バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

Halloween 2018

2018年10月31日 | アメリカ生活
楽しいハロウィンがやってきた。



私ケイエス、去年はチャッキーでしたが



今年は古風なバンパイア。





コスチュームだけでは面白くないので、メイクにちょっとだけ手を加えたら、ハニバニも予想していなかった絵図にギョッとする。
「せっかくのお化粧が台無しじゃーん!」とか言って、開いた口が塞がらない様子。
...いや、一応これで完成品だ。



アップはかなり見苦しいのでアートだけお楽しみください。



職場だけでなく、フロアでも絶賛だったけど、ジョンの反応はどうも低評価だったように思う。
というのが、ジョンが出勤してきて、同僚が『グッドモーニング、ジョン!ケイエスのコスチューム見てくださいよ!』
呼ばんでもいいものをわざわざ招くから、ジョンも来るよね。
で、「どれどれ...」と、私のキューブを覗き込んで私と目が合うなり、『ひっ』と息を飲んで
そのまま無言で立ち去るっていうね。
でも、去年の(チャッキーのコスプレ)反応はもっと酷かったw
すれ違う時に、ちらっと見て目を離し、二度見して睨んできたwwwwwwwwww
どうもジョンはホラー系がお嫌いらしい。
I don't f@#$ing careだけど。



本当なら去年みたいに写真をたくさん撮るつもりだったのに、明日うちの部署、大きな会議を控えていて
私もその会議の打ち合わせに出入りを繰り返していたので、あんまり歩き回れなかったの。



それでも休憩中にデミ嬢とフロアを旋回して、ちょっとだけ撮れたのでおすそ分けするね。







今年はなんだかペアでの参加が目立ったよ。











お昼になって、会社の近くのカフェでランチしようと外出する意向をハニバニにテキストメッセージ送ったら
『そのまんまの恰好で?うわー。平気なの?』とか聞かれたけど、だってさ、ハロウィンだし。
慣れるとね、変なメイクしてるのも自然な感じに思えてくるから不思議(おぃ)。


午後に入って、遅れてたレポートをやってしまおうと思って、ヘッドフォンして仕事してたら
いきなりフロアが物凄い音を立ててガタガタ揺れだしたから、本気で地震発生かと思って怖くて立ち上がったら
いろんな人も立ち上がってて、携帯で動画を撮り始めてるの。
何かと思ったら、すぐ横のオープンスペースで恐竜が騒いでおった。



