バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

寿司職人からの警告

2008年08月31日 | 食べ物
アメリカでは3連休が始まった(9月1日はLaborDay)。

ハニバニと私の今日の計画は、
最近仕入れた情報を元に、新しくできた2軒のレストランを
調査しに行く、というものだった。

まず、1件目は近所にオープンしたグリルレストラン。

ここではランチで軽くチーズバーガーなどオーダーする。


ここでは炭焼きグリルのバーガーをだしてくれるよ


ちなみに私達はそれぞれバーガーにつけるソースにこだわりがある。

ハニバニ: マスタードオンリー
ケイエス: ケチャップ、そしてマヨネーズオンリー


中身はこんなかんじ


その時二人は超空腹で、バーガーが届いたら
一心不乱でバーガーをがっついて食べ始めた。

で、3分の2ほど食べ終わった時点で、お互いのバーガーが
自分の物じゃないことに気がつく。

つまり、私がハニバニのマスタード入りのバーガーを、
ハニバニが私のケチャップ&マヨ入りのバーガーを食べていたということだ。
その証拠に上の写真、私はマスタード入りのバーガーを撮っている!

ほとんど食べてしまった段階でも、
「えー。それはちょっとがっかり。なんで人のバーガー食べよるん。」
とお互いを責め合うのだから、空腹の精神状態がいかに危険か計り知れる。

しかも私に限っていうと、マスタードは
ブレースを留めているバンド部分を黄色く変色してしまうから
避けたかったのに、食べてしまってからじゃしょうがない。
鏡を見たらうっすらと黄色く変色していた。
ますます不機嫌になっちゃったわよ


ぶーぶー言いながらも満腹になったことには文句は言えない。

その足でぶらぶらとPetSmartに行って猫を見たり、
Targetに行ってCDやDVDやら見たりして、
その後は家に帰り、ハニバニは洗濯物をし終わったり
私はきれいになった食器を食器乾燥機から棚に戻したりして
のんびりと土曜日の昼間をすごした。

さて、夕方になって行ってきた2軒目のレストラン。

はい。今日はとてもグルメな土曜日なんです。
たまに昼夜とも外食することがあるんです。

今度は車を南に飛ばしてバージニアの首都、リッチモンドの近くに
出来たという、「回転寿司」レストランに行ってきた。



結構モダンな店舗で店内もなかなかキレイだった。

それにしても回転寿司って面白いね。
お寿司だけじゃなくて、私が好きなおつまみっぽい一品とか
でてきて、見てるだけで楽しくなっちゃう。

右でハニバニが黙々と「にぎり寿司」を食べている横で
私はチーズが入った天ぷらロールとか


クリームチーズ、アボカドとカニカマロールの天ぷら

マヨネーズとタラコマヨネーズソースがかかった
カリフォルニアロールとか


「ダウンタウン」って名前がついていたよ


このサーモン、本気で美味しかった


邪道すぎてもはや「寿司」とは呼べないのではないかと思うような
ものを食べて、写真を豪快に撮りまくっていたら、
ウェイトレスがやって来て、こう言った。

「スミマセンが、写真撮影は控えるようにとシェフが申しておりますので...」

シェフとは上の写真で私が丸く囲んである、あの赤い人。

ああ、そうですか。と、その時は穏やかにカメラもバッグに収めた。
少ししてハニバニが「どうして写真ダメなんだろう?」と言って、
ふと思った。

彼はもしかしたら、私を何かのスパイだと思っているのではなかろうか?

考えれば考えるほど、ああ、きっとそうだと思えてならなくなり、
むっとしてしまったが、
そこはすでに、また来たいレストランの1つになっていたので
客として悪いイメージを残したくない。

寿司職人には注意を促されたが、
ちょっとドライブして来た甲斐があったほど美味しかった。

すごい量を食べたのに、アイスクリームショップの横までくると
別腹がすいてくる。


This is mine.


This is HoneyBunny’s.

明日からは、ちとダイエットかも。

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今ルイジアナ州に近づいている大型ハリケーン「グスタフ」。



凶暴なハリケーンも上から見るととてもきれいなのにね。


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明らかにケイエスは食べすぎだと思う人、クリックしてね。
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私もそう思います。


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サボることのススメ

2008年08月29日 | お仕事
そういえば、ここにコメンテーターとしてよく遊びに来てくれる
ぴっぴさん。

彼女もアメリカ在住で、フルタイムでお仕事されてる上に、
なんと大学院まで通ってらっしゃる。

しかもお仕事つっても、彼女は何かのエンジニアをされてて、
中間管理職だとお聞きした。すげー

アメリカでフルタイムで仕事していても
私とは全く違う世界で活躍されてるのだ。

抱えるストレスも、お気の毒なほど大きいようで、
今もお仕事がとても忙しそうだ。

そこで「仕事のうまいサボり方を教えてあげよう!」と
余計なことを思いついた。










...のが昨夜。

今朝になって、私のサボり方をそのまま教えて、
彼女が鵜呑みにして解雇されたらどうしよう、
と思ったが、ぴっぴさんはそんな愚かな人ではないので
ケイエス流のサボり方をここで披露しよう。 全くたいしたことないよ

職種が何であれ、ついカチンときたり、
そのままもう家に帰ってしまおうかと思うような気分になることって
あると思う。

ここで自分なりに身につけておく大切なことは
そんなときにどう気分を落ち着かせることができるかだ。

私の場合、必需アイテムはこれだ。




・ファイルまたはクリップボード
・何かのレポートかノートブック
・ペン


は!今しみじみ思ったが、なんとプロフェッショナルでないクリップボードなことよ


これらを持って、ビルディングを歩き回る。

私は朝から就業まで、コンピューターのチェックとか
ちょっとした問題解決のために
いろんな場所に出没することが非常に多い。
これはラッキーなことだ。
用がなくても、ビルの端から端、あるいは別館まで
行っても、誰にも怪しまれないのだ。

肝心なのは、「忙しくって困ってます」の演出をかもし出すために
出来るだけ早足で、ペンなどをカチカチ神経質そうに鳴らしながら歩くのが
いいかもしれない。

フロアマネージャーに会っても、主任に会っても

「ケイエスっていつも忙しくしてるね。」って言ってくれる。

少しでも歩いていると、なんだか気が紛れる。
すっきりした頭でまたデスクに向かうと、
結構ムードが変わっていて、さっきのモヤモヤを
「もぉ、えーわ。やるべきことはやったし。」と
あっさり片付けてしまえるぐらいに回復している。

