者もある。



この二人の(もちろん模型の兄さん)ヅラが格好悪くて(そういう時代の流行りのカットか)じっと見つめた。
ケイエスが楽しむところはこういうところさ。

ジェット機に乗っていたネイビーの部隊には、それぞれ部隊の名前とロゴみたいなのがあり、
中にはすごく可愛いのもある。

これとか私が一番気に入ったやつで、Tシャツとか欲しいなとか思ったり。



あとこれも



これも可愛い:)



戦闘機がTomcatだからそれに由来して猫が多く使われたみたい。
ロゴが可愛いすぎるーーー。


甲板からの眺め。






大きい戦艦なので、結構な時間をそこで過ごすことになる。

船を出てから、その港近辺を歩いた。

ちょうどクルージング船が停泊しており、観光客の注目をバリバリ浴びていた。
これからヨーロッパに向かうらしい。



カッコいいな。
でもケイエスはクルージングはあんまり、というかほぼ興味がないのである。

ただでさえ水辺が怖いのと(先日の湖も然り)、タイタニックの二の舞になるのは嫌だ。
バカみたいな話だが、なんかそう強く思っているのだった。
飛行機に乗るのは怖くないくせに、船になるとどうも弱気になってしまうのだ。


カモメが気持ち良さそうにしてたので写真を撮って見つめていたら





あ。気が付いた。(動物に気が付いてもらえると嬉しいオトナ2人)





さあ!
その夕方はなんと、焼肉を食べに行ってきたのです。
日本にもある『牛角』です。



北バージニアにもあるんだが、近そうな割にはけっこう車で行くには面倒くさい場所とか思っていて
今まで行ったことがなかったの。






久々の日本の焼肉。
美味しかったです!!!

牛角は、いろんな人種の坩堝と化していた。
いろんな人に日本の焼肉を楽しんでもらえるとか、やっぱりなんか嬉しかった。

San Diego、なんかいい感じ❤




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アメリカ横断:CA Salton Sea

2019年03月23日 | Vacation (NonJapan)
***本日も写真ばかりです***

やっと!!!



カリフォルニア州へ突入!!! 
やっと西海岸へ到達したわ。


アリゾナ州を走りながらハニバニに、「なんか砂漠が見れると思ってワクワクしていたのに、そういうのが無くてがっかりしたよ。」と、
星が一つ★ぐらいの低レビューを言ったら、「何言ってんの。砂漠はこれからでしょう?」と言われ、ホンマかいねと思っていたら、




現れた。




東海岸にはこんな風景、無い。




砂漠の中にも運河が流れていて、これがなんかゾワっとした。




どうも西の方の州には、ケイエスをぞわぞわさせる物がたくさんあるようだ。



本日向かったのは、ハニバニがどうしても私に見せたいと常々思っていたという、Solton Sea, CA(ソルトン湖)
リゾート地かなと、なんとなくワクワクする。


とりあえずハイウェイを下りて、一般道を走る。


向かう途中、さっきまで囲まれていた砂漠が消え、また農場が広がる。
たくさんの牛がいる農場も出現してくる。



ソルトン湖、どんなところなんだろう。


着いたその場所は、私の度肝を抜いた。

素敵な風景!!!!!というビジュアルよりも前に衝撃的だったのが、

何なのこの臭いは!?

運転中は窓をしめていたため、全く気が付かなかったが、
車から降りてすぐに、顔にパンチ食らったような気がした。
それぐらい、臭う。

海岸沿いの、海の香りとかじゃない
明らかに水が滞っている、何かが腐敗しているような臭い。

それもそのはず。
この湖、Solton Seaと名前があるように、水が海水で出来ていて、
その水はどこにも流れていかない。

なんでも、かなり昔はこの一帯が干ばつでカラカラに干上がっていたこともあるらしいが、
その後に近くの川が大洪水を起こして、それからも干ばつ&洪水を繰り返しながら湖に落ち着いて、
ほぼ人工的に作られた湖なんだそうだ。
カリフォルニアの、大失敗に終わった大計画の一つだったとガイドさんも言っていた。