うちの会社のハロウィンは、恐竜も暴れる。



今年も楽しいイベントでした。


******************

愛しのミディ。



誕生日おめでとう。
何度誕生日が来ても、ミディは永遠のギャルだよ。




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麺類に対して思う

2018年10月29日 | 食べ物
先週の土曜日の昼。
久しぶりにハニバニがお寿司が食べたいというので、いつもの和食レストランに行ってきた。

ハニバニは餃子、私はベジタブル春巻きで始まり



メインにハニバニはエビの天ぷら寿司のセットをオーダーし、



私は『時価』でも必ずオーダーするウニと、今回は珍しく豚骨ラーメンを頼んでみた。



毎回言うが、ここのウニは私が今まで食べてきたお寿司屋のウニでトップ1だと思う。
口に入れた瞬間からもう「うー。」と唸る美味しさ。



さて、メインの豚骨ラーメン。
日本の正しい豚骨ラーメンがどうだったか、もう覚えていないのだが、チンゲン菜やコーンは入っているのかな。


それは別にいいとして、私は麺類が大好きで、麺類ならうどん、スパゲッティ、ラーメン大好きだと思っていた。
ところが、今頃になって何だか気が付いたことがある。


私やっぱり、うどんが一番好きかも。
このラーメン、美味しいんだが、今回、私がラーメンに対して情熱がそんなにないという事実を発見してしまったんだよね。


食べ始めて中盤から、なんだか食べるのに飽きてしまったのである。
今までそんなことなかったのに。


お腹が一杯になったとか、途中で気分が悪くなってきたとか、やっぱり美味しくなかったとか、そんなんじゃない。
単にもう、味覚や触感に飽きてしまったという感じ。


実際、今いつものようにお腹が空いている。このラーメン、また食べたいと思う。


なのに!食べ始めて中盤で、絶対に飽きると思う。


うどん、スパゲッティなら絶対にそんなことない。
そこで思ったのよ。私って、うどん>スパゲティ>ラーメンなんだな、と。


麺類ならなんでもいいやと思っていたのに、実は何でもいいや~♬ではなかったのだなという新しい発見を、
半分残してしまった豚骨ラーメンへ対する罪悪感と共に見つめていたのだった。
(食べ物を残すことって大嫌いなんだ。)


ちなみにハニバニもうどん派。


皆さんはどう?





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凝りもせず

2018年10月24日 | お仕事

Okay… so….

結果から言うと、昨夜、当選者確定



もちろんそれは、私たち宝くじメンバーでもなければ、バージニア州の住民でもなく。



当選者は、サウスカロライナ州で宝くじを購入した人でした。


で、前の記事でも触れたが、当選者は当選したことを申告しなければいけないが、申告しなくてもいい州もあって、
なんとこのサウスカロライナ州もその一つ。


因みに黙秘が許可されている州は、デラウェア州、カンザス州、メリーランド州、ノースダコタ州、オハイオ州、そしてサウスカロライナ州。


よって、もしかするとこの先当選者が誰だったのかを知ることはないかも知れない。
でも、想像したら凄いことになりそうだよね。
一瞬で「時の人」になるんだから。


こちらでは、みんな悔しがって、口々に「当選者はカレッジキッズの若造だったら良い」とか言ってるの。
なぜなら、お金の使い方を間違って、瞬く間に破産するだろうからいい気味じゃん!というジェラシー。
まあね、気持ちはわかるよ。


私だって昨夜はもうすっかり当選する気でいたもの。がっかりー。


でも当選者が黙秘できるって、とても良いと思う。だって、まじで危ないもんね。
ボディーガードを付けるべき。


でね。


我が愛すべき宝くじメンバーが当てた今回の金額は!

$24也。

もう笑うしかない。


このトムは私のブログで大活躍


あめちゃん、カモン!みんなでやけ食いするから!と思ったら...
宝くじメンバーのリーダーが、めげずに今夜抽選があるPowerballのチケットをその$24を軍資金に購入することを提案。


もう一度やるしかない。


620憶ドルへ、最後の一縷の望みをかけて...



********************


そういえば、話しはガラッと変わるけど、みんな破傷風ワクチンて受けてる?


破傷風ワクチンの免疫が、アメリカでは10年持続すると言われていて、
昨日健康診断の時に、最後に破傷風ワクチン打ったのが10年以上になっているので打っといた方がいいって言われたの。


私ただでさえ注射が嫌いで、アルコールの匂いを嗅いだだけで気持ちが落ち込むっていうのに
この破傷風の予防接種、打ったあとかなり痛いので有名。


私のこのビビりな気持ちを笑い飛ばして!とばかりに、「これ、痛いんですよね?」ってドクターに聞いたら顔をしかめて
「そうなんだよね。どうする?注射、今日はやめとく?心の準備ができてない?」とか言われ、
後になって、同じ質問をナースにぶつけてみたら、ここでも「うん。痛いよね。どうする?」とか言われるし、私のか弱い心はもうパニック。


でも私の人生って、そういう小さい恐怖心でワクチンを拒んで、そして不意に怪我なんかしたときにその傷口から破傷風菌が入ってきて
大変な事になって、そして、きっと「ああ、あのとき勇気を持ってワクチンを受けていたらこんなことには...」てなるんだわ。


そういうわけで、勇気を持って、注射してもらった。


同時にその日は血液検査もあったので、血もがががっと採られた。


その朝はこの血液検査のためにFASTINGといって何も食べちゃいけない「断食」を強いられていたので、その検査が終わったら
速攻でファーストフード店によって、カロリーの高い朝食を買った。



