バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

マイコーの死は社会現象だ

2009年06月27日 | アメリカ生活

お茶目なマイコー

マイコーの死から一夜明けた今日、出社して異様な感じに驚いた。

駐車場で、
エレベーターで、
カフェテリアで、
職場で、

どこに言ってもみんな彼の話しで持ちきりだ。

今日はアメリカ国民全体が彼の話をしていたと言っても
過言ではないだろう。

私の記憶が正しければ、国民中が同じ日に同じ話題で一日中会話をしていたのは
9・11以来ではなかろうかと思う。

職場ではヴァネッサがなんだかうんざりした顔して
話をし始めた。

「昨日の夕方、いとこから電話かかってきたのよ。
もちろんマイコーの話なんだけど、彼女、泣くのよ。
『信じられない、何で死んじゃうの?!』って。
でさ、私思わず言っちゃったの。

あんた、いつからマイコーのファンだったの?

って。」

私はこれで15分ぐらいは笑い続けることができた。

去年、私は同じような記事をここで書いたことがある。(参考記事: インスタント・ラブ 1/24/08)

インスタントに熱狂ファンが増えるよね、いつも誰かが死んじゃうと。

以前、マイコーが児童わいせつ罪かなんかで告訴されたときは
それこそ彼は世間からバッシングを受けた。

狂人扱いされた。

なのにどうだろう。

彼の死によって、彼がKing of Popの名を取り戻したと言える。

私は彼のことは、特にファンでもなかったし
だからと言って特に変人扱いしたこともなかった。

何かの頂点に立つ人っていうのは、
それなりにものすごいキャラクターを持っているものなのだと思っているので
あれぐらい目立っても普通なんだな、ぐらいの気持ちを持っていただけだ。

ただ

整形はしなけりゃよかったのにね

と心から思う。

せめて、BADをリリースしたあたりの整形で止めとけばよかったのにと
余計なお世話だが、そう思う。

今日もニュースはマイコーのことばかりで、
死因を追求するものがとても多い。

今のところは心肺停止とだけ、伝えられているが

これも一部の関係者に言わせると
なんだかおかしな部分が多いという。

実際にかけられた911コール(救急車の要請)の会話を聞いたが、
その道の関係者が言うにはつじつまの合わない変な点があるという。

彼の死因に関してのうわさはすごいもので
薬害説も聞いたし、警察の殺人捜査も動いているとも聞いた。
薬害説は強力な説らしい。


でもねー


私が思うには、
ちゃんとした死因ってなんだか絶対に公表されないのではないかと。

でね、

もう1つ思うに、
彼の皮膚がとても病んでいたのではないかと思うわけよ。

実は4,5カ月前に
ニュースかなんかでマイコーがとても悪性の皮膚病に
感染しているのではないかという疑惑があると聞いたの思い出したの。

もしそれが本当なら、
それが絶対に死因に関係しているんじゃないかって思うのよね。

だって皮膚とかってとてもプライベートなことでしょう?
しかも今までだって彼の「黒人から白人みたいな皮膚の変色説」に関しては
とても隠されてきたわけだし。


まあ


死因がはっきりわかるには時間がかかるようだけど
「心臓関係」で落ち着きそうな気配がする。

もし、それ以外の死因が発表されたら驚きだと思う。


と、素人でヒマなケイエスはそんなことを分析しながら
金曜日を過ごしたわけだ  仕事はどうしたとか言わない


今晩は



Pepper Steak

目は今日も不気味に赤くて
自分で自分をうっとりと眺めることもできませんでした。

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皆さん、良い週末を!
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。



