バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

簡単!Sausage Quiche (作り方)

2019年02月27日 | アメリカ生活

こないだソーセージキッシュをまた作りました。

作り方のリクエストを前から頂いていたので、良い機会だと思い、
ここでざっとお見せしたいと思います。

とっても大雑把なんだけど、それぐらい簡単だってことでご理解を。



材料:
ピーマン: アメリカピーマンだと四分の一 日本のピーマンだと一個か二個ぐらい 茹でて小間切れにしたホウレンソウで代用もOK
アメリカのBreakfastソーセージ: 1カップぐらい こちらではメジャーなのだけど、日本にはないからハムとかベーコン、または挽き肉でもOK
ドライドトマト: 乾燥させたトマトの瓶詰めがあるんです それをカップ四分の一程度
Fetaチーズ: 羊から出来るチーズ カップ四分の一程度
卵: 3個
Half & Half: 1カップ 日本で見当たらなければミルクと生クリームを半々で1カップ作るといいかも
塩コショウ: 少々
パイ生地: うちでは型取りされた既製品を使用します


作り方:

1. ソーセージを炒めます。このようにパテになったものを使用していますが、日本のウィンナーの細切れでもなんでもOK。







2. 全体に火が通ったらこのまま冷ましましょう。
3. 後ろにどんな障害物があるか気を付けてお料理しましょう。



4. 冷ましてる間にピーマンをみじん切りにします。



5. ボウルに移して、FETAチーズも同じボウルに投入します。



6. 乾燥トマトを入れます。私は瓶詰め、オリーブオイル漬けのをいつも使用します。



7. オイルを簡単にペーパータオルで切って、細切れでも千切りでも、食べやすい大きさに切ります。





8. それも同じボウルに投入。



9. ソーセージが十分冷えたらそれも同じボウルに投入し、卵(溶き卵)、Half & Halfも入れて、塩コショウしてよく混ぜます。



10. 生きた障害物はそのつど移動していますので、気を付けて動き回りましょう。



11. 混ぜたものをパイ生地に流し込みます。









12. オーブンは350F(摂氏175℃ぐらいだそうです)で前もって温めておきます。
13. 50分ぐらい焼きます。焼きあがったら爪楊枝を差してみて、抜く時に具が引っ付かなければ完成です。



14. 今回は切る時に大失敗をして殺してしまったので、原形を留めてるほうの切り口をご覧ください。



おしまい



残り半分はまた後日、夕飯で食べます。
ソーセージと塩気と、トマトの酸味と、パイ生地のほのかな甘さとバター風味がとても美味しいです。

前日にパイ生地に流し込める具材だけ準備しておいて、
次の朝に焼くだけにしておくと、朝食としてもピッタリなのでおススメ。

あんまり簡単なので、うちでは登場頻度が高い一品です。

お試しを:)









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男はそれを断れない

2019年02月21日 | お仕事
一昨日から北バージニアはすごく寒くて、
日ごろ寒がりでも冷え性ではないケイエスも、流石に両足の尋常ではない冷えのため、ダブルソックスをしていたら、
昨日早朝から雪がじゃんじゃん降り始め、北バージニアの朝の通勤に大打撃を与えた。




雪が降ると私にはお抱え運転手がいるので(運転手の名前はハニバニっていうの)、悠々通勤。


雪や雨が降ると猫って本能的に狩りができないってわかるから、もう一日中寝てばっかりだよね。
フリちゃんも毛布に潜り込んで、「ご飯よー」って声かけると「❤」みたいに出てくる以外はずっとなんちゃって冬眠してた。




さて、今日もデミ嬢とランチしながら言っていたことなんだが、
うちの部署、今年に入ってから異常なまでに忙しい。


普通なら「これが新しい『普通』なんだ」ってあきらめてそれに従う感じなんだが、
これが新しい普通になるとか、あってはならん!みたいなレベルの忙しさなので、はやく落ち着くといいのにねーって言ってたの。


職場の男の子で、同じ統計アナリストやってる隣のキューブのフィル、普段は真面目で大人しくて面白いのに
最近彼の愚痴が物凄くなってきて、デミ嬢と心配してるの。


今朝なんて朝からいきなり愚痴の嵐で、かなり感情的になっており、終いには

泣きだすんじゃないか
暴れだすんじゃないか
一心不乱に笑いだすんじゃないか(怖い)

と、デミ嬢とハラハラドキドキして彼の話を聞いていたほど。
もう毎日がスリリング。


ここまで書くと、まるでフィルが私やデミ嬢以上に愚痴ってる女々しい男みたいに聞こえるかも知れないが、
それは違う。
私とデミ嬢は愚痴りに関して言えば部署1位2位を争えるほど。
だいぶん前に上司のブラッドも、私とデミ嬢に文句を言われるのが怖いと言ったぐらい。
私たちは文句を言うのも、言い返すことに対しても何の抵抗もない。


これっておばちゃん効果なの?
おばちゃんになると、なんか怖いものが減るよね?


