バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

忘れた頃の幸せ

2010年07月31日 | アメリカ生活


前回の記事ではマンモグラムの件で珍しくも落ち込んでいたケイエス。

そんなころ、タイムリーに気分が盛り上がる出来事が転がってきた。

ここの常連コメンテーターのりんちゃんから誕生日プレゼントが送られてきたのだった。



どーん



忘れた頃の災害っつーのは非常に困ったものだが
忘れた頃の突然のギフトっつーものは非常にうれしいものだ。

空腹を訴えるお嬢を忘れて(おぃ)急いで箱を開けると


ぎっしり

そして、出てくるわ出てくるわ、日本の食品(爆笑)。

キッチンカウンターではとても場所が足りないので
キッチンフロアにその食品を並べてみた。





なんだかこれだけで商売ができそうだ。

どういうわけか、フリスキーがこのカエルのフライパン返しに異常に興味を見せる。



それにしてもすごい数の品。
不意に笑いがこみ上げてくる。

中に入っていた説明書というか、手紙を読んでみて驚いたのだが、
どうも彼女のメインのプレゼントはこれらの食品ではなく、



これらだという。

粋な扇子とフリスクっていうミントキャンディーのカスタムオーダーのケースだった。
ケースには私とハニバニの名前が印刷されている。

りんちゃんの演出には負けたわ。

扇子に関しては、

「ケイエスさん、デスクの上でこれをフリフリして踊っちゃだめですよ。」

と書かれている。

余談だが、以前りんちゃんとバブル時代の日本の話をしたことがあった。

バブル時代と言えばジュリアナ東京
(うんうんと頷いたあなたは私と同世代)

そのころ私はある会社に勤めていて、その事務室にはいつも紙詰まりするコピー機があり、
その詰まった場所からはいつもアコーディオン状態になった紙がでてきたのだったが
私はそれをひらひらさせて「ジュリアナ東京!」と踊っていた、という話をしたことがあったのだった。

りんちゃんはそれを覚えていたのだった。

何と言うか、今思えば私の馬鹿さ加減は今始まったことではなく、
とうの昔から現役だったと言えよう。

それにしても大量のフリスク。



これは彼女が暗に「ケイエスさん、口が臭いですよ。これでも食らってね」と
言っているのではないかと、ちょっと考えたりして。

それからりんちゃんのボーイフレンドがいつも使っているという塩まで入っていた。


何気に高価そう

パッケージを見たら、ミネラルがたくさん含まれていて
料理に使ったらそれだけで栄養満点になるような気がする。是非使ってみよう。


こんなにも沢山送ってもらって、とっても嬉しかったんだけど
その中で、本当に私が嬉しかったのはこれだった。


バースデーカードを開けると


可愛いクマの祝い言葉がたくさん


なんかね、この年になってくるともらって本当に嬉しいのは
物品(マテリアル)よりも真心なんよ。

昔から親にプレゼントすると必ず
「プレゼントは嬉しいけど、気持ちだけで一杯よ。」とかいう言葉が返ってきて
若かった私は「そんなもんかね」と思っていたが、
今頃になってその親の気持ちがわかるから人間の心の中って不思議だ。


りんちゃん、本当にありがとう!
感謝感激で何とお礼を言ったらいいかわからないぐらいよ。
うちに遊びにきたら例のインドに連れてってあげるよ。


と思い、熱くなりながらふと送られてきた箱のラベル(住所とかが書かれてあるやつ)に目をやった。

そこには送られてきたアイテムが簡単に箇条書きされてあったのだが
そこにはひとつ、私の目を釘付けにしたアイテムがあった。




Fish Slice

魚の切り身など入っていなかったが。





りんちゃんは一体何が言いたかったのだろう。


************
日本って本当に美味しいものがいっぱいですね。
りんちゃんのおかげで当分は飢え死にすることはないと思います(笑)。



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乳がん検診に行ってきた

2010年07月28日 | アメリカde健康管理


ケイエスは胸が痛い。


センチメンタルに浸っているのではなく、
文字どおり「肉」が痛むのだ。

今日会社を早退してマンモグラムを撮ってもらいに病院に行ってきた。

もうすっかり経験があるもんだから
要領をわきまえているので準備もすばやくできたが、

あの機械を目の前にすると気分が沈んだ。

左と右の乳房を上下、左右から挟んだ映像を2枚ずつ撮影する。

とにかく「肉」をその射程台(と言うのか)に寄せるのはそのナースというか
技術者の女の役目なのだが、
その彼女、容赦なく「肉」を引っ張る。

まるで親の敵をとるみたいに引っ張るものだから、
機械が「肉」を潰しにかかる前から非常に痛む。

「肉」が射程台にうまくはまったところで撮影になり、
機械が「肉」をゆっくりと潰し始めるのだけど、これがまた血も涙もない。

「はい。そこで息を止めて。じっとしていてね。」

とそのナースは言って撮影をするわけだが、

機械に「肉」を挟まれるとですね、
あまりの痛みにじっとする以外何もできません。

息を止めてないと叫びだしそう。

機械が「肉」を放してくれた瞬間に脱力しそうだ。


こういうことを4枚分行い、全てが終了したころは




ケイエス しばし放心状態




もう「ぐれてやる」と人生を呪う勢いすら奪われるのだ。

撮影にミスがないように、ナースが別の部屋で最初の4枚を軽くスキャンしていく。
私もその場にあるコンピューターでナースが見ている画面を見ることができるのだが
画像全てに忌々しい邪悪なものがあるような気がしてちょっと不安になる。

また今回も『再検査要』の通知が来るかもしれないな。

と思いながら家路を急いだ。

私は妊娠・出産の経験がないものだから、「肉」の細胞が若く
活発な乳腺がたまにマンモグラムに写ってしまい、それで引っかかる人も多いのだと
前回の担当の医師は言っていた。

だから結局次の手段の超音波でもっと詳しく調べるようになるわけ。

それなら最初からマンモグラムはバイパスして、超音波で調べてくれればいいのに。

痛い思いをしなくてすむではないか。
余計な心配もしなくていいしね。



というわけで今日はなんだか気分的にお疲れの私だ。

なぜというわけではないが、ふと自分の運転免許証の6年前の自分の顔を見ていて
何気に気がついた。



免許証の有効期限が切れとる(爆)



金曜日に更新に行ってこよう。
どうか警察に車止められませんように(くわばらくわばら)。


今日はこれと言って写真がないので、
それではつまんないと思い、こないだ撮っておいて没にしといたお嬢らの写真をアップする
ことにする。

それでええよね?




