バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

1 year later

2014年01月31日 | 猫の話

早朝4時45分。


いつもならお腹を空かせたフリちゃんに起こされるはずなのに
今朝は珍しく目覚まし時計で目が覚め、当のフリちゃんは私とハニバニの間で伸びて寝ていた。


私が今朝は彼女を起こし、キッチンへと向かうと
キッチンのカウンターに紙切れとカードがあった。


カードには


『今日は一日中悲しいかも知れないけど、もう悲しむのはよそう。
彼女は見えないだけで、いつも僕たちの生活の中にいるんだから。
そしていつか虹の橋を渡ったところでまた会えるよ。
僕は今でも彼女に会えて一緒に生活をしたことや、彼女に幸せな一生を与えることができたことを
とても嬉しく思っているよ。』


と書かれてあって、その言葉の優しさに涙して、カードの終わりのところに
いつもはスティックマン

しか描けないハニバニがミディの似顔絵を描いていて、それが猫と認識できたところで
さては練習したな、と思わずにはいられなくなり、なんだか笑えた。


そして一緒に添えられていた紙なんだが、それは実は証明書で
ハニバニは今日の一周忌を迎えて、ミディの名前でミネソタ州立国立公園に10本の木を植えてくれる団体に
寄付してくれていた。


『何かケイエスとミディにしてあげようと思ってずっと考えていて、ここを見つけたんだ。
ミディと自然が結びつくのってなかなかいいよね。我ながらいいことしたな。ふふっ。』って後で笑って言ってくれた。



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一年前の今日は、悲しい、悲しい日でした。


1月に入ってからは、目の前のカレンダーの日付から目が離せなくなっていました。


去年と同じ日付が刻まれてるカレンダー。


そこにないのは『G』の文字でした。


彼女とすごした最後の一ヶ月は、まるでこないだ起こったことのように思い出せます。


一ヶ月間、毎日更新したブログは、今はまだリアルすぎて読み返すことができません。


あの一ヶ月は本当に非日常的で、まるでドラマの中の生活のようでした。




決断の日を決めることがなかなかできず、彼女の頭を撫でて何度も泣きながら

「もう頑張らなくていいから。」と言い、そしてもし神さまがいるのなら、神様どうか

彼女が寝てるときに彼女を一緒に連れて行って欲しいと心からお願いをし、

そしていよいよ時期が迫ってきたころ、

「ミディ、私には決断がどうしてもできそうにない。だからミディが準備ができたら

ミディを静かに見送るきっかけを見せて欲しい。」と言っていたところにあの血栓が発生して急遽病院に連れて行き、

それがミディが最後に私に見せてくれた優しさだったと、私は今でも信じています。




ミディが目の前から姿を消してから1年。



彼女のいなくなったお城は、しばらくは静かで淋しくて、大きな穴が開いたようだったけど

あれからまた、フリちゃんが光を当ててくれた。



ミディがいつでもそっと、家のどこにでも佇むことができるように

私たちはこれからもずっと彼女の思い出を大切に語っていくつもりです。




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ミディへ。

いつも写真の前では簡単な挨拶ですましてるけど、今日はちょっと言いたいことがあるんだ。
私にはミディの姿が見える力も、その柔らかい体のしなやかさを感じ取る力もないの。
ハニバニはミディは私の胸の上で寝てるらしいと言っていたけど、たまには私の夢の中にも出てきてくれないかな?
もう一度しつこいほどミディを抱きしめて、ミディが嫌がって私の腕の中からしゅるっと逃げていくのを
見てみてみたいなって思うよ。楽しかった思い出がたくさんあってよかった。
あ。フリちゃんがお腹がすいたと言ってまた騒ぎ始めたのでそろそろ行くね。
彼女はミディほどおしとやかじゃないけど、面白いよ。
またね。

PS. We love you so much.




