バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

ついてないのはハニバニ

2011年01月27日 | 4SEASONS

それにしてもすごかったですね、昨日のSnow Storm。


私が仕事を終えて車を運転してるときはまだ雨だったんですよ。

それからすぐに氷雨になって、
家に着いたとたんにボタン雪になったのだけど、



(『火山灰みたい』byりんちゃん)


なんかもー、すっごい勢いでですね、
この雪の中を運転している人が気の毒で気の毒で。

ほんとに、いきなり吹雪きになったという感じで、
本来あれが雨だったら土砂降りの雨っていうのかね。


降り方があまりにも暴力的だったので、
ブラインドを上げて、しばしお嬢と外を眺めておりました。


家に着いたとたんに天候が悪くなるなんて、
まるで私が無事に家に到着するのを待ってからLet's rock and roll!!!みたいに
ジャカジャカやりだしたっていう感じがしてならない。


ついてるじゃん。


って思った。


ハニバニから電話があったのは、外を眺めている最中だった。

『家の中でぬくぬくとくつろいでいるケイエスにはわからないだろうけど、
今ハイウェイは大変なことになっとるぞ。
渋滞がすごくて、いつ帰れるかわからんし、夕飯は今作らんといてね。』



彼はいつも「帰るコール」をしてくれるんだが、
だいたい車で30分で帰ってこれる距離にいる。


その日はその3倍の時間をかけて、やっと帰ってきた。


が、なにやら様子がおかしい。


『どしたん?なんか興奮気味じゃけど?』


『今度は僕が大変なことになった。』




彼の話はこうだ。

*********************

視界が大変悪く、こういうときは本当に気をつけて運転しないといけないからと
非常にゆっくりのスピードで運転していた。

住宅地まで入ってきて、右折に差し掛かり、そこがちょうどなだらかな降下斜面だったため、
およそ20MPH(これは本当にのろのろ運転)の速度でそのカーブを右折したら

右折したのは彼の気持ちだけで

彼の車は彼を無視してまっすぐに進んでいった。

ただ進んで行っただけでなく、円を描きながら プラス 加速して車は進んだと言う。



回転方向とは逆方向にハンドルは切るというのが決まりなので、
その逆方向に思いっきりハンドルを切った。

車は少し離れた曲がり角のコンクリートに激しくぶつかり、車は停止した。

**********************


で、急いで戻ってきてどんなダメージを受けているのか確認したかったのだね。

一緒に確認してみると、あらまあ、
タイヤのところのRim、外輪っての?

そこに大きな傷、っていうか、そこが見事に凹んでらっさる。


あれはたいしたダメージだな。


でも私にとっては彼が無事に戻ってきてくれたことが嬉しいわけで。
彼もラッキーなことに、その惨事が起こったときは周りに誰もいなかったそうで
他人を巻き込む事故は避けることができたわけだし。

しかも車がひっくり返ったわけじゃないし。


が、


彼にとってはその場ですぐに高額な修理費がかかるだろうと予測できたようで、
彼女にフラレた中学生の男の子みたいにしゅんとなってたわ。





雪は夕方になっても勢いが衰えることはなく、
10時ぐらいにやっとおちついた。





次の日。

私は出張を中止にしたハニバ二が運転する車から、会社の駐車場をみてびっくりしたのだけど
昨日はどうやら運転できなくて、っていうか、駐車場から脱出できなかった車でいっぱい。

職場には、その車を残して誰かに迎えにきてもらったという同僚もいて、
彼女が言うには、雪の量ではなくて、質がとっても悪かったのだと。

雨が降って、すぐにシャーベット状の氷雨になって、その上に急激に雪が積もったため
路面が滑って、あれは大変危険だったと言っていた。


Let’s rock and roll!!!

の前に帰宅できた私、やっぱりついてたのかな。



家に帰ったら、アマゾンからオーダーしておいたこれも届いていたし。




ククレカレー(ベジタブル)
クックドゥー エビチリ
クックドゥー マーボ豆腐

それぞれ10箱づつ。

当分美味しいものが食べれそう。


************
今朝わかった事実。
ハニバニの外輪、新しいのに交換するとそのリプレイスメントだけで800ドル(約9万ぐらい)するんだって。
外輪一つがよ?それに加えてレイバーチャージだから、彼のお財布すっからかんね。
土曜日にディーラーに行って詳しいことがわかりますが、出来れば交換ではなく、
外輪を修理してぇぇぇぇ!ってのが彼のお願い。
絶対に交換になるだろうってのが私の予想だ。