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充血と母とマイコー

2009年06月26日 | アメリカde健康管理
困ったことに右目が恐ろしく充血している。

数日前からなんか変ということは気がついていたが
なんといっても目を酷使する職業、こういうことはよくあることだしと
放っておいた。

ところが今日はもうぞっとするような充血の仕方だ。

全体が充血っていうわけではなく、
右目の耳に近い白目だけが赤いっていう感じ。

絵にかくとね、











まさにこれ。

あ。すんません。美化しています。
私の目、実際は鼻よりも小さいはずです。

疲れ目で充血してるというよりも、
どちらかというと、殴られて内出血してるような感じ。

冗談で、「警察に『夫に殴られた』と行ってったら
絶対にみんな信じるね。」と笑ってハニバニにいってみたところ、
彼は笑ってくれなかった。

それぐらい生々しいっつーことだ。

充血止めの目薬を使ってみたが、全く効果なしなので
眼科で看て貰うことにした。
今週の土曜日ね。

そういえば1年前にも同じことがあったのだよ。
全く同じ症状。

その時は「花粉ですね」って言われて、
ステロイドというとってもきつい目薬をもらったが
それがまた速攻で効いた。

数時間で白目がそうあるべきの白目に戻っちゃうんだから。

「長期間での使用は禁物だからね。治ったらさっさと捨ててよ。」

って言われたぐらいの驚くべき目薬。

今回もやっぱり同じ結果になるのだろう。
それにしても自分で言うのもなんだが、

私、とっても不気味だ。

実は面白いことに、
ちょうど同じ頃、母も「右目が痛くて病院に行ったけど
どっこも悪くないって言われるんよねー。どうしたんじゃろ。」
と、同じ右目の不調を訴えている。

内容は少し違うが、同じ右目ときた。

母と子っていつも何らかのカタチで繋がっているのね。

それにしても母の目は大丈夫だろうか。
後で電話してみよう。


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それから夕飯を食べながら


Ham Dinner

ぶったまげた。

マイコーが死んじゃったよ。
ニュースキャスターが

「独自で手に入れた有力な情報ですが
マイケルジャクソンさん、たった今亡くなりました。」

って言って、ハニバニと何度も何度もそのコメントのところだけ
リプレイして、お互いが勘違いしてないかを確かめた。

だってその時あのCNNでも

「マイケルジャクソンが病院に搬送された」

としか報道してなかったぐらいだもの。
「誤報だよね?」っていろんなチャンネルをチェックしてみたけど
「死亡」とはっきり言ったのはその私たちが見てた局だけだったのよ。

時間が経つにつれてそれが正真正銘のニュースだとわかって
ビックリしたね。

こっちはもう大騒ぎだし、
マイコーが亡くなったUCLAの病院の周りには人が集まって
すごいことになってるよ。

マイコーってさ、いつになっても「ピーターパンシンドローム」って
感じだったから、彼が病気であっさり逝っちゃうなんて
想像もできなかった。

でもまあ

とりあえず今は自分の目の行方が気になるところだ。

明日はコンタクトじゃなくてメガネで出社しよう。

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そっちでもマイコーのニュース入ったでしょう?

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。

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月曜日、静かに終了

2009年06月23日 | お仕事
私だけだろうか。

月曜日が終了すると、すでに週末の気配を感じるのは。

それぐらい私の月曜日は過酷なわけで。

先週の月曜日があんな感じだったので(参考記事
今朝はかなり気合をいれて出社した。

今日は何が待ってるんだろう。

システム異常かな。
それともまたシステムダウンかな。

ところが今日は何もかもが普通に準備されていて
「これで当たり前なのだ」というところなのだろうが
気合を入れて出社しただけに、拍子抜けした。

穏やかな月曜日か?と思いきや、仕事の量が普通ではない月曜日。
平穏とはいえないまでも、自分のペースで仕事ができたことは
やっぱりうれしい。

そういえば今日、ランチタイムにちょっと時間があって
天気も良かったことだしと思い
駐車場を散歩した。

気がついたことだが、私と同じイエロータグを持つ人(参考記事)が
会社の駐車場に駐車していて、駐車違反のチケットを食らっていた。

3,4台は見たかと思う。

月曜日だし、うっかりと普通に出社してきたのだろう。

同じタグを持つローズマリーも今朝は
うっかりと会社の駐車場まで来てしまい、いきなり自分のタグが思いっきり
イエローだったことに気がつき、慌ててシャトルバスの来る大学まで
飛んでったという。

月曜日はみんな小さな物語があるようだ。

**********

さてさて、こっちは昨日をもって正式に季節がになった。
♪Stop the season in the sun~♪ (by Tube ...古!でも好き)

今日は上でも言ったけど、カラッと晴れて湿度が低く
それこそ外に出ないともったいないような夏の日だった。

そんな日の夕食に














フィレオフィッシュはないだろう。

暑っ苦しかったー。食べたけど。(文句言ってくとこもないしね)

夏はやっぱり冷麺だな。
っつーか、今日はそうめんに飛び込みたい気分。

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うわ!数時間前にDCメトロで事故があったのだけど、
さっきニュース見たら電車の上に電車が乗っとる~~!!