          





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去年、ミディのことではたくさんの暖かいコメントをいただきました。
この場をお借りしてまたお礼を言います。ありがとうございました。


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いつもありがとう。
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悪ノリのツケ

2014年01月29日 | お仕事


どうやら罰が当たったようだ。


前回、あの凍りつくような屋外でコートも手袋も着用しないまま
タオルをブンブン回して棒に(いや、旗か)する馬鹿げた実験をしてハメをはずしてしまったのか
私は次の朝から体調が崩れた。


朝起きたら喉がものすごく痛く、喉が痛いーと思っていたら今度は咳が出始め、
あらやだ、咳が出るわと思ったら今度は鼻水ときた。


風邪の初期症状じゃーん。


薬でも飲んで、今のうち、まだ「プチ風邪」のうちに治すのさ。


と意気揚々もつかの間、日曜日は最悪だった。


治るはずの風邪はどんどん悪化してゆき、日曜の朝なんて
体の中で、細胞という細胞がゾヨゾヨとうごめくような、なんとも不気味な感触があり
熱でもあるのかなと思って体温を計ったら、みごとに平熱だった。


人間というものは、怪我して血が大量に流れるとか、頭蓋骨から脳みそがはみ出るとか
顔が真っ青とか、熱を計ったら体温計が40℃を超えていたとか、
そういうビジュアルなものがない限り、なんとなく『たいした病気(怪我)ではない領域だ』と思いがち。


私もそれにしたがって、なーんだ、大したことないじゃん、と思い、
細胞のゾヨゾヨと共に日曜日を過ごしたわけだが、どうも自分のペースではないというのはもどかしい。


月曜日の朝、私は早朝出勤なので超早起きなんだが
これがまた辛いのなんのって。
通常なら心地よい緊張感があるので頭が覚醒するのが早いのに、あの朝はさすがに
「会社なんてもう倒産してしまえ」など思ったほどだ。


母なら『あんたっ!会社なんて今日は休みなさいよ!』と言ってくれるのだろうが
母はもちろんアメリカにおらず、一緒に暮らしている唯一の身内(ハニバニ)は上でグーグー寝ている。


しかも今年で結婚22年目になっても私は滅多に彼に弱みを見せない。


彼の前で病気になって弱弱しくしてるのを見せるのが嫌なんだ。


月曜日は大きな会議の準備があり、午後は私も会議があった。
休めない。


気力で会社に行って、数時間後にハニバニから「調子はどんなん?」と電話がかかってきた。
『もう大丈夫よ。』と言ったとたんに咳き込んでしまい、しかも完全なは だ ず ば でぃ(鼻づまり)。


「言ってる言葉と聞こえてくるものが正反対じゃないか」と言ってくれたけど、
家に帰れと言って帰るような嫁ではないのを彼はよく知っているのでそれ以上何も言わなかった。


その夜、咳があまりにも止まらないので目の覚めるようなパープルな


         


これを飲んで寝たら、次の日にはあれだけしつこかった鼻づまりと鼻水が何もなかったかのように止まった。
咳もずいぶんなくなって楽になったが、喉だけがまだヒリヒリする。


それにしても、この数日間でかなり激しく咳き込んでいたので
腹筋が鍛えられたような気がしてならない。


北バージニアは昨夜からまた雪が降りまして、通勤が大変でした。




会議室から日の出直前の写真



やっぱり防寒して遊べばよかったのかなー、と思うが
あの時は楽しかったので、それでよし。



今日はさっさと寝よう。



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喉の痛みには何が効く?

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厄介な白いアレ(続)

2014年01月23日 | 4SEASONS

結局あれからサラサラとひたすら降り続いた雪。







日中の最高気温でさえ氷点下のままなので、雪が解けそうな気配があんまりなく、
お日さまが上った次の日も、キンキンに冷えて寒くて痛い!!!



さて、昨日の晩。



気温がまたしても氷点下15度まで下がったので、やってみた。



濡れタオルを棒にしよう、を。



タオルを濡らして絞り、そのまま家を出て行く私にハニバニが
「ちょっと、ちょっと、ちょっと。あんた今から何しに外へ?」と言うので事情を説明したら
思いっきり笑われた。


今までこんなに気温が低くなる場所にいたことがなく、実はもし機会があればずっとやってみたかったことがあって、
タオルを濡らしてブンブン回し、それで棒を作ってみるのだ云々を説明したら
「あんたいくつ?」と言われたが、気にせずその濡れタオルとカメラを手に外へ出ようとしたら
「何か面白そうかも。バカみたいだけど。」と、ハニバニも一緒に出てきた。


すると、ハニバニが
「待って。そのタオルの大きさはハンパない。それを棒にするまで振り回してたら、それまでに
人間が棒になってしまうよ。そのタオルはダメ。せめてハンドタオルサイズにしなさい。」というので









このサイズに。


さて、振り回しますよ。





振り回しながら、自分のやってる事のバカさ加減と、痛いほどの寒さと、そんなバカなことをまじめにやってる
バカみたいな嫁をじっと見つめるハニバニのまなざしが妙にジワジワとこみ上げてきて
ゲラゲラと大笑いしながら振り回した。


「近所の人が気がつく!笑うな!恥ずかしい!!!」と焦るハニバニがまた可笑しくて笑い声が高まる。



ぱぱぱっと振り回すこと30秒。







わー。







立っとるー。(棒ではなくて旗みたいじゃないかとか言わない)



確かに水分が凍りつくのが早い!