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What Went Wrong? Wの悲劇

2011年01月25日 | 食べ物
先週といい、今週といい、
私は疲れている。


月曜日も今日も朝からNon-Stopであり、
ランチタイムなんてなかった。

お腹がすいて何か食べたければ、仕事しながら食べるしかない。

一日が24時間ではなく、48時間だったらななどと
ふざけた発想を真剣にしてしまうような、そんな忙しい日々が続いている。


そういやこないだ、ここの定番コメンテーターのSolo_Pinさんのブログに載ってた
彼女が朝食として召し上がったとかいうミスドの熊さんドーナツ。

疲れてるときって、ああいうものが欲しくて欲しくてしょうがなくなる。

しかもドーナツって、炭水化物の宝庫だ。

最近体重落としたくて、炭水化物も甘いものも量を減らしてるから
疲れがとれないんだろうか。


疲れてるって言っても、朝起きたときにはものすごく気分が良く、
仕事中も集中できるし、頭の回転も絶好調気味なのに、

家に帰ると急に気分が緩むのか、自分がどんなに疲れているかを実感してしまう。


私以外に、私がいかに日々疲れているかを実感している人間がいる。

言うまでもなくハニバニだが、
彼の情報によると、最近私のいびきが酷いらしく(私はそれでも彼が嘘を言っていると疑って止まない)、
さも忌々しそうに、

『昨夜のケイエスのいびき、大音響だったよ。
揺すっても揺すっても押し寄せる波みたいに止まることがないんよ。』


と言うのだ。

しかも、

『腹が立ってね。いつかきっとケイエスに恥ずかしい思いをさせてやろうと思ってる。
ビデオに撮って、YouTubeに投稿してやる。』


だと。


安眠を妨害されて、とてもご立腹だった様子。

やっと私が以前からハニバニに対して殺意を感じる瞬間を理解してくれたようだ。




さて、食べ物の話。

以前からケイエスが作る不味いものシリーズ
パスタのツナ和え、お魚や親子丼の話をしてきたが、

今日、また新たにそのシリーズに加わるに値する料理に局面した。

これが本日の夕飯。




Sloppy Joe
Baked Sweet Potato French Fries
Non-Mayo Cole Slaw

さて、この中で一体何が不味かったのでしょうか?

























正解は、Non-Mayo Cole Slawです。


これ、こないだPBR観に行く前に寄った、パーティーで出ていたコールスローで
あまりにも美味しかったものだから、適当に材料を聞いて覚えておいたのだが、

どこかで何かが狂ったらしい。

自分で作って味見してみて、『おぉ。これは!』と驚愕するほどの不味さであった。


こんなはずでは...と、メラメラと怒りが沸きあがりかけたところでハニバニが帰宅した。

「何?この臭いは。」

と怪訝そうな顔をする彼に、明らかに失敗といえる例のコールスローを差し出し、
とりあえず味見をして欲しいと嘆願する。

もしかしたら『失敗』と思うのは完ぺき主義者の(嘘だろ)私だけであって、
ハニバニは

『おぉ。これはデリシャスではないか!』

って言うかも知れない。



味見を終えた彼はこう言った。





『これは速攻で生ゴミ扱いになるレベルの一品だよ。』


そう言って、まるでこの世の終わりみたいな形相で顔をしわくちゃにしていた。


そんなに不味かったの、あのコールスロー?

そこまで言われると、そこまで悪かねーだろと思えてならない。

あまりに悔しいので、少し(ここがポイント)だけお皿に盛って、食べてやった。



そして、もう二度と作るまいと誓ったのであった。


What Went Wrong?
(何が悪かったの?)


************
こないだエリカ様がまた涙の記者会見をされたそうですね。
でも彼女のあの涙、誰が信じるんだろう?
後になって「あれは演技だったのです」とか言うのかしらね。女優さんはあれだから...(ぶつぶつ)



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地獄と天国を見た

2011年01月22日 | お仕事
さて、前回の記事ではシステムエラーの内容が思っていたよりも深刻で、
それを修復するために週末の大掛かりなシステムメンテナンスを実行することになったことを述べた。


今日のこの記事はその続編。



時は土曜日、午前4時20分。


猫を飼っている利点はいろいろあるが、
目覚まし時計がいらないという利点もあるんだなと、
覚醒していない頭のなかでぼんやり思った。

お嬢らが『ケイエス、お腹すいたよ』と不平を言い始めたのが4時18分のこと。


彼女らに続いて、私もコーヒーを沸かすべくキッチンに下りてきた。


システムメンテナンスが無事に終わるといいな。


そう願いながら、私は彼女らに朝食を振る舞い、コーヒーを飲み終えると
軽く身支度を始めた。


病気している以外は必ず化粧をするケイエス。

そんな私だったが、今朝はすっぴんで出社しようかと思った。

だって、どうせデータルームには私一人しかいないだろうし、
15分ぐらいでまた家に戻って、それから暖かいベッドにもぐりこんで二度寝を貪ろうと予定していたからだった。

しかし、よく考えるとセキュリティーの前を通過しないとビルに入れない。

すっぴんだと社員証の写真と顔が一致しなくてセキュリティーに止められるかも知れない。

余談だが、以前こちらの軍事基地内の住宅に住んでいたときの話。

私は日本から帰国したばかりで、あまりもの長旅により
薄化粧していたのがほぼ「すっぴん」状態になっていたと思う。

(ちなみにハニバニはそのとき日本に長期出張していたため、私は一人旅)

戻った時間帯も週末の真夜中ということもあり、ゲートのセキュリティーが一層強化されていた時間帯でもあった。

MP(ミリタリーポリス)に身分証明書を見せる。

すると彼はその写真と私のほぼすっぴんの顔を交互に見比べ始めた。

一度や二度ではない。

この人物は本当に写真が示す人物なのか?ということを確認するために
何度も見比べる。

そのときの屈辱感を今でも忘れない。
そして今回またセキュリティーで屈辱を味わうわけにはいかない。

こういう経験ががあったので、
やはり化粧だけはちゃんとして行こうぞ。

(なんか情けないわね)