一度はリゾート地を目的にしていたから人工的に手を加えられたりしたんだが、
リゾート地として栄えるにはかなり無理があったんじゃないか。

なんせあの臭いだ。
どこにも流れて行かない海水は、年々塩分度を増していってるとガイドに書かれてあった。


驚くべきことがもう一つ。
砂漠の中の、インペリアルバレーっていう谷に出来ているこの湖は、なんと海面下にあって(ほらよく「海抜何メートルの...」とか言うじゃん)
太平洋よりも水面が70メートルぐらい低いんだって。
もー、高校で習った地理の授業が一気に脳みそに流れ込んだわ。


しかもこの湖、なんとあのサンアンドレアス断層の上に直接乗っかっているらしい。
とってもリゾート地っぽくて全くリゾートじゃないとか、巨大な湖なのに実はほぼ人口湖だとか、海面よりも低いとか、見かけとは全く異なるその異臭とか、
しかもここが位置してる場所がサンアンドレアス断層の真上だとか(リアルタイムで地震来たら怖い)、

ケイエスすでに怖いくせにワクワクして背筋がぞわぞわぞわ

なんちゅー場所や、ここ。

あまりの気味悪さで、ここに来たこと一生忘れないと思う。



癖のある物は美しいというが、ご覧くださいこの美しい湖を。





















リゾート地じゃないから、建物も周りになく、街頭もないので
夕方とかもの凄くキレイな夕日が見えたりするんじゃないかと想像してうっとりしたが、またすぐに
さっきのケイエスすでに怖いくせにワクワクして背筋がぞわぞわぞわを思い出す。


青くて美しい湖の風景に、後ろ髪を引かれる思いで2人は湖を後にした。
私を連れて来たかったハニバニに感謝する。
それにしても凄かったなあの湖。


ハイウェイへ戻る一般道ではやしのきがたくさん生ってた。





カリフォルニアっぽいね、こういうのは。

風が強くて、至る所で砂嵐になってた。









遠くからだから「わー」って言いながら写真を撮るぐらいだけど、
実際にそこにいたらコンタクトレンズ使用者のケイエスにとっては地獄そのもの。


それでも本当に良いお天気で。







雲で明暗の差がくっきり。





オレンジ農園もあった。





今度は山道を抜けないといけないらしい。
風景もガラッと変わってくる。











なんか山の急斜面がちょっと怖いんだが(ここでもまたケイエスは背筋をぞわぞわさせていた)。



こんなん、いっそ、さっきのサンアンドレアス断層が近いとか知らんかった方が良かったわ。

真っすぐ伸びるこの道もそのうちうねってきて、目の前のあの山を越えなければいけないのかー。







この山々を見ていてね、咄嗟にという漢字を思い浮かべたの。

古代の人って、山っていう文字を、こういう風景から考え出したんだろうなーっていうことをしみじみ考えたわ。


山の上の天候は変わりやすいっていうけど、よく見たら雲がたくさん山の上にある。大丈夫かな。







空が青くてキレイで、パノラマルーフを全開にしてもらい、車内から空を眺める。





少しして、やっぱり天候が悪くなった!