ちょっと眠たそうなミディ (一日中寝てたのに)



紙袋に入ってまったりしていたらハニバニが急に近寄ってきてびっくりしたフリちゃん


************
女性の皆様(特に私と同世代または上の人)はできるだけ受診しましょう。
痛いけど私が大げさなのかも知れませんよ。



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その香りは罪

2010年07月27日 | 食べ物

みなさん、ランチには何を食べてらっしゃるのだろうか。

うちの会社には大きなカフェテリアがあって、
バラエティーもサラダバー、サンドイッチカウンター、スープバー
グリル、エントリーカウンター、ナチョスバー、ピザカウンターと
手ぶらで出勤してきても朝、昼は外食またはテイクアウトする必要がないので
便利だ。

しかしサラダバーとサンドイッチカウンター以外で言うと
カロリーを考慮した食べ物というのを見つけ難かったりするのが弱点。

しかも毎日カフェテリアだと飽きもくるしね。

結局ランチタイムになるとチャイニーズやファーストフードのテイクアウトに
なってしまうのだが、
今日は職場の大多数はチャイニーズのテイクアウトをしていた。



私は滅多なことではランチのテイクアウトはしない。

理由は3つ。


1.量が異常なほど多く、食べ終われば睡魔に襲われその午後は私を揺り起こしてくれる
人が必要になるから。


2.美味しそうだが、チャイニーズもファーストフードの一環だと思っている。
私とハニバニが羽目を外せる唯一の曜日は土曜日で、
平日はちゃんとしたディナースケジュールに合わせたい。
さもないと土曜日の「羽目外し」の意味がないではないか。


3.私はたいてい前の日の残り物をランチで食べることにしている。
今日も例外ではなく、昨夜作ったベイクドパスタの残り物だ。
ランチを準備しているのにそれを無視してジャンクに飛びつくなんて
プライドが許さん(←どんなプライドや)。




しかしね、




すぐ横のキューブではこんなこと言ったら余計なお世話じゃけどあんたらそんなの食べんほうがええんじゃない?
的な食場、じゃなかった職場のおっきな女の子らがものすごいいい香りを漂わせてるわけだ。

さすがのケイエスも香ばしいお料理の香りにはとことん弱い。

誘惑だわ、誘惑。

やっぱり一緒にオーダーすればよかったかも

と心が弱くなる一瞬だ。


でもその誘惑を断ち切ってこそ土曜日の楽しみが本物になるわけだからね。
(もう自分でそう言いながらちょっとわけわからんようになってきた)

それにしてもチャイニーズ、美味しそうだったな。




と、よく考えたら今夜は自分ちでも中華風焼きそばだったことを
帰宅してから気がついた。

チャイニーズのテイクアウトの中華風焼きそばは、私が今ずっと使ってるレシピ本によると
1000カロリーもあるレストランもあるらしい。

しかしこのレシピだとほんの400カロリーにすぎないと言う。

昼間の悔しさを紛らわそうじゃないの。

このレシピのために買ってきた材料をカウンターに用意する。
その材料のなかには「オイスターソース」がある。

これを購入するにあたって、ちょっとした戸惑いがあった。

私は今までこれを使って料理をしたことがない。
つまり、それが一体どんな味でどんな風味なのかを知らない。

こないだのナンプラーの件が蘇って(関連記事はこちら)思わずホラーな期待が脳裏をよぎる。

これも臭いだろうか。

しかし一抹のホラーな期待を裏切り、オイスターソースとは
魚介類の匂いはするものの、とてもマイルドで臭くなく
ナンプラーとは似つかない柔らかな香りであった。


中華風焼きそばなんて家で作るのは始めてだったので
チャイニーズのテイクアウトみたいに美味しくできるのかねと思いながらの完成品。



Chiken Lo Main


これがまた驚きの美味しさ。

ちょっと自画自賛したい。

気に入った点はチャイニーズテイクアウトに比べて油分をとても抑えることができることと
調味料は醤油大さじ1&オイスターソース大さじ1だけという
とても薄口でコクのある出来上がりになったこと。

決め手はニンニク、ショウガ、それからオイスターソースかなあ。

これはリピートしたい。



チャイニーズのテイクアウト、せんで良かったと思った。


明日は乳がん検診(マンモグラム)。嫌じゃー。


************
今日ウォーキングする時の外の気温は30℃だったんですが、あまりの涼しさに微笑んでしまいました。
本当なら30℃でも暑い夏なのにね。昨日は39℃、体感温度はほぼ50℃近く、
それを歩いていたので今日はまるで秋みたいでした。と思える自分らに笑える。



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’KUSHI’ 居酒屋へ行ってきた

2010年07月25日 | 食べ物

さて、昨日私は無事に誕生日を迎え堂々と大台に乗った。

29から30になったときは何やら複雑な感じすらしたが
39から40になったときは「単なる数字の変化」としか思えないから不思議だ。

その誕生日当日、前もって彼が予約しておいてくれた
DCにある日本料理屋へ行ってきた。

誕生日に欲しいものはと聞かれて「美味しいものが食べたい」と言って、
「食べ物でええん?」と言うハニバニに「食べ物がええんよ。」と言ってしまうのが
私らしいとつい思う。
物欲よりも食欲。




『Kushi Izakaya & Sushi』
ここをクリックすると参考写真が見れますよ♪ここ

DCに居酒屋は珍しい。

この店はDCの雑誌や新聞でも結構取り上げられているレストランで
ずっと前から気になっていた場所でもあり、私はとても興奮していた。





お店の中はとても広くモダンで、炉辺焼きセクション、生牡蠣セクション、そして
寿司カウンターセクションの3つに分かれていて私たちはその炉辺焼きのテーブルへと
案内された。