ぱりっぱりになったそのハンドタオルを折りながら、
シャンプーしてから濡れたままの髪で外に出て、歌舞伎役者のように頭をブンブン振り回したら、髪が












こんなふうになるんじゃないかとか、


もしくはメドゥーサみたいに





束になって固まるんじゃなかろうかとか、そういうことを考えながらニヤニヤして家に戻ったら


「またバカみたいな実験やろうとか考えてない?今度は一人で三脚つかって写真撮ってね」って言われた。


そう言うハニバニだって笑っていたのに...。




と、いうことで、このバカさ加減、お楽しみいただけましたか?


SoloPinさん、私はワクワクしすぎてジャケットを羽織って外にでるのを忘れてしまったよ。
手袋も忘れていたよ。


手がね、一瞬にしてガッサガサになったの!冷たい空気って侮れないね。



天気予報では今週末も雪になるとか...
気温はずっと低いままです。




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シャボン玉作ったらどうなるんだろう。今度はこれやろうかな。

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厄介な白いアレ

2014年01月21日 | 4SEASONS


冬なんだからしょうがないといえばしょうがないが、
今、雪がじゃんじゃん降っている。





これは午後4時の状態なんだが、今夜中降り続くらしく明日の出勤がまたとんでもなく億劫になってきた。


この雪、本格的に降ってきたのは午後2時ぐらいだったと思うが、
なんとこの辺のスクールシステム(学校関係)や政府はもちろん朝から閉鎖。


月曜日がキング牧師記念日で祝日だったので、4連休になったわけだ。
おそらく明日も閉鎖は続くので、5連休。


私の勤務する会社はそんな雪ごときで閉鎖するような、甘っちょろいところではない。


今日、2時から会議があって、会議から戻ったらデスクフォンに2件、携帯に1件、電話が入っていた。
全てハニバニからのもので、


「ちょっとー、アナタ今どこ?雪がひどくなる前に迎えに行きたいんだけど。」


遠いところから出勤する人はそれこそ帰れなく恐れがあるので早いこと仕事を切り上げて帰っていたが
私は近場だし、ハニバニが迎えに来てくれるし、しかも仕事も溜まってることだし...と思い
予定の時間を越えて仕事をしたら、案の定ハニバニが迎えに来たころは道路が凍結し始めて
タイヤが滑りまくった。


「これだから今日は残業はやめてねって言ったじゃんかー。」とハニバニは運転しながら抗議。


今はサラッサラの雪が、読んで字のごとく、サラサラと音を立てて降り続けてるんだが
風があるため、吹雪のよう。


こんな水分がなくて密度の濃い雪が連続的に降って、気温がどんどん下がると大変。


明日車が出せるんだろうか。


冬だから雪はつきもの。


しょうがない。



だけど聞くところによると、今地球は氷河期に突入しているらしい。
『氷河期』だなんて私らが生きてる間はもう関係ないものだと思っていたが。


なんでも太陽の黒点が少なくなっていて、黒点が多いほど活発なことだから、今はまさにその反対。


地球の温暖化はどうなんだ?北極の永久凍土はなくなってきてるじゃん?って思うよね?
まあマンモスやら恐竜を絶滅させたほどの氷河期はすぐにはないにしろ、黒点が減少していることで
なんらかの影響を煽ってることは確かなんだろうと思う。