注: あとでそのとばっちりがやって来ることもあるよ

あくまでもケイエス流のサボり方です。
人それぞれに職種が違いますから、ご自分にあった
息抜きの仕方を見つけてください。

どこかでサボらないと、オーバーヒートします。
会社のために働いていても、結局自分を守ってくれるのは
自分でしかないのです。

会社に身を削ってまで貢献しなくてもいいように
どこかでコントロールするのも、『働く人』として
マスターしておく必要があると思うのです。

...と、Labor Day (勤労感謝の日inUSA)を前にして
ぴっぴさんを始め、働く方々に一言。

休みんちゃい。

週末もやって来るしね。

本当にお疲れ様です。 私自身にも言っちゃうわよ


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ところで昨日のランチでこないだの冷麺の残りを食べた
ものだから、夕食は中国人の方々にお世話になって
ご飯と野菜炒め(ソースたっぷり)にしたのだけど、



なんせ、ハニバニがいないときは夕食っつっても
4時ごろ食べちゃううえに、寝る前に運動するもんだから
寝るころになると、空腹でとても機嫌が悪い。

で、朝食はいつもシリアルを食べて、9時ごろデスクで
オートミール、バナナ、ヨーグルトを食べる毎日なのだが、
今朝はさすがにジャンクに手がでた。



血管が詰まりそうな朝食。


そして今日はハニバニが帰ってきたが、
どうしても麺類が食べたくてしょうがなかったので
またもやパスタを。


Shrimp & Tomato Pasta


どうか楽しい週末をお迎え下さい!

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ゴールは遠い (歯列矯正 通院7回目)

2008年08月27日 | 歯列矯正
前回、今まで八重歯の横でこっそりと隠れ続けていた
私のように控えめな歯にブラケットが付いたことを書いた。


7/15の歯

あの日から二日間ぐらい、すっかり忘れていた歯列矯正の痛みで
鎮痛剤の世話になったりもしたが、

お約束なので歌うわね
♪懐かしい 痛みだわ ずっと前に 忘れていた♪

あれからは痛みがすぱっと消えた。

そして6週間後。
どうなったかというと、



あまり変わり映えがないように見えて、実はけっこう
動いているのだよ。
歯の裏側から舌でなどってみると、今まではそこだけ線から
はみ出していた感じがあったけど、それが無くなってきたかな。

で、こないだからなんとなく思っていたのだけど、
例えばキャスパー君(My矯正歯科医師)が、

「気が変わったのでケイエスはもうブレースはずしていいよ」

と言ったとすると、このままもう中止しても困らないぐらいの
歯並びに近づいたと自分で思っていたのよ。

そりゃまだ埋めなければならない隙間ってあるのだけど、
最初の歯に比べたらハリウッドに近づいたねって思うほどの(おぃ)
歯並びになってきたってわかるのよ。

で、興味本位でキャスパー君に思い切って聞いてみた。

「あとどれくらいブレースしてる必要があるんだろう?」

キャスパー君は、じっと私を、っていうか口の中を凝視して、

「うん。もう10ヶ月が過ぎたよね。」

うんうん、それで???

(さらに凝視)






「あと1年はまだ僕に会いにこなくてはならないよ。」








私がムンクの叫びのような顔をしてしまったのだろうか、



「そんながっかりすることないじゃない。」

と彼もムッとしておった。

キャスパー君に会うのはどうでも良いが、
あと1年もあると言う。

ってことは、この歯の成りはまだ折り返し地点なの?
目標までまだ半分しか来てないって言うの?

とってもがっかり。

まあ人によっちゃ、2年以上、3年以上もやってるのがいるから
それぐらい気長にしてないと完璧な歯並びってゲットできないのだろう。

くそー。

早くカレーが食いたいんだよ。
早くナチョスをバリバリいわせて食べたいんだよ。
ベーグルパンを歯で引きちぎって食べたいんだよ。

...先は長いデス。


家に帰ってきてからは、本当は昨日食べたかった冷麺
(K姐がプレゼントでくれたやつ。最後の冷麺)
を今日食べることにした。
本当の理由はね、ここによく来るりんさんのせいなの
彼女の冷麺はまるでモデルさんみたいにキレイなの


前回はキュウリが短冊切りで、パッケージには及びもよらぬほどの
出来栄えで、なんだか変だったが、
今回は、適当に材料を容器に入れて



パスタサラダの要領で、ぐちゃぐちゃに混ぜてから、
必要な分だけお皿にとって、可愛らしく食べた。



なんだかサラダを食べたような感じだった。
しかもフォークで巻きながら食べたし。



冷麺とはうらはらに、秋のような涼しい火曜日だった。


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しょぼい夕食のわけ

2008年08月26日 | 猫の話


わけあって、うまかっちゃん。

今日からハニバニが出張だったので、ケイエスのヌードル三昧が始まったわけだが
このうまかっちゃん、別に今日食べたかったわけではない。


実は金曜日にミディの投薬が終わっても
私がやらなければならないことはまだあった。

それはミディのおしっこを採取して獣医に持っていくこと。

今まで利用したどの獣医も、薬が終わってまだ調子が悪いようでしたら
また連れて来て下さい、というふうに終わっていたのだが、
私が今利用する獣医は、彼女(ドクター)が「完治したかどうか」を
定める人であるから、膀胱炎も最後に尿検査で完治かどうかを
知らせる、とのことだった。

「おぃ!ミディのPee(おしっこ)なんて、どうやって採るん!?」
と夫は困った顔をしたが、
投薬に比べれば、猫の尿の採取なんてどうってことない。

これ


(ハニバニのサラダ用ドレッシング容器として大活躍していたカップ)

