バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

デミ嬢と私

2019年04月29日 | お仕事

デミ嬢と私は同期で同じ職場に採用されてから、かれこれもう付き合いが長い。
年が近くて、考え方や価値観がとても似ていて、白人でも黒人でもなく(デミ嬢はラテン系でケイエスはアジア系)
お互いにバイリンガルで、二人ともコーヒーショップが大好き。

背丈も体格も(デミ嬢のが少しだけもちろんグラマラスだが)髪の色も長さも、ファッションの趣味も大変似ているので
知らない人に「あなたたち姉妹?」と聞かれることも度々ある。


国籍は違えど、共通点を挙げるとけっこう同じ括りになる2人。


それでも仕事をする上で決定的に違うところがある。


性格なのかも知れないし、Work Ethic(労働倫理)かも知れない。


**以下、前振りがちょっと長いので悪しからず。**


私たちアナリストは、みんなで同じ会議に参加することは殆どなく、
参加するといえば年に数回の大きなビジネスプラン会議ぐらいで、あとは各々が関わるレポートによって
会議する相手が違ってくる。


ところが週に2回、せいぜい15分ほどのHuddleが今年に入って組み込まれた。


そもそもHuddleとは?
立ったままで行う「戦略会議」のことで、スポーツの試合なんかで選手が円陣を組んでゲームの攻め方とかをちゃちゃっと話あうような、あれ。


そこではちょっとした伝達事項とか、コミュニケーションを図るための場を設けられた。


私はこのHuddleがあんまり好きじゃない。


大切なことを一切話合わないどころか、ブラッド(上司)の話を聞くのがこれかなり苦痛。

彼は決して悪い人ではないし、頭も良いし、とっても優しい。
ただ、必死に面白おかしく話する話がもうすべりまくり。
VERY VERYすべりまくり


どこをどう、どんなタイミングで笑えばいいのか、こちらは困惑するばかり。
てか、この時間で他の仕事を片付けたい。


そもそもこのHuddle、なんで今年に入って始まったかというと、
なんと私の態度の悪さが反映したから。


というのも、今年に入ってちょっとして、今まで近くのキューブにいたブラッドが
フロアの調整で窓際の近代的なオフィスに移ったことが始まり。


上司が近くにいなくなったことで、解放されて大喜びしていたケイエス、
気が付いたら彼のオフィスに顔を出すことがぐんと減った感じ。
別に用があったらメールすればいいし、これでええわと思っていた矢先のことだった。


「ケイエスは最近全く僕のオフィスに顔を出してくれないけど、僕はよほど何か気に障ることを言ったのかな?」
と聞かれ、馬鹿正直な私は、
「それはないけど、些細なことで窓際のオフィスまで歩いてくのは面倒で時間の無駄」
と言ってしまった。悪気はないが、思ったことを言っただけのことだった。


I am the 元祖KY.


Huddleが始まったのがその直後であり、そのHuddleの通知のメールにはしっかりと、
『このHuddleの一番の目的は、僕のオフィスに来るのが面倒くさいと思う人にもちゃんとした理由で来てもらうため。』
と書かれてあった。


これでお分かりのとおり、私は思ったことを割とその場で言ってしまう性格で、
嫌だと思うと顔にすぐ現れる。ポーカーゲームをやらせたら絶対に勝てないことは言うまでもない。
だからHuddleの終わりに必ずと言っていいほど「ケイエスはそれでいい?」と聞いてくれる、ブラッドは本当に良い上司なんだ。


そんな私をデミ嬢はいつも「あんた大体ね、たまには笑顔も見せなさいよ。いっつもブラッドにケンカ売っとるみたいな顔してから。」
と、なじるが、このデミ嬢こそが、ブラッドが知らないだけで本当の悪玉なんだ。


彼女はこのミーティングで、彼女のお気に召さないことを言われようとも、ブラッドがまたすべろうとも
全く笑顔を崩したことがない。
まるで全てを包み込むような女神のよう。
私とは磁石のNとS、または昼と夜、月とスッポン、本当に真逆な人なのである。


そんな女神様をなんで私が悪玉というのかというと、
彼女は表では女神様であるが、裏になるとそれはそれは口が悪い。
ミーティングが終わると私のキューブに駆け込んできては、愚痴を吐露しまくるのだ。
笑顔の奥で、これだけのストレスを沸々と沸かしているのかと思うと、プロフェッショナルに胸にしまっておく彼女のWork Ethicが可愛そうになってくるぐらい。
逆に私は嫌いなものを好きと言えない馬鹿正直な裏で、胸にしまっておかない分ストレスが少ない。
今度は逆に、私が彼女をふふふと包み込んであげるのだ。


