バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

ちょっとホラーな郵便物

2011年06月29日 | 食べ物

先週の始めぐらいだったか。


『新作』


というタイトルで妹からメールが届いていた。

妹は専業主婦であり、ファッションデザイナーでもなければ
オンガクを作るミュージシャンでもない。

そういう彼女が『新作』とはどういうことだろう?



あ。



まさか『新作』と洒落て、実は妊娠の報告とか????
たかが妹からのメールに私はココロをときめかせた。


彼女からのメールにはこう書かれてある。


『さっき、郵便で新作柿の種をみつけたので送ったよ。』


柿の種。


そういえば妹は去年もソルト&ペッパーとチョコ柿の種を送ってきたっけ。
今年は一体どういう新作なんだろう。


多少、気が抜けた私であったが、


『去年はソルト&ペッパーとチョコレートだったね。
今回はチョコレートコーティングじゃなければいいのだけど』


と返事を送った。


するとすぐさまそれに対する返事が届く。


『あっ、チョコレートコーティングは嫌い?
それも入れたけど小さなやつ。メインはソルト&ペッパー味だよ。』



私はそこで妹がなーんにも考えてないことに気がつき、しばし苦笑した。


彼女はここがまだまだ涼しい北国とでも思っているのか。
チョコレートなど送ってきたら、それこそココアドリンク状態ではないか。


それを忠告すると、


『忘れてました。チョコレートコーティング恐怖だわ。
ごめん、何も考えてなかったわ。』



と。


さて、それから私はいつその原型を留めていないであろうチョコレートコーティングされた柿の種を
まだかまだかと待っていたのである。


きっとパッケージの中身は大変なことになっているのだろう。


考えるとなかなかホラーな感じである。


それから約一週間後。


届きました届きました、例の郵便物。





右の柿の種チョコレート。


パッケージを手に持ってみると、パッケージの写真のような感触は全くなく、
トロトロと流動する感触の中にも固めな固形物が何個も何個もそれと一緒に移動するという


なんともホラーな感触


がそこにはっきりと感じられた。


まるでBGMにはジョーズのあの


♪たーらん。




♪たーらん。




♪たーらん。たーらん。たーらん。たーらん。(速さ、増す)



っていうあの切羽詰ったヴァイオリンの低音がぴったりだ。


パッケージ開けるとき、ほんまにドキドキしたー。



で、中身、見る?
























もっとじっくり、見る?
































妹よ。

次回は『世界の天気予報』を見てから送るべきか、送らないべきかを決定してくれ。




さて、その悲惨な柿の種チョコレート。

あれからどうしたかというと、
そのまま冷蔵庫に移して、チョコレートを固めた後
一つの塊りになったところで適当に崩して食べた。


食べ物を無駄にしちゃいけんよ。



********************


さて、前回の記事ではアフガン料理がメインで更新したにもかかわらず
コメントはどういうわけか、カレーで大いに盛り上がった。


昨日は簡単に





母に送ってもらった『うまかっちゃん』に野菜をぶちこんで食べたが
さすがにカレーで盛り上がったコメントを目にしてまた食欲が刺激されたらしい。


今晩は、また懲りることなく、カレーにしてみた。





しかーし。


今回はポークカレーであり、しかもニンジンを多めに入れ、
仕上げにほうれん草も入れてヘルシーにしてみた。


サラダもつけたしね。(ってどうして威張る?)


でもあれだね。


カレーに入れるお肉は、私は牛肉だと思うのだ。


牛肉>豚肉>鶏肉>シーフード というように、右に行くほど興奮度が落ちる。


野菜カレーは牛肉と豚肉の間にくるかな。



とりあえず、明日もポークカレー(残り物)である。


カレーはやっぱり美味しいし、それに入れる具で冒険なんかも出来るところがまたいいよね。


************
Solo_Pinさんはカレーを作るときに
トマトをたくさん入れるみたいですよ。それも酸味が利いてておいしそー!


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2011年06月26日 | 食べ物

前回2回ほど、レバノン料理に夢中になったことがあり、
記事にしたことのあるあのレストラン(関連記事はココをクリック)


なんとあの最後の記事からおよそ一ヶ月後に再び訪れたときは
すでにIt's too lateというか、閉店していた。


もっと早くあのレストランを知っていたなら、もっと早く私たちが通い始めて
もっとお客が増えて(って私ら2人だけじゃけど)、もっと長続きしていたのにと思うと
ショックでやりきれない。


