昨日からやたら仕事が忙しくて、提出しなければならないレポートはデッドラインが押し寄せているのに
そういう時に限って急に会議に参加してほしいと言われたり
海外事業部で使ってるシステムがダウンしたとかでデータルームに居座ることになったり
これ、こないだのマーフィーの法則か?
とか思っていて、ふとカレンダーを見てはっとした。
1月31日は満月で、しかもスーパームーンではないか。
その夕方。
軽く夕食をとり、その後ウォーキングに出発しておもむろに明るい空の方向に顔を向けた。
...なぜゆえにこんなにボケた写真になったんだろう。
どう見ても通常の大きさよりも膨張して、とにかくものすごい光を放った満月で
いつもの薄暗い夕方の散歩道が、なんだか少し神秘的に見えた。
「うわぁ。凄い光だねー。」
と言いながら、人差し指と親指を使って「今晩の月はこんぐらいデカいね👌。」など小学生のような会話を弾ませ、歩いた。
しかし聞くところによると、本当の天体ショーは31日の早朝、6:45AMということだったので
ボケボケな写真も気にせず、明日があるさ!と、前向きな気持ちで臨んでいた私。
今朝、天気予報で今日は雨が降らないことを良いことに、のんびりしていた私だったが
出勤しようとして車を走らせた瞬間えー!マジかよ...。てなる。
空が雲だらけー。
すぐ写真が撮れるように助手席には携帯ではなく、ちゃんとしたカメラと三脚も準備していたというのに。
駐車場についてから、空を360度眺めたけど月はどこにもない。
ああ、きっと雲が隠しているんだわ。くそー。
がっくりと落胆して、でもまあいいか、昨夜は素敵な満月を見ることができたし...と自分を励ましながら
フロアへ向かってキューブの近くの大きな窓を見て思わず息を飲んだ。
大きな厚い雲の切れ間で、太陽が今まさに日の出を始めたところだったの。
昨夜の満月とは比べ物にならないぐらい力強くて、
コートを着たまま、しばらく窓から離れられなくなった。
スーパームーンは見逃しちゃったけど
私には太陽がある。
そう思ったら、なんか急に元気になった。
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あの空を見たときのあの衝撃はちょっと忘れがたい。
実際見ると本当に素晴らしかったです。人間て本当に小さい。
空に雲があるのは、コーヒーにクリープがあるのと同じ感覚だと思っています(おぃ)。