ほんのりと甘いミニビスケットの中に、小さなフライドチキンが入っているサンドイッチとハッシュブラウンとコーヒーのセット。


こういう時こそがっつりとね。


最高に美味しかったです。


破傷風ワクチン受けた左腕は、今バリバリに痛いよ。

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もう一度夢を見よう

2018年10月22日 | アメリカ生活
これは、前回の記事「みんなで夢を買いました」の続編。


****************


さて、抽選は金曜日の夜。
ワクワクして、思わず手を合わせて眠ったのは私だけではなかったはず。


しかし、次の日。


手元に買った宝くじがなくとも、私たちがJackpotを外したことは明らかだった。
なぜかというと、配当金額がさらに上がっていたから。


当選者なし、つーことだね。


アメリカには私たちが買ったMega Millionという宝くじとは別に、Powerballという宝くじもあって、
実はこのPowerball の配当金額も巨額に膨らみつつある。


今日時点で、両方の宝くじの配当金額、合わせてついに2兆ドルを超えた。





前回のブログのコメントで、Chieさんが「億でもすんごいのに、兆って国家予算レベル?笑」て言っていて
私大笑いしたのだったが、確かにそうだそうだ!!って思った。
はっきりいって、2兆とかあれば、どこかの国が買えそう。うん。島ぐらいなら、絶対に買収できるよね。
すごいな。


もう一万円札の諭吉とか、100ドル紙幣のフランクリンとか、ものすごい枚数になるんだろうな。
はっきり言って、銀行員でない限り、びっくりするほどのお札の数って見たこと&手にしたことない人って多いのでは?
私なんて、片手に『ずし。』とくる重さのお金すら持ったことない。
画面上とか、書類上とか、小切手とかの大金は扱ったことあるのに。
現金の重みってなんかこう、大好きなミュージシャンのコンサートに行って、最前列の満々中でそのアイドルを応援するというよりも
そのアイドルが目の前に来て私の両手を握って、うふふと微笑んでくれてるほどの価値に似ている!!!(例えが変?)


ちょっと想像したら腰抜けそうになる!!!!!!!!!!!!!!!!(あほか)。
どうしよう、ニヤニヤが止まらん❤


で!


気になる、私たち「宝くじメンバー」が当てた金額だが。


実は、あめちゃんなんか買ってたら、すごいあめちゃんの量になるほどの金額当たったよ。


40ドル也www


でねでね、これを新たに軍資金にし、次の1.6兆ドルを目指してみんな再び10ドルずつ課金。
もう一度、夢を見よう。
私の愛すべき、懲りないメンバー。


ニュースでは、今回の宝くじフィーバーで、すでに宝くじ800億枚!が売れたらしい。
次の抽選は火曜日の夜。


これ当てた人、とりあえず当たったこは誰にも言わず、黙って弁護士と会計士を雇わんとね。


あ、そうだ。


アメリカの宝くじ事情で、もう一つ日本と違って驚くべきことなんだけど、
当選したら、「私が当選しました」と、公衆の面前に立たないといけないのだ。
だから毎回、大きな金額の当選者が出ると、多くの報道陣に囲まれて、ニュースで晒される。
これ、何か嫌じゃない?
アメリカに数州、それをしなくてもいい州もあるんだが、多くの州ではこれが法律で決まっているってのがびっくり。
こんなんしたら余計に身の危険が迫るじゃんね。
なんでこんな余計な法律が定まっているんだろうと思ったら、
<正式に当選者がいて、宝くじ協会(Mega MillionまたはPowerball)にズルはないです>

ということを証明するために行っていること、とのこと。


私が当選したら「家庭の事情で」と言って静かに退職し(余計に怪しいわ)、暫くの間日本に潜伏しよう。


でもまあ今回は、宝くじメンバーと一緒に当選する予定なので(すでに当選するつもり)、
みんなで晒されるなら、平気かな。


夢を語るのは、こんなにも楽しい。

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みんなで夢を買いました

2018年10月19日 | お仕事
アメリカの宝くじ『The Mega Million』の当選金額が、本日1兆ドル(日本円で1兆円越え)を超えた。


日本と違ってアメリカの宝くじは、当選者がいない場合その配当金額がどんどん上がってゆくのだ。
1兆ドルになった配当金額から、当選者がもうずっといなかったことがうかがえる。
ちなみに今回また当選者がいない場合は、この先、誰かが当選するまで増える模様。


そこで!