お店も清潔で、料理の美味しさも抜群だったのに。


聞くところによると、アメリカで新しくオープンしたレストランの
50%は最初の6ヶ月で赤字の傾向が見え始め、
やはり50%は1年もたないらしい。


私の近所のショッピングセンターでは、リーマンショック以来
なんと5件ものレストランが次々に閉店していった。


今はまだ次のテナントも入っておらず、閑散としていて
オバマ大統領が『アメリカの経済はだいぶ上り坂になってきました!』
と言うのを聞くたびに


『あんた、うちの近所のショッピングセンター、
来て見てごらんよ。』



と思うのだ。



話を戻そう。



さて、お気に入りのレバニーレストランがなくなって、これは困った、今度胃袋がクレービン(食べたくて
食べたくてしょうがない衝動)に駆られたら、その時はDCまで行かんといけんねと、
ハニバニと言っていたのであるが、ラッキーなことに、
車でちょっとの所に、ミドルイースタンレストラン(中東料理)がオープンした。


これは早速行かなければ!!!!


と、思っていてはいたものの、やれ、インドだの、やれ、寿司だのと、
他のレストランに通っていた間にそのレストランが閉店してしまったのである。


オープンしたばっかりなのに、である。


ハニバニ曰く、まずロケーションが悪かったこと。

それから中東料理にある。


アジア料理はアメリカでもとても人気があり、どこかでアジア料理店がオープンすると
たちまちお店が人で溢れるぐらいにお客で一杯になる。


ところが中東料理はまだ知られていない部分があり、
しかも私たちが住むところがDCみたいに多国籍軍(なんじゃそれ)
でないため、なかなかその食の文化が知られていないという難点もある。


今回も私ら助けてあげれんかったね、と肩をがっくり落としていたらあなた。


名前を変えて、今度はアフガニスタンレストランとして
オープンしたのである。


これは閉店する前に行くしかないね! (もう閉店するものと思っている辺り、希望薄)



店内に入って驚いたのが、ロケーションが悪くてお客が入りにくそうなのに
インテリアが素敵で、個々のテーブルもアメリカのレストランにありがちな安っぽいのとは全く違う。


しかもとても清潔であり、私はそれだけで「ここ、好きかも」と思ってしまう。


私はビーフシシカバブ(牛の串刺し)、ハニバニはあの臭い臭いラムシシカバブを注文する。


最初にやってきたのはそれについてくるサラダ。







なんのヘンテツもないサラダ。
ドレッシングはビネガー仕立てであったが、それに散らしてあるハーブがとても香り高く、
アメリカの有名なドレッシングのRenchドレッシングがどうも苦手という日本人には
こっちのあっさりしたドレッシングの方があうのではないかと思う。


そして前菜が運ばれてくる。





フマスとピタブレッド。


フマスとはヒヨコマメを潰したもので、やはり何かのスパイスと混ぜてある。
これだけでランチとしても食べたくなってくる。


そして次に運ばれてきたのがメインディッシュのシシカバブ。





レバニーレストランとほぼ同じである。


こちらはサイドディッシュにほうれん草の煮物もついてくる。


お肉をあの緑色のソースに浸して食べるわけであるが、
これはシラントロとハラペノペッパー、それからライムと他のスパイスで味付けされている。


ハラペノと聞いて、それは辛いだろうと思い、使用を断念しようとしたが
ハニバニが「これはマイルドだねー。」という一言で、それでは試してみましょうと
ビーフをそのソースに浸してパクリ。


私は火を吐いたね。


これは猛烈に辛い。
しかしだ、断念するのももったいないほどのありえない美味しさ。


愚かな私は結局火をボーボー火を吐きながらもそのソースを使用し続け、
食べ終わったころには頭から汗が滝のように流れていたよ。


大変満足。


そのレストランにはアフガン風のカレーもあるようで
次回は必ずそれを食べてみたいと思っている。


ただひたすら思うのは、私たちが再び戻るまで閉店せんでね、ってことである。



**********


こないだ出張から戻ってきたハニバニが、また出張で出かけている。

私はそういうときは手抜きをするのだが、
今日はおもむろにカレーが食べたくてドキドキしていた。


よって





ビーフカレー。



夏のカレーって最高に美味しいね。



************
数日前の金曜の夜のこと。
いきなり日本のポテトサラダが食べたくなり狂おしい夜をすごしました。
アメリカ在住の人ならわかると思うけど、日本とアメリカのポテトサラダ、違うよね??!!


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武器にしよう

2011年06月22日 | お仕事


       
出勤途中で撮影。朝は希望の香り。





あと1時間ぐらいで帰宅できるというときに電話が鳴った。


電話の主は、メリルという、私の直の上司ではないが、
提出する数々の月末レポートの一つが彼女の部署に提出されるため
何か問題があったりすると彼女から電話がかかってくることがある。


