バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

エライぞ フリスキー

2012年02月29日 | 猫の話

獣医のドクターJに、
『フリスキーは、もうそろそろ歯のクリーニングだね。』
と去年の暮れから言われていたにも拘わらず、
いつも延び延びになっていた事実。


虫歯になっては困ると思い、数週間前に血液検査をしてもらって
本日、フリちゃんの歯のクリーニングに至ったのである。


血液検査をするのは、歯のクリーニングをするときに麻酔をかけるので
体調に問題がないかということを前もって調べないといけないからだった。


もちろん問題なし。


問題だったのは彼女、前日の10時以降は食べ物を一切食べてはいけないということ。


普通、夜の10時に最後の食事を差し上げて、
朝は大体4時半ぐらいから空腹を覚えるのか寝ている私への嫌がらせが始まる。


でも今日は心を鬼にして、空腹の彼女には何もあげられない。


かと言って、連れのミディは食べなければならないので、
ちょっとばかりフリちゃんを地下室に軟禁して、その間ミディに朝ごはんを振舞う。


想像はついていたが、ドアを『ワォワォ』と言って、バシバシ叩くフリちゃん。


可愛そうで、申し訳ないが、食べさせてはいけない。


************


獣医にはハニバニがフリちゃんを連れて行った。


その時の様子を彼はこう語る。


『フリスキーを抱きかかえた時点で彼女にシャーシャーと威嚇されて、
ミディーは音もなくどこかへ去っていった。』


クリーニングは午前中に終わり、私は仕事が済んでから彼女を迎えに行った。


目は覚めていたが、麻酔がほんの少し体内に残っているので
バタバタと走りまわせないでと言われていたのに、
家に帰ってゲージの扉を開けた瞬間、びっくり箱の仕掛けみたいに飛び出すフリちゃん。


一目散に飛んでったのは餌をもらえるキッチン。


胃がびっくりしないように少しずつの量をゆっくりあげた。


機嫌がまだ悪いのはわかっていたけど、餌を食べ終わるとちょっと気分が落ち着くのか
顔つきがトロンとしてきて、これがまた人間っぽくて笑える。








ミディはミディで獣医の匂いぷんぷんさせてるフリちゃんに
フリちゃんがハニバニにそうしたようにシャーシャー威嚇するんだが、
あの上品で可愛らしい小さなミディの体から、どうすればあんな悪魔みたい
憎しみをこめた声がでるんだろうというようなすごい威嚇である。


猫も体が大きければやはりライオンとかトラなんだなあと実感する。


ところでフリスキーはいつもミディと比較されて
ちょっとおバカさんだの、性格悪いだの言われるが(もちろんハニバニ談)
こればかりはフリちゃんのがはるかに優等生だと言えることがある。



それは



薬を飲むこと



なのである。



例えば抗生物質は錠剤を与えるのだけど
ミディは砕こうがおやつで包んで与えようが、絶対に飲み込まない。


よって、リキッド状の抗生物質にしてもらって、
実力行使でほぼ羽交い絞めにして与える。


一方フリちゃんの場合、錠剤はおやつで包むとそのまま丸呑みしてくれるし、
痛み止めがリキッドなんだけど、羽交い絞めにしなくてもそのままおいしそうに
ゴクゴク飲んでくれる。


猫でもこんなに違うんだよー。


昔うちの母がいつも『あんたら姉妹をそのまま足して、2で割るとちょうどいいのにねえ。』って言っていたけど
うちのお嬢らってこんな感じだ。


フリちゃんは、空腹で長い長い一日を終えて、今ぐーぐー眠ってらっしゃるよ。


お疲れさまー。



************
私も先月歯のクリーニングだったのですが
あれは好きで嫌いなんだな。
歯茎をあの尖がったやつでぐりぐりされるのがキライだけど、口の中がとてもきれいになるのは
うれしいね。


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労働の励み

2012年02月27日 | お仕事

久しぶりです。

私のこと、覚えてる?(←馬鹿炸裂)