写真がボケてすまんね


まず最初に注文したのが焼き鳥(ネギマ、豚バラ、鳥胸肉のわさびのせ)だったのだが
つい日本の感覚で、2本組で合計6本が出てくると思っていたからこうやって





出てきたときは、2人で顔を合わせて『????これだけ?』と言う感じであった。

納得いかんのはその1本だけの値段で、1本が$4~$5っての、どうよ?
居酒屋にいながらまるで銀座の高級割烹にいる気分だ。

2人でゲラゲラ笑い始めて、真ん中の豚バラを2人で分けて食べてびっくりした。

これがまた最高に最高に最高に!美味しいのだ。
噂には聞いていたが、これならまだ10本ぐらい食べれそう。

口の中でとろけそう。値段は高いが良しとする。

ネギマも日本で食べる焼き鳥と全く一緒で美味しかった。

それから2人は寿司セットを注文して


ハニバニも同じものを注文


それでもまだ食べ足りなかったので、
先ほどの焼き鳥3本をまた追加で注文した。
豚バラが最高に美味しい。(←まだ言っている)
まじで延々と食べ続けたいぐらいの美味しさなんよ。

私がお手洗いで席を立った間にハニバニがこっそり注文しておいてくれたのが
このデザート。


モチアイス & ワイルドベリー

色合いが和風というか、地味なので1本のローソクを見た瞬間なんとなく

お盆のお供え物

というイメージが浮かんだが、なかなかシンプルだ。

ローソクを消すときに「願いをこめて消してね」というハニバニの言葉に
「やっぱり世界の平和でしょう。」と言って笑ったが、
火を消すときには
「楽しい日々が続きますように」と祈った。
でもハニバニの前で世界平和を誓った手前、これは内緒にしておこう。


「やっぱり何かプレゼントを用意してあげるべきだったよ。」と言うハニバニだったが
会計を見ると妻にプレゼントするにはふさわしい値段になっていたので
これで十分だと思う。

それにしてもDCで食事するのは楽しくてゴージャスだが
どうしてこんなにも高いのだろう。
東京でもそうかも知れないが、レストランも家賃を払う。
高価な家賃を払うためにはどうしても食事にかかる費用を高くするしかないのであろう。
お店の雰囲気にもお金を使っているレストランと見た。

豚バラを食べるためならまたリピートしたいと思うが、
お寿司はNバージニアで食べるいつもの寿司屋の方がずっと美味しいと思った。

まあそれはそれで楽しい時間を過ごすことが出来て、私は嬉しい。


金曜日も猛暑で、しかもラッシュ時を避けるためにさっさとDCを脱出しようとしたが
DCという街はいつどこでどんなアクシデントやイベントにぶち当たるか
予想ができない街だ。

その日は思いもよらず、中国人の抗議デモにぶち当たり
ストリートをそのデモの行列で塞がれて立ち往生した。
ワシントニアン(DCにいる人)は知っていたのだろうか。





っつーか、交通を妨げて練り歩くデモの行進、警察はどこや~と思ったら
デモの脇でさりげなく事を見守っていたりする。

DCっつー所はほんまにエネルギッシュやねえ。

とりあえずラッシュ時を避けるため家路に急いだ。

40の私の誕生日は:

猛暑だった
そしてDCでありえない値段の焼き鳥を食べた
中国人がデモ行進していた
たくさんの人に祝ってもらえた素敵な日だった

と覚えておこう。



********************


今日は土曜日。
40代になった自覚も全くないまま、いつものようにランチしに
外出し、チポトレーでタコスを食べる。



見えにくいけどバスケットの中にはハードシェルタコスが3つ


今日も猛暑でヤボ用を終えたら速攻で涼しい家に帰宅し、
掃除洗濯を済ませてのんびりした。

庭をみたら、うちのお嬢が見て喜ぶ小鳥のために用意しておいた
パンの細切れとお水の場所で、リスが一心不乱でそのパンを食べていた。




あんたのためじゃないのにーと思ったが、やっぱり動物は可愛い。
お水も飲んでいきなさいねと心で思う。


それにしても芝生がもうリスと同系色なのが悲しい...
雨よ降れ。


************
誕生日には沢山のお祝いのメッセージを頂きました。
本当にありがとうございました。
誕生日っつーても年が増えるだけで嫌じゃーって思ってましたが
無事に年を重ねていってるんだと思えるようにもなりました。
誕生日ってそんなに悪くない(笑)



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サッッッップライズ!

2010年07月23日 | お仕事


今日は朝からびっくりした。

キューブに向かったら私のデスクがまたまたデコレーションされていたからだ。

実は明日は私の誕生日で、私はDCで遊んでくるため休暇をとった。
そのため、急遽同僚がひそかに私のバースデーパーティーを企画し、
私を驚かすために誰かがわざわざ早朝出勤してデコレーションしたのだった。

あんまり笑えてくるので写真を撮っといた。
(これを見るのが楽しみっていう人もいるのでね)

まずは入り口。





あんなキラキラの入り口なんてどこのキューブにもないから
あまりのパーティーカラーに行く人が中を覗いてゆく。

飾りを担当してくれたレイチェルいわく

「本当はもっと派手にしようと思ったんだけど...」

ミラーボールでも飾ろうとしたか。



そしてデスク全景。





まるで日本の運動会を思い出させるようなあの旗。
陽気でいいねえ。

知らないよその職場の人も足を止めて中を覗いては

すごい盛り上がり様ですね

など言ってくれる。

中には

「みんなあなたのことが大好きなのねえ。素敵ね。」

など言ってくれる人までいて、その言葉になんだか泣きそうになった。



サプライズはここで終わらない。

彼らはランチ&デザートまで用意してくれていて、
休暇中の同僚のキューブを利用してバーベキューサンドイッチを振舞ってくれた。





もー、最高に嬉しかったなあ。


そして頂いたプレゼントやギフトカードの数々。





感謝感激で思わず手を合わせてしまいそうな一日だった。


**************************


それから日本にいる友人の博子ちゃんから今年もプレゼントが届いた。





私たちはお互いにリクエストを聞き、それにあわせて相手のプレゼントを用意するのが
すっかり伝統行事になっている。

リクエストしたのは去年に引き続き(関連記事)アイシャドウ。



日本のアイシャドウは発色がとてもキレイなんだな。

とてもいい色を選んでくれた博子ちゃんに感謝。
どうもありがとね!