はー。



そんなことよりも、この雪の中、私は情けないことに今すぐにでも会社に戻り
仕事を片付けたい。


昨日も夕べ、家で仕事をしていたが、やってもやっても減らない仕事の量。


まるで全く減らなくなった私とハニバニの体重のようではないか。


今夜から明日早朝まで、気温がまたマイナス15度ぐらいになるので
時間があれば、濡れタオルをブンブンまわしてにしてみようかな。



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今日でこそこんな天候だけど、昨日なんて春日でしたの。

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あんなこと、あったね

2014年01月16日 | 猫の話

去年の暮れ、家の角を曲がってちょっとのところの家が売りに出されていて
今年に入ってすぐに売れたらしく、新しい家族が住み始めた。


毎晩の散歩で気がついたんだが、その家には黒猫がいる。


まだ1歳にも満たないかも知れないほどの小さな黒猫。


その猫が一昨日の晩、ドアの外で佇んでいたので
そっと歩み入って顔を見ようとしたけど、人見知りするらしくすぐに植木の後ろに隠れてしまった。


「ミディもあんなにちっさくてビクビクしてたよね。」


とハニバニと言いながらその場を離れた。


振り返ってその植木の方を見たら、その猫もこちらが気になるらしく
頭だけにゅーっと出して、様子を窺がっていた。






今日、仕事から帰る途中その家の前を車で通ったら
ちょうど飼い主の女性が帰ってきたところで、車から下りるところだった。


するとどこからともなく、あの小さな黒猫が駆け寄り、
その飼い主を待ってましたとばかりに迎え、ピョンピョンと走って彼女の後姿を追っていた。


それを見て、


私が家に帰った時、
お腹すかしたミディが嬉しそうに鳴いて走ってついてきたことを思い出した。


意地悪して、わざとキッチンから離れて2階へ上がっても
そのまま逃げるようにしてバスルームに行っても
彼女は「ごはん、ごはん!」って言ってるように、ずっと走ってついてきた。


あんなこと、私にも確かにあったんだと思ったら泣けてきた。




くそー。



もうすぐ1年が経つってのに、泣き虫が治らない。



ダイニングルームで、私は地下室へ続くドアと向き合わせになるんだが
そこにかかってあるカレンダーが、毎日嫌でも目に飛び込んでくる。



去年の今頃、彼女は病気と闘っていて
そして、私は毎日泣いていた。



彼女は本当に頑張ったな。



いろんな思いが溢れ出るこの1月も、あと半分で終わろうとしている。



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懐かしい写真。



ある年のクリスマス。写真を見たらフリちゃんが後ろに!


                 <じぃぃ......。>
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身に付いた食生活習慣

2014年01月11日 | 食べ物

さて、1月もほぼ中盤である。


1月といえば、アメリカではダイエット。

新規一転、年末のホリデーシーズンで身に付いた贅肉・体重を落としましょう!ということであるが
アメリカの場合、太る理由は年末のホリデーシーズンだけではないだろうというのが本当のところ。


ところで、この私も12月に帰国して、日本で増加させた体重が3キロぐらいあると白状したのは記憶に新しいが
なんとその体重が今になっても落ちなくて困っている。


こちらに戻ってきてからまず炭水化物を週に2回のみにしたのはいいが、日本からのお土産で持ち帰った
チョコレートやら洋菓子の数々を消費するため間食をしていた。


これでは食べ物を粗食にしても体重は落ちないわけである。


『生活習慣』というものは怖いもので、日本にいるときはここぞとばかりによく食べた。
バケーションなんだからダイエットなんてなにそれ、食べたいものを思いっきり食べるもん!というスローガンを頭に抱え
ひたすら小さく落ちついていた胃袋を広げた。


しかも実家では晩ごはんを食べる時間が遅い。


例えば、日ごろ私たちは夕飯が4時半ごろ(実家では「これはあまりにも早すぎ」と言われた)なのに対して
実家では平均7時だったりしていて、夕食が外食だったりすると、家に戻ってきたら胃袋を満たしたまま
そのまま寝る準備に入ったりしていた。


こちらでは夕方5時には夕飯を食べ終え、それから30分後にウォーキングで1時間ほど歩き、
それから3、4時間ほど胃が食べたものを消化してくれるので満腹のまま眠りに落ちるということがない。


日本で胃袋が大きくなった私とハニバニは、今でもその胃袋を満たすため食べる量が多くなっているような気がする。


あー、これではいかんいかん。


と思いつつ、今日はお寿司を食べに行ってきて暴食してしまった。













余談だが、このお寿司屋のウニは絶品。
日本でもウニを食べたけど、比べ物にならないほどここのウニは美味である。
2個で8ドルって高い気もするが、それでも良しとする。


このメインの前にもハニバニは餃子を、私は天ぷらを食べているので大量に食べたといっていいだろう。
よって晩はシリアルで済ませた。



来週末は、天気が良ければニュージャージー州にあるシーフードレストランに行って来る予定を立てているので
体重増加減少にはまだまだ歯止めが付きそうにない。



『だって食べたいんだもん!』の一言だ。。



世界一おデブの多いアメリカで生活してるとこうなるんである。




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大寒波が通り過ぎた後なので、気温が氷点下2℃だったとしても
今日は暖かいねーって言う感じになります。


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ハニバニは見た <初夢>

2014年01月04日 | アメリカ生活

A Happy New Year, everybody!!!