下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる


というわけで、フロアの知り合い34名(これがまた職場の同僚じゃないんだな。ただの知り合いw)と
$10ずつ出し合って、宝くじ大量買ってきた。



ハミルトン様、頑張って下さい。


ざっと計算して、私たちに与えられた「当選への道」は170回もあるということだ。
(今日現在、当選確率は1/302,575,350 という計算が出てます。雷が自分に落ちる確率のがはるかに高いということです。)


当選金額の1兆ドルから税金をガバッと引かれても、手元に入ってくる現金の金額が、
バージニアの保険会社で地味に働く私たちのような凡人には、一生縁がないだろうという金額。


34人で分けてもすごい金額だ。


34人がいっぺんに会社を辞めたら、会社は困るだろうか。


アナリスト数名、セールスカウンセラー数十名、セールス部主任が数名、事務員数名がいなくなると
ドラマチックに経営に困難をきたすかも知れない。


いや、そんなことなど今はどうでも良い。


今日は仕事そこのけで、その『宝くじメンバー』でメールが行き来しておった。


まず代表者が宝くじを買いに行き、買っただけの宝くじをスキャナーに通して写メして、メンバー全員に番号を把握してもらう。
これは買いに行った者が後で『ずる』をしないためだ。


それから『宝くじ同意書』が回ってきて、それに署名をする。
誰がこの「宝くじメンバー」に正式に加わって、署名しているかを示すもの。

いくら宝くじがエンターテイメントとはいえ、当選した時に、お金の問題を発生させてはいけない。
さすがここはアメリカ。訴訟の国なので、いかなることも書面で同意し、サインをする。


全てのことが整ったら、後は当選を待つばかり。


抽選は今夜、金曜日の夜。


月曜日には当選金額(もしいくらか当たっていれば)がまたメールで知らされる予定なのだが、
金額が34人の配当金未満(34ドル以下)だった場合、そのわずかなお金でスナック菓子が振る舞われる噂ww


あめちゃんが配られて『はずれ』を知る、ということか。


私たちに幸運あれ!!
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臭いテロ@会社

2018年10月17日 | お仕事
私は基本的、朝食は家で取らず職場で食べる。


全ての身支度を終え、わずか15分で出来る簡単な朝食を作って、そして職場のキューブでゆっくりとるのが通常。
コーヒーを沸かして保温マグに注ぎ、何らかの卵料理にトースト(職場のパントリーでもちろんトーストできる)、それからバナナ。





ゆっくり食べながらメールをチェックしたり、同僚と他愛ない話をする。


そのうち8時出勤の同僚が出勤してきて、同じように職場で朝食を食べながら仕事を始める。
食べながら仕事をするのは、アメリカならではなのかも。
少なくとも日本企業ではまず見かけない光景。


常に誰かが何かを食べている職場なので、いろんな匂いがする。


朝はやっぱりブレックファーストの匂い。
至るところからコーヒーの良い香りや、パンケーキの甘い香り、スクランブルエッグやベーコンの香ばしい香り。
私はこの朝食の匂いが大好きだ。