って若いみなさんに聞くなて?


これからお分かりなように、私らが文句を言うのって常日頃なので、どちらかと言うと
表面でキーキー音を立ててるようなもん。


多分上司のブラッドは「またか」としか思っていないかも。


本当に困るのは、日ごろ聞き分けが良くて、常に昇格に対して向上心を忘れてない男たちが不平不服を抱き始めた時。


うちの職場の男たちは、とっても頭が良くて真面目で、数字をたくさん扱ううちの職場(やっぱりここは男の職場なのか?)では
とても重宝されている。頭が良くて真面目だけなんじゃなくて、他に何が凄いかって、
彼らは上司だろうが、他の部署のマネージャーだろうが、自分の仕事でなくても仕事を頼まれると『No』と言わない。
いや、最近本当に思うのは「NO」と言わないんじゃなくて、言えないんじゃないか。


デミ嬢はいつも「これってセクシズム(男女差別)だ!」と熱くなるけど、確かに部署の男子社員は昇格が早い。
私も最初はセクシズムなんじゃないかと思ったこともあったが、冷静に考えてみるに
彼らはどんな仕事でも、断らずどんどん引き受ける。


逆に女一行(今は3人しかおらん)は、自分の仕事じゃなかったらまず最初から引き受けない。
むやみに引き受けて出来なければ、そこでまた新たな問題を引き起こすからだ。


問題は起って解決するものではなく、最初から起こさないように回避するべきと思うのがうちら女ども。
男らは逆に、問題が起きたら解決すればいいだろ、やって出来ないものはないと解釈する人がとても多い。
だから一般的に男って怪我をしやすいのか。


会社にとって問題は起きなければ起きない方がいいに決まっているが、
重宝されるのは、問題が起きてから、どうやって解決に結びつけるかという行動を起こしてくれる人。
どうしてかというと、問題は常に起こりうるから。


フィルの場合も、私が隣のキューブで盗み聞きする限り(ケイエス、仕事してんのかとか言わない)いろんな依頼に対して
とりあえず引き受けてる感じ。
こないだ依頼のメールも見せてもらったけど、High Priorityな仕事ばかりあって、これどれから手えつけるん?って、
こっちが心配しちゃうほど。


断れなくて、とりあえず引き受けて、結局仕事の量に圧倒されて、ストレス過剰の日々を送る男フィル。
心臓発作起こして倒れるなよ。


アメリカで働き始めた頃、「やりたくない仕事があったら初っ端でしくじるべき。そうすれば2度とその仕事を任されなくて、後が楽。」
と教えられたことがある。


個人的には理にかなっていると思っていて、好き。


でもその教えが正しいかどうかは別として、ストレス&リスクを回避し、自分に出来ることを着々とやっていく方が
この部署では無難なサバイバル法だってことは、女一行の方がよく理解しているようだ。


だから私たちは一向に昇格しない。


しかし女一行は、今日もなんだか楽しかった。


*******

今日は昨日の雪から一転、とても暖かくて青空も広がっていた。



ステキな携帯で写真を撮りますよ。「ステキ」プリーズ。



やれば出来るじゃん。



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愛溢れる税理士事務所

2019年02月18日 | アメリカ生活
アメリカで子供がたくさんいる家庭は、この時期になるとちょっとした(あるいはガバッと)お金が入る。


日本でいうところの「年末調整」である。


家庭によって、いろいろ事情は違えど、ざっくり簡単に考えて子供が多い家庭は
返ってくる税金の金額も多い。


例えば同僚のジャスティンは、子供が二人の4人家族でおよそ40万ほど戻って来たそうだ。
その40万が多いと思うか少ないと思うかは人それぞれ。


逆に、子供が(または扶養が)いなくて夫婦両方が働いているとかっていう人は、
もう十分に税金を徴収されているにも関わらず、この年末調整でさらに徴収されることになる。