(つーか、この色彼女の大きなセクシーアイにすごく似合うと思う)

ケイエスのメイクアップの時間がさらに長くなること決定。



明日は猛暑のDCを歩き回ってきます。


************
最近猛暑でも平気で外を歩き回れるようになりました。
慣れってすごいです。



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僕はスター

2010年07月22日 | お仕事

私の会社では年に一度、タレントショーがある。

予選を勝ち抜いた12人がステージに上がって、持ち前の才能を競うわけだ。

それが今日ランチタイムにあった。


毎年行われているが、「あれはカラオケやってるようなもん」と聞いていたので
特に興味もないし今まで見に行ったことがなかったが、
レベッカがあまりにもしつこく行こう行こうと引っ張るのと、
あのケビンが出場していることが重なって、今年は行ってみることにした。

会場はちょっとしたイベントホールで、いつもなら大きな会議やら
講習会をやってたりする。

そのステージを囲んで6人の審査員が12名の才能を事細かくチェックするようだ。

会場は御礼満席。

聞いていたとおり、カラオケにすぎないような
ただマイクを片手に歌う人ばかりで、聞いていたとおり退屈だ。

ケビンは最後に出場した。

最後に出場という理由があることを私は知らずにいたのだが、
なんと彼は去年のチャンピオンでもあり、紅白でいうところのトリのような役目をしていたのだった。


彼が披露したのはブリトニーススピアスのBGMを使ったヒップホップダンス。

誰が見ても「ゲイダンス」とわかっただろう。
人によっては軽く笑って見ていた人もいた。

しかし私は彼のダンスに見とれた。
目が釘付け、とでもいおうか。

本人曰く、

ダンスはパッション(情熱)なの

ということで、まあそれでも趣味程度にダンスをやっているものだと思っていたが
彼のダンスはプロ級だ。

それこそブリトニーの後ろで踊ってて本当って感じ。
一体こんな保険会社で何をしているのケビン。

そのプロ級のダンスよりも私が見とれたのは
彼の顔であった。

きちっと化粧まで施されていたので余計にそう思えたのかも知れないが、
ダンスをしている彼はとてもキレイだった。

とても真剣なまなざしとまっすぐな瞳は、今まで見たことがないケビンだった。

誰に何を言われようとも、自分の情熱に誇りをもつ

これが彼の生き方だ。

パフォーマンスが終わった瞬間、
彼の顔がいつもどおりのチャーミングな顔に戻った。

その顔には自分らしく生きることがどんなに楽しくてしょうがないか
彼が何を言わなくてもそこに浮き出ていて

何だか思わず嬉しくなって、こみ上げてくる感情をどうにかしたくて
スタンディングオベーションしてあげたら(私の席はステージのまん前でした ぶっ)
それに気がついて投げキッスしてくれたの。


くらっとする中年ケイエス。


ケビン、あなたって本当にパフォーマーだわ。

結局彼は今年もチャンピオンとなり、懸賞のiPodタッチを勝ち取ったのだった。

彼にとってはそんな懸賞よりも
ステージで自分に思いっきり酔いしれることが一番の懸賞だったろう。



*************


そういえばこないだ初めてメキシカンブレックファーストを作ってみた。
もちろんディナーにね。





まずコーントルティーヤの上に潰したブラックビーンをのせ、
その上に目玉焼き(思いっきり半熟というか、もろレア状態)をのせ、
その上に特製サルサをかけて食べるのだ。

何がどう朝食なのかというと、そこに目玉焼きがあることだけ。

ハニバニはぐしゃ~と黄身が流れるのが相当苦手なので固焼きにしてあげた。
いつまでも大人になれない奴。

このサルサ、私が作るのと何が違うかって、「チポトレーペッパー」っていう
要はスモークされたハラペノペッパーの粉末を少々入れるのだけど
これが目からウロコっていうのか、驚きの美味しさだった。

こんなのを朝から食べたら一日中とても元気に活動できそうだ。



それから今日はカロリー控えめにアジアンチキンサラダにしといた。



おかげで今、すごい空腹で「牛、丸ごと頭から食べたい状態」だ。
誰かタスケテ。



そういえば最近うちのお嬢がどうしているか聞かれてないけど、
ちょっとUPしておく。





普通に元気だ。

このクソ暑いのに、やっぱりくっついてうとうとしていたいらしい。



************
前回の記事のあのロージーメープルモス、
「可愛いね!」って言ってくれた人結構いました。
好奇心が災いとなり、つい幼虫時の写真を見てしまいました。
かなりテゴワイです。
背筋がぞよぞよしました。



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夏の日の来客

2010年07月19日 | 4SEASONS
今年は亜熱帯ジェット気流が東海岸上に停滞しているため、非常に暑い日が続く。

こないだから暑くて暑くて外を歩くこともできないとここで書いたが
なんだか最近はそういう暑いのにも体が慣れてきたからなのか、
こないだから何かを諦めたように外を歩くようになってきた。

今日はまだそんなに暑くなってないときでもすでに36度ぐらいはあったはずだ。
体感温度はもちろん44度ぐらい。

噴出してくる汗なんてすごいなんてもんじゃない。

確かに暑いのは辛いが、なんていうか、この汗を大量に流すのが結構病みつきに
なってきてたりもする。

普通ならば、ガッと汗をかいたらサッとシャワーでも浴びて、
その後は冷たいビールでもキュッと飲むのがいいのだろうが
私もハニバニもビールどころかアルコールは全く飲まない。

ビールは飲まなくとも、汗だくで帰ってきて、シャワーを浴びた後のあの
爽快感がなんともいえず、お互いにねっとりからさっぱりするあの
トランスフォーメーション(転換)を限りなく愛している今日この頃。


さて、いつものように汗びっしょりで帰宅したときにハニバニが
「玄関に変わった来客が来てるが、見る?」
と言う。

彼がそういうときは100%の確立で『昆虫』なので
ぞっとしながら断ると、それを押しのけてどうしても見て欲しいと言い張る。

それは何かというとなのだが、私ですら思わず「可愛い!」って言ってしまうかも知れない
素敵な蛾が玄関前で2匹ほどたたずんでいるいるという。

それは面白そうだ。

さっそく玄関前に言ってみる。

そこにいたのは...