さて、いつもながらシステムを故意にシャットダウンするのは神経を使う。

もう何年も同じことをやっているにもかかわらず、
いつもこんな感じだ。

やはり白髪が増え始めたのはこういう心労があるからかもしれない。

全てのデータを記憶させるためのシステムテープを挿入し、
いつもどうりにコマンドを入れて15分ほどで家に戻る予定だった。

5分ぐらい経過したところで、
システムからメッセージが送られているのでそれに対応せよというコマンドが現れる。

これに対応するのは慣れている。

今使っている画面をAだとして、そのコマンドに対応するには画面Bに切り替えて対応するのが常なのだが、
私が凍りついたのはまさにその瞬間であった。

画面Bはすでにシャットダウンされている。

当然だ。

すでにシステムダウンは開始されているのだから。

一体どうやってこのメッセージに対応すればいいのだろう。
対応しなければメンテナンスは行われず、午後からやってくるIBMのジムの予定を大いに狂わすことになる。

それは元よりも、

もしかしたら間違ったコマンドを入れてしまって、
こういうことになる予定ではなかったのかもしれない。

画面は既に他のコマンドを打つラインにも行けない、まさにフリーズされた状態だ。

以前同じようなことがあって、コマンドを入れることができたキーがあったはずのような気がしたが
思い出せない。

これは文句なしに一大事だ。

どうしよう。

予定外のハプンングだわ。

やっぱり私は先の見えない真冬で真夜中をさまよっているんだわ。

どうしよう。

これが原因でクビになるかもしれない。

システムメンテナンスで遮断してはいけないサーバーを間違って遮断してしまい、
即クビになった人をたくさん知っている。

どうしよう。

どうしよう。


再びブラックホールに吸いこまれる様な気持ちに陥ってから
30分ぐらい経過しただろうか。

IBMに電話すればいいんじゃん、という思案に至った。

しかしその思いはすぐに消える。

IBMという会社は肝心な人物と交信できるまで、
かけた電話はいろんなオペレーターに転送されて転送されて転送されまくる。

ああ、そうだ。

ジムはもし何かあったらここに電話しなさい、と電話番号をくれたんだった。

しかしたいていその携帯の番号はたいてい会社のオペレーション部に繋がるだけで
本人ではなく他の人に繋がり、そこから何かを経由して彼に繋がる、というのがIBMでは主流だ。

でも溺れるものは藁をもつかむんよ。

祈る気持ちで電話する。

『...ハロー?』

あれ、会社に繋がったんじゃないの?

『ケイエスというものですが、あなたジムじゃないですよね?』

『ああ、おはよう、ケイエス。僕だよ、ジムだよ。どう?うまくいってる?』


この瞬間、
















ハレルヤコーラス大合唱


早朝にもかかわらず電話したことを詫び、事態を説明する。

彼は電話を通じてああして、こうしてと、キビキビ教えてくれて、
いきなり水を得た魚に変身した私は彼の言うとおりに動く。

あ。

彼が言ってくれたそのコマンド。
思い出した、思い出した。
やっぱりそうか。

こういう事態は滅多に起こるわけではないので忘れていたが、方法があったんだ。

安堵に胸を撫で下ろし、これで一安心と思ったら、
画面が全く変わらないことに気がついた。
それをジムに告げて、彼もあのキーを押してなど言っていたが、何も起こらない。

これは本当に困ったことになったぞ。

『じゃね。こうしよう。今からそっち行くから。
画面見ないと僕も思い出せないんだ。方法はあるから。じゃ、後ほどね。』



この瞬間、




















ハレルヤコーラス大合唱再び。


それから30分して彼は到着。
時間外に電話したことを再び詫びて感謝すると、

『こういうことも起こりうるから個人の携帯の電話番号教えといたんだよ。
え?会社に繋がると思った?』


と笑うジム。



あなたは神様ですか?