さっきまであんなに青かったのに。



でも雲の上にはやっぱり青い空が健在することが分かる写真。空が破れてる。

そして下の方に下りてきたら、雲もさーっと引いて行って、何もなかったみたいにまた青く晴れてくれた。


アイダホ州から来てる車。観光かな?バックシートのワンコも気持ち良さそう。



私たちも車の中から『ワン!』とか言ってみる。



あ。気が付いた。



次回はいよいよサンディエゴです。






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アメリカ横断:AZ

2019年03月21日 | Vacation (NonJapan)
さて、本日はニューメキシコ州を離れて、



アリゾナ州に突入。


アリゾナに入ったら、ちょっとした山々を超えて行く。



あの辺りの山かなあ。





その日もお天気は、文句無しの快晴と、ちょっぴりまだ肌寒い空気に包まれていて、
ここ、ほんまにアリゾナか?という感じ。



見ての通り、まだ雪も少し残ってたりする。





空が本当に青くて、雲も真っ白。掴めそうなくらいの高さ。

私が大好きなタイプの空だ。

その場に寝ころんで、一日中でも空を眺めていられそう。

嫌なことも、頭の中の濁った感情も、全てが浄化されるような感じ。






そういや今ふと思ったが、あの時なぜ『ヤッホー!』て叫ばなかったんだろう?


山を下りてく時、突如出現したものがある。





いきなり、サボテン。






そこらへんに、ごっそりと。

なんかね、誰かにじっと見られているような感覚に陥るの。

何とも言えない、不思議な空間。



たくさんあるからと言って、むやみに引っこ抜いたり、切ったり折ったりしてはいけないよ。

確か国で保護されているやつだから。







なんかこうも密集しているサボテンを見ながら思い出すのは



ムーミン谷のニョロニョロ。


さすがにサボテンを見るとアリゾナに来たんだという感じがしないでもない。
でも寒かったんだよねー。


山を越えて平地に戻って来た。



思ったよりも、いろんな色に囲まれてるアリゾナ州。






でも遠くの山を見ると、





ちょっとやっぱり西部劇にでてくるような風景だったりする。




アリゾナのAなんだって。

それを運転中見ながら、

Aは僕の名前のイニシャルだから(ハニバニの名前はAで始まります)僕を称えるAなのだ。』

『違うよ。あれはAsshole(ろくでなし)Aだよ。』

など、冗談を言いながら、車は宿泊予定だったホテルへ到着。


あんなに一日中一緒にいた太陽が、いつの間にかまた沈もうとしていた。




アリゾナの綺麗な夕日。




アリゾナ、また明日ね。




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アメリカ横断:NM

2019年03月19日 | Vacation (NonJapan)
New Mexico。ニューメキシコ州ね。

メキシコじゃないよ。

私もまだずっと若い時に、ニューメキシコとメキシコは同じ場所だと思ってたもんね。
今でもタイとタイランドと台湾がごちゃ混ぜになるし(タイとタイランドは同じだけどね)。





さて、この先もまた、真っすぐなハイウェイをぶっ飛ばす。








たまーーに見かける貨物列車は、コンテナーも軽く50ぐらい連なってるんじゃないかというような長い長い列車。





こういう小高い丘って映画の西部劇で出てくることあるよね。






走ること数時間後。






野原にコットンの畑?



こんなやつね。

(byGoogle)

と思ったら、まさかの雪。

ていうか、氷でした。




太陽がむき出しで、天気が良いのと、テキサスが暖かくて考えもしなかったけど、
気温はずっと氷点下だったんだ。

しかも、風がずっと強くて、平地で遮るものがないため、冷たい風もダイレクトに大地を冷やす。


どうりでさっきの小高い丘は白かったと思った。

アメリカの大地、天候も計り知れない。


お昼過ぎに、ニューメキシコに来たのだからということで、本格的なメキシカンが食べたいハニバニが
ネットで調べて星(Goodなレビュー)がたくさんついている、美味しいと有名なレストランを見つけたので
そこを目指して車を走らせた。

やっと見つけたそのレストランは、もうランチタイムはとっくに過ぎたにもかかわらず、
そのお店にやってくる人の車が車道にずらずらずらっと並んでいるのに、
お店自体はこんなにも小さい。