こんな労働倫理が違っても、私たち二人はずっと仲が良いし
元祖KYケイエスも、裏では悪玉デミ嬢も成績は良い方なので、上司は上司でいろいろ思うところがあるらしい。


不思議なことに、会社を離れると、彼女のが外交的で私が内向的になる。
ラテン系の血と、日本の血、本来の血に戻る感じ。
面白いと思う。


私たち、真逆だから釣り合っているのかもと思う。


調和って美しい。


愛すべきデミ嬢 :)



数年前のTwin Dayにて。顔の大きさも大と小とか言わない。







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🌸フリちゃん本日14歳🌸

2019年04月24日 | 猫の話
今日、4月24日はフリちゃんの誕生日。


お鬚が今日もワイルドだぜベイベー

早いもので、14歳になった。




14歳と言えば、人間の中学2年生。
でも実際のところは70代半ばぐらいなんだって。
うちの母ぐらいかな。


もちろんフリちゃん本人は、年をとるなんて全く自覚のないことで、
毎日、同じ一日を優雅に過ごすことができれば全てOKみたいな感じ。


あー、年をとった、もう若くないんだわとか、
来年もこうやって普通に誕生日を迎えられるかなとか、
そういうことを考えるのは人間ぐらいで

猫にとっては一日一日がそこにあって、
ご飯があるから食べて、眠たいからちょっと眠って、鳥が外で騒いでるから眺めてみて...
そういう流れに従って、しなやかに生きてるって感じかな。


なんとシンプルで、わかりやすいことか。


さっきソファーに常備してある毛布の中で、呑気にグルーミングしてたのでちょっと中を覗いたら、





すごい形相で真剣にネイルのお手入れをしておった。

たまにこんな可愛い顔もする。






フリちゃん、あと2年でミディの記録を更新できるよ。


目標があるって、素敵。
どうかずっと元気で、これからも毎年誕生日をお祝いさせてね。


フリちゃん、14歳のお誕生日、おめでとう:)大好きだよ!




フリちゃんが隠し持つ、アポロチョコレート❤



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桜の木の下で

2019年04月20日 | 4SEASONS

昨夜、大きな嵐が通り過ぎて行き
前回アップしたご近所さんのゴージャスな八重桜



が、見事に



散ってしまった。素敵なピンクの絨毯。


ご近所さんの八重桜がこんなだから、うちのサクラちゃんなんてホントにすっからかん。
スカスカぶりがあまりにも寂しいので、写真には撮らず、来年また一回り成長したサクラちゃんに会うことを楽しみにしよう。


今日の午後、ウォーキングに出かけた際に、そのご近所さんの八重桜の桜の花びらを両手ですくい、
頭上でばら撒いて、簡易桜吹雪ごっこを楽しんだ。



よそんちのドライブウェイで、散った桜をかき集め、キャッキャウフフと騒ぐ中年夫婦。
傍から見ると、怪しさ満載であったことだろう。
それでも本人たちは結構楽しかった。



桜と言えば、散り方も潔くて称賛されるが、こんな言葉がある。

「散りぬべき時知りてこそ世の中の、花も花なれ人も人なれ」

細川ガラシャの残した言葉。

花も人も、散り際を心得てこそ美しい
散り際を知ってこそ花

そういう意味があるらしい。



ますます桜に趣きが湧いてくる。

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頑張れ、サクラちゃん

2019年04月17日 | 4SEASONS

前回のフリ・ベレー、ハニバニとフリちゃん以外には割と好評だったようで嬉しい。

Chieさんが、

>>ほんでベレーのてっぺんが尖ってるのも好きや〜www

っておっしゃってくれて、そういえばこのフリ・ベレー、デザインはどこかから来てるはずだけど、
一体どこからインスパイアされたんだろ?と思っていて、今日、仕事中にいきなり思い出した。

これだわ。


Movie: Signs





この映画、見たことある人ならピーンときたはず。
まあ、フリ・ベレーは本当に帽子なので(帽子、なのか?)もっとお洒落だけれども。
でもこれ被ると、みんなこぞって憂鬱な顔になるの、なぜ???