↓  ↓  ↓

いつもありがとう。

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ヴァルを支えるもの

2009年06月20日 | アメリカde健康管理



昨日、職場のトイレで話し込んだ。

お相手は、ヴァル。
セールスのマネージャーをしているやり手の黒人女性。

彼女とは直接仕事を一緒にしたことがなかったが、
私がマネッジメントレポートを作成しているので
その関係で顔見知りになった。

決定的にもっとお互いを知るチャンスが後に現れた。

それはハニバニと私がコレステロールの数値の検査で病院に行って
待合室にいるときに、偶然隣に彼女が座っていたことだった。

こんなとき、待ち時間が結構あってもいいなと思う。

彼女とはハニバニも含めて話が弾み、
今までまず知ることはなかっただろう、彼女のことを知ることができた。

彼女の年はなんと51歳。
その事実を知って、私は速攻で血圧が上がりそうだった。

なぜならば、彼女は私よりもちょっとだけ年上かなと思っていたから。
若さの秘訣は何なんだろう。

数年前に夫を亡くし、
しばらくは南アフリカに長期の旅行をしていたこと

大学を卒業した息子が、今度同じ会社で働くころになったこと

最近ポタシアムの数値が低かったので再検査で今日ここに来てること

を、元気に語ってくれたのだった。

さて、その彼女を最近ずっと見かけなくて
昨日とっても久しぶりに見かけたのがトイレだったというわけだ。

「何だか非常に久しぶりですが、また長期でバケーションでしたか。」
と笑って聞いたら、

「違うのよ。病んで手術して、やっと退院してきたのよー。脳腫瘍だって。」

いきなり笑えなくなった私を知ってか知らずか
彼女は続ける。

「ちょっと前からね腕、肩、顔にかけて痺れがあってね、
病院に行ってたんだけどどのドクターもこれといって病名がわからなくて
それでDr.Wangに担当してもらったら、脳神経科に紹介状書いてくれてね
それで調べてもらったら脳腫瘍だって。
でね、場所がすっごい悪いんだってさ。手術がとっても難しいんだって。
だからここでは本格的な手術ができないから、
いずれはバージニア大学病院で大手術になるんだけど、それまでは
薬治療をしてねー。髪がね抜けちゃったのよー。わかる?
ケイエス、大丈夫?」

まるで「こないだね豚インフルエンザにかかったのよー」って言わんばかりの
口調ですごいことを目の前で語るヴァルに、
私は阿呆のように口をぱかんと開けて、ただ聞いていただけだった。

そんなことがあったなんて、知らなかったし、
だいいち彼女はいつも人と目があったら笑顔を返すような人で
あのスバラシイ容姿なので、彼女の「髪」がウィッグだと言われても
全くわからない。

内面が美しくて輝いている人っていうのは
外見なんてたいして問題にはならないほど、内側の美が勝っていると思う。

「何がヴァルをそう強く支えてるんですか。」と聞かずにはいられない。

「こう見えても、Up&Downがあるよ。やっぱり怖いしね。
でもね、1日1日の大切さがすっごくよくわかるようになったよー。
1日が24時間なんっつーのがね、惜しくて惜しくて。
ケイエスもしっかり笑いなさいよ。楽しくしてるのは良いことだからね。
あ、ミーティングの時間だ。」

そしてつい先週まで入院していた人には思えない足取りで
バタバタとトイレから去ろうとしていた矢先、
くるりと踵を返してこう言った。

「ハニバニ君、コレステロールはどうなってる?彼によろしくね。」

彼女がいなくなったトイレ。
何か一瞬にしてすごいものが目の前を通り過ぎてった様な感覚があった。

今も頭の中に脳腫瘍という病魔を抱えて、
ヴァルは生活している。

今日も彼女を見かけたが、いつもどおりの彼女だった。

エネルギーにあふれてて、人には笑顔を振りまき、
自分のことはさておき、人の健康の心配をする。

彼女の強さはどこからくるんだろう。

彼女を支えているものって何なんだろう。

こういうことがないと、自分がどれだけ健康で恵まれているかを
確認できなくて、そんな自分を恥じた。

「Everyday is miracle(毎日が奇跡)」
という言葉を繰り返す。

彼女が病魔と闘っていけますように。

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今日も楽しく生きましょう。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。