これが昼ごろになると、様子がちょっと変わる。


ランチではいろんな人が、いろんな物を食べる。


電子レンジや私が朝利用するトースターが置いてあるパントリーなんて、ものすごい匂い。いや、もはや臭い


誰かが電子レンジで魚料理をチンするなら、その人は覚悟してチンしなければならない。
何故なら、パントリー周辺の部署からかなりのヒンシュクをかうことになるから。


一度誰かがとんでもないものを温め始めたままその場を少し離れてしまい、何が温められているのか分からず
その正体不明の悪臭でちょっとした騒ぎがあった。


正確には、セキュリティーが駆け付けたので、けっこう大騒ぎになった模様。


その人が温めていたものは、キムチと何かを混ぜたものだったということだから驚き。
キムチ好きなアメリカンもいるんだね。
ていうか、キムチて温めて食べるもん?
キムチて漬物グループだよね?
アメリカの食べものアレンジも変わったものがあるもんだ。

(関係ないけど、アメリカ人の友人が初めてお寿司にチャレンジしようとしたが急に怖気づいてしまい、結局レンジで温めて食べたと言っていた。)


こういった臭いで人に迷惑をかけるのを臭いテロというらしいが、以前同じようなことをここでアップしたことを思い出した。

『大奥inUSA』


そんなこんなで私はもうすっかりいろんな臭いテロに鼻がやられているから、多少の臭いではビクともしないと思っていたが、
ある日のランチタイムに神話が崩壊する。


パントリー周辺の臭いが『Zoo(動物園)』だとすると、エレベーターの中はもうカオス。もう何が何だか、の香り。


地下にあるカフェテリアからの食べ物の匂い(しかも揚げ物多し)、昼に出勤してくる女たちの香水の匂い、昼休憩に運動してきた人の
汗&体臭Withそれをカバーすべくスプレーしたと思われる安物のボディーミストや制汗剤、喫煙してきた人の大人の匂い...
これらが全部ミックスされてるんだもの。


I got punched in the nose.(鼻にパンチ食らった=鼻がもげそう)と、よく英語では言います。(ケイエスの覚えても無駄なワンポイント英会話)


私がアメリカ社会で養ってきたものの中に「長い間息を止めておく」ことがあるのは、間違いない。





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彼女のHeartbeat

2018年10月13日 | 猫の話
ここ最近、夏がちょっとぶり返したみたいに暑かったけど
昨日からぼちぼち、これが正しい秋の感触みたいなものを感じるようになった。


猫というものは、人間よりも季節の変わり目に敏感なのか、暑くなりそうだと人間の体温から離れて
寒くなりそうだと、人間の温かさを求めてずいぶん近寄ってくる。


私が眠るとき、彼女はたいてい私の左のわき腹と左の腕の間に挟まる感じで眠る。
フリちゃんを脇に抱えて眠るというとわかりやすいね。


ハニバニが昼寝とか、夕食後にちょっとうたた寝するときは、これも彼の左脇。


聞くところによると、猫は心臓の音を聞くと安心するらしい。


人間の赤ちゃんも、お母さんの体内で心臓の鼓動をずっと聞いていたので、生まれた後もぐずった時は
心音を聞かせると静かになることが多いらしい。


ずっと昔、ミディが初めてうちにやってきた日。
環境が変わって怖かったのか、彼女は逃げまわったあげくに、冷蔵庫やソファーの後ろに隠れっぱなしだった。
やっと捕まえて、すごく怯えた小さな彼女を両手に抱きかかえて私の心臓の音を聞かせると
そのうち目を細めて、眠り始めた。


昨夜もちょっと気温が下がり、ソファーに横になってテレビを観ていたハニバニの左脇にフリちゃんがやってきた。



そして安心して丸くなって眠りに落ちる。
ハニバニは「こんなんじゃ僕が動けない」と言って迷惑がるけど、なんか嬉しそう。


実は、私もフリちゃんの心臓の音を聞くのが好きだ。


眠っている彼女の胸に耳をあてると、彼女が生きてる音がする。
音だけでなく、彼女の呼吸で胸の周りが上に下に、規則的に動いて
その呼吸に耳を当てている私の頭も上下するのが良い。


たまにお腹辺りから、「コポコポ...」という音がするのも良い。


フリちゃんに耳を当てていると、彼女から生まれてきたような気持になってくる。


暫くして、「もーウザい。」とか言うみたいに、私の匂いを消すべく
自分の体をザリザリ舐め始めるが、私はあえてそれを見て見ぬふり...