これ、本当に蛾なの?と言ってしまったぐらい虫に似つかない虫がそこにいた。
なんとメルヘンな色彩だろう。

しかも蛾というよりはなんだか鳥っぽいが、
大きさからして絶対に蛾なんだな。
でもあの毛のもっさもさ感が「動物」っぽい。


しかももう一匹のを正面から見ると





ハニバニ、正解。

さすがの私でも思わず

オゥ ソゥ プリティ...(うっとり)

など言ってしまった。アンビリーバボーよ

蛾を目の前にしてプリティなど、未だかつて言ったことがない。

それにしてもなんという可憐な奴だろう。

私は可愛いものには本能的に手が伸びる。

すると横から『だめぇぇぇぇ!!!』とそれを阻止するハニバニ。

「昼間はそうやって休んでるだけなの。
夜になって他の昆虫みたいに活動的になるんだから。
そっとしておいてあげなさい。触っちゃだめ。」

しぶしぶ手を引っ込めて、その可愛い来客の記念撮影をし
私たちは家に戻った。

そういえば夏になると飛んで火にいる夏の虫っていうか
外灯めがけていろんな虫が飛んでくるが
これも夏の風物詩なのだろう。

こういう可愛いのであれば私は相手が虫といえ、大丈夫かも。
この夏、ずっと来てくれるかなあ。


あまりに気になったのでインターネットの図鑑で調べたところ、Rosey Maple Mothということが判明。
そういえばうちにMaple Treeってあったんだわ。


Rosey Maple Moth

*************


さて、昨日はヤボ用でリッチモンドまで行ってきて
その帰りに素敵なショッピングモールにあるCalifornia Pizza Kitchenで夕食をとった。




ハニバニは迷わずピザを注文。


「ピザレストランに来てそれは邪道。」と言われたが私は



ジンジャーサーモンと野菜のソテーを注文した。


この野菜ソテーの美味しいことと言ったらなかった。
しかも量が多く、こんなに美味しい野菜なら量はアメリカンサイズでOKだ。

食べ終わっても二人とも腹八分というところだったが、
そのあとでアイスクリームを食べたので結局満腹になって帰宅した。

今夜は



トルティーヤスープ。

初めて作ってみたが、なかなかあっさりしていて私なりに上出来であった。


さあ、今週も頑張るぞ。



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虫はたいていダメですが
これは平気というのが、蝶、トンボ、それからセミなんです。



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検査結果 <子宮頸がん検査>

2010年07月17日 | アメリカde健康管理


数日前に、こないだしてきた子宮頸がん検診の結果が封書で送られてきた。

封筒を開封するときドキドキした。

今思えば全てはこの経験を境に始まったものと思われる。

こんなもん、持ってるから (前半)

こんなもん、持ってるから (後半)

子宮頸がん検診はもう14年も前から毎年受けているが
年々、結果を知るのが恐くなる。

病気を発祥するリスクが高い年齢層に突入するからなのか、
その病気を発祥する人が回りに実際にいるのを目の当たりにするからなのか、
はたまた「再検査」の文字が現れるのが恐いのか。

自分が若い頃って、本当に何も考えてなかったことだったが
若いということは、それだけですごい財産を持っているようなものだと思う。

そう思えるようになってきたのは、もう自分が

身も心もとっても若いっす

と、公言できなくなってきた年になってきてからだ。
(今でもたまに強がって言う時もある)


実際自分がまだ本当に若いギャルだったころ(ちょっと遠い目)
健康管理なんて全く考えておらず、
なんかこう、一攫千金を手にした人が後先考えずにお金を湯水のように浪費しながら

お金ならまだまだあるもんね

と思うのと同じで、健康管理についても

今健康ならこの先もずっと健康じゃもんね

という感覚でいた。


これも若気の至りというのだろうか。


とにかく、開封するのに昔みたいな勢いがなくなった。


マンモグラフィーの再検査通知も同じような封書で来たので
検査内容は異なってもやっぱり緊張する。

結果から言うと、今年も『Negative(陰性)』であった。

ずっと息を止めていたのか、いきなり空気を吸い込んでしまう。
そして思いっきり吐き出す。

ああ、よかった。

これからまた1年は大丈夫みたいだ。

そういえばDr.カトリーナはこう言っていた。

『ケイエスさんみたいに健康で今まで子宮頸がんの陽性反応が出なかった人なら毎年検査しなくていいですよ。
2年に1回でいいんじゃないかな。子宮頸がんは進行が遅いから毎年でなくても大丈夫。』

でも今まで毎年してきた検査だ。
たとえ検査は嫌でも今までどおり検査してないとなんか調子が狂う。
というわけで毎年検査はしてもらおうと思う。

さあ、今度はマンモグラフィー(乳がん検診)。

...嫌だな。(ちょっと暗くなるケイエス)

これは本当に前回のことがあってトラウマ。

でもやっとかなきゃね。


***************


気分が落ちそうなので、ここで昨日と今日のディナー。

昨日はメキシカンホットドッグというのを作ってみた(初めて)。





何がそんなにメキシカンなのかと思ったら、
結局トッピングが通常のマスタードやケチャップではなくて
ワカモレディップとサルサソースということだけだった。

最初は、2人で『えー?』って顔してたけど、
食べたらこれが美味しいのなんのって。
これはかなりリピート数があるかも。

それぐらい美味しかったです。


それから今夜は今までも何度もここでUPしてきたシュリンプパスタ。




白ワインとガーリックソース仕立てなのであっさりしてて
搾りレモンがさらにさわやかさを引き立てます。



さあ、週末だ!!!