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Wパンチ on Monday

2009年06月16日 | お仕事
どうして私の月曜日ってこんなんだろう。

私の記憶が正しければ、月曜日に素晴らしかった出来事って
まずないような気がする。

今朝。

お目覚めもよく、わりとてきぱきと用事を済ますことが出来て
予想以上に早く出勤の準備が出来た。

月曜日は心躍るシャトルバスの日なのに

今日はなんだか頭の中が「大人の女風」みたいに(←何それ)
落ち着いていて、
今日こそなんだか素敵な月曜日になるような気がしていた。

マジでね。

今日はハニバニと車を交換することにしていて、
それでは行ってきますと、発車の為にキーをひねった。

カチ。
カリカリカリカリ...

あら。車のエンジンってさ

カチ。
ブルンブルン

じゃなかったっけ。

もう一度イグニションをひねる。

カチ。
カリカリカリカリ...

車が変!!!!!!!!!!!

聞きなれない音にゾッとし、
すぐにハニバニをガレージに呼んだ。

ハニバニは一発で事情を把握する。

「やっぱりドアじゃん。」

************

昨日の話になるが、
ハニバニの車を運転して食料品の買出しに行き、
帰って来てからドアを閉めるのを忘れていたようだ。

夜になってから、
「またドアを閉め忘れてからー。
こんなんしよったらバッテリーが上がるよー。」

と注意を受けたのだった。

あはは。

やっぱりバッテリーあがっとった(涙)

で、急遽ハニバニに会社に送ってもらい、
ちょっと出だしは悪かったがとりあえず今日は良い1日になるもんね

と信じる気持ちを忘れずに、職場に到着。

すでに仕事を始めていた同僚が一斉に私を見て言う。

「おはよう、ケイエス。
システムがダウンしてるけど。」






















私は月曜の朝、処理しなければならないレポートが山のようにある。
提出時刻も決まっている。

それを置いといて、出勤早々システムを立ち上げる為に
まだフル活動してない脳に鞭を打って問題解決に勤しんだ。

...。

どうして私の月曜日って。 ぶつぶつぶつぶつ

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みなさんの1日が素敵でありますように。

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アリッサの卒業パーティー

2009年06月14日 | アメリカ生活

アリッサには商品券を、シーラとボブには去年みたいにワイン

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今日は隣人、シーラとボブの娘のアリッサの卒業パーティーに行ってきた。

去年の同じころ、アリッサの兄のニックのパーティに言ったとき(参考記事
シーラが

「あと2年でアリッサが卒業するのよね。」

と言っていたので、パーティーの招待を受けたときに
あれからまだ1年しか経ってないけどなあと思っていたが
どうやらアリッサは飛び級をしたらしい。

飛び級というシステムは日本にはないが
アメリカとかイギリスでは普通にあるようで
その生徒の出来次第で、例えば中学1年から中学3年に
級が飛んじゃうことらしい。

アリッサは高校1年から3年へと飛び級し、
17歳の若さで大学へと進学することになる。

すげー

と思うが、アメリカって、10代まだ半ばで大学を卒業する子とか
いるのでこれぐらいよくあることなのかも知れない。

でも実際どうなのだろう?

私は高校生活が大好きだった。

ハニバニにも他人にもいつもしつこく言っていることだが
私の高校生活は黄金時代そのものだった。

その楽しかった3年、卒業するときはそれが惜しくて惜しくて、
もう5年ぐらい高校生活が続けばいいのになど思っていたほどだ。

アリッサの場合、それが2年で終了してしまうとは。

彼女がどんな高校生活をしたかは私は知らないが、
なんだか淋しいとか思わないのだろうか。

だって彼女の友達はまだ高校生だよ?

私は一緒に高校生活を過ごした友達と
一緒に卒業できたことをとてもうれしく思う。

そんな友達と一緒に卒業しないなんて
なんだか嫌だな。

などと思いながら、パーティーで出された春巻きを
バリバリ食べていたのだった。

フィンガーフードでお腹一杯になりながらも
家に帰ったらちゃんとした夕飯が食べたくなる。



ちゃんとした夕飯には見えないかもしれないが
食べるものを食べたら気分が落ち着く。

パーティーも楽しくていいけど
やっぱり我が家で食べるのが一番落ち着くね。

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さて、今日6月13日はケイエス父の61回目の誕生日。
今朝電話で話したら、いつもどうり元気そうで
とても安心した。

父、今年1年も若々しく元気一杯で頑張ってね!!!