その問題も最近はなかったので
私は電話の主が『ケイエスさん、こんにちわ。メリルだけど』と言って私が「どうも」と言い、
その後彼女が堰を切ったように話す傍らで、

『はて。メリル。誰だったっけ?』

と、私は必死で記憶の中の『メリル』を探した。


レポートの数字がね、と彼女がいい、そこでやっと「ああ、彼女か」と思いつく始末。


どうも彼女の部署が最終的に提出した数字と、海外にいるエージェントのマネージャーの
数字が合わないらしい。


『もう一度、4月と5月分のコミッションのレポートをやってもらうわけにいかないかしら。
エクセルにコピーしてね、新規のセールスは13%、更新は11%のコラムを作ってね、それから...』


そこまで彼女が話したところで私はいきなり割り込んだ。


相手が話しをし終わらないのに割り込むとは、いささか無礼なことだが
割り込まずにいられなかったのである。


『メリル。そのレポートなら4月も5月もエクセルにコピーして
しかも新規13%、更新11%でコラム入れて提出してるじゃないですか。』



私はそこまで言って、ダムが崩壊した音を聞いた。
もう止まらない。


『また提出しろとおっしゃるなら何度でも提出しますけど
ちゃんと分析も入れてレポートを作成しているんです。そのレポートはシンプルに見えますけど
情報を収集するのに時間がかかるんです。
その私にとっては大掛かりなレポートが毎月ちゃんと目を通されていないなんて
毎月時間をかけて作成する意味が全くないじゃないですか。』



うわ。言っちゃったぜ。


と、気がついたときは私とメリルの間には気まずい沈黙があって。


気まずいのぅ...と思いながらも、


『指示をして下さい。それに従いますから。』


と、彼女に指示権を与えた。


結局4月と5月分のレポートを再度提出することで話は落ち着き、
メールで送るときに例の分析した結果に今度は太文字&アンダーライン付きにしておいた。


電話を切った後、腹立たしさが再びこみ上げてくる。


しかし、彼女に直接牙をむき出しにして怒りを露わにするのは禁物なのだ。


なぜかというと。


職種上、この先、もしかすると彼女の部署に移動になった場合、
私の上司になるかもしれない相手に私の感情的な部分を見せつけておくのはアンプロフェッショナブルであり、
私の弱点を見せ付けることにもなる。


腹が立ってもここは会社であり、彼女は未来の上司(かも)なのだ。


そうとわかってはいても、むかつく。


気分は炎上というよりも、
ぷすぷすとゆっくり煎られているコーヒー豆みたいにじっとりと燃えるような怒りが残る。



腹立つことに、彼女は私よりもずーーーーーーーーーっとたくさん給料をもらっている。

さらに腹立つことに、彼女は私よりも若く、キレイで細い。(おぃ)



糞でも食らいたまえ


略して


糞食らえ


英語で言うと、



Eat Shit!



...なんじゃ。英語も日本語もそのままじゃん。


と思ったら、ふふふと笑いがこみ上げてきた。


そうやって笑える分、私にもまだ精神的に余裕があると思えた。


家に帰って、お嬢に餌をやった後、地下室のトレッドミルの上を軽くジョギングした(今ハニバニは出張中)。


汗を滝のように流したら気分がすっとする。


仕事してれば嫌なこともたくさんあるけど、結局お給料もらってるし
「ま、いっか」と思えてくる。


走りながら思ったことだが、私がメリルに強気で言えたのは
私が自分でやっている仕事(レポート)に対して自信があったから。


数字がどういうことでああなって、こうなっているから結果から判断されることがこうだ
と、自信を持って言える。


Knowledge is power (知識は力なり)