をミディがボックスの中に入ってしゃがんだ際に
さっと下にうまく潜り込ませるのだ。

猫にはなんのストレスもないし、痛みも不快感もない。

ただ、自分がしたはずのおしっこが見あたらないので
一瞬考えてるが、それでも砂をかけるところが猫らしい。

ただ難しい点は、彼女がトイレに行くときに
私が準備ができてないといけないということだ。

金曜日の夜10ごろに採取して、それをジプロックの袋にいれ、
それをまた紙袋にいれ、冷蔵庫で保管する。

次の日の土曜日、病院に電話して、これからそれを持って行く旨を伝えると、
受付で「時間が経ちすぎてます。そのサンプルは使えません」と
言われ、渋々トイレに流す。

結局次の尿は病院が閉まる正午までに採取できなくて
ギブアップ。

実はこんな苦労しなくても病院にミディを連れて行けば
その場で直接尿道に管を入れて尿を採取することができる。

しかし、病院に連れて行くことがすでにミディにはストレスに
なることと、尿はできるだけ自然に採ってやりたいという
気持ちがあったので、私が頑張る道を選んだ。
自分で言うのもなんだが、えらいよ私

日曜日は病院が閉まってるから普通に過ごして、
今日の月曜日。

4時前に家に帰宅し、カップを持って猫ボックスが見える
部屋にタテコモリ。

さすがに空腹で、どうしようかと思ったが、
キッチンで何かを作ってる最中に彼女のトイレを見逃すと
また明日に計画が延びてしまう。

よって、ちゃちゃっと素早く出来るラーメン!ということに
なったわけだ。

その甲斐あって、病院が閉まる7時よりも1時間ほど前に
尿を採取できて持って行くことができた。
今日はとても混んでいたので、結果は明日にでも電話して
聞こうと思った。

病院から検査結果が知らされたのがなんと9時を少し
過ぎていたころだった。びっくりした。
だってもうクローズしてるとばっかり思ったから。

「ずっと心配して待ってると思ったから。遅くなったけど
結果発表。膀胱炎、完治しましたよ。」

ディナーは味気ないラーメンだったが、その価値あったぞよ。



よく頑張ったね、ミディ。



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対岸の火事

2008年08月25日 | 猫の話
「対岸の火事」という言葉の意味をご存知だろうか。

向こう岸の火事はこちらに飛び火する心配がないところから、
自分には関係なく少しも痛痒を感じない物事、という意味だ。

私がこの言葉を初めて知ったのは、今から18年前。

湾岸戦争が勃発してから、日本のニュースで、「結局日本にとっては
対岸の火事みたいなところがあって云々」とやっていたときだ。
もちろん「対岸の火事」の意味など知る由も無く、興味本位で意味を調べて、
なるほど、面白い言葉があるもんだと思っていたぐらいだった。

なんと18年ぶりに、その言葉がふと脳裏に蘇った。

金曜日にやっとミディの投薬が終わったことがきっかけ。

投薬は彼女にもそうだが、私にとってもかなりストレスな出来事で
その苦難からやっと開放されたのだ。

最後に投薬をするときは、もちろんミディにとってはそれが
とりあえず最後の投薬になるとは思ってもないだろうから
彼女は抵抗したが、
私にとっては気分的に楽であった。

いつものように彼女を拉致する。

と、そこで今更ながら、気がついたことがある。

私がミディを拉致して薬を投与するときに、
事の一部始終をじっと見ていた奴がいた。

奴、とはもちろんこの方。
     ↓



そうだよ、フリスキー。あんたのことだよ

どこからともなくダダダッと駆け寄ってきて、
ミディを心配する様子というよりも、

「ねえ、何やってるん?ねえ、ミディ何か食べよるん?
ねえねえ、何やってるん?」

と言う感じで場を離れないのだ。
ほとんど好奇心炸裂。

もちろん私にはそれを見て笑うなど余裕なんて無いわけだから
ひたすら無視状態だったわけだが、ハニバニ(夫)いわく

「あれは最高に面白かった」

ところが金曜日あたりで、
彼女は自分なりに「あれは自分には関係のないことだ」と
悟ったのだろうか、拉致されたミディの周りにはいなかった。

ではどこにいたかというと、













                ZZZ...

寝よった。

やっぱり彼女にとっては「対岸の火事」だったか。

でもね、フリスキー。
対岸の火事も、いつか飛び火するよ(ぶっ)


******

先日の宝くじの件。
当たりませんでしたので、明日も仕事に出かけます(爆)



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ハニバニと歩く夕暮れ

2008年08月22日 | 家族


ミディの薬が錠剤になってから、彼女に副作用が現れないので
彼女を監視する必要がなくなったことに加え、
最近8月とは思えないほどの、涼しい夕暮れが続いていることで
こないだからハニバニ(夫)と外をウォーキングしている。

私達が住む住宅街からちょうどいい折り返し地点があって、
往復45分なので、ウォーキングにはちょうどいい。

私は彼と歩くのが好きだ。

歩きながら、なんでもないことを面白可笑しく話しする。

今日は、歩きながら彼の顔をちらと見たら、
彼の鼻の穴におっきな鼻くそがついていて、
「ちょっと。鼻くそついとるよ」と言いながら笑い転げていたら
それは鼻くそではなくてタバコの灰だと判明した。

家を出る直後は、彼はタバコを吸う。
その灰が鼻に引っ付いていたのだ。

歩けないほど笑い転げて、それだけで500カロリーほど
燃やしたような気がした。

笑いがおさまったところで、話のお題はこれ。

「宝くじが当たったらどう使うか」

実は今日ハニバニは宝くじを買ってきた。
「月曜日、もしかしたら仕事行かんでもいいかもよ。」と。

てくてく歩きながら、いい年こいた大人ふたりは
そういうことにしばし現を抜かす。

金額にもよるけど、今回のアメリカのメガ・ミリオンという
宝くじは賞金がものすごかった。
私の頭では「とにかく大金」としか感覚がつかめない。

まず、会社を辞めるよね...とふたり。
「スパッと辞めてしまうか。2-Weeks Notice (2週間分の猶予)を
与えて辞めるか」ということになって、宝くじの話が
会社の辞め方へとそれる。

そしてまた宝くじの使い道に戻る。
私は大金を動物保護団体に寄付したい。
夫はガン研究・医療センターに寄付したいと言う。
「自分達がすむ地域にも寄付しよう」ということになり、
そこから、「どんなふうに使ってもらうか」とまた話がそれる。

今度は旅行に出かける話になる。
日本にファーストクラスで、しかもオープンチケットで
旅行して、何ヶ月かを私の家族のそばで過ごす。
心配になるのが、やっぱりうちの彼女たち(猫x2)。
長期間、ペットホテルに預けるのはかわいそうだ。残酷だ。
旅行に一緒に連れていきたいけど、飛行機が大変だろう。

そして話は「旅行はまだダメだ。」ということで終わる。

趣味にお金を使おうという話になる。
どうせ趣味にお金を使うのなら、二人共通の趣味がいいよね。
でも、二人の共通の趣味ってあったっけ?