私もハニバニも毎年これだ。


「ケイエスも子供をたくさん産んでたら税金返って来たのに。」
と言うが、私は返ってくる金額よりも、実際に子供に使う費用のがもっと多いだろと思っているので
羨ましいとは思わない。


Kids are expensive、なのだ。


羨ましいとは思わなくとも、更なる税金でお金を徴収されるのは腹立つ。


だからこの時期になると私たちは出費がかさむ。
国と、州の両方に更なる税金を払うんだからかなり痛い。


だからといって税金を納めなければアメリカの国税局に後を追われる羽目になるわけだ。
(日本でもマルサの女って映画あったよね)
それは是非とも避けたい。


で、今年も税理士でお友達のローリーのところへ行ってきた。
うちの税金のことは全て彼女に任せている。


彼女のところには犬がいて、彼女の家(一部屋を彼女の事務所にしている)では自由に歩きまわっている。
ラブラドールとピットブルのミックスで、ルーディ君という。



1歳ぐらいでとにかく元気がいい。人懐っこいので、猫派の私もつい手を伸ばして頭をクシャクシャしちゃう。


横顔なんて、犬だからかな、フリちゃんが単に丸すぎるのか、こんなにもシュッとしている。



フリちゃん、ほんとに真んまるだなー。可愛い❤


正直、税金の話とか書類の作成は、あんまり楽しくない。
むしろ退屈でしょうがないのだけど、ローリーが仕事してる間、ルーディが顧客を退屈しないように楽しませてくれる。





ハニバニと遊びたくて傍により、じっと顔を見つめて、ハニバニが撫でると気持ち良さそうに目を閉じるのが
なんか可愛い。


人間は、手の平に温かくて柔らかい物が触れるだけでオキシトシンという、いわゆる『幸せ細胞』が増えるらしいが
本当だと思う。だから生活に動物がいるだけでこんなにも幸せになるんだろうか。


ハニバニの顔を見計らってはおもちゃを咥えてきて遊ぼうと誘う。
ハニバニも犬が大好きなので(基本私と同じで動物は大好き)、ローリーと税金の話をしながらもおもむろに立ち上がって
ルーディと遊び始めた。





日ごろフリちゃんに鼻であしらわれているからか、ルーディと遊ぶのは非常に新鮮のようだ。



ルーディも楽しくてしょうがない様子で、そのうち興奮度が高まってきて



つい、腰もふっちゃうww

男同士で、ウケるんだが。

おいハニバニ。奥さんには無視されたが、ルーディには愛されてるぞ。



たくさん遊んでルーディ疲れる。

まるで子供だなww


税金は今年もガッポリ持ってかれたけど、犬と戯れるのは楽しかった。


そのあと久しぶりにイタリアンへ行き、レモンバターカラマリ&シュリンプを前菜で頂き、



ハニバニはいつものラザニアと、私はシーフードパスタを食べた。






そのシーフードパスタが美味しくて、次の日の日曜の晩、今度は自家製シュリンプパスタを作った。



この週末だけで腰回りパンパンなんだが。



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届かなかった ”I love you"

2019年02月14日 | アメリカ生活
今日はバレンタインデー。


私が会社に出かける時間はまだハニバニは眠っているので、あんまり必要以上に声を掛けることなく、
行ってくるねと軽くキスをして出かけた。


会社のデスクに着いてから、改めて Happy Valentine’s Day, Honey Bunny!! とテキストを送っておく。
8時に起床なので、その時に見るだろう...


と思っていたら7時半ぐらいに電話がかかってきた。もう起きてテキスト読んだか?