仕事が猛烈に忙しい。


仕事も一通り覚え、要領を掴んできたのでこれからちょっと楽になるかと思いきや、
要領を得たぶん、プロフェッショナルにこなしたいという意欲も湧いてきた。


ただ、今まで長いことシステムの分野にいたので、数字というか、ビジネス分野では
まだ知らないことがたくさんある。


なんだかやる気が空回りしているようでもある。


そんななか、この仕事についてから数ヶ月、早くも仕事の査定の時期がやってきた。


もちろん、昨年度の何ヶ月かは前の職場からの成績表を使い、
残りは今の実績で成績がでる。


前の職場では問題はなかったと思うが、問題は今の仕事である。


私は他の人と違って、わからないことはわかるまで(本当に100%納得するまで)
しつこく何度も何度も聞く。


もしかしたら物覚えの悪い奴を雇ってしまったと、主任に思われているかも知れないと
思うことが結構あった。


自分が今どういう状態にあるのかが全くわからない。


とにかく仕事があるだけでも有難いこのご時世である。
どんな成績であっても受け入れよう。


と思っていたらあなた。


目からウロコボロボロ状態だったわよ。


うちの会社は5段階で評価されるのだけど
前の職場での成績は5(Outstanding)だったの。


今の職場に移ってから主任がくれた成績は4(Excellent)。


3(Good)ぐらいもらえたら御の字だと思っていたので、それはそれは天にも昇る気持ち。


主任のキャラに「4?」とじっと彼女の顔を見て言ったら、どういうわけか
『低すぎた?』と心配そう。


で、総合点は4.75ということで私は非常に浮かれている。


ハニバニとここしか威張る相手がいないので自画自賛するが、
マネージャーとキャラは、私が扱うレポートの数字の正確さと期日を守るところに
とても感激しているという。


マネージャーなんて
『ケイエスさんのそういうところが尊敬すべき点』
と言ったぐらいだそうだ。


そう言ってくれるキャラの目の前で、私はまるでとろけるバターのようにデレデレしていたが、
よく考えてみると、日本の労働者って普通そうして当たり前なんじゃ?と思ったのである。


っていうか、それを何年間もやり続けていたシェリーってそういうことが普通にこなせてなかった?


そういえばこないだ、今年の目標を告げられるときにキャラが言っていた。


『これは今シェリーがやってることなんだけど
これからはケイエスの受け持ちにしてもらうわね。実は彼女にはまだ言っていないの。
だからこれからケイエスが受け継ぐってことは彼女にはまだ黙っていてね。』



思い出すと、そういえばシェリーもレポートの数々に対して

『このレポートは時間がかかって大嫌いなの。
鬱陶しいレポートで間違うとすぐに上から苦情がくるのよね。』
と愚痴っていたような。


とりあえず、私がやっていることは正しい方向には進んでいるようだ。


しかも当たり前にやって当然という仕事をして、感激までしていただけるとは恐縮である。


きちっと仕事をする日本人であることに誇りを持つ瞬間であった。


*********


さて、その浮かれた日の夕方、前の職場の数名とジャパニーズステーキハウスに行ってきた。
こちらでも有名な


Japanese Teppanyaki Steak Restaurant


である。


はっきり言って日本にはそういうステーキハウスがないので
どうしてジャパニーズスタイルなのか未だにわからないが、こちらでジャパニーズステーキハウスといえば
これが定番なのである。


お好み焼き屋スタイルで鉄板を囲み、シェフが目の前でパフォーマンスしながら
料理をしてくれるのである。






店内はざっとこんな感じでこじんまりとしたレストランであった。






目の前で手際よく料理をしてくれるのだが、
このシェフ、韓国人の男性で話がとても面白いので見ても聞いても楽しくなる。





彼が作っているのが『ジャパニーズ火山』である。





とにかく目の前で豪快にファイヤーパフォーマンスを魅せてくれるものだから





これも客ウケが良い理由なのだそうだ。(火遊びはいけません)


最高に面白かったのが、シェフが小さく切ったエビをフライパン返しで投げてくるんだが
それをこちらはみごとにキャッチしなければならなく、私も最初は「えー。乙女が大口を開けてエビを待つなんて」
と思ったがこれが笑える笑える。