そしてふたりは「何だろう」と考える。

そしてどういうわけだか、また話は「職場をどう去るか」ということに
戻る。

で、結局、

「これからお金持ちになって仕事を辞めたら、
まず週末がくることに対しての喜びがなくなる。
そして給料日の楽しみもなくなる。
それはなんだかつまんないね。」

ということになって、宝くじに馳せる思いが薄れる頃
大体家に近づく。

なんと貧乏性な私達だろう。
想像するだけでもリッチな夢すら見れないなんて。

しかし彼と歩く45分間は楽しくて、
お金では買えない価値がある。

心がリッチになるよ。



みなさん、良い週末を!




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本は教えてくれない

2008年08月20日 | 猫の話
リキッドタイプの薬を飲んでいたミディが、金曜日に
副作用を起して吐いたので土曜日に別の薬をもらいに獣医に行き、
日曜日から錠剤を服用している。

今まで、液体の薬はミディがかなり嫌がっていて、
それをやる飼い主も一苦労だった。

錠剤なら餌に混ぜたり、チーズやおやつでくるんで騙しながら
あげることができるので簡単そう!


...と思ったのが甘かった。

錠剤にはビーフの味付けがしてあって、なかなか芳しい香りがする。
ところが、ミディはその匂いすら嫌がった。

猫は一度「これ臭い」と思うと、顔を近寄せない。

どんなに細かく潰しても、どんなに少量にしても、
それが混じってる餌は絶対に食べない。

薬を4等分にし、ドライフードと一緒にだしてみた。
どさくさに紛れて一緒に食べちゃうと思ったからだ。

結果は、その4等分にされた薬をきれいにより分けて
ドライを全部食べよった。

その4等分された小さい粒を、ミディが大好きな猫のおやつ(ソフトタイプ)
でくるんで差し出したところ、初日はそれで大丈夫だったのに、
それ以降は彼女なりになんか変ということを悟ったのだろう、
彼女は口の中でぐちゃぐちゃ噛んだ後、
その小さな薬だけ「ぶぇ!」と吐き出してしまった。

もう残される方法は、強制突破

彼女の口をこじ開けて、錠剤を放り込む方法だ。

しかし、私は今までこの方法で薬を飲ませたことが一度もない。
猫の本を数冊持っているのでそれで学習することにした。

左手で猫の後頭部を固定し、右手親指と人差し指で錠剤を持ち、
中指または薬指で口を開け、錠剤を放り込む。

ふんふん。そんなに簡単にいくのかね?



...いかない(涙)

猫という生き物が、ああも頑なに口を閉じて開けようとしないなんて
知らなかった。

みなさんは猫の前歯を見たことがあるだろうか。
牙はあんなにたくましくて大きいのに、前歯なんて
すっごくちっちゃいのだ。

初めて口をこじ開けたときに、どう開けていいのかわからず
うっかり彼女の歯茎を爪で引っかいてしまったようで
少し出血してしまった...。

錠剤は飲ますことができたものの、私はその日一日中
暗い気分ですごした。ミディにとんでもない酷い事をしてしまったと
思ったからだ。

最初はビックリしてそのままどこかへ逃げてしまったミディも
数十分もすれば、何もなかったかのように
キャッキャといいながら足元にまといつく。
あんなに酷い事したのに。

飼い主は余計に罪悪感を感じちゃうのだよ、ミディ?

今日はその錠剤を潰して、水に混ぜてプラスチックの
注射器で流し込んだ。

今YouTubeでいろんな人のビデオを参考にしているが、
私が持ってる本よりも、かなり的確でわかりやすい。

大雑把な本になると、挿絵のところで
猫が口を開けて飼い主が錠剤を落とすのを待っているのがある。

これだ。



そんなスバラシイ猫、会ってみたいわよ(怒)

猫に薬をやるのがどんなに難しいか、
私が持ってる本、どこをどう読んでも説明してくれてない。
本って何かを学ぶためにあるものじゃなかったの(怒)?





そしてさっき例の注射器でちゅーっと薬を投与された
不機嫌なミディ。それでも飼い主のそばにいてくれる。
   ↓


ごめんね、ミディ。

******

余談だけど、同じく薬を投与するのに苦労した友人の家族を紹介。


K姐んとこのラブリー「ビット君」。
彼女も看病でかなり疲労していましたがその甲斐あって
ちゃんと回復しました。



東京に住むエムのところのゴージャス娘「ミュウ」。
彼女は今もお薬が必要な状態なのだけど
エムの愛情をフルに受けて元気にしてるそうです。
頑張れ、ミュウ!


愛する家族を病気から守るって、大変ですね。


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もうひとつのアラフォー話

2008年08月19日 | アメリカ生活
7月の終わりに、アラフォーなミシェルの話を書いた。(関連記事

今回はミシェルとは全く違うアラフォーの話をしたいと思う。

彼女の名前はボニー。40歳。

彼女に始めて会ったのは、2年前のトリノオリンピックがイタリアで
開催されていたときだった。

当時ハニバニはオリンピック関係者で長期の出張でトリノにいた。
彼女とはそこで同僚として一緒に仕事をしていたのだった。

遊びに行ったときに彼女を紹介されて、彼女の人懐っこさと
温かな性格が気に入って、一緒に食事にも出かけた。

あれから2年、彼女は今仕事でDCに来ている。



土曜日に彼女の滞在しているホテルに迎えに行ってそのまま
いつも私達が行く日本料理屋へと連れて行った。

車の中で、近況を知らせたり久しぶりの会話に花が咲く。

2年前彼女に会ったときは彼女は大学で人事マネッジメントを
勉強していて、あれから卒業してからその勢いで
すぐに大学院へと進んだ。専攻は司法ときた。

仕事もハニバニと同じく国家公務員で、出張が多く、
国内だけでなく、海外も多い。

「そんなん続けてたら結婚なんてできないね。」と笑ってハニバニが
余計なことを言うと、彼女はあっさりと、

「結婚?しないしない。全くする気なし。」

と言い切った。

ミシェルは結婚に関しては遠い目で時期がくればそれがベストタイムなのと
おっとりと語ったが、このボニーはすぱっと、「しない」と直球を投げた。

彼女は2年前、高校生の進路カウンセラーがしたくて
人事マネッジメントを学んだが、インターンのときにカウンセラーをやってみて
今時の高校生の実態を生身で経験して、その道へ進むのが急に嫌になったと言う。

