いやー。なんか職場でいろいろありすぎてどう始めればいいのか。
まず、我ながら恥ずかしい出来事を。
先々週だったかのことである。
仕事が今やたら忙しく、私は常日頃の不満が溜まりに溜まっていた。「私は」というかもう職場全体が不満の塊のよう。
で、長い話をコンパクトにすると、その不満を
あえてカジュアルに伝えようと主任のブラッドに話しかけた。
確か金曜日の朝だった。
金曜日ってなんか素敵。仕事する普通の日なんだけど、週末が顔を覗かせてるってだけでウキウキするじゃん?
そんな素敵な金曜日の朝。
私は
あくまでカジュアルにアプローチしたつもりだったのだが、
開いた口はパーティークラッカー
🎉ではなく溶岩たっぷりの火山
🌋だったのである。
この世には自分がいかにもクールで感情に流されないできた女を売りにする女が多いが、
私は自分で言うのもなんだが、非常に感情的になりやすく、
良く言えばわかりやすい、悪く言えば怒らせると非常に面倒くさいタイプの女である。
不満が溶岩となってどんどん湧いて出る。自分でも『わーーーー。』てなった。
しかし私は大人の女。しかも会社だ。言葉を選びつつ、ブラッドを責め立てた。
一緒にいたデミ嬢も、私とブラッドの顔を、テニスの試合を見に来た応援席の観客みたいに左右交互に見入っていた。
ブラッドの顔を見ながら話をしてると、なんかもっとムカついてきて、これ以上話すと泣きそうになった。
ほらね、キャンキャン言いながら結局泣きそうになるのが典型的なドラマクィーンなんだよね。
で、結局、
うー。もういい。やめた。もう話したくない。終わり!
て言って、言い出しっぺの私が勝手に話を打ち切った。
立ち去ろうとしたときにブラッドが『後でまた話したくなったら僕のキューブにいつでもおいで。』って言ってくれて
なんかちょっとその時にめっちゃ自己嫌悪したんだよね。あーあ。
その後も火山は噴火こそしなかったが溶岩がぐつぐつってなっていて、もう誰とも口を聞きたくないって思っていたんだが
お昼にデミ嬢とチーズバーガー食べに行ったときに「ごめん。なんかカジュアルなつもりが思い切り険悪になってしまって
火山が爆発してしもうた。溶岩流れたらもう戻れんかった。」と謝ったらなんと彼女が
「でもあの時の火山は爆発して良かったかも知れない。言うべきことはちゃんと伝えられたでしょう?
もし私が切れてたら、それこそ
下痢みたいに流出して大変だったかも。」
と言い、二人で大笑いした。下痢て。
それからはデミ嬢が私や他の同僚の分までブラッドの悪口を言ってくれ、そしてその終わりに
『はい。悪口はこれで言い切ったよね。楽になったでしょう?ブラッドもやっぱりいろいろ大変なんだよ。』
って言ってくれた。
私は『他人の悪口なんて私は一切言いません!』っていうスガスガシイ友達よりも、
悪口言いたいときに一緒になって言ってくれて、その悪口の止め方をちゃんと心得ている友達のが好きだ。
悪口も終わり良ければ確かに後味が悪くない。
私、結構感情的な分、ケロリとするのも割と早く、やたら気分がすっきりしたので午後になってからブラッドのキューブに行って
何か言い過ぎたよごめんねと言ったらブラッドは『うん。話ならいつでも聞くから。』と意外にも笑顔だった。
つーか、ケイエスは言いたいだけ言ったらあとはケロリとしているっていうことを知っているのか?
仕事の不満は未だ消滅せず、見通しがない部分が多いが、わかったことは私がどれだけ恵まれた職場にいるかということだった。
キャンキャン吠えても、うんうんと静かに聞いてくれる上司がいて、一緒に悪口も言ってくれる友人もいる。
さらには、その悪口もあまり醜くならない程度に言ってくれる。
それだけでなんか気分がとても良くなり、嫌なレポートもそんなに難しくないかも?とか思えてきた。
でもやっぱり忙しいけどね。
真面目にこつこつ、頑張ります。
************
ハニバニが撮ったフリちゃんは
珍しくお口が開いていた。お口がピンクで可愛い♪
ブログランキングに参加しています。クリックして頂けると嬉しいです!
↓ ↓ ↓
いつもありがとう。