そしたら、会話の初っ端からこう抗議された。


『酷い。全く聞こえてなかったの?何度も何度も愛を叫んでいたのに。あんまりだー』


何があったかというと、こうである。



私がハニバニにキスをして部屋を出た時に、目が覚めた。
ケイエスはすでに階段を降り始めている。

今日がバレンタインデーだと分かっていたから、朝一番に愛を叫んどきたかった。

ハニバニ叫ぶ。「Happy Valentine’s Dayハニー!(ゴーーーー(加湿器の音))」
(ケイエス気が付かず)

気を取り直して叫ぶ。「I love you ハニー!!!(ゴーーーー(加湿器の音))」
(ケイエス全く気が付かず)

もう一度叫ぶ。「Happy Va…..(ピーピーピーピー(ホームセキュリティー施錠の音))」

バタン(ケイエス出かける)

          


家全体に行き渡るぐらい大きい加湿器を付けてて、これが性能が良いのはいいとして
難点が音が非常にでかく、起動しているときは飛行機の中みたいな環境になること。


まさか上の寝室からハニバニが愛を叫んでるとは知らず、そりゃ出かけるさ。


でも言われてみれば階段を降りるときに、なんか男の人の声がかすかに聞こえたような気がしたんだが、
でもなんかその時、「うー。まさかね。怖。」と思ってぞわっとしたけど気にしてなかったの。


ドアを閉めるときはもうホームセキュリティーの開始の音がピーピー鳴ってるから、これまた大きな雑音だし。


いやー悪いことしたねえ。せっかく叫んでくれた愛。


でもいつも感謝してるぞ。I love you, ハニバニ。


午後になって、私が帰る直前に、テキストが入ってきた。もちろんハニバニから。

「今日はバレンタインだから、スペシャルディナーのキッシュで待ってるね❤」



それって。
こないだの晩の残り物じゃん。






でも美味しく頂きました。
そりゃそうだ。私が作ったんだもの。


みなさんのバレンタインが大成功だったことを祈ってます:)




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📱iPhoneXS MAXに思うこと

2019年02月12日 | アメリカ生活

今更ながら、iPhoneを買い替えた。
こないだのディズニーバケーションから戻ってすぐのことになる。


これまでiPhone6Sを結構長年大切に使ってきて、何の不具合もなく、
この先もこれでまだずっといけるかなと思っていたところ、
ハニバニが職場で支給されていたBlueberryという携帯(知る人ぞ知る)を返還し、個人で携帯を買うことにした。


お堅い国家公務員に支給される携帯は、何もかも無料(携帯も無料なら通話料も国持ち)というメリットを除けば
アプリも好き勝手に入れることもできないし、なんと言っても勤務時間外で電話がかかってもそれに応答しなければならないという
デメリットもあった。
それにうんざりしていた彼が、意を決し、私がずっとずーーーっと進めていたiPhoneをゲットしたのだった。
彼がゲットしたのはiPhone8。
当時の私の携帯が6Sだったので、それに比べると、かなりアドバンスな機能もいっぱい。


それに影響されて、バケーションが終わったら同じのを買うことにしていたのだった。
どうしてバケーションが終わってからだったのかというと、ディズニーの激しいアトラクションで上下左右と
揺さぶられて、それによって生じるダメージの可能性を考えると、ちょっと待つべきだと判断したからだった。


なのに実際に買ってしまったのはXS MAXという、アップル携帯電話史上、一番画面が大きく、
お世辞にも家計にフレンドリーな価格とは言えない携帯。


妹が透明なケースを、スワロフスキークリスタルで素敵にキラキラにしてくれました。


選んだ理由その1

あのずっしりくる重さが逆に手にしっくりくる感じが良かった。
どうせ片手操作しないし、運ぶのも尻ポケットじゃないし、大きさも重さも問題なかった。
実際、ケースに携帯リングを装着したのでこれでかなりしっかりと携帯を持つことができる。



選んだ理由その2

画面がデカい。私はコンタクトをすると速攻で老眼になり、近くの物が見えにくくなるので、
画面が大きいのは実に助かる。しかも画面が今までになくキレイ。
私は携帯で暇つぶしにYouTubeなどを鑑賞することが多いのでこれは嬉しい。



選んだ理由その3

これが一番の理由ともいえる。
携帯で撮る写真の画像がとっても美しい。しかもまるで一眼レフで撮ったかのような画像にもなっちゃう。
新しいデジカメも欲しかったけど、これならもうこの携帯で一石二鳥。


早速、好都合な被写体を相手に試し撮りしてみる。




んべ。






以前の携帯では明らかに出来なかった仕事をしてくれる。
しかも画像が全然違う。感動的。


使ってみて約1カ月ほぼ経過したが、本当に買って良かったと思っている。
使ってみて気が付いた別の優れた点は、電池の持ちが非常に良いこと。
なんと、今、ほぼ3日に一回の充電で大丈夫な感じ。
まあ、余計なアプリを全てオフにしたりとか、そういう工夫もしているのだけども。