こうしてジムによって地獄から天国へと引き上げられたケイエス。

それから数時間はジムが丁寧に説明してくれるシステムの話を聞き、

『あと1時間ぐらいでシステムセーブの方は完了するから、
ケイエスはもう家に帰ってコーヒーでも飲んでゆっくりして下さい。』


と言うジムの暖かい言葉に甘えて私は自分の荷物をまとめ始めた。
帰り際にちゃんとお礼を言って、握手をして私はその場を去った。


それから帰宅し、ジムが言ったように1時間ぐらい経ってから、

『たった今、全てが完了しました。もう心配する必要はないですよ。』

と携帯に連絡があった。

うう。なんて有難いんだろう。
そして、私はなんて良い人に縁があるんだろう。


もう祝うしかない。


その日の午後はハニバニが北バージニアにある車のディーラーに行く必要があり、
ついでだからと、いつもの寿司屋に立ち寄った。

もうランチは宴ね。


ここの餃子は皮が薄くてたくさん食べれそう。



天ぷらも揚げたてサクサクでとても美味しい。



ハニバニ大好物のアヒツナのお刺身



私の大好物はアボカドツナロールとサーモン及びハマチ


こアボカドツナロール(実際の名前はSupreme Tunaだって)、とっても美しいんだよ。





大仕事したあとのご馳走は大変満足であった。

もちろんそれから家に帰ってからは夕方までどっぷり本格的昼寝。お疲れ~



************
人に親切にしていると、その親切は必ず自分に戻ってくるものですね。

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箱を開けると

2011年01月20日 | お仕事

さて、前回の記事ではシステムダウンにより、私がいかに散々な月曜日を迎えたかを述べた。


今日のこの記事はその続編。



ハードドライブの故障ということで、私が日ごろお世話になっているIBMサポートのジムがやってきた。

今までいろんなITサポートと一緒に仕事をしてきたが、
彼の仕事ぶりには感心した。

まるで優秀な日本人と仕事をしてるみたいだ。

うちのメインコンピューターがあるのは通称『Data Room』と呼ばれるフロアで、
私も一日に一回は必ず訪れる場所である。

そのフロアと私のキューブのあるフロアは階も違えば、西と東、まるでLAとNYぐらい真反対の位置にある。

私は前日、忙しくて出来なかった本来の私の仕事が山のようにあり、
彼をそこに残して自分のフロアに引き上げたのだが

彼はひとつひとつのアップデートのたびに、

「今こういう作業を行っています。」とか、
「10分ほど場所を離れますが、すぐに戻ります。」とか、

本当に私の目の前で彼がどういう行動をとっていて、
復旧作業がどんな感じなのかが気持ち良いほどわかる。

「10分ほど場所を離れて」というのは、
それがトイレ休憩だったりもあるが、メインは、言葉で現状を知らせるだけでなく、
自分の行っている作業が後々で記録に残るように、メールに記述して送ってくれるということだった。

嬉しい知らせが届いたのは彼が到着して3時間ぐらい経ったほどであった。

「あと30分もすれば完了しますよ。」


昨日のハプニングとは一転し、なんと穏やかな日だろう


と、私は安堵した。







のもつかの間。





彼からの電話で「完了」を告げられるのかと思いきや、彼の口から飛び出したのはこういうことだった。



「本当なら点滅すべきライトが何も反応してないんです。」



思えば雲行きが怪しくなってきたのはそこからであった。

それから30分後ほどして、彼が別のIBMサポートにさらなる助言を求めるべくして電話をする。

それから30分後ほどして、彼はこう言ってきたのである。



「できれば僕の予想が正しくなければと思っていたのですが、
事態は思ったよりも重症のようです。」




そう告げられてふと頭に浮かんだのは、

ハイウェイ95号線沿いで見かける鹿の死体がかなり古くなっていて、

ああ、また鹿の死体か、今朝ぐらいのかな
他の事故にならないように、撤去すっかな

みたいに道路交通安全局の人が死体を動かそうとしたら、その死体は今朝からのものではなく
実は数ヶ月ぐらい前からのもので、体の中はぐちゃぐちゃで、
うじ虫だらけになっているのだった

...というもの。


グロ。


前回のSAWの足のせいだ。


とにかく、ジムの言葉だと、表面(ハードディスクが示すエラー)では単純なエラーだったのに、
箱を開けるとそんな単純ではなく、もっと重症で直すのもややこしいんよ、つーことだった。



今朝の穏やかさとは一転し、なんと気が滅入る午後だろう



結局、


大掛かりなメンテナンスをすることになり、
それは平日、つまり私たちがリアルタイムに作業しているときは無理だという。

なぜならば、完全に根こそぎ、メインコンピューターもシステムダウンしてしまうから。


よって、


出来れば早い週末、今週末にもということで話はまとまり、
作業にかかる時間を考慮して、私は午前5時に出社して(聖子ちゃんの♪マイアミ午前5時♪歌っちゃうわ)
システムダウンの作業の前に行わなければならないシステムセーブという作業をすることになった。

しかもその作業、

今回は例のシステムエラーも搭載されている作業につき、
エラーが発生して作業が中断することを避けるために、エラーが実際に発生するまでパソコンの前から
離れられないというもの。

エラーがリアルタイムに発生したら、マニュアルでプログラムしてゆき、
作業を続行させるのだ。


気が遠くなるぜ。


それは10分ぐらいで起こる可能性もあれば、
2,3時間で発生する可能性もある。


実際のシステムダウンは土曜日の午後から、システムセーブが終わっただろうという時点でジムがやってきて
部品を交換したり、アップデートすることになっている。

だからもし私が注意していなければ、午後からのメインの作業も遅れてしまうということだ。





もー、嫌じゃ~~。





これが前回の記事のコメントでミミさんが忠告してくれた

『先の見えない冬であり、真夜中のようなもの』

というものなのだろうか。

先が見えないとはまさにこのことである。



でもまあ、確かに気が遠くなるのは確かだが
これから先のシステムの完璧な状態を考えると、悪いことはさっさと終わらせるのもいいだろう。


そう前向きに考えでもしないと、部屋の隅で膝を抱えてウジウジしそうだ。


それとも、画面ほぼ中央のダークなスーツの彼のようにブチギレようか。






私の頭の中ではこういうことをしている自分を想像してニヤケるが、
実際のケイエスには理性があるでそれはなさそうだ。





*********************************************************




そーいや、昨日これ食べた。





去年帰国したときにりんちゃんにもらったやつなんよ。



白菜ってこんなに甘かった?ってぐらい美味しかった~。


ごちそうさまでした♪


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今日はとても静かな一日でした。どうか続いて。


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月曜日、私を待っていたもの

2011年01月17日 | お仕事

今日は見事にノックアウトされた。


今日から新しくうちの職場で働くアイちゃん(元は海外支店にいた)を迎えるべく、
まずはブレックファーストでおもてなししましょうということで
今朝はいきなり楽しいFood Day。