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*Phil Collinsのコンサートに行ってきた*

2018年10月08日 | アメリカ生活
日曜日の朝。
「今日は午後から飼い主たちは出かけるから、留守番頼むね。」





出かけるときもとびっきりの可愛い顔。
うう...。
早く帰ってくるからね~


と言って行ってきたのは、Phil Collinsのコンサート。
土曜日にヘアサロンに行ってきて、シャンプーガールと話ししたときに「明日Phil Collinsのコンサートなんだー」って言ったら
「誰ですかそれ。」という質問が返ってきた。
Phil Collinsを知らない世代、なんか酷い損をしている感じがするなあ。
知る人ぞ知る、Phil Collinsは80~90年代で数々のヒットを飛ばしたロック歌手。






前回のBruno Marsのコンサートはフィラデルフィアまで行ってきたけど、今回はいつもの
Capital One Arena@DCなので時間にも余裕がある。
ちょっと早めのディナーは予約しておいたHen Quarterで。





Southernスタイルのレストランで、有名なのはフライドチキンとワッフル。

私はここのレストラン一押しのフライドチキン&ワッフルのコンビネーションを注文し



ハニバニはヘルシー志向なので、ローストチキンとスイートポテトを注文した。



フライドチキンがワッフルとこんなに合うとは思わんかった!
こんな美味しいワッフル食べたことない!!!めっちゃフワフワで、家庭ではちょっと作り出せない感じだったな。
ハニバニもチキンが美味しかったので、この先も、リピートあり。
また来よう。

お腹いっぱいになって、会場に入れるまで時間があったので、DCの町をスタバのコーヒー片手にウオーキング。



お天気だったので、夕日が綺麗。


さて、フィルさん。

彼、腰を痛めて引退して、そして今回また復帰ということになる。
噂には聞いていたが、足腰がもう弱っているのでステージで、それこそブルーノのようにぴょんぴょん飛び跳ねたり動き回ることはおろか、
立ったまま歌うことすらできないようで、ステージに現れたときも杖を突いての登場で、
ライブ中はずっと椅子に座ったままの歌唱だった。



私はけっこう下調べしていたので、そういうことは知っていたが、じっさいに杖を突いて現れた彼を見て、ちょっとショックだった。
彼の腰のことを全く知らなかったハニバニのショックはちょっと大きくて、歌いながら突然
『この杖もヨボヨボな姿も、全てジョークだぜ!!!!』って笑い飛ばすに違いないとずっと期待していたそうだ。
なんかフィルさんよりも、信じ続けていたハニバニの方が気の毒だった。
それにしてもフィルさん、年とったよなー。







でも歌い始めて思ったのが、座ったままとは言え、歌唱力は全く衰えておらず、
昔のままの、良く通る高音でしっかりと歌ってくれた。


彼のバンドが若い人ばかりではなかったのに、とてもはつらつとしていて、フィルさんも歌いながらこうやって
踊ってステージを駆け回りたいだろうなと思った。
フィルさん、昔はGenesisというグループにいて、その当時はドラマーであった。
腰を痛めたのもドラムを叩いていた真っ只中の出来事というから、ドラマーがどれだけ過酷かがうかがい知れる。
その彼の今のバンドのドラマーは彼の17歳の息子、ニコラス君が担当。
17歳であの才能。なんと彼はピアノ伴奏も披露してくれるほど、この先かなり有望視されそう。


ちなみにフィルさんの娘はLily Collinsで女優さん。
見方によっちゃ、日本の女優の大地真央に似てんだよなー。




このコンサートもお客さんいっぱい入ってた。





やっぱり私らと同年代の、いわゆる「The昭和」な人々(アメリカ人のThe昭和、てw)ばかりだったけど、
もちろん年配の人、ずっと若い人もたくさんいて、彼の音楽がいろんなジャンルに愛されたのだなと思った。
ノリも良いけど、同時に耳にも心地良いよね。

さて、今年のコンサートはPhil Collinsで多分、終わり。


今年も楽しいコンサート、いろいろ行けて良かった!!!