クリスマスも終わればこちらはもう宴の終わりということで
大晦日と言えど普通の火曜日で、職場は今までと同じようにこれまた普通の火曜日。


職場の『普通』は私の場合『超過酷』を意味することで、私は疲れきっていた。


大晦日の晩は何を食べたかなーと、今思い出してみる...が思い出せない。
なんとなく年越しそばがむしょうに食べたくなったことだけが鮮明に思い出される。


アメリカにも行く年来る年みたいなテレビ番組があって、毎年ニューヨークのタイムズスクエアから
クリスタルボールがカウントダウンで落ちてくるのをハニバニと一緒に見るんだけど
それもハニバニのおい!カウントダウンだよ、起きて!おい、起きろってば!
という声で目を覚まし、10,9,8....3,2,1、Happy New Year!!!と言ってチュバッとハニバニとキスをし
その先また眠たさで気を失い、気がついたら夜中の1時半だった。


ちゃんともう寝ようと決心して2階へ上がったら
「ぐっすり眠れましたかお嬢さん。もう2014年ですよ。」とハニバニがニヤニヤしてた。


寝る前にミディの遺灰に手を乗せて、写真を見ながらどうか今晩でも明日でも夢に出てきてねとお願いして眠った。


元旦の朝。


目を開けて気がついたのは、ミディどころか夢なんて全く見ていなかったということ。


しばしがっかりしながらも、ああ、また今年も新しく始まったかーと思いながら下へ降りて朝食を食べた。


冷たいシリアルを食べながら、両親は日本の南で温泉旅行で、妹家族は北海道でスキー、
私は異国で冷たいシリアル...元旦にも人それぞれいろいろだよなーとちょっと淋しくなった。


そうしているとハニバニが起きてきた。


「なんか今日から新しい年が始まったなんて不思議だよねー。時が経つのは早い早い。」


と言いながら彼も同じように冷たいシリアルを食べ始める。


シリアルを食べ終わった私は立ち上がり、キッチンに向かって歩いて行くとハニバニが
「あ、そういえばね、ミディの夢見たよ。久しぶりだったなー。」って言う。


夢に出てきて欲しいとお願いしたのは私だったが、私のではなくてハニバニの夢に出て来いなんて
言ってないぞミディ。


しかしその旨をハニバニに言って、落胆していた私に彼はこう言った。


「だけどね、ミディ、ベッドで寝てるケイエスの胸の上に箱座りしてアナタの顔見下ろしてたよー。
彼女そうやっていつでもアナタのこと見てるんじゃないの?」


もしも夢占いで『クロネコ 胸の上に座る』と検索して結果が例えば『凶』だとしても
私にとってはなんとも計り知れない幸福を感じた瞬間だった。


ミディ、そういう演出があったかー。


嬉しくて嬉しくて私の喉が思わずゴロゴロと鳴っちゃいそうな元旦だった。





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先週木曜日の夜に予想外の雪が降りました。

場所によっては非常事態が出るほどの被害がでたらしいのですが、こちらはダメージゼロ。
ただ寒いだけ。





よって寒がりのお姫様はお日さまを見つけては日向ぼっこをご堪能。


猫の後頭部、大好き



「ちょっとー。この家寒すぎ。寒い!」ブツブツ...



ここでも





「だから寒いんだってば!」




みなさんの一年に少しでも多く笑い声が響きますように!


今年もどうぞよろしくお願いします。



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今日突然お雑煮が食べたくなって困りました。
テレビで見たけど、日本のどこかで白味噌仕立てのお味噌汁に餡子の入ったお餅が入っているお雑煮を出すところがあって
あれがすごく食べたくなりました。皆さん、良いお正月を過ごしましたか?


↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
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