さて。

寒い日もまだたまーーーーにあるとしても、もう風景はすっかり春の到来。

うちの庭にある八重桜も今年は去年よりももっと花をつけてくれた。
それでもまだこの程度。




まだ植えてから数年しか経っていないのでこんなもんでしょーという感じだけども、
ご近所さんの八重桜なんて



この貫禄。



乙女のピンクの花びらが鮮やか。
元々は、薄ピンクのソメイヨシノを植えてもらうつもりだったのに、業者の手違いで八重桜を植えられてしまって
当初は私も文句たらたらだったけど、こうして花を付け始めると、こっちの八重桜のがゴージャスではないか。
ソメイヨシノはソメイヨシノで美しいけど、この八重桜もいい感じ。


毎年、春が来るのが楽しみになってきた。
頑張れ、ケイエスんちのサクラちゃん。
大きく育って、来年も見事な花を咲かせてね。


寒暖と、晴れ、それから雨を繰り返しながら春、真っ只中~。





で、あっという間に私の大好きな初夏になる~♬



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春のフリ・ベレー

2019年04月15日 | 猫の話
ハニバニがまだ西の方にいて、フリちゃんとのラブラブな日々を送っていたある寒い午後。


私はフリちゃんのグルーミングをしていて、春先ということもあり、結構ごっそりムダ毛猫毛がとれた。
いつもなら、その毛を丸めて猫ボールを作って遊ばせるのだが、今回は春のお洒落にと思い、フリちゃんの毛でベレー帽を作ってみた。




フリちゃん、どうかな?














あんまり嬉しくないらしい。


でもそのフリ・ベレー、私の手の甲に乗っけてみたら、さすが動物の毛だけあって、とっても温かかった。


「何か他に再利用できないものか。」


そう思って、ダイニングテーブルの上で大切に保管しておいたら、
帰宅したハニバニにいくら何でも抜け毛の再利用とか不衛生だからヤメテーと嘆願され、
止む無く廃棄処分に。


きっとフリちゃんも、ホッと胸を撫で下ろしたに違いない。



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互いの距離

2019年04月13日 | 猫の話
カリフォルニアから戻ってきてからフリちゃんが突如、ストーカと化した。


どこへ行くにも私の後をついてまわり、座っては暖を求めるように引っ付き、
私の姿が消えると大声で鳴いて私を探すのだった。


そんなフリちゃんがもう愛おしくて可愛くて、なんだか私が泣きたいような気分になる。
そんなに寂しかったの?


アメリカ横断旅行記のブログの記事をアップするのにも、私が座るパソコンの椅子に上がり
その背もたれの間に入り込んでは、お互いに温めあった。
普段、フリちゃんはそういうことをしないので、よほど私に引っ付いていたかったのだと思う。




見よ。この恍惚とした顔を。





まだ寒い日が続いていたのと、お互いの体温に飢えていたかのようにずっと引っ付いていたんだよねー。




晴れた日は、窓辺で光合成。







フリちゃんて、やっぱり私を必要にしているんだわ。
フリちゃん、私もフリちゃんのこと、大切に思ってるよ!!!


暖かい、至福の時❤


と、思っていたら。


フリちゃんの愛のストーキングは、ハニバニの帰宅と同時に終了を迎えた。

どうやら私はハニバニの代わりでしかなかった模様。



でも、いいもん。



普段の日々が戻って来た。


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San Diego: Let's go home

2019年04月08日 | Vacation (NonJapan)

サンディエゴ目指したアメリカ横断の旅も、ついに終わりを迎えてしまった。


ハニバニはまだ仕事があるのでカリフォルニアに残り、私は仕事もあるし
なんといってもフリちゃんを迎えに行って、普通の生活に戻らなければ。


朝、8時台の飛行機だったので、早いうちにホテルを出発して、サンディエゴ国際空港へと向かう。
その車の中でハニバニがしみじみと、

「毎日笑ってばっかりでさー、めっちゃ面白かったよね、この旅行。
ケイエスが横で笑わせてくれたから、これから僕は一人でどうしよう?!すごく寂しくなるわー。」

と、言ってくれた。寂しくなるのは私だって同じなのに。


空港でラゲッジのチェックインをして、すでに混み始めてるセキュリティーを見つめながら
すでにじりじりと、現実に戻されていくような気分。
ああ、バケーションは終わったのだな、と。