キャシー、エビ待ちうけ状態(ぶっ)。


私は一つキャッチできたぞよ。


顔と胸でエビをキャッチしたキャシーは、「次来るときは白いシャツはダメね」と
次への意気込みを見せていた。


その顔にキャッチできなかったエビの飛沫が乗っかっており、
私は酸欠になるかと思うぐらい笑い転げたのであった。


そしてパフォーマンスの後に盛られたその晩のディナー。





フィレステーキと貝柱のソテー。


お皿の向こうに見える2種類のソースが忘れられないほど美味しかった。




家で食べるプレートディナーが淋しく見えるよ。






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やっぱりたまに友人たちと食事に出かけるのもいいもんだね。
たくさん食べたのに笑いすぎて痩せて帰って来たような気がしたもん。


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私は今機嫌が悪い

2012年02月18日 | 食べ物

ジャパニーズレストランが増え行くことは嬉しい限りだが
どうもローカルなやつ(私が言うローカルとはDC近辺以外、所謂DC郊外のレストラン)では失望度が高い。


今日行ってきたレストランも例外ではなく、過去の失望度の高さでは1,2を競うぐらいだったので
是非ここで紹介しておきたい。


ちなみにケイエス、只今これが原因でちょっと機嫌が悪いのだ。


*******************


今日の昼、ランチで行ってきたのが最近オープンした『Thai/Japanese Sushi Bar』のタイトルを掲げるレストラン。
タイ料理も扱うことでですでに純和食から遠ざかっているではないかと思ったが、
私たちが行きつけの寿司レストランYamazatoもタイ料理を兼ねてやっているにも関らず、
とても美味しいお寿司を提供するので特に躊躇することはなかった。


ハニバニの同僚(彼女も日本人)の強いおススメともあり、これは行くしかないと思ったわけだ。


店内はこんな感じ。



悪くはないが、どことなく『和』というよりも東南アジアを想像させると思うのは私だけだろうか。


メニューも悪くない。


いつものとおりハニバニは餃子とエビのお寿司、それから私は鮭巻きと大好物の揚げだし豆腐をアペタイザーで
注文した。


揚げだし豆腐のことをメニューにはFried Tofuと記入されていて、その時点で
おかしいなと気がつかなければならなかったのに(たいてい「Agedashi Tofu」と書かれている)、
私はローカルな和食レストランでもこれ





が食べられると思い幸せの絶頂にあった。


そして運ばれてきた餃子とお寿司。







ハニバニの第一発目の発言。
『なんか見た目が貧相じゃない?』


なんだか私の揚げだし豆腐も心配になってきた...と思ったところで揚げだし豆腐登場。










































...コレ、ナンデスカ。




こないだ日本に帰国してりんちゃん夫婦と食べた超おいしい揚げだし豆腐を覚えているハニバニも
これには目を見開いた。


2人見詰め合い、無言で


...コレ、ナンデスカ。


確かに揚げた豆腐である。


つーか、ただ揚がった豆腐であった。味付けなんて全くない。


後で判明した事実だが、これはれっきとしたタイの料理であったので
確認しなかった私が悪いということになった。


揚げだし豆腐を注文したと思って期待度がだった私はその時点でテンション
すっかり黙りこくってしまった。


メインではハニバニがお寿司とお刺身のセットを、私は焼きソバを注文していて
お互いのメインの行く末を心から案じた。


やって来た私の焼きソバ。



























思ったとおり、日本の焼きソバとは広島にある実家と我が家の距離ほどかけ離れたものがあった。


ちなみに数日前、私は中国風焼きソバを作ったのだが



こっちのが『焼きソバ』っぽくない?


味はというと、ウスターソースと醤油が混ざったような、なんとも不思議な味であった。


そんな不思議な焼きソバを食べ続けること20分。
ハニバニのメインがなかなかやって来ない。


フレッシュな魚を求めて釣りにでも出掛けたんかね、もしかしたら
盛り付けがすごいゴージャスなんかもよ!などと冗談を言っていたらやってきた。























私たちが行きつけの例の寿司屋では注文してから出てくるまでの時間がとても短い。

確かにそこでは板前さんが常に5人ぐらいいるから作るのも早いのかもしれないが
これを用意するのに約30分も待たなければならないとはどういうことだろう。


盛り付けも大したことないではないか。


アペタイザーですっかり意気消沈、テンションダウン、脱力していた私たち2人は
淋しそうな料理を黙々と食べた。


もちろん私は完食などできなかった。


二度と来るまいと誓って、店を出た二人。


***************************


家に帰ってもあのわけの分からぬ不思議な焼きソバソースと
大量の青ネギの風味が口の中から抜けず、
歯磨きをしたり、ハーブティーを飲んでみたりしてごまかしてみたが
なんとなく自分でもわかる口臭(爆)