FoodDayが朝食なのって私は好きだ。

職場に各々が担当する朝食を抱え、続々と出勤してくる同僚たち。

月曜日ってなんか気が重いから、
こういう楽しいスタートって良い感じ、良い感じ。




の、はずだったのに。




出勤してきた私を待っていたのは、マリーのこの一言だった。


『おはよう、ケイエス。あのね、システムがダウンしてるわよ。
誰もサインインできないの。あなた、いきなり忙しくなりそうね。
とりあえず、ハッピーマンデー!』



何がどうハッピーなマンデーなのか。


いきなり崖から落とされたような気分で私はコンピュータールームへと歩く。
足取りが重い。


私はこの「システムプロブレム」が大嫌いだ。


私のする仕事に自信がないわけではないが、
こういうことがあると必ず

What did I do...

って思う。

システムの仕事に就いてる人ならわかるかと思うが、
システム系のエラーと言うものは、仕事の肝心要なところに過大な滞りを引き起こす。

顧客の名前のスペルを間違うとか、
保険内容の基準を間違うとか、
送らなければならなかった書類を送っていないとか、

そういうエラーとは比べ物にならないほどの、切羽詰ったものがあると思う。

なんといっても、今すぐなんとかしないと
ビジネスが成り立たないのである。

Time is Money だからね。



メインコンピューターにはエラーのまま、
作動が出来なくなった画面が私を待っていた。

今まで見たことがないタイプのエラーで、もうそのまま荷物も持たずに家に帰ろうかなと思った。

それぐらい復旧に時間がかかるだろうということが、手に取るようにわかったから。


とりあえず理解できる程度で何があったのかを探してみる。

コンピューター用語というものは、はっきりいって外国語である。
いつも耳に、口にしている言葉ははっきりとわかるが、
今まで聞いたことも、見たこともない語彙に出会うと、その瞬間

ブラックホールに吸いこまれる様

であり、一瞬にして頭の中が空白、唖然なのである。



今までの経験と感を利用して画面を追っていくうちに
少し気分が楽になった。

なぜならば、そのシステムエラーは私が起こしたものではないと確信したからだった。

その瞬間、失っていた自信が帰ってきた。


物事は考えようで、プラスにもネガティブにもなるものだ。


かくして、システムアップの復旧まで2時間を要したが、
無事にシステムは元通りになり、職場へ戻ると拍手までしてもらった。


午後からは、そのシステムエラーの原因が何だったのかをリサーチし、
ハードドライブに原因があることがわかり、
そのソフトウェアを管理する会社に電話して、明日にもシステムアップデートできる予定にもなった。


帰宅するころ私は、身も心もよれよれ


そんな疲れた私を待っていたもの。

それは、前日用意しておいたチキンカチトリ


またスロークッカーを使ったんよ。



底に玉ねぎのスライス(大量)をばら撒いて、
その上にチキン一羽をカットされたものを満遍なく置いていきます。

その上に赤、青ピーマンを散らして

マッシュルーム、白ワイン、トマトピューレー、塩コショウのミックスを
流し込みます。

朝7時のスタートまでは冷蔵庫で寝てもらいます。



朝7時にスイッチオンして、8時間後の姿は





あの巨大な鶏肉の塊、とくに胸肉がはたして完全に調理されているか不安だったが、




完璧。

スパゲティーの上に盛っていただきます。



そうそう。

鶏肉がどれぐらい柔らかいかというと、
ちょっとフォークを動かすだけで





骨が、するりと。


ご馳走さま~



<余談>

ここによくコメント残してくれるミミさんも実はスロークッカーの
ご愛用者でして、彼女は既にいろんなレシピを試されてるようです。
その中でも『豚足の煮込み』なんですが、これは私も先でチャレンジしてみたい一品です。

ただ、調理されていない『足』を目の前にするのを考えただけでスリリング。





この足は調理してはいけません。 (ひ~)


************
笑える画像。

ケイエス ↓






りんちゃんの彼氏が「あ、ケイエスさんがおるよ」と激写したそうです。
超肉食系の私にはぴったり。



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白髪 それは憎きもの

2011年01月12日 | お仕事

以前からなんとなく気にはなっていたが、
最近になって本気でやばいぞという感じになってきたものがある。


それは白髪。


5年ぐらい前だろうか。

髪をセットしていても、自分でわかるほど白髪が見えるようになってきた。

まとまってというわけでなく、髪を持ち上げると1、2本って言う感じかね。


最初は鬱陶しくて発見するたびに抜いていたんだけど、
そのうち手鏡を駆使しないと見えないところにまで白髪があることに気がついた。

こうなっては他人の目を借りるしかない。

ハニバニにちょっとした『Business Opportunity(商談)』を持ちかける。


「ハニバニ、お金儲けをさせてあげる。
私の白髪を見つけて抜くたび、一本につき1ドル差し上げよう。」



それは簡単で面白そうと、ハニバニも私も軽い気持ちでビジネス(どんなビジネスや)に取り掛かる。



どうせ見つけたとしても、5本ぐらい、支払い金額5ドルっつーところか。

って思っていたのが甘かった。



私の髪の毛を、念入りにチェックしていたハニバニが手を止めてこう言うのだ。

「ねえ。これってマジでいいお金儲けになるかも。」と。


軽い気持ちで持ちかけた商談であったが、そう言われるとちょっと待っただ。

つーか、彼がそう言うほど、私の髪には白髪があるっていうこと?