ふざけて、わざと変顔で「もう行くね。どこの空港もこんなんばっかりで嫌になるね。ハニバニはほら
帰りも車だから、こんな混雑は避けられるしラッキー!!!!!」と言って、でっかいハグ&キスをして
セキュリティーの列に流れて行った。


後ろを振り返ったらハニバニはまだずっとゲートのところにいてくれて、手を振ってくれた。


長い列の末、やっとセキュリティーゲートにたどり着いた時、もう一度振り返って見たらまだいてくれて
また大きく手を振ってくれた。


セキュリティーがやっと終わった時に、ハニバニがいた場所を見たら彼はもうすでにそこにいなくて
その時初めてやばい。まじで一人で家に帰らんといけんと実感したケイエス。


今までも一人で日本にはもちろん、ハワイもドイツもイタリアも普通に行ってきたのに、なんなのこの孤独さは。


おーやばい、やばい。ちょっとハニバニにテキスト送っとこーと思って咄嗟に『もう非常に寂しいんだけど』と送信したとたん
泣けてきた。わー。通り過ぎる人がジロジロ見る!!!

すぐに『泣いてはいけません。もうしばらくしたら家に帰るから。フリちゃんを頼みます。』と返事が来た。


ゲートの隅で、シクシクと泣いたわ。
だってねえ。
こうやって毎日毎日楽しいことの連続の日々をずーーーーーーーっと一緒に誰かと過ごしていきなりサヨナラするのって、
そりゃもうめっちゃ寂しいから。


埒が明かんので、とりあえず何か食べようと思って近くのカフェへ。
そこでブルーベリースコーンとチャイティーを買い、心を落ち着かせた。



食べると力が蘇ってきて、平常心が戻る。
でも空港ってなんか好き。


少しして搭乗が始まった。
ディレイ(遅延)がなくて、スムーズに離陸できるかと思いきや、搭乗客のシートベルトが故障しているので直しますとアナウンスが入る。
はー。
ユナイテッドってこんな故障ばっかり。
しばらくメンテナンスの人やらキャプテン(パイロット)やらグランドクルーやらがバタバタ行き来を繰り返して
やっと飛行機はサンディエゴを後にした。


ありがとう。サンディエゴ。
また来るね。



機内は満員御礼で、シートもアップグレードしたにも関わらず居心地が悪かった。
もう眠るしかない。
寝れんけど。


やっと北バージニアに戻って来た。
つい先程までは、センチメンタルに浸ってめそめそしていたが、ここからは心を入れ替えて戦闘モードに。
なぜなら着陸した時間はワシントンDCのラッシュアワー。
最悪。



とにかく素早くフリちゃんを営業時間内に迎えにいきたかったので、GPSを最速コースで辿ってく。
そしたら今まで使ったことがないハイウェイに導くとか、すごいストレス。
ただでさえここの渋滞って神経すり減るのに。
サンディエゴのハイウェイとは違って、こちらのハイウェイはもうきっつきつ。


それでも単にフリちゃんを救出するべく、私は疲れ果てた頭に鞭バシバシ叩いて頑張る。

GPSの知らせる到着時間が5時55分。営業終了(6時)までに間に合わんかも。
フリちゃんがいる獣医へはもともと次の日の朝に迎えに行くことにしていたから今日が無理なら明日のあさイチでOKだったけど
とにかく彼女を迎えに行きたかった。

ハニバニが横にいたらまたキーキー文句言われるような速度で車をぶっ飛ばす。


GPSってすごい。
本当に営業終了時間ギリギリ5分前に到着した。
無事フリちゃんをピックアップして家に戻ったら、安堵で急に疲れがどーーーーーーんと押し寄せた。

だけど、家は良い。
旅行は楽しいけど、やっぱり家が最高。

その夜はシリアルだけ食べて、シャワーをさっさと浴びて寝る支度をした。

バスルームから出てきたら、フリちゃんがすでにベッドで爆睡してた。





フリちゃんもお姫様ベッドがいいよね。

やっぱりフリちゃんにとっても、すごくストレスだったんだなーって思った。
私らは楽しいばっかりだったけど、フリちゃんにとってはあまりいたくない場所だもんねえ。

彼女見てたら、なんか暫くは旅行も控えようかなという気になってきた。ごめんね。

フリちゃんもお疲れ様でしたね。



長い旅行記にお付き合い、ありがとうございました!
これからはまた普通の日常ブログに戻ります。






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San Diego: Stone Brewing

2019年04月04日 | Vacation (NonJapan)

連日の動物続きだったサンディエゴの日々。

次の日行ってきた所は、意外にもビール醸造所。

Stone Brewing ESCONDIDO

ケイエスはビールは全く飲まないんじゃなかったか?
って思ってるでしょう?