そのころ出合ったのが司法関係で、ひらめきでこれだと思い、大学院から
進路を変えた。

彼女はこないだ卒業したばかりだ。

こんな野望にあふれる彼女、結婚したいわけがないだろう。
職種も、今度は麻薬取り締まり関係に移るとか言ってた。

ミシェルのようなアラフォーもいれば、ボニーのようなアラフォーもいる。

種類は違っても、共通で言えるのは「自分がどう生きたいか」が
わかっているということ。

今回もまたもや素敵なアラフォーに出合ったケイエスなのであった。

そういえば、私にも野望や情熱が無いわけではないが、
彼女と比べると、彼女のがもっと激しく炎が燃えていて、
私のが見る見るショボショボと鎮火して行くようで情けなかった。

そういえばこのボニー、ポーラ・アブデュルに似ている(と私は思う)。



正しく言うと、ポーラよりも背が低くて、ぽっちゃりしてて
教養がある(ぶっ!)というところか。

ハニバニは「...全く似てないと思います」と言う。

*******

さて、せっかくなので食べたものをUPしておこう。


空腹で写真撮ることを忘れて少し食べてしまった和風サラダ。



ハニバニとボニーは餃子を、私は天ぷらを前菜でオーダー。



間違って私がオーダーしまったウニと、ハニバニのSushi。
ハニバニは初めてウニに挑戦して、「ネリネリしている」と不思議な感想。



もっと 寿司 食らふ ハニバニ。日本人みたい。


で、私とボニーは何をメインに食べたかというと、


寿司屋でタイ風焼きそば。ええ、邪道なんです私。

********

ボニーはもう数週間DCで仕事をしてからテキサスに戻る予定。

帰るときにハグして、彼女が
「ケイエス、情熱が消えそうなんて言っちゃダメよ。
とことん自分がやりたいことを追いなさい」とウインクしてくれたのが
印象的だった。

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複雑な気持ちで

2008年08月15日 | お仕事
複雑な気持ちの種は、こともあろうにあのベッキー(参考記事)に運ばれてやってきた。


超忙しいモーニングレポートを終え、私はデスクでメールを
チェックしながら、のんきにオートミールを食べていたときのこと。

いつもは用があれば、電話かメールでぱぱっと済ます彼女が
私のデスクに立ち寄った。私のデスクは、いろんなマネッジメントエリアに
近いので、彼女が何かのミーティングの帰りにでも寄ったのかと思っていた。

今までもそういうことが普通にあったので。

でも今朝は違った。

「おはよう。あのね、ケイエスにお知らせがあるんだよ。」

どういうわけか、彼女がそう言ったとき
その「お知らせ」は私にとってはあまりうれしくないかもと思った。

「さっき連絡があったんだけど、私昇格してね
別のポジションに任命されたんだ。」

そのポジションは彼女が今現在しているリード統計アナリストよりも
もうひとつペイグレード(給料の階級)が高い。
今度はインフォメーションシステムアナリストだそうだ。

私の職種もシステムアナリストだけど、彼女が任命された方の
職種は、規模が違うので貰う給料もうんと違う。

できるだけ笑顔を消さないように努力して聞いてみた。
「それって、ここのフロアから離れるってことだよね?」

ちょっと淋しそうな顔をして、「イエス」と彼女。
「でもあと最低30日は引き継ぎで残るから」


そっか。
ベッキーと一緒に仕事することも、とりあえず終わるのか...。

でも彼女には、起こって当然ぐらいのBig Promotion。
こういう人材が昇格してゆくのなら、ここの会社の未来は明るいよ。

以前、彼女が流した涙は無駄ではなかったんだね。

そう思うと、心の底から喜びがあふれてきて、
「良かったね!今まで頑張ってきた甲斐があったね!」
と言って、彼女を抱きしめてあげた。

私は、本当にうれしい。

うれしいんだけど、今非常に淋しい。
だって、彼女は私のBack Bone (体を支える背骨)だったから。
こないだはビタミンだったし


なんかこう、大好きな先輩が卒業すると同時に
東京へ行ってしまう事実を知ってしまって、
彼の門出を応援したい気持ちと淋しい気持ちの両方を持ち合わせて
切なくする女子高校生の気分。

そんな夜は岡本孝子を聴きましょう...




って、それはもちろんないけど(爆)
でも昔はよくお世話になりました (ぶっ)


とっても複雑な心境だ。
これからどうしよう...?




ってなことを考えながら、
今日は手間のかかるロールキャベツなどを作ってみた。

考え事があるときは、こういう面倒臭い料理で
気分をかえることがあったりする。
でも失敗も多い



キャベツを柔らかくして


中身をこねて、入れて、巻いてトマトソースで煮込むこと30分



完成品。   ...何か違うぞ、おぃ

トマトピュレーを多く入れすぎたか...。

(ロールキャベツの上に乗っかってるのはベーコンで
横にごろんとしてるのは余った中身をミートボールにして
一緒に煮たもの)