PS:
ここでは常連のコメンテーターの『やまちゃん』さんが今検査入院されてます。
(やまちゃんさんのブログはここ→「やまちゃんのおっさんブログ」
毎日病院食で退屈だそうです(笑)。
退院したら美味しいカレーでも食べて欲しいなあ。


************
健康でいれることって億万長者でいられるみたいなもんですよ!


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Mood Swings

2010年07月13日 | お仕事

今、職場には何人かの大学生の夏のアルバイトがいる。

そのうちの一人、メリッサとキューブが近いこともあって最近よく話しをする。

彼女はちょうど21歳になったばっかりのブロンドの可愛い子で、
私とは年もうんと離れているのにいつも大笑いしながら会話が続くということは
私もまだまだ若いわねと心の底から思う。

(精神年齢をどこかに忘れて年ばかりいってしまったとか言わない)


そのメリッサ。
最近ちょっと体の調子が悪く、見た目は健康そのものでも
鈍痛を伴う頭痛がもう長期間も続いているという。

気味が悪いので病院に行って診てもらったが、これといって病名をもらえないまま
『ステロイド』いう強い薬を処方してもらって帰宅した。

ステロイドはいろんな病気の治療に使われる医療品で、
効果がすばやく訪れる反面、その副作用もかなり強いことで有名だ。

彼女がその薬についてきた起こりうる副作用のリストを読んでくれる。

副作用の中には『頭痛を引き起こすことも』と書かれており、
頭痛を取り除くためにそれを内服するのに、そんな副作用じゃ意味ないじゃんと
2人でげらげら笑った。

笑っていたメリッサがそのリストに目を止め、「あらら。」と言う。

「『Mood Swing』 だって。これは厄介ね。」

Mood Swingとは、気性の著しい変化、というか
情緒の浮き沈み、っていうところだろうか。

さっきまで明るく笑っていたのに、急に沈んで泣きたくなる...とかね。

「一応ケイエスに警告しといたから。
あとで『ケイエスなんて大っ嫌いよ!』って叫んで泣きわめいても動揺せんといてね。」

...なんと厄介な副作用だろう。


あれから彼女はステロイドを内服し始めたわけだが、
ありがたいことにMood Swingは起こらなかった。

その代わりに

彼女がやけにハイで、いきなり私のキューブに飛び込んできたかと思うと

「心臓の動悸がすごいの。走り回ってないと倒れそう。
今なら1マイルを疾走しても平気かも。捕まえてみる?」

いや、あんたがシラフで走ってもきっと私はもう追いつけないわ。
若いっていいわね。

...ってか興奮状態も副作用のひとつなん?

あれから彼女はカフェインを多量に摂取したみたいに動き回り、
心配になるほと早口で言葉を話し、無事に(無事か?)家に帰っていった。

大丈夫かなあ。

そういえばMood Swingで思い出した。

週末は暑くても湿度が低くてカラカラだったため、とても過ごしやすかったが
今日からまる一週間は温帯低気圧が上空を漂っているため
湿度がものすごく高く、朝からまるでジャングルのよう。

いくら髪をカールさせて盛り上がらせて鏡の中の自分にグーなど親指立てても
一歩外へ出れば、自分は一体何をしてきたのかというぐらい
髪が何の苦労も時間もかかってませんみたいな状態に戻ってしまう。

また大量のヘアスプレーを無駄にしてしまった。

大変情けないと思うが、私は自分のヘアスタイルの決まり具合で
一日の心の状態が決まってしまう。

ばっちり決まればまるでトップモデル気取りだし(馬鹿炸裂)、
今日みたいに何をやっても全く決まらないと一日中悶々としてしまう。

ヘアスタイルに左右される一日の暮らしというのも馬鹿みたいだが
女性の方には必ず「あるあるある」とか言う人もいるだろう。

絶対に私だけじゃないもんね。

これ読んでるあなたもそうでしょう?
きっとそうね。

ステロイドを内服していなくとも
髪型ひとつでムードが浮き沈みするケイエスであった。
とほほ。


********************

先週はCracker Barrel という家庭料理を出してくれるレストランへ行ってきた。
私とハニバニが例のフレンチトーストを食べに来る場所だ。

ここで食べる料理は今のところ何を食べてもはずれがない。
もしかしたら一番好きなレストランかもしれない。

今回は





ハニバニ: ポップコーンシュリンプ、マックンチーズ、フレンチフライ、ベイクドアップル

ケイエス: ミートローフ、ハッシュブラウンキャセロール、コーン、スイートキャロット

これだけ食べて二人で約$20とは安いよね?

私が食べたこのミートローフ。
日本ではなじみがないが、ようは巨大ハンバーグをオーブンで焼いて、
それをスライスしたのがミートローフになるわけなんだけど、
これがとっても柔らかくて特性ケチャップソースが美味しくて、
結構病みつきになりそう。

昨夜はハニバニの出張ということもあって、
ククレカレーの世話になった。



カレーだけじゃ何なんで、ということで気持ちばかりの野菜を炒めて卵で和えた。

『バランスを考える気持ちはわかるけど、やっぱり何か変。』

と、母そして妹のつぶやきが聞こえてきそうだ。



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実はこのククレカレーが意外に美味だと思いました。
私が作るよりも美味しいかもしれない(爆)