飲みません。

行った理由は、そこに私たちの大切なお友達が働いているから。
その日はハニバニと私の古ぅい友達、フレディに会いに行ってきた。

私とフレディは、最後に会ってからもう20年以上が経つ。
ハニバニは頻繁にカリフォルニアには出張になるので二人は会ってたみたいだけど。

なんと3人は、その昔一緒に住んでいたこともあるほど仲が良かったんだ。

だから久々にフレディに会えるので私はとてもウキウキと共に緊張。
「僕は老けちゃったよ。」と電話で笑っていたけど、私を見た時に
Oh... ケイエスは僕以上に老けてしまってるから「老け顔」の話はやめよう。』
て思われたらちょっと嫌だなと思ったりして。

で、そのビール醸造所の中にはちょっとお洒落なバーや、レストランや、ガーデンもあるので
アルコールを飲まない私のような人にも楽しめることができると聞いて安心した。


ハニバニから聞いていたが、このビール醸造所、なんと看板がないだけでなく、
ちょっと見た目が普通の企業っていうか、会社みたいな佇まいになっているらしく、
ビール作ってるとか、レストランが中にあるとか、外からじゃ絶対に分からないようになっているそうで
一体どんなビール醸造所なんだろ?とすごく興味津々だったけど、到着して納得。

思ってた以上に一般企業のビルだった。





こんなん、レストランじゃない。会社じゃん、会社。
でもエントランスが一般企業じゃないことを物語る。





あはは。渋いぜ。

中に入ってさらにびっくりしたのは、外からじゃわかりづらいが、とても広くてファッショナブル。








カリフォルニアの開放的な感じが素敵。

ガーデンも広くて、ここで結婚式&披露宴をする人もいるんだとか。




その辺にベンチやデッキチェアが置かれてあって、
ビールをのんびり飲みながら、ゆっくりと語り合ってるお客さんがとても優雅に見えたわ。

私はビール飲まないから、せめてそこで美味しいコーヒーとか飲みながら本を読んだりしたかったー。

とっても素晴らしいレストランだった。


で、肝心のフレディとの再会は、ショッキングとか、大感激とか、
そういう感じのものではなく、どちらかというと、そういえばこないだ会ったばかりだよねというような
懐かしくもあり、いつも近くにいたかのような、そういう「いつもの」感覚が残ってた。

フレディは、老けたどころか顔の肌艶がギャルみたいにピチピチに張ってて
健康的に日焼けとかしてて、君は一体何を食べとるのかねと聞きたいぐらい。
日本語で「ヒサシブリ~」と言って、「変わらんね。全然。」と言ってくれた。

「フレディだから良しとする。彼をギュってハグしてあげてww」というので、みんなでどっと笑って、ハグをした。


何から話をすればいいのか。
でもこうやって、長い年月を別々に過ごしてきたけどまたみんなで再会できるなんて最高。
顔を見ることができただけでもう満足。


前菜で、海老のサルサとチーズの盛り合わせを食べながら昔の話を始めて、



私はポークタコス



ハニバニはグリルドチーズサンドイッチをランチにした。



食事中に、ビールの試飲ですどうぞ~ってビール好きには最高に嬉しいサービスもあった。



食事の後、みんなでガーデンを歩いて、それから一緒に記念写真を撮り、
そのビール醸造所のロゴが入ったTシャツをプレゼントしてもらった。
私もハニバニも、ここのロゴが入ったTシャツが好きなんだ。


こんなに素敵なレストランなのに、看板とかもっと出してさ、どうして宣伝しないのかねと言ったら、
そこのオーナーのやり方で、看板を出すマーケティング戦略ではなくて、すべて人の口コミを利用するやり方なんだそうだ。
なるほど。やり手は違うなー。



またいつか、みんな元気で会えるといいなと思う。
サンディエゴに行きたい理由がまた一つ、増えたよ。


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San Diego: San Diego Zoo

2019年04月01日 | Vacation (NonJapan)

前日はサファリだったけど、次の日もまた動物を見に行くのだ。



San Diego Zoo!!!