これ、本当だよ。


だからみんなも自分が持ってる知識に自信持ってね。


先で絶対に役に立つんだから。



************
ハニバニが出張中、こんなものばかり食べてます。





走ったすぐ後で食べるのでとにかく簡単で消化がいいもの。
これはグリルドチーズサンドイッチ(ハム入り)です。緑色のドリンクは青汁のミルク割り。


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Beauty Talk

2011年06月15日 | アメリカ生活


今仕事が忙しく、ネタに乏しいので
今回は少し趣向を変えていつもとは違うお話をしたいと思う。


何が違うかというと、食べ物の写真とか話が一切出ない記事。


ただそれだけなんだが。



***************



先日、社内のお手洗いからデスクへ戻ろうとしていたときに
名前は知らないが、顔見知りの若い女の子に引き止められてこう聞かれたのである。


『ねえ、こないだからあなたに聞きたいと思っていたのよ。
あなた出勤が朝早いのに、朝からお化粧も髪型もばっちりだけど、きっと家に素敵な『化粧室』なんて
あるんでしょうね。どうなの?』



自慢ではないが、エレベーターの中で、あるいはカフェテリアでその類の質問は結構受けてきた。


会社にいるアジア人は少ないが、その中でも厚化粧フルメーク
施すのはもっと少ないので私は目立つのだろう。


そういう質問を受けて私はいつもこう答えるのだ。


『まさか。化粧室なんてセレブじゃあるまいし。素敵なヴァニティー(鏡台)もないんだから。
トイレの鏡があるだけよ。』



たいていの人はびっくりするか、不思議そうな顔をする。



いい機会なので、ここで私のフルメークとBig Hairがどこでどう作られるか披露したいと思う。
(いつもと趣向は違っても、いつものどうでもよい話なんよ、ごめんね)


*******************


まずメイクである。


私は個人のバスルームがあるにもかかわらず、メイクは1階のトイレだけがある「トイレ」で
メイクをする。


それはどうしてかというと、そこの灯りの設定が好きだからである。





写真では暗く見えるが、実際はとても明るく
しかも、私は視力が悪くメイクは眼鏡もコンタクトも
してない裸眼なので限りなく鏡に近づく必要があるのだ。


では、手鏡を使えば良いではないかと言う人もいるだろう。


コンパクトな鏡も試してみたが、それでは姿勢が悪くなるのである(経験済み)。


背筋が伸ばせて、鏡に近づけて、ライティングの設定が良い場所というと
最終的にここになったというわけ。


さて、そこに入って鏡に向き合うと、ちょうど背後にはちょっとした棚がある。
そして、トイレの座席にこないだブログで載せた例のトレンチケースを乗っけて
ケイエスのメイクは始まるのである。



こういう感じ。狭いっしょ?


この棚には基礎化粧品も置いてある。






なぜかというと、基礎化粧品を使った直後にお嬢らに餌をやることが多いので
キッチンに近いこのトイレがやはりわたしには好都合なのである。


ちなみに一番上の棚は香水を置いてある。





左から、D&G Light Blue, Ralph Lauren Romance, Chanel Chance, Gucci Guilty



ここでフルメイクができたら今度は髪である。


私はこのトイレでは髪をしない。


なぜかというと、これまでも再三にわたってお伝えしているわけであるが
私はヘアスプレーを、まるでVO5のコマーシャルみたいに豪快に撒き散らす。


しかもかなりの熱を使用するので、夏なんかクーラーを入れていても
その狭い場所だけ灼熱の場と化すのである。


汗だくになりながらでは、グッドヘアは作れない。


というわけでね、なんと地下室へと移動なのである。





ご覧のとおり、うちの地下室は未完成でまるで工事現場のようである。


これがまた好都合。


何度もいうが、私はヘアスプレーを豪快に撒き散らすので
コンクリートむき出しで、辺りになにもないオープンスペースの方がやりやすいのである。


必要なのは背丈に合わせた高さの位置にある鏡、テーブル、それからライティング設定。


それともう一つ大切なのは時計。


つい真剣になると時間を忘れていつまでも髪を巻いているということもしょっちゅうあるので
時間を見ながら髪を巻いてゆく。


私が愛用しているのはこの3つのスタイリング剤とポマード。





左のがスタイリング剤で、真ん中のがマイベストフレンドであるヘアスプレー。
左のは髪の根っこを立たせてボリュームある髪を作ってくれるスタイリング剤。


ポマードと聞いて笑った人もいるだろうが、
これは前髪を左右落ち着かせるときに、小さな毛が顔の周りにかかってくることがあるのだが
それをキレイにまとめてくれるので重宝している。