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僕はゲイ・ガイ

2010年07月09日 | お仕事


私の勤める職場に1ヶ月ほど前にやってきたケビン。

彼のことはうちの職場に来る前からちょっと知っていた。

以前はフォンカウンセラーだったこと。
それから彼がゲイ・ガイだということ。

彼はとにかく目立っていた。

まずあのイデタチ。
ファッショナブルなサングラスに(私に負けないくらいの大きなレンズだ)
男なら絶対に身につけないようなバッグ。

それからなんと言っても話し言葉。

彼は結局は男なので、声のトーンこそ低いが
それを無視するとまるでブリトニースピアスが話しているようにも聞こえなくはない。


ちなみに


ケイエスはゲイガイについては何の問題も偏見もない。
むしろ好きなほうである。

知る人ぞ知る、私の好きな男性のタイプで真っ先に挙げられるのが


GLGG


グッド ルッキング ゲイ ガイ  なのだ。





George Michael ケイエスの頭の中の恋人 (ハニバニ公認)




こんなことを言うとハニバニが怒る。

「みんなが僕をゲイガイではないかと思うので大声で言うな」と。

残念ながらハニバニはゲイガイではありませんのでそのつもりで。
(でもグッドルッキングガイなんよ)

ケイエスの男性の好みって変わってるねと誰もが言うが、
結局私は身だしなみがきちんとしていて、オシャレで
何気にハッピーなところがゲイガイの魅力だと思うのだ。

話をケビンに戻そう。

彼がうちの職場に配属になってから彼とのキューブはちょっと離れてるものの、
顔を合わせれば必ず楽しくお話をする仲になった。

私がGLGGが好きだということは言っていないが、
私の体からそういうオーラが出ているのか、彼も私と話をするのが楽しいらしく
まるで昔から知っている仲みたいに話せる。

彼は21歳独身。

私の知るゲイガイがそうなように、
彼もまたとても明るい。
私が彼を気に入っているまず最初の理由が
自分のことがゲイだと周りに言っていることだ。

「僕は明るいゲイガイなの。」

それにしてもあの底抜けの明るさはどこからくるのか。

彼に「彼氏」がいるのかはまだ知らないが、DCのゲイクラブにはよく通っているらしい。

そんなケビンが今朝とても大人しくて、
私は彼が欠勤しているものだとばかり思っていた。

そんな彼がちょうどよく私のキューブに立ち寄ってこう言う。

「ハーイ、スペシャルケイ(彼は私をこう呼ぶんだわ)。



今日は何だか僕は落ち込んでるんだー。話聞いてくれる?」

何でも彼のキューブが位置する隣のキューブのオバサマが
どうやら彼のことを良く思っていないらしく、何かにつけて批判してくるので
それが彼の気を落ち込ませてるようだった。

彼は明るいが、時としてとても繊細に傷つくらしい。

今でこそ世間はゲイピープルに対してオープンであるが
オバサマの世代はまだゲイピープルにとっては否定的であるのはしかたない。

「まあいろんな人がいるからねー。
でもあれだわ。周りの人全てに気に入られようって思っても無駄だよ。
誰だって嫌われたくないと思うけど、好かれようとして頑張ると結局自分を見失うことも
あったりするけんね。いーじゃん、他の人のことは。
考えるだけ時間の無駄無駄。それよかアンタが静かだと気持ち悪いね。
何か変な物でも食べたんじゃないかと思ったじゃん。」

ここまで言ったら彼もいつもの明るさを取り戻せたのか
通常のオネエ言葉で元気に話し始めた。

「ありがと、スペシャルケイ。
そうよね、自分を失うのは悲しいことだわ。
あのオバサマのことはもーいいわ。
自分らしく明るくバブリーに振舞うわね。」

と言って彼は自分の髪の毛の乱れを気にして頭を撫でながら
彼のキューブへと戻って行った。


そうなのだ。

彼の底抜けの明るさって、そういうところから来てるのかもしれない。

ゲイの人たちっつーのは、どこか割り切って生きてるというか、
自分の人生をどう楽しく生きていくかをちゃんと知っている。

普通一般の(と言ったら言葉に弊害があるかも知れないが)人は抱えない問題を抱えている分
ある強さがあると思う。

私は相手がどんな人種で、男だろうが女だろうがゲイであろうが
自分の信念をしっかり持っていて、強く生きてる人って大好きだ。

彼はまだ若くて世間知らずなところがあるのかも知れないけど
私は彼の、「ワタシはこうやって自分なりに楽しい人生を送ってる」的オーラが好きで

彼のキューブの壁一面に張られてるブリトニーのポスターを指差して

ブリトニーのこういうファッションが好きなの

と目を輝かせて説明してくれる彼から、今日も明るい陽のオーラをもらった。



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さて、今回もまた懲りずに聞かれてもないのに披露する晩ごはん。

昨日はチキンパニーニというホットサンドを作った。



これがもう、自分で言うのもなんだが、今まで食べてきたパニーニの中で
一番美味しかったのでうれしくてしかたない。

パニーニに使用したバジルやらローステッドレッドペッパーが大量に余ったので
今日はピザにした。



例のレシピ本からのレシピなのでレストランで食べるカロリーの3分の1ぐらい。

それにしてもフレッシュモッツァレラチーズってうまいね。


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みなさん良い週末を!


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可愛い宇宙人

2010年07月05日 | 猫の話

こないだから雨が全く降らなくて、カラカラに乾燥しきったNバージニア、DC地方。

今日友達の家に遊びに行く途中、やけに黒煙がもくもくと上がっているが
火事でなければ良いがと思っていたら案の定、火事だった。

ものすごい煙を上げて燃えてるにもかかわらず消防車のサイレンが聞こえないので
ハニバニが急いで911通報すると、すでに連絡はいっていたようで
それからすぐに警察やら消防車やら救急車が駆けつけた。

燃えたのは古い教会ということだったが
私たちも駆けつけたときはすでに全焼してしまっていて煙もずいぶん少なくなっていた。

空気が乾燥しているときの火事、恐るべし。

っつーか、今日は独立記念日なので花火を楽しむ家庭が多いんだよな。
大丈夫なんだろうか、今夜。



この丘の下にある建物が全焼しました。それはそれはすごい炎でした。


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友人が猫を2匹飼い始めたので、今日は彼女のその『家族』に会うべく
午後から外出した。