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今日のお天気はいかがですか?こっちはまるでジャングルです。
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。




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出勤はビーチサンダルで

2009年06月10日 | お仕事
出かけるときに集中して「困ったこと」は起きないだろうか。

うちの場合、その出来事は必ずフリスキーによって起きる。

彼女はいつも餌を丸呑みするように食べるから、たまに胃がびっくりするのか
私が「行ってきます」を言うちょうど5分前ぐらいに

おえぇぇ

ということもある。

今朝の「困ったこと」はそうではなかった。

今朝は朝からとっても天気が悪く、午前中に雷雨になっていたが
ちょうど出かける10分前にゴロゴロをいう音を聞いた。

映画のようにあっと言う間に暗くなり、
すごい風と共に、大雨になった。

私は6:45に家を出るが、その時間帯といえば
この辺では朝の猛ラッシュの最中だ。

私はそんな長い距離を運転するわけではなかったが、
困ったことになったと思った。

なぜならば、車から会社のビルまで歩かなければならない。

馬鹿みたいな話だが、
足元が濡れるのは大変嫌なことだと、私は思う。

だいいち、ちょっと自慢になって申し訳ないが
私には今、雨で型崩れしても気にしないと言えるようなレベルの靴を
持ってない(今はね)。

こないだまではあったのに、古いから捨ててしまったばかりだ。

どうしよう。

時間が刻一刻と迫る。

結局、雨の中でもあきらめてバシャバシャと歩いてゆけるようなのって
ビーチサンダルしか思い浮かばなかった。

そう意を決して、私はそれを履き、
パンツの裾を膝下まで巻くり上げ、
ハニバニの言う、

なんとまあプロフェッショナルな装いなんでしょう

みたいな格好で出勤した。 これだよ↓









夏のおしゃれは足元から (ぶっ)

会社に着いてから履き替えれば良いだけだ。

案の定、会社に着いてからも雨が止む気配もなく、
「もしかしたら自分に落ちるかも」
とドキドキさせるような雷が頭上で炸裂しておった。

雨の中をビーチサンダルでバシャバシャと歩きながら
少し童心に戻った気がした。

子供が水溜りで遊びたがる気分がわかる。

は!

しかし私には仕事がある(涙)遊んどる暇などない。

傘を持っていたのに、傘など持っていなかったようなずぶ濡れ状態で
デスクに到着。

みんな普通の靴を履いていて、後悔の念が顔に出ていた。

そこで脚光を浴びたのが、私のビーチサンダル。

ささっと足元を拭いて
持参したプロフェッショナルな靴(←なにそれ)に履き替え、
全てはOK。

洋服がだいぶん雨水を吸って、居心地悪かったが
それもすぐに乾いてしまった。

昼間に今朝のあの嵐が信じられないぐらい晴れ上がり
ちょっと恨めしい気持ちがしたが、
夕方からまたこんな空模様。





その後は今朝みたいな凄まじい落雷・雷雨と
停電が繰り返しあって、今やっと静かになりました。

NVA・DC辺りの天候なんてそんなもんです。

************
日本ももうすぐ入梅ですね。

↓  ↓  ↓

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運命を分ける

2009年06月08日 | 猫の話

午前7時の来客: またもやバニー


今日は日曜日。

私はシステムのメンテナンスをする為に会社によってから
食料品の買出しへと出かけた。

家に帰って、買ってきた食料品を片付けていると
ハニバニが2階から降りてきて言う。

「スージー、覚えてる?」

**********

話は4年前の7月。

フリスキーはアメリカンショートヘアのブリーダーから
貰ってきた(買ったとも言う)のだが、
もともと彼女が目的というわけではなかった。

先住の猫ペプシを亡くしてから
やっと見つけたアメショのブリーダー。
そのブリーダーから「仔猫を見に来ませんか」とのメールを貰って
私たちは彼女の家を訪れた。

彼女が「この猫のオーナーを探しているのです。」と
持ってきた仔猫がスージーだった。

母親猫は4月に5匹の仔猫を産んだ。

仔猫同士、とても活発でやんちゃで、その小動物の戯れを見るのは
とても気分が和んだ。

と、その戯れから外れて、少し離れたところで
一匹不思議そうにその戯れをのんびり眺めてる仔猫がいた。

顔つきが他の4匹とは違うような気がする。

「あの猫はもうオーナーは決まっているんですか。」
と聞くハニバニに、

「ああ、ミミのことですか。はい、オーナーはもう決まっています。
彼女が他の猫と少し違って見えるのは
同じ母親から生まれてきてもショークオリティーではないことです。」