その『商談』はいきなり中止。

私がお金を払うのを拒んだのではなく、ハニバニが、白髪とはいえ頭にちゃんと
くっついている元気な頭髪を抜く
という行為が嫌だと言ったからなのだった。

一本や二本ではなく、そのときは何十本も抜くことになっただろうと、後で聞いて気が滅入った。



あれから何年か経って、今もなお増え続けてる白髪。

でもありがたいことに、私の白髪は髪の表面っつーよりも、内側で発生しているのが多く、
見た目にはあまりはっきりわからないと思う。


先週の土曜日の朝のこと。


ヘアカットに行ってきたときのことだ。

私のヘアスタイリストのジュディーが

「ケイエス、最近白髪が増えてきたよ。」と言う。

「うん。知っとるよ。そろそろ白髪染めとかした方がええと思う?」

すると彼女は興味深そうにこう言うのだ。

「それが面白いことに、ケイエスの白髪って
フロントとサイドにはほとんどないのに、
後方の内側に集中してあるのよ。不思議ね~」



彼女は、表面がまだ目立たないから、染める染めないは私自身の決断だという。

それにしても何が原因だろうか。


心当たりがあるとすれば、仕事からくるストレスとしか言いようがない。

この職種についてから、白髪がイッキに増えたんだから。


かと言ってボブに、

「白髪が増えるから仕事を増やさないで欲しい」

と言えば、きっと彼は

「ならば辞めてくれていいんだよ。
君のポジションを欲しがる人はいくらでもいるだろうし。」


とか言うかもだし。

いや、実は優しくて思いやりのあるボブはそんなこと言いやしないだろうが、
そういう理由で辞職するっていう例などかつてないだろう。


あーあ。


このブログ読んでくれてる多くの人って、きっと私と年がそんなに離れていない昭和な人々だと思うのだけど、
白髪、どう?

結局今のところは、表面にまだ目立ってきてないことと
あと、定期的にブリーチして淡いブラウンの色にしてあるから白髪を目立ちにくくしてるんだけど。

行く末はジュディーに白髪染め、お願いしなきゃならないんだろうな。


「最初の代金はね、110ドル。それから後は100ドルなのよ。
今みたいにキレイなダークブラウンに仕上がるからね。」


と、私の心を声を聞き当てた彼女がそっと教えてくれた。



******************


滅入る話をガラリと変えまして。



こないだ例のスロークッカーで、今回はビーフシチューを作ってみました。

シチュー用のビーフ(あらかじめフライパンで焦げ目をつけとく)
ジャガイモ
ニンジン
玉ねぎ
セロリ
トマトぶつ切り(缶のダイスドトマトを使用)

を、割と大きめに切って容器の中に投入。

その中に、野菜ジュース、ビーフコンソメ、赤ワイン、それからタピオカっていう
柔らかくなるとゼリー状になる錠剤(っつーのかね)を入れます。





こんな感じ。


スロークッカーを弱火の9時間に設定して、お仕事へ。



帰宅したらものすごいいい香りが家の中に充満していて、
シチューも完成しておりました。

仕事から帰ってきて食事が出来てるって、すっごい感動。


こんな感じです。





今までは平日なんか時間がなくて作れないし、
週末でも、混ぜる回数が多くてジャガイモも崩れてくるし、
まるで奇跡のビーフシチュー。

スロークッカー、今回もやってくれたね。


************
実は昨日と今日でハニバニの出張のはずでした。
それゆえに晩ごはんはナポリタンラブのはずでした。
東海岸を襲ったSnowStormで彼の出張が中止。よってナポリタンラブも中止です。


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PBRに行ってきた

2011年01月09日 | アメリカ生活
ケイエスの週末というのはわりと静かで毎回ワンパターンというのが定番なのであるが
この土曜日は珍しく例外。


午前中は美容院に行き、ヘアカットをしてもらい
昼に戻ってきてハニバニとランチを済ますと、急いでシャワーを浴び美容院でしてもらったセットを崩し
私流のデカいカールに巻きなおしてから丁寧に化粧をし、
3時になるとハニバニの職場の人、プラスそのファミリーのパーティーに行ってきた。

その写真はない。

なぜかと言うと、私が本当に楽しみにしていたイベントはこの後にあったからだ。


2時間ほどそのパーティーで食べたり社交辞令をした後、
2人はNバージニアにあるジョージメイソン大学へと車をぶっ飛ばす。


その大学のキャンパスには以前OASISのコンサート会場でもあったパトリオットセンターという
イベント会場がある。

その夜のイベントである、PBFを観にやってきたのである。


PBRとは何ぞや?