**今回も写真が大量だったので、ハイライトだけご紹介**


その日もなんだか肌寒い朝から始まった。


月曜日ということもあって、来客も思ったよりも少なくてラッキー。
ここは本当に来たかったんだ。

動物園が大好きで、日本で行ったことがある動物園は、広島市内の両親の家からも近い、安佐動物公園。
悪くはないけど、規模としてはびっくりするぐらい大きくない。
見慣れてるからそう思うのかな。

アメリカではワシントンDCのNational Zooにも行ったけど、広いことは広いけど、
入場料金が無料な分、なんとなく設備にお金がかかっていないような感じがして、殺風景な印象しかない。ない
サンディエゴZooは裏切らない!って友達も言っていて
とにかく頭の中ではこのサンディエゴZooに行きたくて行きたくて。

場所的に前日のサファリとはさほど離れてない感じ。

市内にあるので、車でのアクセスも簡単。
サンディエゴって本当に便利だと思う。


いきなりコアラの登場。



コアラをこんなに間近で見たことがなかったけど、ほんまに可愛いわぁ。







眠たいそうです。
丸くなって寝るところがちょっと猫みたい。



続いてサル。
サルと言ってもマントヒヒ。



お母さんヒヒが子供が逃げて行かないようにしっかり尻尾を捕まえてるところとか
人間のお母さんが子供の手をしっかり握って離さない感じで、可愛かった。
子供はとにかく好奇心旺盛で、お母さんは忙しい。





行動はいつも集団なのかしらね。



やたら可愛い顔した大きな猫がいた。





可愛い❤

サーバルキャットらしい。
柄がとっても綺麗。性格は短気なんだそう。
そういえば神経質そうにセカセカと足早に歩いていたわ。

逆に朝から脱力系だったのが





舌、でてるよ。
これ絶対にこの台にはホカぺが置いてあるだろ!って思う。



クーガー(日本ではピューマっていうんだっけ?)はもっとシュッとしたカッコいい感じの猫じゃなかったか。

基本、猫は本当によく寝る動物らしい。


キャットはキャットでもこちらはミーアキャット。





最初、寒いからか、一匹も穴から出てきてなくて、ハニバニと「やっぱりうちらは運がないよね」って嘆いていたところのご登場だったので
突然の登場、しかもすっごく接近までしてくれて大喜び!

そしたらぞろぞろと他の家族も出てきてくれて大満足。



彼らがどうしてキャットと呼ばれるのか分からないけど、
顔は猫に似ているような気もする。
小さくて、ものすごく可愛い。



小さいと言えば、こんなことがあった。

この大きな鳥を囲った建物の中に入っていた時のこと。



頭上でやたら大きな羽の音、『ブーン、ブーン』ていう、どちらかというと虫系のブンブン鳴る音がしていて、
うわ、大きなカナブンが上におるーーーーと思い、虫が苦手な私はまたもや背筋をぞよぞよさせて上をみたら、
なんとそれは大きなカナブンではなく、その大きな鳥がいる柵へ入りたがっているハミングバードだった。



柵の中が楽園に見えたんだろうか。
隣の家の芝生は青いっていうもんね。

しばらく一心不乱にブンブンと羽ばたいていたが、力尽きて私たちが立っていた地上へダウン。



心優しきハニバニが、ZooKeeper(飼育員)を呼びに行って、そのムクドリを助けるように言うと
すぐに無線で他の係員が呼ばれていた。
こんな時、人間の手で野鳥を触らない方が良いらしい。
人間の匂いが野鳥についてしまうと、後で(野鳥にとって)困ることがあるんだそう。


食事中のゾウがいて



なんとなく日本で人気らしい(いつかネットでそう知った)カピバラがいた。



カピバラもかなり脱力系だと思う。


近くにウサギみたいな、大きなネズミみたいな、それでいてリスみたいな顔した小動物もいた。



名前を学習しないケイエス。
すまぬ。



少し歩いて行くと、シロクマ何匹かがいたんだが、



中にとびきり楽しそうなのがいて、水遊びに夢中になってはしゃいでいた。
もう楽しくて楽しくてしょうがないっていうのがこちらまで伝わるほど楽しそうで、








このモーションを何度も何度も繰り返していたよ。
いや、本当にね、あのシロクマのはしゃぐ声が聞こえそうなぐらい楽しそうだったわ。
それを見ていた観客からも笑い声が上がるほど。
楽しさとか、笑い声とか、こういうものはどんどん感染してっていいと思う:)