彼女がいうにはその猫、「ミミ」は、ペットクオリティーという
「格」にあると言う。

母親と父親は、共にキャットショーで1位を獲得していた。

ショークオリティーとは、キャットショーに出場させるだけの
クラスにあるということで、
ペットクオリティーとは、ただのペットとしての価値があるだけだと言うことらしい。

私たちに違いはよくわからなかったが、
顔が違って見えたというのは、
スージーを含む4匹の猫は、そのペットクオリティーの1匹に比べると
顔つきが「凛々しい」ということだけだった。

ペットクオリティーの1匹は、言うならば

ぽやん

としている、いう感じか。

実は私もハニバニも、凛々しいショークオリティーなモデルアメショー
ではなく、遠くでのんびりたたずむ、その庶民的な猫に目が釘付けであった。

私たちは、うちにくる猫をキャットショーに挑ませる気など
全くなかった。

ただ毎日一緒に楽しく生活したかっただけなのだから。

「スージーに申し分はないのですが、
出来ればあのぼんやりした猫が欲しいのですが。だめでしょうか。」

彼女はとても親切な人で、
すぐにそのぼんやり猫のオーナーになる人と交渉してくれた。

交渉は成立し、
うちに来るはずだった凛々顔のスージーはそのオーナーのところに、
そしてそのオーナーの猫になるはずだったぼんやり顔の猫は
私たちのもとへと来ることになり、
そのぼんやり顔の猫は後にフリスキーと名づけられたのだった。

それから誕生日には
そのブリーダーに写メールで「フリスキー(ミミ)は
こんなに大きくなりました。」と連絡したりなんかして、
2、3日前に最近のフリスキーの写真を彼女に送ったばかりだった。

彼女からの返事が今朝あったようだ。

ハニバニの話によると、
スージーはつい最近亡くなったらしい。

スージーのオーナーが目を離した瞬間に外へ飛び出してしまい、
交通事故に遭ったということだった。

他人の猫とはいえ、一度はうちへ来るかも知れなかった猫。
ちょっと胸が痛んだ。

もし、あの日私たちがフリスキーではなく
紹介されたままにスージーを貰って帰っていたら
交通事故に遭ったのはフリスキーだったわけだ。

ちょっと真面目な顔して
私とハニバニは見詰め合った。

「フリスキー。あんた、うちに来て非常にラッキーだったよ。」

と背中を摩ったが、

飼い主の気持ちなどわかるはずはなく
気持ちよさそうにころんと仰向けになり目を細めていた。


キャットショー並みの品格はなくとも、とりあえずラッキーです

************
今週もがんばりましょう!

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。




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『上』からのお届け物

2009年06月04日 | 4SEASONS
ここ最近、やたら雷雨が続く。

今日も例外ではなく、さっきまで青い空がそこにあったのに、
あっと言う間に灰色の空へ。

ちょうど夕飯後の散歩へ出かけるところだったので
2人ともスニーカーを履いて、ニュースと空を交互に眺めながら
行くか、止めるかを話していたところに
雷の轟きを聞いた。

少々の雨なら歩いても平気だが、
雷雨はちょっと心配だ。

落雷などで命を落とすなんて嫌だしね。

結局今日は大人しく地下のトレッドミル(ランニングマシーン)の
世話になることに決定。

先にハニバニを歩かせて、私はソファーでマッタリ&ぼんやりしていた。

予想通りに、雷雨になった。

しかし、雨にしてはやけに外が騒がしい。

窓辺へ行って、ブラインドの隙間から外を見てびっくりした。

雹(ヒョウ)がね、ばらばらばらばらばら....