それからはお嬢も含めて家族全員で昼寝(私はふて寝)して、
目が覚めたら辺りがすっかり暗い夕方であった。


楽しいはずの土曜日が、海の藻屑となって消えたような気がした。



そういうわけで私は今機嫌が悪い。


************
機嫌が悪い理由のもう一つの理由。
がっかりしたランチであったにも関らず、ランチ代が60ドルだって。
あれならマックに行ったほうがよっぽどハッピーだったよねとハニバニ。
納得。


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胃カメラ

2012年02月11日 | アメリカde健康管理

病院に行ってきた。


ご心配なく。私は大丈夫だ。


胃カメラ検診したのは私ではなく、ハニバニ。


ご心配なく。彼も大丈夫。


結果から言うと、病名は胃炎。


**********************


時として、ハニバニは悪い胸焼けを感じることがある。


食べ物が脂っこくてヘビーなことで知られているアメリカの料理では
この手の症状を訴える人がものすごく多く、こちらではその言葉のごとく

Heartburn

といわれるものである。


薬局で買える胸焼けのための薬も、病院で処方してもらった薬も全く効き目がなく
あまりにその胸焼けが長引くということもあり
この度胃カメラの内視鏡検査をすることになった。


もしかすると胸焼けじゃない、なにか別の問題があるかも...ということもあるからである。


検査は木曜日。全体麻酔だったのでハニバニは車の運転ができず、
私は会社を休んで彼の運転手になった。


ちょっと緊張気味のハニバニと、楽観的な私。


私がどうして楽天的でいられたかというと、彼の食欲を見る限り
どう考えても彼の胃に重大な問題が起こっているとは考えられなかったから。


普通胃がおかしければ食欲が減り、お通じも何かしら普通ではなくなるものである。


彼は何でもよく食べ、胃痛はなく(彼の訴える胸焼けは痛いというよりも居心地の悪さだった)
お通じも普通だったと言う。


つまり快食快便


そんな状態で胃がおかしくなっているなど、悲観的には思えなかったからだ。










...っていうぐらい、妻の私が楽観的でいないと当の本人が心配してしまうので
私は強い妻を演じ、待っている間は日本で買ってきた本に没頭することを予定していた。


名前が呼ばれて彼が検査室に入ってゆく。


私は『じゃ、また後でね。目が覚めたらまた会いましょう。』と笑って言い
笑顔で彼を送った。


検査の前にはVital Signsと呼ばれる
体温、脈拍数、呼吸数それから血圧を数値を測るので、すぐに検査になならない。


それでは本でも読みましょう、と、真新しい本に目を走らせる。
読んでいたのは阿刀田高の『奇妙な昼下がり』というショートストーリーだ。


読み始めて5分ぐらいがすぎた。


この本がまた面白いのなんのって。


この本、持って来て正解だったなと思いながら読み進んでいくこと20分。


突然ナースに名前を呼ばれて奥の部屋へと連れて行かれた。
「ドクターからお話があります。」


あまりに急な呼び出しだったので、お話と言われても
きっとこれからの検査で彼がどこをどう見て行くかを知らされるものだとばかり思っていた。


個室に案内されて、ドクターを待つ。


待つ間、胃の中の詳しい図解が壁に貼られていたのでそれを眺める。


メディカルな話は好きだ。


胃にもいろんな病気があるし、いろんな症状もある。


普段の胃の壁はピンク色でつるんとしているが、病に侵されるととても醜い壁になる。


胃をしっかり労わってあげようと決心する瞬間だ。


と、入ってきたのは同じ年ぐらいの中東辺り出身(インドとかアフガニスタンとか)であろう
男のドクター。


不謹慎だがカレーが食べたくなった。


握手をするときに両手で握手してくれたのにとても好感が持てた。


私は誰かと握手をするときに、結構力強く握手をする。
こちらの意志をしっかり伝えようと思うからしっかり相手の手を握るのだ。


相手が女ならしょうがないが、男のくせして女みたいに私の手をしっかり握り返さないのには