今日は月曜日だけど、休みとっておいたのさ。
おかげで疲れが取れたよ。

明日からまた頑張ろう。
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Mean Girls Day@職場

2018年10月04日 | お仕事
さて、みなさんはリンジーローハンをご存知だろうか?


彼女の映画の代表作に『Mean Girls』というのがあって、
先日の10月3日はその映画に従って、National Mean Girls DayということがSNSで話題になり、
職場でもちょっとしたセレブレーションをして楽しんだ。





Mean Gils Dayにはピンクを身に着けるという決まりなので、
職場の女子も男子もピンクの衣類に身を包んで出勤。


見かけだけだと、なんかバレンタインデーのよう。


今私の職場は、来年のためのビジネスプランの制作で輪をかけてピリピリムードMAXになっており、
同僚の一人が「こんな毎日じゃ会社に来るのも楽しくないので、ピンクを着て
美味しい物を食べて、ちょっとでもストレス解消しましょう」と言い出したのが始まり。


最初はみんな、今はそれどころじゃないだろという感じでのってこなかったのに、
前日になるとみんな持ち込む食べ物をリストアップしたり、着てくるピンクの服について語ったりと
もうそれだけでなんかストレスがどっかに飛んでくようだった。


私も朝からPigs in a Blanketという、小さいウィンナーをクロワッサン生地にくるんで焼く
アメリカでは有名なフィンガーフードを作って持参した。





焼くまでは良かったけど、それから出勤の時間が迫ってきて出来上がりの写真を撮るのを
すっかり忘れてしまった(下の写真でわずかながら一個だけ載ってます)。


職場では朝から甘いものたくさんたべて、血糖値をバキバキ上昇させながら
それでもみんな食べることが好きなので、わいわいと盛り上がる。


(私の親指のところにあるのが、Pigs in a Blanket。ピンク、着てますよ)


昼頃になると、甘い物ではなくて、ランチっぽいものが出てきて
私も朝から午後になっても、ひたすら何かを食べ続けていた。



(ホットドッグの向こうのゆで卵、Deviled Eggって言うんだけど、それもピンクに着色されてます)


そういえば、日本では人が作って持ってくるものとか食べられない人が多いって本当なんだろうか?
たとえば、おにぎり。
最近は手についている雑菌が後々に食中毒を引き起こすため、素手で握られたおにぎりはNGとか。
それはなんとなくわかる。
でもあれだよね。
私が子供だった頃は、友達のお母さんが「お昼食べてってー」って出してくれたおにぎりとかって
普通に素手で握られてたし、学校の行事とかで振る舞われたおにぎりだって
お母さんがたが作るのを見たことあるけど、誰もラップなんて使ってなかった。
時代が変わったのね。


私は、人が持ち寄った食べ物をみんなで一緒に食べる習慣(?)を知ったのがアメリカだったので
あんまり人んちの台所事情(清潔かどうかとか)やら、作る人の衛生管理事情とかそういうのを考えたことがなく
割と抵抗無しに人が作ったものを食べることができる。
でも食べるものの種類にもよるかな。
火が通れば何でもOK!!みたいなインドの屋台でも平気かもw


というか、周りにあまり神経質になる人がいなくて、とにかく食べることが楽しくて大好きっていう人ばかりなので
それにつられて食べちゃう。
私も食べること大好きだしね。
(ハニバニが私と正反対で、日本人みたいな人で、人の手作りとかよっぽど知っている人のでないと手を付けない、時としてデリケートなガラス細工みたいな男)


束の間の楽しい時間を過ごして、今日はまたピリピリしたムードのなか、みんな仕事の鬼に戻った。


で、今朝、気が付いたこと。


昨日、せっかくみんな、女子も男子も可愛くピンク着てたのに、肝心の写真撮るの忘れてた。





超残念...。




****************

こないだのウォーキングで、私の腕に体当たりしてきた物体。
一体何者?!
「動いちゃだめよ。取ったげるから。」と言うハニバニの言葉にもう失神しそうだ。
場合によっては私、気絶するかもよと思って、シャツに引っ付いたままの物体を剥がしてもらったら