Professional
Bull
Riding

つまり、ロディオっつーかね、プロによる雄牛乗りっつーこと。

ちなみに雄牛でもOX(オックス)というのは去勢されたおとなしい牛で、
このBULL(ブル)っつーのは去勢されていないから、気性がすんごい荒いわけ。

その暴れん坊に乗っちゃおうっつーんだからこれは大変。


(この先、写真が数々出ますが、非常に画像悪いので許してね)





これがBull Riding の会場。
そんなに大きくない。

まあ、乗馬じゃあるまいし、牛が走りまわるってわけでもないしね。





これが主役のBullさん。
会場のすぐヨコで出場を待機しているところ。
その夜は全部で45頭の出場だそうだ。


ご丁寧にハニバニが最前列を買ってくれており、目の前に頑丈な鉄のバーがあるわけだが
それは万が一、Bullがこちらに突進してきたときの安全設備と、
Bullに乗っかるライダーが逃げてそのバーによじ登って自己防衛できるようにとのことだった。


会場にはBull、それに乗っかるライダーの他に、そのライダーが牛から落下したときに
牛がライダーを攻撃する闘争心を紛らわすためにクラウンっつーピエロ役の人がいる。



彼はその一人。

全部で3人のクラウンがいた。



それにしてもBull。

すっごい怒ってるわけよ。
よっぽど背中に乗られるのが嫌なんだね。

出てくるなり、あの巨体がどうやって宙に?
って思うぐらい飛び回るわけだ。





形を全く留めていないが、これ、Bull。
本当に宙に舞い上がるのよ。


で、ライダーを背中から振り落としたらいきなり気分がすっきりするのか、
何もなかったみたいに退場ゲートに自ら足取りも軽く退場してゆくのだけど、

たまにライダーを振り落としたあとも超機嫌が悪いのもいて、
例のクラウンを見つけると



そのクラウンがいるところめがけて突進してくるわけだ。


上の写真みたいにクラウンがいる場所が私らの目の前だったりすると
すごい勢いでこちらに突進してくるの。

あれは本当に恐怖。

頑丈な鉄のバーがあっても、あのBullの顔を見るとどんな防衛も皆無に思える。


私なんてBullと目が合うだけで


こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい

を繰り返し繰り返し叫んでいてね、


自分でもすげーなって思ったことはその言葉が絶対に



日本語



やっぱり私も生粋の日本人やねえと、牛が去って恐怖心が遠のいたころにしんみりしたりして(おぃ)。

それにしても、私が恐怖の言葉(って『エコエコアザラク』じゃあるまいし)←これ知ってる人、昭和の人)を言うたびに
ハニバニは大喜びで大笑い


なんだけどね






こういう奮闘振りが目の前であるでしょう?
そうすっと、恐いだけじゃなくて、牛が跳ね上げる土がもろ飛んでくるわけ。

あれはスリル満点。

人の恐怖を大喜びするハニバニも、さすがにあんなに近いと『ウォ』とか
言うわけ。


あんな巨体に踏まれると痛いし(痛いだけの問題か)
角でつつかれると痛いし(痛いだけの問題じゃないだろ)

だからたいていのBullライダーはそれなりにセーフティーギアをみに付けてるのだが
それが鎧みたいで、Bullの気性の荒さがよくわかる。





鎧みたいなのを身に付けてるのがお分かりかな?

中には慣れたのもいて、そういうセーフティーギアを一切見に付けないで牛に乗っかっちゃうのもいた。
よっぽど慣れているのかもしれないが、
事故っつーのはそういう時に起こるんだぜ、私が車の事故をしたときみたいにね。

と、関係ないことをふと思ったりして。



あんなのに突進されるともう一目散で逃げるしかない。





自分の方向に突進されるのは恐怖以外の何ものでもないが、
他の人に突進してゆくBullを見るのは面白かった。


また是非行く機会があれば行ってみたいと思わせるイベントであった。

アメリカにお住まいで、PBRのツアーを耳にした方がいれば
是非見に行って損はないと思う。

できるなら最前列がおススメ。

スリル満点、100%であるよ。


************
凄かったのはあの臭いでした。
牛の待機していた檻に近かったのか、かなり強烈で鼻もさすがに慣れてくれなくて、
家に帰ってもまだ臭いが鼻の中に染み付いており、ハニバニとお互いに
「ちょっとあんた牛臭いんじゃけど」と言いあっていました。



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働きましょう

2011年01月06日 | お仕事
もうすっかりホリデー気分の抜けた我職場。


新年早々、年末レポートに追われ
新年早々、カリカリしていたケイエス。

年末レポートの締め切り3日目の午後だった。

やっと私は心にゆとりを取り戻し、優雅にピーチティーを飲みながら最後のレポートを片付けている最中。



ボブ(マネージャー)からメールで

相談したいことがあるので僕のオフィスへ。
1時半でどうだろう?


と、短いメッセージが届く。


彼が私に相談したいことがあるときは、9割が難関レポートの作成であり、
まだ完全に月末レポートが完了してないこともあって、私は憂鬱になった。


午後1時半。


彼のオフィスに行くと、100万ドルの笑顔で迎えられる。

嫌な予感。

その証拠に彼の口元は笑っていても、目元が真剣だった。


なんかこう、

口元は「となりのトトロ」の猫バスで





目元は



ゴルゴ13。


例によって難関レポートの作成であった。

もうこんなの、慣れている。


しかし、私の度肝を抜いたのはこの会話だった。


ケイエス:「で。いつまでにこれを作成しろと?」

ボブ: 「イエスタデー」








私は時として右と左や午前と午後を聞き間違えたりするので、確認してみた。


ケイエス: 「...。今、『イエスタデー』と言いましたが?」

ボブ: 「だって本当にイエスタデーなんじゃもん。」



昨日が期日で、まだ肝心な月末レポートも終えていない私にこのプロジェクトに飛び乗れと...