今までも運悪く雹舞う中を運転していたことがある。
あれは恐怖だ。

音に驚かされるということも大いにあるが、
まず、自分の運転する車が心配になる。

フロントガラスを砕くのではないだろうか、とか
車の屋根がボコボコになるのではないだろか、とかね。

全開は、雹といってもお米サイズのものだった。

今日ばかりは、

運転してなくてよかった!!!!!!!

と心から喜ぶに値するぐらい、この雹に遭遇したドライバー達が
気の毒でならない。

だって、今日の雹のサイズって






これじゃ傘を突き破りそう。

「上を向いて歩こう」とこないだ言っていた私だが、
今日はさすがに上は向けない。

っつーか、今日は雹を手に取ってみることに浮かれて
下を向いて庭をうろうろしとりました。

隣人が怪しそうに私を見る(爆)。

今はすっかり晴れて、眩しすぎ。

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雷雨が来てるときは外出はマジでやめた方がいいですよ。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
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日焼けした肌を眺める

2009年06月02日 | アメリカ生活

週末食べてきたポークケイサディア。豪華なランチではなかったけど、美味しかった♪

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前々から気がついていたことではあったが、
月曜日って、ちょっとしたエンターテイナーっぽいところがある。

仕事をされてる人とか、何らかのカタチで週末明けにたくさんの人と
会う機会がある人ならなんとなくわかると思うが、
月曜日になると、その人が週末何をしていたかがわかったりする。

ヘアカットをした人

新しいバッグや靴や、アクセサリーを購入した人

怪我をした人

明らかに恋人とケンカして、別れて、ブロークンハートな人

日本にいたころは、あんまりこういう人って周りにいなかったが、
アメリカ人という人種は自分をアプローチしたい人がいっぱいだ。

とにかく自分に起こったことを周りに知って欲しくて
月曜日の朝は違った意味でみんな忙しい。

最近私が面白いなと思うことがある。

特に女性に多いのだけど、週末ごとにどんどん日焼けが増してくる人。

一部の若い女の子を除いては(ガングロって言われる人って今でも
いるの?)、美白がしっかりと定着しているジャパン。

こっちは違う。

日本人が羨ましいと思うような、あの美しい白くて透き通るような
肌を持つ白人の女の子は、それがコンプレックスであり
ほとんどの子が肌を小麦色に焼く為に日焼けサロンに通う。

日焼けに執着しすぎる子なんて
焼きすぎてしまって、まるでブロイラーチキンのよう。


冗談抜きで、まじ、こんな感じ

私も日本にいて、まだ若かったころは美白に励んだものだったが、
こっちにきてから、健康的に日焼けするのが好きになった。

こっちで色が白いとなんだか貧弱に見えるわけよ。

でもずっと前に、海兵隊の基地で秘書をしていたころに
オフィスにふらりとやってきた男の人にこう言われたことがある。

「あなたはカリフォルニアで生まれて育ったような英語を話しますね。
え?違うんですか。そうですか。ピュアな日本人ですか。
あなたの話す英語とソバカスで、
すっかりカリフォルニア出身の人かと思いました。」

日本人にとって、褒め言葉とけなし言葉が両方混じったコメントであった。

まあね、私を知ってる人ならわかるけど、
私ソバカス(年をとってきてからシミって呼ばれる)多いけどね。

ハニバニと食後に散歩するときは、
夕方でもまだ日ががんがん照ってて、一応顔にはサンスクリーンなどするが
腕なんて適当に焼いてるし。

でも上のブロイラーチキンにはなりたくないけど。

サロンでキレイに焼いてる女の子を見ながら
かっちょいいとは思うけど、あれって先で健康を壊すんじゃないかと思い
他人事ながらちょっと心配したりして。

上でもふれたけど、
日本にいた若い頃は日焼けが嫌で嫌で、
空なんてまともに見上げたことがなかったぐらいだけど、

こっちにきてそれがなくなってきてからというもの
空がこんなに青くなることや黒くなること、
雲ひとつで空が性格を変えてしまうような現象に気がつくようになった。

だからちょっとやそっとの日焼けで出来るシミなんて
私は気にしない。



上を向いて歩こうと思う。

今日は月曜日で、シャトルバスを待ってる時に撮影しました。
後光の差す大きな雲。 明日も頑張ろうとか、そんなふうに思います。

************
衣替えですよ!初夏ですね。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


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