彼女の新しい家族になったのは、Cornish Rexという
毛が超短い猫で、顔は宇宙人っぽく、やたら手足の長い猫だ。

私が実際に目の前で見てきた、あるいは飼ってきた猫というと
普通にこういうの





ばっかりだったので、友人のバスルームから飛び出してきたその2匹の宇宙人、
いや、コーニッシュレックスは衝撃的であった。


紹介しよう。






リサ (♀)


ブゥ (♀)


これがまた可愛いんだわ。

とにかく細くて小さい。(うちのが丸すぎ)

余計な贅肉が全くなく、犬でいうとチワワを想像させるが
体のフォルムはまさにハウンドドッグそのもの。

毛が超短い、つーか、体の表面の毛が赤ちゃんの産毛みたいで
それがパンチパーマみたいにカールされてるのがまた美だった。

この猫は他の猫みたいにばっさばさ抜けないので
友人みたいに猫アレルギーがある人でも飼える猫で、最近こちらでも人気がでてきている。

うちのお嬢らは「Short Hair」なのに、
リサとブゥに比べると長毛種に見えるから不思議だ。

毛が短すぎて、抱き上げたら彼女の体温がもろに伝わってくる。
猫って本当に暖かい。
一度抱き上げたらその優しい暖かさで手放したくなくなる。

性格は人懐っこく、とにかく人間にくっついているのが好きなようで
猫というよりは子犬という印象か。

興味津々で私がその宇宙人、じゃなかった、猫とじゃれていると
横でハニバニが笑い転げる。

「なんかねー、見れば見るほどコウモリっぽくて
その大きな耳でバサバサと飛んで行きそう」


...確かに。


顔が浮世離れしているせいか愛嬌があり、私が結構好きなタイプかも知れない。

帰るころには私はハニバニに

「ねえ。一匹ぐらい私のバッグに入るよね?こっそり入れて帰ろう。」

など言ったぐらいだ。 盗っ人はいけませんぜ

ハニバニはどうしてもスタンダードな猫顔(うちのお嬢みたいなやつ)に慣れているから
ちょっとあの宇宙人顔は抵抗があるというが
私はどんな猫でもどんな顔をしていても平気平気。

ああ、猫っていいな。


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猫もいいけど3連休も好き♪



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子宮頸がん検診に行ってきた

2010年07月04日 | アメリカde健康管理
そういえば数日前に毎年恒例の子宮頸がん検診に行ってきた。

毎年同じ検査でも去年と違うことといえば担当の医師がDr.Wangでなないことだ。

彼女に替わり、カトリーナ医師が私の担当になった。


彼女は私よりも若く、ハワイアンを想像させる医師だ。
エキゾチックな顔立ちで、肌も完璧な小麦色。

Dr.Wangとの共通点はというと、とてもフレンドリーで
沢山の、それでいて聞かれても心地よい感じすら受ける質問をしてくることだ。

受け持つ患者をもっと知ろうということだろうか。

一通りの質問がすんだあと、彼女が私をじっと見てこういった。


「ケイエスさん、あなたはとても元気で明るいですね(驚)」


彼女が質問してきた項目の中には


落ち込んでないか
悩みはないか
悩むと一人で抱え込むか
今までうつ病になったことがあるか
家庭環境に問題があるか
家にいてもなお身の危険を感じるか
仕事の環境に問題があるか
ストレスはたまってないか


ということがあり、彼女はきっとアルファベットの大文字


『NO』


と記入したに違いない。



検査を一通り済ました後、
彼女が「マンモグラフはやったことありましたっけ?」と聞いてくる。

マンモグラフとは乳がんを探知するためのX線写真のことだ。

私は3年前にしたことがあり、この経験がもとでトラウマになっているぐらいだ。


避けることができるならできれば避け続けたいと思う検査の一つだ。

質問に答えようかどうしようかと思っている矢先、彼女がすばやくカルテの中から
その情報を抜き出しこう言った。

「2007年にやってますね。でも今年からは毎年するようにしましょうね。」

「今、『毎年』って言いました? 聞き間違いですよね?」

と言う私に、

「はい。今年から毎年検査することをお勧めします。」

3年前に検査をしたとき、私を担当した婦人科の医師(男)は

「あなたは若いんだし、これといって異常がなければ5年に1度ぐらいでいいですよ。
若い人はこれぐらいで十分ですから。」

と言っていたが。

もしかして彼は私の美貌にうっとりし、カルテに記入された本当の年齢を見落としたか。
それとも単純に私がそういう検査が必要な年齢層に突入したか。

不満そうな顔をしていたのだろう、それに気がついて彼女が

「それにケイエスさん、婦人科系のガンに関してはハイリスクですよ。」


そうなのだ。

私はこの年で、出産の経験が全くない。

出産の経験がない人は、それだけで婦人科系のガンのハイリスクとされる。


すっかり重くなった気分で帰宅して、
マンモグラフの検査のスケジュールを組むために病院から電話がかかってきたのは
その翌日であった。


早っ!!!!


ってか、まあ患者のことを考えてくれるからそういう検査の指示も
しっかりしているんだろうね。

カトリーナ医師と分かれるときに、
すっかり「元気で明るいケイエス」ではなくなったケイエスを慰めるべく、

「そうやってちゃんと検査しておくこともガン予防になるんですよ!」

と言ってくれたことを思い出した。

っつーことで、7月の終わりごろマンモグラフです。

嫌じゃー。


************


気を取り直して、聞かれてもないのにお見せする夕飯の写真2枚。



ナマズのコーンミールフライ マンゴサルサ添え




エビとセロリのヨーグルトマヨサンド


これでも母に言わせると

「あんたの作る料理はちょっと...」

はっきりしない母の言葉を翻訳すると、

「あんたの作る料理はオェ」

ということになる。





(涙)



************
ここ数日とっても涼しかったワシントンDC地方にもまた猛暑が帰ってきました。
とにかく雨が降りません。今日ドライブがてらに覗いた川の底が見え始めてます。
今年は干ばつかなあ(心配)


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