ボブ。










ざけんなよ










私の顔が突然強張ったのだろうか。

彼が突然フォローしてきた。

「いや、もうすっかり期日は逃してるからもういつでもいいんだけど」

と言いいながらも、その言葉の締めに

「でも出来るだけ早いほうがいいな。エイサップ(ASAP)でね。」










ボブ。











ざけんなよ







その日の夜、あまりにもむかついていたのでハニバニに言って聞かせた。

「『ふざけるな』ってボブに言えたらどんなにすっきりしたか...」というと、

「言えば?そう言って、すっきりしといで。どうせクビになるかもだけど、
もしクビになったら僕が養ってあげるよ。」


10何年も結婚しといて養ってやるなんて、なんておバカなんだろう。


彼は続ける。

「でもね、お小遣いはあげないな。ケイエスは仕事しないんだから新しいお洋服もいらないし、
仕事しない人は遊び呆けとってもダメなんよ。だからお小遣いはなしね。」


それを聞いて反撃するケイエス。

「養うっつーたじゃんか。養うっていうのは奥さんの日常の幸せを確保することでしょう?
仕事してなくてもオシャレしたいし、洋服もアクセサリーも欲しいよ。」


すると彼はまじめにこう言うのだ。

「ならば、まじめに働きなさい。上司に食ってかかってはダメ。『ふざけるな』なんて言っちゃいけんよ。
まじめに働けば、お給料もらえるんだから。働きなさい。レポート作成するのがあんたの仕事でしょう?」




彼の言うことは非常に正しいと思うが、
なんだか無理やり説得された加減が見え見え。



そうか。やっぱりまじめに仕事してると先で良いことも待ってたりするよね?

そう信じて頑張ろ。



ちなみにレポートは昨日無事に完成し、
例の期日の過ぎた難関レポートも今日大体の骨組みが出来てボブに提出しました。
「やればできるじゃん」という達成感でいっぱいの本日。




**********************


さて、こないだ勤労10周年記念でもらったスロークッカー。

数日前に7時間かけてゆっくりとWhite Chiken Chilliを作ってみました。



家に帰ったときにガレージまでチリの匂いが充満していたのにはびっくりした。
一日中煮込むとこんなになるの?って言う感じ。



ライスと一緒に食べました。

スロークッカー、なかなかやるね。



翌日は普通にフライパンで料理したスパニッシュ料理。





「アラ コン ポロ」っていう名前なんだけど、鶏足がとけるように柔らかくて美味しかった。


今日はガッツリ、豚とブロッコリー。





仕事でこき使われて、疲れていても、毎晩必ず料理する私。

自分で自分を褒めるよ。



週末は弾けよう。

そうしよう。



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浜崎あゆという人が結婚されたようですが
あの2人の間に愛が濃くないって感じたのは私だけですかね。(余計なお世話じゃ)




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謹賀新年 <初夢>

2011年01月02日 | アメリカ生活

うちにカレンダーでもなければ間違いなく、
新年を迎えたという心境にならないような正月を迎えた。

こっちのお正月なんてこんなものだけどね、毎年。


さて、みなさんは初夢はご覧になっただろうか。

私は去年はどうも初夢を見たようで、それでいて内容は全く覚えていなかったが
一昨年の初夢は最悪だった。

<関連記事:初夢


去年の大晦日の朝に、ハニバニと乗っていた車がカージャックされる夢を見て、
初夢こそスバラシイ内容であるようにと祈って眠りに着いたところ、下記の2つの夢を見た。


<初夢:その1>

傘を3本買った。
しかもその傘はとても高級で一本が150ドルもした。
柄は同じで、3本とも色違いを買った。
買った直後、何故自分が同じような傘を、しかも3本も買ってしまったのが理解できず、
『ああ、また無駄遣いをしてしまった。』とため息をつく。


ここで第一話が終わる。



<初夢:その2>

ハニバニとシャンペンを目の前にして、それを飲むか飲むまいかを考えている。
「お正月じゃけ、ちょっとぐらいええかね?」という私に
「お正月じゃけ、ちょっとぐらいええよ。」と言うハニバニ。
ちょっとだけ飲んでみると、あまりにも美味なシャンペンに驚く。
こりゃいいや♪と、がぶがぶシャンペンを飲みまくる2人。
(ちなみにケイエスはお酒は飲みません。)

楽しく笑ってるところで目が覚める。



一体何だったのだろう...


とりあえず、今年は無駄遣いと飲酒(これはまずないだろうけど)は気をつけろよというサインなのかも知れないので
なんとなく胸に刻んでおく。


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さて、正月早々、ハム以外の何か美味しいものが食べたい!という2人は
ダイエットは来年早々でいいよねと言った年末の誓い(誓いだったの?)にもかかわらず
行ってきました、Red Robinへ。






ハニバニ:Burning Love Burger

ハラペノペッパーが入っていて、すっごいスパイシーなの。
それにしてもさ、彼このバーガーと一緒にこんなものも召し上がるんだよ。



Monster Vanilla Shake


なんかこう心臓発作への近道コンボって感じせん?



ケイエス:普通にチーズバーガー


ダイエット...も、まあ地道にね。



今年もこんな感じで、ゆる~く始まりました。


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明日は初出勤で、いきなり月末レポート。
ゆる~く、なんてのんきにしてられんのんよ(涙)


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