見かけは私の心境みたいに、どこか変だけれども
味は思いのほかあっさりしていて美味しかったデス。



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愛でしょ、愛

2008年08月14日 | 猫の話

Sleeping Beauty


先日は大変ご心配をおかけしました。
おかげさまで、悪い症状は跡形も無く消えました。

今現在の心配の種は、抗生物質を飲ませてるのだけど
その副作用です。

出てくるかもしれないし、出てこないかもしれない。

一番はっきりとした副作用の症状は、下痢だそうだ。
それは今のところなし。

マイルドでよくある副作用に嘔吐がある。

実は今朝ゲーゲーやってた...。
ああ、副作用がでたかなと思って、嘔吐物を調べたら
毛玉だった(爆)。

前回の記事で、コメンテーターのぴっぴさんに
「観察もきちんとしているね。」
と、お褒めの言葉をいただいた。

実は、自分でも言うのもなんだけども、
猫の、特に病気に関しての観察に注ぐ情熱っていうか、熱心さは
我ながらすごいと思う。

ここから先、ちょっとビロウな話になるので
これからお食事される方は
すぱぱぱっと斜め読みして流してください。

猫が毛玉や食べものを吐くと、私は絶対に嘔吐物をチェックする。
その中に混じっている物によっては病院に直行しないといけない
からだ。

そして、以前ミディが私が急にキャットフードのブランドを
変えてしまったことが原因(だと思われる)で
急性の胃腸炎を起してしまったことがあったが、
そのときは、彼女のユルユル便も毎回
見逃すことなくチェックしていた。

ミディがトイレに行くたびにそのそばで現場監督となり、
そして彼女が残した産物のインベスティゲーションを行う。

そしてやっと彼女のボックスから「ぼとん、ぼとん」という
音を確認して、私の任務は終わったのだけど、
それから数日間は色のチェックをしていたという熱心ぶり。

もちろん出された薬に関してもネットで詳しく調べるし、
副作用や注意点もチェックする。

病院からもらった診断書にも、薬の服用日から
服用終了日までの簡単な記録もしたりする。

「〇日目、吐く。病院に知らせて、服用を中止する」とかね。

こうしておくと、次回もしまた同じようなことがあった場合、
役に立つから。

それにしても、以前誰かのコメントのお返しで言ったことが
あるのだけど、この情熱をずっと昔、学問に注いでいたなら
今頃私は東京医科大学で準教授ぐらいのポジションにいたかも。
(あ、今誰か笑った?...それはもしかして母?)

病気以外の観察なら頻繁に体重を計ってるかな。
以前それをグラフにして、掛かりつけの獣医に見せたら
「うちの患者のオーナーすべてがケイエスぐらい
熱心ならいいのに。」って言ってくれたよ。

私ねー、別にマメじゃないし(それどころか大雑把)
飽きっぽいし、情熱なんてそんなにないなと思っていたけど、
猫を飼い始めてから変わった。

それはオーナーとしての責任ということもあるのだけど、
ただ一言、「愛」だと思う。

今、自分にできることを、出来るだけやってあげたい。
ただ、それだけ。



ミディ、でもあれだ。
これが終わったら抜歯があるよ(涙)




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Middy 救急病院へ行く

2008年08月12日 | 猫の話
こんなタイトルにすると、絶対に誰かが「え!一大事じゃん!」って
すごく心配しだすので、結果から先にお伝えすると、彼女は至って元気です。

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こんなに澄んだウロコ雲の広がる、ひんやりとした気持ちよい日曜日の朝。





ドライブがてらに食料品の買出しに出かけて家に帰ったら
猫トイレで砂をガシガシかけるミディ。こんなの別に珍しくない。
だって猫だもの。

ところが、ハニバニの一言で「珍しくない」がひっくり返る。

「ミディ、またトイレだよ。30分のうちでもう5回ぐらい」

彼女を観察していてわかったのは、回数が多いだけでなく、
ボックスに入ると、おしっこがでるまで我慢している。

おしっこした箇所を見ても、少量がぽつんぽつんとあって、
頻尿の事実が明確にわかった。

ああ、膀胱炎かな。彼女、1歳のときにやったんだよね。

みなさんは膀胱炎、やったことありますか?

これってね、とーっても辛いです。
痛いし、あの残尿感の気持ちの悪さときたら...(うぉ。思い出したくもない)

ただ、本人がけろりとしていて食欲もあって
フリスキーとドタバタしてるのを見ると、様子をみるだけで
今は大丈夫なのかなと思っていた。

幸い、車をちょっと飛ばせば救急動物病院がある。
いざとなったら連れて行こうと思っていた。

とりあえず、彼女がトイレに向かうたびに
その時間をメモしていた。後で何かの役に立つかもしれないから。


昼すぎから、頻尿のペースが落ちて、当のミディもぐーぐー寝てたものだから
少し安心していたのもつかの間、4時あたりにまた頻尿が再開され、
そして見たくはなかった血液を彼女の尿に発見した。

観察記録のため、写真を撮りました。
見たくない方、大きくスクロールダウンしてください。













これも獣医に見せました

これを見た瞬間に、彼女を救急病院に連れてこうと決心。
これ以上観察し続ける意味なし。
早く薬を飲ませてあげよう。

それにしても、以前にも書いたことがあるのだけど、
こういうときほど飼ってる動物がたった一言でもしゃべってくれたらと思う。

「痛いよ」って言ってくれたら、まだこっちの気が和らぐかもしれない。
何も言ってくれないから飼い主の頭の中はパニックだ。

ついた病院ではとりあえず応急処置ということで
痛み止めと頻尿を止める薬をもらった。

「尿結石とか腎臓結石の恐れもあるので明日
いつも通う獣医でしっかり見てもらってください」といわれたので
今日、嫌がる彼女をまた拉致していつもの獣医のところへ連れて行った。

レントゲンと尿検査の結果、猫には多い膀胱炎と判明。
石でも見つかったらそれこそ手術だったので、一安心。

ただ、Good NewsにはBad Newsもつきもので、
彼女、一本いますごい悪い歯があって、それは追々抜かれることになった。

去年2本抜かれたのにー。
彼女、歯が弱い血筋なんだとか...。人間にもどういうわけか
どんなにキレイに歯磨きしてても虫歯になっちゃう人がいるよね。

今はとりあえず、膀胱炎を治すことにフォーカスしようねと
獣医に言われた。それもそうだが、つくづくミディが可哀想になる。
人間も猫も、年をとってくるって大変なのだよ。

でも大切な家族の一員だからね。
一生懸命面倒みるよ。



余談:昨日の救急病院で204ドル、今日198ドル。
飼い主が今日も頑張って働こうと思う、糧のひとつ。

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食な週末

2008年08月10日 | 食べ物



今日は気温がいつもよりもずっと低く、
それに加えて湿度なんてずーっと低くてカラッとしてたもんだから
全くアウトドアでない私でも、こんな感じの夏の日なら
喜んでアウトドアで一日中を過ごせるかもと思う1日でした。


さて、昨日出張からハニバニ(夫)が戻ってきて
久々に夕食を一緒にとった。

で、まさかの「ヌードル」な一品。 「ケイエスまたかよ」って今誰か言った?