仕上げに例のヘアスプレーをVO5みたいに撒き散らすわけだが、
ハニバニは『息ができない』とか『マッチ擦ったら地下室が爆発する』とか言って
近寄らない。


そういえば、私は口紅は全部キッチンに近い棚においてある。





これも出かけるときにお嬢の餌を済ませてから直後にしてゆくものなので
キッチンに近いところにある方が便利だからという理由だ。


ちなみに、マニキュアであるが、なんとこれはハニバニのバスルームにある。





マニキュアもそこでするのが常である。


どうしてかというと、やっぱりそこのライティングがいいのである。


ケイエスのこだわりなんよ。



*******


つー、ことで以上です。

ケイエスの朝はやることがいっぱい。
(『女に生まれんで本当によかったよ』byハニバニ)


ご飯の写真がなくておもろーなかった?


************
最近ウサギがそこらへんで草を食べてるんですよ。




可愛いよ~


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夏を待たずに

2011年06月09日 | 4SEASONS

日本って今どれぐらい温かいんだろう。


アメリカのね、北バージニアはここんとこ熱波が来てるのか
とにかく凄い。


体感温度が45度ってどうだろう。


実は昨日の午後、同じく体感温度が45度並みだったことに気がつかず


『この暑さ、ちょっとヤバくない?』


などいいながらも外をウォーキングしていたハニバニとケイエス。


幸い、水のプラスチック容器を氷で満たして出かけたので干乾びることはなかったが、
その氷も、あっという間に溶けてしまった。


それにしても危険なほど暑かったわけだ。


その証拠に私はやたら無口であった。


言葉を発する気力も奪い去るというあの猛暑は暴力的であり
ただゴール地点(我が家)を目指し、ただ黙々と歩く。


だのに、その日あった出来事を普通に話し続けるハニバニは一体何物?


終いには、

『あんた今日はやけに静かじゃね。会社で何かあった?』だと。


私は彼ほど体力的にも精神的にも鍛えられていない、ひ弱な人間なのである。



ヨレヨレになりながらもようやく我が家に到着したときの達成感はなんとも言えない。
一汗(っつーか滝みたいな汗)かくのがやけに爽快に思えるから運動はやめられない。


今日はさすがに連日の猛暑ということで、地下にあるトレッドミルの上を
おとなしく歩くことにした。


************


そういえば、こんなに暑くともまだ正式には夏になっていない。

夏になっていなくとも、うちの住宅地にあるクラブハウスのプール開きは5月末であった。

気候がこんなだからプールも人でいっぱいである。



それにしても、こんなに暑いといつも心配になるのが外にいる動物だ。

野生の動物はこういう厳しい環境にも耐えるぐらいの順応性を持っていると思うが
それでもこの異常なまでの熱波だ。

大丈夫だろうか。

どうか彼らに林の中の日陰が十分にありますように。



動物の話でちょっとみなさんにお知らせしたいことがある。

うちの常連コメンテーターであるSolo_Pinさんが猫を飼い始めた。
(詳しくはココ⇒Solo_Pinさんのブログ

カムイ君というオスの黒猫さん。


私がSolo_Pinさんってすごいなーって思うことなんだが、
彼女、そのカムイ君を保健所からレスキューしてきたこともそうなんだけど
なんと言ってもカムイ君、すでに年が7~8歳だということだ。

それに加えて彼には猫エイズキャリアっていう医療事情も抱えてらっしゃるということだ。

普通なら誰しも、子猫から飼いたいって思わない?
飼うなら病気をしていない、健康な猫じゃなければ、と思わないだろうか。


Solo_Pinさん曰く、



『今までが過酷だった分
この先は穏かに、発症することなく健やかに
天寿を全うできたらなと思います。』



私は、会ったこともないこの彼女の優しさをひしひしと感じたのである。
手を合わせたい気分だ。

こんな人がもっと増えたらいいのにね。


猫エイズキャリアということだが、
猫エイズは人間にはもちろん移らないし、カムイ君の一匹飼いということなので
他の猫に移る心配もない。


ストレスさえ与えなければ健康上にはほぼ問題はないと思う。


7~8歳といえば、まだまだ先の長い人生である。


どうかSolo_Pinさんと共に、素敵で楽しい、毎日が笑いに包まれるような生活を謳歌して欲しいと
心から思うばかりだ。



そのカムイ君、とてもおっとりしていて甘えん坊で、性格は良いらしい。




うちの屈折したお嬢らとはわけが違うようである。





************
日焼け止めのSPF100を塗っても腕が小麦色に。
何でや。


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政治の行方

2011年06月04日 | ALL ABOUT JAPAN

荒れ荒れの日本の政治。


先週木曜日だったか金曜日だったか、
録画しておいた日本のニュースかワイドショーで、日本の政界に激震!っていう見出しで何かやっていた。


その番組を見ながら、私はとてもイラついていた。


何が、って?