嫌気がさす。


私が仮にビジネスマンで商談をすると言うときに、そういう握手をし返す男とは
絶対に一緒にビジネスをやるつもりはないと思う。


話を戻す。


握手が終わって彼が言った言葉。


『ハニバニさんの胃は大丈夫ですよ。ただ胃のここが...』
とその胃の表を指差し始めたので私は「ちょっと、ちょっと、ちょっと...」と言って彼を止めた。


「検査はこれからなんでしょう?これから内視鏡を差し込むんでしょう?」
と言う私にドクターは


『今日ね、彼の前にキャンセレーションがあってね、ちょうどよく
彼が早く到着したものだから、検査もうやっちゃいましたよ。』

と言ってうふふと笑うのだ。


私もつられてうふふと笑って、彼の説明を聞いた。


何でもハニバニが言っていた胸焼けは胸焼けではなく、実は胃の中の粘膜が多少赤く炎症を起こしており、
その症状もA,B,C,Dで分けたらAの初期段階ぐらいであった。


だいたい胸焼けっていうものは食道から胃までの管の炎症である。


彼が抱えている問題は胃の中なので胸焼けの薬が効くわけがない。


念のため粘膜の細胞をとったので、どの薬が一番効くのか調べて、
2週間後にその詳しい話をハニバニさんとしますよとドクターは言う。


それ以外はハニバニさんの胃は健康ですよとも言ってくれた。


ああ、安心安心...と思った瞬間、そんな健康な胃を抱えておきながら
お菓子を食べ過ぎたり、辛い食べ物を好んで食べたりして胃に負担をかけるなんて
ちっとは胃に敬意を払えやと、腹も立ってきたりした。


ドクターが個室を出て行くときに「ハニバニ、今どうしてます?」と聞くと
『彼なら今、酔っ払ってますよ。目が覚めたら帰っていいからね。
と、再びうふふと笑って部屋を出て行った。


それから私はナースに酔っ払いが麻酔から覚めつつある
ベッドへと連れて行かれた。


彼は私を見るなり、さっきのドクターみたいにうふふと笑う。


酔っ払いに話しても仕方ないと思ったが、あんたの胃は大丈夫だってよ、少々胃炎を起こしてるってよと
言ってみたが、トロンとした目で「ふーん。」という彼には伝わっていない様子。


ナースが来て「彼に使った麻酔はマイケル(ジャクソン)が常用していたあの麻酔薬だから
気持ち良いはずですよー。楽しそうですね。」など言って笑う。
笑える状況にあるっていう事実が嬉しい。


家に帰ったら彼はまたぐーぐー眠った。
私も昼寝をしたかったがそれをすると夜眠れなくなるのでテレビを観続けた。


というわけで彼は今日現在も快食快便で、元気です。


胃の不調はたまに言うぐらい(特にピーマンを食べた後とか)。


私もたまに食べ過ぎたりして胃に負担をかけることがあるが
なんとなく胃を労わってあげようと思ってきた。


健康でいられることに、心から感謝だ。


****************


久しぶりに食べ放題バッフェでランチをしたが、
食べすぎはいかんよ!ってことでふたりとも爆走はせず
満腹にならない程度にバッフェをたのしみました。





いつもはあんまり利用しないバッフェもたまには楽しい。


************
今日はこちらは雪でした。
雪ってほんまにキライです。車が泥だらけです。洗車行きたい。


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仕事はサバイバルだ

2012年02月03日 | お仕事

少し前から芽生え始めた恋の予感に多少浮かれ気味だったケイエスだが、
例のマット君がひたすらマジメに仕事に打ち込むもんで
どうもゲイ疑惑から前に進めない。


発展のない恋もつまんねー。
っつーことで私もマット君にならって、それなりに仕事に打ち込むことにした。
とは言っても、もともとかなり過酷な職種だけどね。


ついこないだ主任のキャラから今年の個人目標(達成しなければならないノルマ)を発表されたばかりだ。


日本の企業でまたはアメリカの企業でもこういうものがあるのかわからないのだが
うちの会社では2月ごろになると個人個人が1年で達成しなければならない『目標』が
上司から与えられる。