何を作ったかと言うとね、これ。



インスタントなフェタチーニアルフレド。
まあ、あれだ。クリームパスタだ。

私、実をいうとパスタは赤ソース系しか好んで食べないの。
クリームソースはこってりしててダメなんよね。

でもこのインスタントのなら、大丈夫。
なんせインスタントなんで、ソースがそんなにこってりしてないから。
しかも、牛乳、バター、ツナ缶を加えるだけで簡単にできるよ。
でもって、安上がり。

これが完成品。



パッケージの写真とは少し違うけど、食品なんていつもそうなので
気にしない。


さて、今日は土曜日。

朝、ハニバニと一緒に洗濯を始めてから
昼近くなってきたので、今日は「UNO」という、シカゴスタイルの
ピザを出してくれるレストランへ行ってきた。

これはハニバニがオーダーしたシカゴスタイルピザ。


Cheese & Tomato with Mushroom

私もピザにしようかと思ったけど、
家で魚料理をすることが滅多になく、外食をしたら極力魚を食べようと
しているので、BBQサーモンをオーダーした。
サイドディッシュで、フレンチフライとローストベジタブル。



「ヘルシー嗜好ならフレンチフライはそれに反する」と
ハニバニがいちゃもんをつけてきた。

う...。それはごもっともだが、フレンチフライのあの芳しい香りに
ついつい我を忘れてしまったよ。うまいね、フレンチフライ。

ランチの後は、スタバでフラパチーノを買って、
散歩がてらにいろんなお店をフラフラと散策し、
その後は家に帰って来てから洗濯物の残りを済ませた。

夕方になってもお腹がそんなに空いてないので
軽くサンドイッチなど作り、昨夜録画しておいたオリンピックの
開会式を観る。

開会式、観ましたか?

中国、オリンピックにもんのすごいお金を投じてるんですよね。
でもそれだけあって、見事な開会式でしたね。
「次の開催国がちょっと可哀想かも」と二人で話したぐらいです。

オリンピックの塔にトーチの炎が点火されたときは
感動しました。花火もすごかったですね。ディズニーワールド顔負け。

中国にはいろいろ考えることもあるけれど、
昨夜の開会式に関して言えば、素直に「上出来でしたね」と
言ってあげよう。

さ、これから今夜はDVDでも鑑賞するかな。


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余談: About 2 hour ago...
何があったかというと、2時間前にブログの更新をしたんです。
で、『投稿』ボタンを押す数秒前に右手小指がマウスの
あるボタンに「カチ」と当たって、その瞬間更新した目の前の記事が
全部消えました。わたくし、大きくため息をついて、それから
しばらくはショックでフテ寝しておりました。
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Lunch & Dinner

2008年08月08日 | お仕事


朝から青空が広がっていて、それなりに白い雲もある夏の日。
日本は夏の甲子園が始まって、広島の広陵高校は1回戦を勝ち抜いてたね。

それにしても暑いー。



そういえば昨夜、おとといの冷麺に引き続き、
またもやルードル系が食べたくて、昨日はスパゲッティーナポリタンを
作ってみた。


Spaghetti Napolitain


ずっと若かったころは、スパゲッティーといえばミートソース派だったのに、
いつからか、ナポリタンでたくさんの野菜と一緒に食べるのが
大好きになっていた。

でもこのナポリタンって日本人が考え出したらしいね。
考え出した人、ブラボー。

で、今日もラーメンか、また冷麺あたりにしようと思っていた私。
私ってね、日本人なのに毎日ご飯食べなくても平気なの。
毎日食べたい物は麺類なの。それぐらい麺類が好き。

ところが予定変更で、これになった。


チキン・ケイサディア

朝10時ぐらいに、主任のテレサが「ランチ代は会社持ちだから」と
会社の近所にあるレストランのメニューをひらひらさせてやって来た。

うちの部署、保険の更新の目標件数が7月のゴールを上回ったので
ご褒美に会社がランチを買ってくれるというのだ。

同じ部署でも私は保険の更新をしない職種なので、遠慮しておこうと思い
断ったところ、「何言ってんの。システム(私の仕事)も目標達成に
大きく貢献したので同じチームなの。わかった?で、何食べる?」と
言ってきたので、それならお言葉に甘えてと、これをオーダーしたわけだ。

うちの会社(または職場)には、
 
Don't say NO to Free Food.
(タダ飯、断ることなかれ)

というきまり(?)もある。

遠慮なんてナンセンスなのだ。

で、このチキンケイサディア、すっごい大きくて
これでもランチで半分食べた残り物なんだよ。

ちょうどいいので、それを持って帰ってディナーにした。

ランチ&ディナーがうきました。
私の会社、ごちそうさまでした。

ちなみにうちの会社では月ごとにいろんな過酷なゴールを
組むのだけど、それを達成するとこうしてランチをご馳走したり、
金一封をだしたりしてくれる。働き甲斐もあるってわけだ。


帰り道、駐車場まで歩いている途中、ふと顔を上げたら
キレイな雲と空と太陽光線を見っけ♪








日本はもう金曜日ですね。
うちの会社は明日は超のんびりモードです。

みなさん、楽しい週末をお過ごしください。

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一人ぼっちの、全部

2008年08月07日 | アメリカ生活
休憩時間、家から持ってきたアイスコーヒーに氷をもっと入れようと思い
パントリー(ちょっとした職場のキッチンみたいな場所)に行ったら
昔の同僚のエイダがいた。