さてここはまた別の大きな猫がいる。

チーターだったかな。
若いのが何匹か目の前で戯れていて、可愛かった。



子猫の兄弟が遊びに夢中になっているのと全く同じ。
猫はやっぱり猫なんよね。



柄がとっても素敵。


大きな猫はここにもいた。



大接近だけど、もちろんガラス越し。





フリちゃんが大猫だと言えど、ここまでさすがに大きくない(おぃ)。
やっぱり大トラ!でかいなー!!!
でも行動は猫そのもの。
咄嗟に抱きつきたい衝動にかられる。
 

ハニバニに、「ずっとくっついてくれるね(ガラス越しだけど)。どうしてかな。」と聞いたら、
「そりゃ食べたいものが傍にいたらその場を離れたくないでしょう?」



子供たち。ガラスがあってよかったな。
トラは君らを美味しそうな子牛だと思っているんだよ。


ガラスからくっついて離れないといえば、このワニ。



ハニバニが座り込んだら遠くから泳いでやってきて、ハニバニの傍にずっといた。
ハニバニも美味しそうに見えたかな。
このワニ、笑ぅとる。
絶対に笑ぅとる。



美味しそうと言えば、ハニバニがこの動物を見て、



「これ、どこかで見たことあるんだよねー。どこかのベーカリーで。」

ベーカリー????

「思い出した。ニューヨークで有名なBlack & White Cookieじゃん。」



ウケる。
それからずっと二人の頭の中では、あの動物がクッキー以外の何ものにも思えなくなった。





美しいフラミンゴの群れを通過して...

オラウータンを見に行ったら、何故か子供たちに大人気。



寒いので、袋を被ります。



窓がなければ、どれが人間でオラウータンだかわからんー。
傍でじっとオラウータンを見つめる子供たち、可愛い:)



そういえば、可愛いのは木の上で眠っていた。



レッサーパンダ。舌も出していて、めっちゃ可愛い。

もし庭で飼うことが許されるなら何が飼いたいか?と聞かれたら、
ケイエスは迷わず子ヤギとレッサーパンダって言うよ。
皆さんはどんな変わった動物が飼ってみたい?



そうそう、パンダ。
パンダてどうしてどこでもあんなに人気があるのかね。

パンダを探してやっと居場所を見つけたらすでに行列ができていて、
それでもやっぱり平日だったからか、ディズニーの狂わしい行列並みではなかったけど
他の動物見るのに行列なんてできなかったから、本当に特別扱いなのがわかるよね。

まるでスターの握手会みたいな感じ。

こんなん並んで待って、そのパンダがずっと向こうの檻の辺りで笹を齧ってるのが小さく見えるとかだったらムカつくね
など言っていたら、思いのほかそのスターパンダは目の前にいて





笹を美味しそうにムシャムシャ齧ってた。なんかすごい呑気。
それにしても何なんだろ、この人気は。

確かに、普通の熊よりも見応えはある。
動物なのに、パンダの着ぐるみを来たおっさんみたいだし。
去年だったかハニバニをブルーノマーズのコンサートに連れて行ったときに、ハニバニが

この男の良さが全く分からん。小さくて子供みたいなのに(ひどい)。なんでこんなに女性にモテまくるのか。謎だ。


って言ってたのを、このパンダを見ながらふと思い出したよ。

でもまあ見ていて飽きる動物ではないことは言えるよね。
だけれども、後にどんどん伸びてったこの行列。



全てはこのパンダを一目見るため!




パンダてさ、よく見ると、黒い熊が白い大きなマスクとパンツを身に着けてるっぽい。
熊猫という漢字はどういう理由でそうなったんだろ。



さて、その日も広い動物園を歩き回ったらすごくお腹が空いてきた。
今日食べたいものは、前日からもう決めてある。

なんと、前日行ってきたイタリアン❤

ハニバニがそこのピザに恋して、私も是非お腹いっぱいそのピザが食べたい!と思っていて
ならばまた行こうということで即決。

今回は、イタリアレストランでは私が必ずオーダーするカラマリからスタート。





ピザも二人で別々のを注文して、半分ずつ食べた。

もうこのイタリアンレストランごとバージニアに持って帰りたいっていうレベル。
あんなに美味しいピザはちょっと簡単には見つかりそうにない(涙)


今日も楽しい一日を過ごせて大満足!
サンディエゴZoo、最高におススメです。



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