毎年の給料アップはこの目標の達成度でどれぐらいアップするのかが決まる。


実は私、以前の職場ではこの『目標』というものが全く指定されていなかった。


なぜかというと、システムアナリストでありながら、マネージャーの指示で
必要なレポート関係もやっていたし(それはシステムアナリストの仕事ではなかった)
目標をつくっても結局は臨機応変に上からの要望に応えた仕事をしなければならなかったからだ。


成績ももう同じ仕事を10年近くやっているとそれなりに要領良くできるものである。


5段階の成績で私はずっと5をゲットしてきた。
どうして5だったかというと、私は無断欠勤(病気で休むとか、要はドタキャンだ)がない。


無欠勤な人は日本にはたくさんいると思うが、アメリカではそうそういないのである。


それにもってきて仕事も慣れていたから失敗もない。


あ。


訂正。


仕事も慣れていたから失敗してもごまかす方法を知っていた。である。


だから今回『目標』を貰ったときはなんだかドキドキした。


自分の仕事ぶりで来年の給料がどう変わるかが決まるのだ。


前の職場みたいな知識はまだ身に付けていないが、
最近になって毎日のやらなければならない仕事も自分のペースやらリズムがわかるようになってきた。


自分で言うのもなんだが、そういう要領を飲み込むことには長けていると自画自賛する。


そういうことがわかってくると私がまず身に付けておこうとするのが
上でも書いたととおり、


ミスをしたときに、どうやってごまかせるか
または
ミスをしたときに、どう自分を防衛するか


ケイエスってなんかずるいね、とおっしゃる人もいるかと思うが
なんとこれ、ここの会社に勤め始めたころ、私の最初の主任になった人がアドバイスしてくれたことなのだ。


確かにミスをごまかすのはスバラシイことだとは思わないが、
その主任が言いたかったのは、とにかく自分の仕事のプロになれ。知識をちゃんと持って仕事をすれば
ちょっとやそっとのミスならうまくカバーできるからっていうものだったと記憶する。


前の職場ではその教訓が冗談抜きで生きていた。


今はまだそこまでの余裕やら知識もないのでこれから頑張ってサバイバル方法を見出そうと思う。


しかし目標とかチャレンジするものが目の前にあるっていうのも悪くない。


それに向かって前進あるのみだからだ。


仕事は毎日山のようにあって、ここ最近もう昼休憩すらサンドイッチ片手に
仕事するのが常になっているが、それはそれなりに充実した一日につながっていると思う。


金曜日が来るのがこんなに楽しみだなんて思うのはもう久しぶりである。


今までも金曜日は楽しみだったが、現在の心境とは全く違う。


本当に本当に心から


Happy Friday!!!


と叫びたい。


週末ですね。


労働者のみなさん、しっかり休みましょう。遊びましょう。



***************


しっかり働いた日っつーのは、お肉が美味しいね。





和風ステーキ作ってみたよ。
ハニバニも大好きらしい。


付け合せのホウレンソウ。
どういうわけか私ホウレンソウを噛むとね、歯がキシキシし始めるんですよ。
すっごーい、嫌な感じに。


たぶんわかってくれないと思いますが。


だので、まずこのホウレンソウを口の中に詰め込んで
噛まずに適当に口の中で咀嚼したらほとんど丸呑み。


ホウレンソウの味は好きなんですがね、あの歯のキシキシ感に背筋がぞよぞよ...。


私もそうなるって人がもしいたら(いないと思いますが)
是非コメントしてください。そしてホウレンソウの悪口言いましょう。


************
夕飯の後ハニバニと1時間ほど歩くのですが
最近冬の星空を見ました? オリオン座から西の方向に目をやると
すっごい明るく光る星があるんです。とにかくすっごい明るい星です。
それは実は星ではなくて木星なんですねー。で、その木星から逆の東の方に目をやると火星が見えます。
赤い星です。冬の夜空は楽しくて楽しくてしょうがない。上を向いて歩いているのでハニバニに衝突しっぱなしです。


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