Jerry's Cafe(Gallop, NM)ていうお店。

お店の中はこんなん。



テーブルが大小合わせても20あればいいぐらいだったろうか。
でもお客さんでいっぱい。

どう贔屓目にみても、お世辞にも清潔でファビュラスなレストランとは言い難く、
潔癖な日本人の方々にはちょっと無理かもという感じの、レストラン。

トイレも、なんとキッチンの中にあり、ハニバニも従業員みたいにキッチンへと消えて行った(ジワる)。



メキシカン料理なのに、お客は土地柄、ネイティブインディアンが多かった。

だから、聞こえてくる会話も、英語でもなく、スパニッシュでもない、アメリカ先住民の言葉。


さて、私たちはネットで「これが美味しい」と言われてるものを注文したのだが
ハニバニはStuffed Sopapillasという初めての食べ物(ブリトーに似ている)



私は無難にブリトー&タコス&エンチラーダを注文する。



なんかもう、二人ともその量に唖然とするが、こういうダイナミックなのが美味しいのだ!と興奮気味。
食べてみると、二人がいつも行く、近所のメキシカンとはやっぱり違ってた。
本格的で、スパイスもちょっと違う。
でも美味しい!
(と言いつつも、私はいつものアメリカナイズドされたメキシカンのが好きと小声でハニバニにささやく)


オーダーにはSopapillasという中が空洞になったパンがハニーと一緒についてきて、
ハニーを掛けて食べたら思いのほか軽くてすごく美味しかった。




焼きたてで、これ朝食に絶対に美味しい!っていうか、一日中ちびちびつまんで食べるのが楽しくて美味しいおやつかもという感じ。

ハニバニの料理はこのパンの中にいろいろ詰めたものらしかった。

私もハニバニも、これ、完食は絶対に無理ですと笑っていたのに



ゲフー。



ニューメキシコ、ごちそうさまでした



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アメリカ横断:TN→AR→TX

2019年03月18日 | Vacation (NonJapan)
**本日は写真ばかりです**


さて、テネシー州での朝。
私はいつものようにガッツリといただく。そして残さず、全部食べるのだ。




前日は雨模様のテネシー州。その朝は寒い雪からの出発。



前日はあんなに暖かかったのにな。

それでもLittle Rock, AR(リトルロック、アーカンソー州)に近づいてくると天気が良くなり、ちょっと街が見えてくる...





...と思ったらまたまーっ直ぐなハイウェイへと変わる。



ほんと、景色は空のためにあるような感じ。









そういえば、何気なく撮ったこの空の雲。何か見えない?





ははは。どうも想像力豊かで。



で!

特に何もなかったアーカンソー州では、ただの通過地点ということで、もういきなり夕方を迎える。



夕日が綺麗でした。


次の朝。



朝ごはんを食べたファーストフードのお店で撮ったサイン。

Chick-Fil-Aという、チキンだけ(バーガーはない)を出す有名なファーストフードチェーンなんだが、
このサインの何が面白いかって、要するにバーガー(Beef)を調理しないことで牛が喜んでいることと(この牛、もっとチキンを食べろといつも進める)
牛なので英語単語の綴りをいつも間違っていること。
なのにこのドヤ顔。


『アーカンソー州、チキンを食べてくれてありがとう。Kiss, Kiss 牛より。』



さあ、また気を引き締めて二人は西へ進むのだ。




それにしても、ハイウェイがこんなにも真っすぐに続いているなんて知らなかった。
1996年に、実はハニバニと西から東に向けてアメリカ横断をしたことがあったんだが、
その時は私はまだ車の運転免許を持っておらず、ただ横に座っていると退屈で退屈で、しかもその当初、
日本から飛んできて間もないということで時差ボケにノックアウトされたケイエスは、
アメリカ横断のほとんどを寝て過ごすという結果に陥った。
よって、アメリカのハイウェイでこんなのがあるということも覚えていないのだ。



無理をせず、一日8時間の運転をする予定にしていて、4時間ごとに交代制で運転することにしていた。
私は最初は、彼の愛車を運転することにとても抵抗があった。
というのも、彼の車なんて日ごろ運転することがないうえ、私と彼の車、ギアの位置も搭載されているシステムも全く違い、
踏むアクセルや、ブレーキのかかり具合とかも微妙に違うのだった。

慣れるまでカキンコキンになって、緊張しまくりで運転していたものの、
BGMには私の大好きなクラッシックをずっとかけていたし、乗り心地は私の愛車より良いので(まず車の大きさが違う)
慣れてからは全てがオッケー!オッケー!