彼女は私よりも少し年下で、私の記憶が正しければ33あたりだと思う。

彼女には私が信じがたいような経歴がある。

彼女は30歳になるまで、飛行機に乗ったことがないばかりか、
自分の生まれた州(バージニア)から外に出たこともなかった。

もちろんパスポートも持っていなくて、海外旅行なんて彼女にとっては
まさに「宇宙旅行」だ。

そんな彼女、今日はなんだか沈んでいる。

どうしたのか聞くと、なんでも旦那が今度出張で、家を何日か
空けるというのだ。

わたくし、一瞬、言葉がでてこずに、口をぱくぱくしておりました。

たった数日の旦那の出張で、メソメソしちゃう彼女。
ローティーンの女の子二人の母親でもあるのに、大丈夫かな彼女。

そういえば、ちょうどよくハニバニも今出張中で(そう、また出張なの)
そんなことや、今までの彼が出張でいなかった日々の話などを
してあげた。

お気づきの人も多いと思うが、ハニバニは出張がとっても多い。
結婚生活16年のうち、4分の1は出張で家にいなかったかも知れない。

短い出張で3,4日、長いのになると9ヶ月ってのがある。

だから、一人ぼっちの誕生日、一人ぼっちの感謝祭やクリスマス、
一人ぼっちのニューイヤーとか一人ぼっちのバレンタインなどなど、
いろんな行事を一人で迎えたことがたくさん。

詳しく言えば、彼が海外にいるときに変な病気になって
ER(救急病院)に電話しなければならなかったり、
車の事故もやって、警察や保険会社の手続きなども一人でやった。

こういう話をするとエイダは「そんなのひどい。ケイエスが可哀想。
誕生日やクリスマスに家を空けるなんて旦那さんも冷たいね」
と言ったが、当の本人はそんなにひどい話でもないけどなと思う。

確かに事故ったり、病気になったときは人並みに「困ったな」と思ったけど、
一人のバースデーも感謝祭もクリスマスも、私にとっては
ただの1日にすぎず、寝て起きて、はい次の日、と言う感じだったし。

仕事してたから救われたのかも知れない。
そういう意味でも仕事してて良かったと思う。

あの一人ぼっちの日々がなければ今日いる私は無かったと言っても
過言じゃない。

私はすっかり独立してしまった。

彼はたまに、「僕の奥さんはアメリカに来てとっても強くなってしまった。
もっと甘えてくれてもいいのに。」と言うことがある。

アメリカじゃなくて、彼が私を強くしたのにね。



さて、さっそく一人ぼっちのディナーがやってきた。
昨日の晩は、K姐が送ってくれた冷麺をパッケージの写真に基づいて作ってみた。


胡麻ダレ風の冷麺

海老は家になかったけど、
冷麺にはこれだろうというものを切ってみた。



キュウリが短冊みたいだという事実、無視しよう。
アメリカのキュウリは日本のに比べてデカイので、
どう切っていいのかわかんないんだよー。


完成品

いつから日本の麺類はアメリカンサイズになったんですかと
聞きたくなるようなすごいボリュームのヌードルでした。

はっきり言って、これ、めちゃウマです。
お試しあれ。


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その一言がビタミン

2008年08月06日 | お仕事
そういえば今朝、右片足がベッドからずり落ちて目が覚めた。

もしや思って起きてみると、やっぱりこいつが
私の股間で伸びて寝てて、優しい私は無意識にも
足で彼女を蹴ってしまわないようにと、端っこに端っこにと移動し続けて、
体がベッドから落下する前にかろうじて右足がずり落ちたというわけだ。


ちょっとフリスキー。あれほど股間で寝るなって言っただろ?え?!(ずぃ!)


あ...。えーっと。  酔っ払ってたんだよ。 (←嘘)

*****************************

今日はレポートの最終日で、朝もどんどんレポートを仕上げていきたかったが、
その前に、デイリーセールスレポートをマネッジメントに提出しとかないと
いけないので、その情報を収集していたときのこと。

あるレポートは私もまだよく見慣れてないコードがたくさん付いてあって、
カウンセラーが間違ってつけたエラーコードを見出すのが大変だ。

で、それは毎朝一緒にレポートを見てるベッキーに助けてもらうしかない。

今はもう私は自分のデスクでセールスレポートの情報処理ができるように
なったので、ベッキーとは電話かメールでやり取りする。

デスクのロケーションもまるでNYとLAぐらい、端と端に位置するので
この方が簡単なのだ。

コードをチェックしてもらったついでに、メールにこう追加文があった。

「統計アナリストの募集、でてるよ。アプライすれば?」

「アプライすれば?」とは「応募すれば?」という意味です。

確かに今、統計・予算アナリストの予備軍として朝の数時間だけ
よその部署に配属されて勉強しているのだけど、募集がでてることは
知らなかった。

っていうか、今いる職場や状況がとても幸せなので、
現状を変える気持ちがないのでJOB POST(社内募集)を見る気もないのだ。

そしてベッキーがその募集要項を添えてメールしてきた。

やっぱりというか、まだまだ勉強することばかりだ。

2年ぐらい前、実は同じ会社内でもまったくフロアの違う部署が
同じ職種で募集していて、何も考えてなかった私はそれにアプライしてみた。

数学のペーパーテストを受け、それに合格してエクセルの実技テストを受けた。
応募者が多くて、もちろん私など採用されることはないと思っていたが、
そのとおり、見事に落ちた。

そのときに悟ったことは、自分の知識の無さだった。

知っているだろうと思ったことが、実際に役に立たなかったことの
悔しさは、私からやる気をがばっと奪った。

そういう経験があるので、「いや、まだまだ私には無理だよ。
勉強することが多くて。もちっとこの仕事で慣れてからチャレンジするよ。」
とメールで彼女に知らせたら、

「ケイエスは今やってること以上が絶対に出来ると思うの。」

そして、

「I believe in you.」(私はそう信じてるんだからね)

と送り返してきた。

その一言に、思わずホロリとしてしまった。

いや、うっかりするとそのまま机に突っ伏して泣き出すところだった。

辛くても自分の仕事だから、責任をもってこなしてゆくことが
当然の義務だと思ってやってる仕事でも、
見てくれる人はちゃんと評価もしてくれるんだなと、
やけに熱くなってしまった今朝のひとコマ。

日本に「これがあるだけで白いご飯が何杯も食べれる!」という
美味しいオカズがあるように、私は彼女のその一言で
どんなに辛くても頑張っていけそうなエネルギーを得た。

なんだか照れ臭くて、

「ベッキー、あんたはこれから転職して*モチべーショナルスピーカー
になりなよね。サンクス。」(*人々にやる気を起させる講義を行う職業)

とメールで送ったら、

「そうね。考えとく。あ、さっきの言葉、サービス料は50ドルです。」

と返事が届いた。







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