とりあえずは、文句の付け所のないiPhoneXS MAX。


でも、ただ一つだけ、思うことがある。


これでミディを撮ったら、きっと彼女もすごくキレイで可愛い仕上がりになったろうな、と。


携帯自体には何の問題もないけどさ、そういうことをいろいろ思っちゃうんだよね。
大好きだったから、生活の些細なところでそういう小さい思いが浮かんでは消え、を繰り返すのです。


これからもっと、フリちゃんの写真が増えそうだ。

(ちなみに前の記事のGRUMPYもiPhoneXS MAXで撮影しました。)





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バケーション記事の裏で

2019年02月09日 | お仕事

今年に入ってから仕事が目に見えて多忙すぎとうか、過酷な状態が続いている。


2月はまだ終わっていないけれど、1月も2月ももう最悪で、今までこんなに大変な思いをしたことがあったかどうか思い出せないほど。
そう思うのは私だけかと思って、どうせ辛いなら、いっそのこと悲劇のヒロインをどっぷり演じようと思っていたのに、そうではなかった。
ある日、デミ嬢と私が日常の愚痴を吐き出していたら、そのうち他の同僚も交じって其々が愚痴を吐き出したことで判明したのだった。


私のいる職場はアナリストばかりが集まる部署で、みんなそれぞれやる仕事が違う。よって、参加する会議もバラバラ。
だから各々のストレスレベルも種類も違うのだが、結論的にうちの部署全員が極度の不満を抱えているのは明らかだった。


こんな不満を抱えながら仕事してるアナリスト一行に火を注いだのが、2018年の業務評価と2019年の目標管理の発表だった。


私の部署はデータを扱う場所で、ビジネスプランもそのデータを基準に立てられるのでIT並みに忙しくてこき使われる職場として知られる。
データなんてパソコンを使えばすぐに出せるじゃん!と思われているが、一つのデータを得るためには、いろんなデータを抜き出して組み合わせ、
それをレポートに作成して、それから分析しなければならないので、指をパチンと鳴らしてはい出来上がり!というわけにはいかない。


レポート作成の上で、数式を間違えればとんでもないデータを出すことになるので、神経もすり減らす。
私でさえ「なんで私の仕事がこんなに難しいんだろ」と思うのだから、他のシニアアナリストたちは毎日どんな心境なんだろう。
みんなこんなに一生懸命仕事しているのに、2018年の業務評価、なんとほぼ全員、前の年よりも落ちていた。


しかも今年の目標管理が一層難しいとか、『ふざけんな』の道まっしぐらとしか言えない。


上司のブラッドも「今年は僕も含めてなかなかチャレンジな年になりそうだよ。頑張り甲斐があるねえ。」と言っていたが、
顔がまったく笑っておらず、そう無理やり言わせられている感が拭えなかった。


彼もまた私たちと同様、不満を抱えているのだった。


私は頭のどこかで、2018年の評価が落ちていなければそれで良しと思っていて、
実際は0.1ポイント落ちていただけだったのでそれほどの殺意は湧いてこなかったが、
同僚の中には期待度が高かったからなのか、はたまた下落度が酷かったからなのか激怒しているのもいて
ブラッドによる業務評価に同意する署名もしたくないし、人事課にブラッドの間違った評価の仕方に異議を突きつけてやる!と言っている。


私の職場はみんな仲がよくて楽しい場所だと思っていたので、今まさに職場がざわついている感じがなんか残念。
今のままだと優秀なアナリストが職場を離れるのではないかという懸念を抱かずにいられない。


こないだから数回、楽しかったディズニーの旅行記を書きながら、現実はかなりストレスを抱えて残業続きだったわけだ。
写真を見ながら「本当に楽しかったなー」と、つい遠い目をしてため息が漏れてしまうほど。


でも根っからのポジティブ思考なので、仕事があるだけいいじゃん!ちゃんと給料も貰ってるし❤と言い聞かせて頑張る。
実際、職場の同僚は今でも好きだし、一緒に愚痴ることすら楽しいし、やっぱり何と言ってもこの仕事、自分に向いていると思うのだ。
だから頑張る。


フリちゃんも、謎の不満を抱えていらっしゃるご様子。何が気に入らないのよ?


「あんたが近すぎなのよ」


猫ってわかりやすい。


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