ところが、この慣れてからが大変。
なんせこんなに走りやすいハイウェイ。
天気も良くて、スピード速度も元々が早いので、つい調子にのってビュンビュン出しちゃう。

そうすると横の小姑がめっちゃうるさい。

「そんな速度で今捕まったら確実に免停になるよ!」だの
「だからといってそんなに速度落としたら後ろ走ってる人の迷惑になる!」だの
「ほら!また速度が信じられん数字になった!そんなんダメ!!You can't do that!!!!!!」

クルーズコントロールを使用する方法もあって、ハニバニは専らこればかり使うが、
私は自分の好きなように速度を少しずつ変えるのも楽しみなので、それは使わない。
よって、結果的に隣で小言を言われる羽目になるのだ。


そうこうしてるうちに、私たちはオクラホマ州へ入って行った。



ハイウェイ周辺には農場ばかり。






広いなー。

広くて建物がないから風の力を利用して発電するのに適しているからか、風力発電のタービンが数か所に。




オクラホマ州のハイウェイをあっと言う間に通過し、次なる州は





テキサス州!なんかちょっと興奮気味。

テキサスってアメリカで一番大きな州だし、前の記事でも触れた『アメリカ横断ウルトラクイズ!』でも
テキサスの回ってめっちゃ面白かった記憶がある。

空から問題をばら撒いて、回答者が走ってそれを拾いにテキサスの乾いた広大な土地を走ってた記憶。

そうワクワクしていたら、またタービンが出現。しかもたくさん。
分かりにくいけど、写真のずーーーーっと向こうの彼方にもずらずらずらっとあります。





これねえ、オクラホマ州で見た時はそうでもなかったのに、
テキサス州ではこれがもっとあってねえ、なんかちょっと不気味な感じがしたのよ。

とにかくすごい数なのと、巨大な感じ。
なんか、ぞぞーーーとしながら凝視していたら、ハニバニが「よっぽど好きなんだね❤」とか言う。
怖い物見たさ、みたいなのはあったかも知れない。
夜とか、あんまり見たくないな。
街路灯もないので見えないけど。


さて、ここまで来ると、明らかに東海岸特有の森林に欠けてくる。
想像していたみたいに乾いていて、広くて、茶色で。

でも、何て言うか、咄嗟に思った印象が、なんか、火星みたいだということだった。

行ったことないけど。








茶色の地平線があって、その向こうに青い地球が見えても不思議じゃない感じ。


時間は流れて、夕暮れ時。

広大な土地に夕日を遮るものがないから、走っても走っても沈みそうな太陽が地平線にあって、
ついつい遊んじゃう。



手の平に乗っけて見たり、





指先でつついてみたり。






いつまでも沈まない太陽に、視界が全部オレンジになる。






おやすみ、テキサス...っていうか、もう太陽にほえろ!



おやすみ~













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アメリカ横断:VA→TN

2019年03月16日 | Vacation (NonJapan)
出発は土曜日の午後。





フリちゃんをいつもの獣医のペットホテルに預けた後、私たちはそれぞれの車をWashington DC Dulles International Air Portへと走らせる。
どうして2台の車で出発したのかと言うと、旅行が終わると私は一人、飛行機でこっちへ戻ってこなければならなかったから。
アメリカ横断してる間は、私の車は立体駐車場へパーキング。
忘れないように止めた車の位置を携帯の写真に撮っておく。これ、すごく大切。


(ちなみに私の愛車は左側のSUVです)

数時間の食料品の買い出しで車を停めても、けっこう自分がどこに停めたのか忘れることが多く、数時間のことでもこれだから
一週間以上となると尚更である。自分の車を停めた場所を思い出せなくて焦る自分を想像すると、もうそれだけで心拍数が上がる思いだ。