このところ、読める漢字が非常に減ってきており、どうも政治を説明する日本のテロップ(っていうのかね)
には漢字が多すぎて、まず読めない。


読めない上に、意味がわからない。


だから「政界に激震」とか言われても、どうしてそうなのかを把握するまでに
とても時間がたったからだ。


要は、どうやら、国会はカンソーリに辞めていただきたかったのに
当のカンソーリは、


『今はまだ辞めんよ。時期が来たらそのときはよろしく。』



みたいなことを言ったようで、想定外な展開に国会は動揺した、とういうことらしい。



意味を把握しようとして必死だったぶん、
ことの成り行きを理解した時点で私は非常に疲れていた。


怒り狂う議員たちを目の当たりにしながら私は、ぼんやりと思ったのだった。


『この人たちはカンソーリおろしにはとても情熱的だが、
日本が今まだどういう状態か、知っているのかね。』


他に真剣に取り組むことがあるだろーが。


そう思うと、なんだかやりきれない気分になった。


東北の、プライバシーも何もない避難所で生活をやむを得ず続けている住民が
それでも頑張ろうとしている姿には、日本はまだまだ捨てたもんじゃない、
日本はこれからもまだ頑張れるとかいうポジティブな日本が映し出されるが、
どうも政治の話となると、気分が滅入る。


日本の政治を見ていると、日本はもうダメなんじゃないかと思う。


日本にいない私でさえこうなのだから、
日本にいる人は余計に嫌気がさしているのではなかろうか。


気の毒でしょうがない。


職場で、『日本のソーリはまた近々変わるんでしょう?』とか、『でも日本にはリーダーっているの?』
などとジョーク交じりに言われて、笑えないケイエス。


私には100%の愛国心があるかと聞かれればそうでないと答えるが、
それにしても不愉快である。



******************



不愉快といえば、先週から再び炭水化物を減らす努力をしていた私だったが、
どうも急に減らすと脳みそに今まで通っていた成分がいってないせいか
集中に欠けるような気がした。


先週は私は月末レポートをしていたため、
脳みそをフルに活用しなければ出来ない仕事ばかりであった。


これはもう炭水化物の神様に降りて来てもらうしかない。


木曜日には



ハヤシライス



金曜日には


ククレカレー



そして今日はイタリアンレストランに行ってきた。



まずブレッドとハーブ入りのオリーブオイルで始まり、





私はパスタランボー、それからハニバニはパルメザンクラスタードチキンをオーダーしたが
それにはそれぞれスープまたはサラダがついてくる。


私はトマト&バジルのスープを選び



はっきり言ってこの時点で既にお腹一杯


ハニバニはハウスサラダをチョイス。





それにしてもこのトマト&バジルスープが大変美味であり、
このスープとパンだけで十分夕飯として成り立つのであった。


さて、これが私の夕飯。





ロブスター、ほうれん草、トマト、マッシュルームそれからリングイーニを
レモンバターソースでソテーされたシンプルなパスタであったが、

お分かりの通り、このパスタの量は2人分は軽くありそうで
それを目の前にして「これ全部を食べたら私の人生大丈夫か」とも思ったが、


私はどうも麺類を目の前にすると、徒然なるままに延々と食べることができ
いとも簡単に完食したのであった。


さてハニバニの夕飯(チキン)であるが、





なんと理想的な量であることか。


どうやら即席で5キロほど太ることが可能なのは私だったようだ。


私は「苦しい」と苦痛を訴えつつも、その日のスペシャルであった
ブレッドプリンも注文してしまった。





もちろんハニバニと分けて食べましたよ。


このブレッドプリン。

ソースがとっても濃厚なリキュールで作られており、
食べながらどんどん酔いがまわるのがわかるぐらいであった。


子供にも同じようにして出すのかな、と思ったぐらいである。


ウエイトレスにそれを伝えると、


『でも運転をされないのなら大丈夫ですよ』


と、笑顔で言われた。


『いや、子供が注文した場合ですね...』そこまで突っ込めなかったのは
やはり酔いがまわっていた証拠であったか。


************
月末レポートが完了しました。
これから数週間はまた笑っていられます。


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