車を無事停めたらハニバニの車へ乗り込み、二人は空港近辺にある、美味しいと有名なギリシャレストランへと向かった。
これがその日の晩御飯。



アペタイザーにピタとハマスを注文した。
本格的な手作りで、おかわりが欲しいぐらい美味しかった。ただガーリックがとんでもなく使われているので
初めてのおデートとか、次の日が出勤日とかいう日は絶対にやめた方がいいかも知れない。

ハニバニはGyro(ギロ)と呼ばれるギリシャのサンドイッチ(左側)みたいなのを食べ、
私はそのピタ(パンの部分)でグリルドチキンにしてもらった。



Gyroにはラム肉が使われており、私はラム肉が食べられないのだった。



さて、次の日の日曜日。



バージニアを出発し、その日の目的地、Knoxville, TNへと向かう。
あいにくバージニアは氷のような雨が降る冷たいロードコンディションで、テネシー州も雨だったが暖かかった。



風景はバージニア州とほぼ変わらない。
ただ、田園風景というか、農場が広がり、のんびりした感じ。

暖かいので、あの海老の臭いのする木の花ももうすっかり咲いていた。





その日の晩御飯は、バージニア州にもあるBBQレストランに決定。

ハニバニはチキンテンダーを注文し、



私はBBQチキンを注文した。チキンが柔らかく、ポテトサラダがまた美味しい。




デザートにはブレッドプリンを忘れない。





無事にテネシー州での夜は更けてゆく。

 




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I'm back

2019年03月15日 | Vacation (NonJapan)
お気付きの方もいらっしゃるかと思うが、先々月に引き続き、また旅行に行ってきた。


今回の最終目的地はSan Diego, CA!!!


最終目的地?と思った方もいらっしゃるかも知れない。


今回、ハニバニが西海岸方面で長期の出張になったのがきっかけで、彼の思い付きにより車でアメリカを横断することにした。
かなりの長時間ドライブである。


それならば、お供がいると絶対に楽しいはず!と思い、職場の同僚にすっかり嫌われること覚悟で2週間ほどの休暇を届けたら
これまたあっさりと、承諾された。


いや、もしかすると陰では相当文句を言われていたかも知れない。なんせあんなに忙しくて殺気だっていた頃だ。
なのに、私の仕事を引き受けた同僚は、みんなとても気持ち良く送り出してくれたのだった。


愛すべき、同僚。


出発地点はもちろんバージニア州、目的地San Diego, CAを目指してアメリカ横断の旅行記をまたしばらくアップしていきます。


そういえば昭和の時代に、『ニューヨークに行きたいかーーー!!!』でお馴染みの、
アメリカ横断ウルトラクイズってあったよね。





今回はまさにその逆で、東から西へと移動します。


そして今回もフリちゃんは獣医さんのペットホテルにお世話になったわけで。


迎えに行った時、いろいろ事情があって、小部屋とは別の病院のナースセンターの部屋にいて
片っ端からナースにシャーシャー威嚇してたんだが、私の姿を見るなり「ニャン❤」と尻尾を立てて見せたかと思うと、
ゴロンと転がり、その可愛さを炸裂させ、私は周りのナースからジェラシーの視線を浴びた。
それでもちょっと(いや相当)嬉しかった。
てか、逆の立場でなくて安心した。
フリちゃんにシャー!て言われた日にゃ私、荷物まとめて泣きながら日本への帰路に立っていたことだろう。


そういえば私まだフリちゃんにシャー!て言われたことないな(自慢)。
ハニバニは結構ある。
どうしても長期出張が多いと、帰って来たときには威嚇という名の洗礼を受けることになるのだ。


とりあえず、フリちゃん、元気です。
フリちゃんにストーカーされる毎日。
ふふ。






次回からまた旅行記始めます。

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