キリギリス。



デカいな。
キリギリスて意外にもハンサム。
でもキミ、怠けものの代名詞だぜ。高跳びは上手なのにね。

フリちゃんは、今日も落ちてゆく夕日の中でステキです。








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美容整形外科にて

2018年10月01日 | アメリカ生活
ずっとやりたかったこと。

ついに決行の日がやってきた。



鼻が低くてコンプレックスなので、プロテーゼ入れた。

思ったよりも、わりと簡単な手術で仕上がりもなかなか良い感じに。



と、いうのは冗談で。



ずっとやりたかったのは、豊胸。

やっぱりアメリカにいると、着たい洋服も胸が合わなかったり、

友人もたくさんやっているので。

以前ブログでも触れたことがあったけど、あれからずっとどうしようか考えていたけど

ついに決心した。



と、いうのも冗談で。



本当の話、実際に美容整形外科に通っているのは確か。

何でかというと、今更な話なんだけど、今年の夏に入って(時期的に遅いが)

なんと永久脱毛(脇のみ)を始めたので。


8回のセッションのうちこないだ3回目が終わった。

6週ごとなので、かなりゆっくりとしたスピード。

これも毛の生え変わりの周期に合わせないといけないのでこんなゆっくりなスピードになっちゃう。



なんで今更なのかというと、もうかなり昔からやりたいとは思っていたけど

ずっと伸ばし伸ばしにしていて、気が付いたら夏が終わってたとか。

で、今年に入って、なんか剃ったあとの脇がヒリヒリするし、剃っても剃ってもしぶとくまた生え変わる毛に

ほとほと嫌気がさした。

見た目も悪く、あっと言う間に剣山というか、イガグリみたいになるのがもう我慢できなくなったから。



いろいろリサーチした結果、値段も高くて、しかも痛いが、効き目が速攻で抜群だという医療レーザー脱毛にした。

値段が安くて、痛みもほとんどない、美容レーザー脱毛という手段もあったが、

私の性格からして、早いところ白黒つけたがるコンバット型なので、医療脱毛の方が合っていたと思ったの。



人によって痛みを感じる程度はまちまちだと思うが、一回目のセッションはまだ毛根が密集していたので痛かった。

強力な輪ゴムでバチンバチンと弾かれる感じと言えばいいだろうか。

左右15回のストロークがあるんだが、途中で呼吸を整えるため、ちょっと休憩してもらったぐらいだ。

私は痛みに滅法弱い。

コンバット系肉食女子なのに、痛いのは怖いのだ。

「初回でもずいぶん違いがわかるよ。次回は痛みはぐんと減るはずだから。」と言って元気づけてくれる担当のケリー。

美容整形手術じゃないので、エステティシャンがやってくれる。

あまりに痛くて、「途中で辞めた人とか今までいたんですか?」と聞いたらケリーはにっこり笑って、

「うん。うちの娘」

脇でこんなに痛いなら、腕とか足ならもっと痛いでしょうねというと、

「腕足もそうだけど、『下』はもっと、も~~~っと!痛いのよーwww」

YouTubeでビキニラインのレーザー脱毛していた女性の悲鳴が頭に蘇った。




レーザーで毛根を焼くのだから、処理後は多少のヒリヒリ感が残る。

これは数時間で感じなくなる。

肌が敏感な人は、ここで火傷みたいな症状になったりするからレーザー脱毛が合うかどうかを見極めるのも難しいところ。

黒人さんは、メラニン色素が多いのでレーザーで火傷しがちなので、この脱毛方は向いておらず、たしか針で抜いていく...

みたいなことをケリーが言っていた。




初めてのレーザー脱毛が終わって、さて、ケリーが言っていたように、目に見える変化はあるのかねと半信半疑だったが

その違いははっきりと表れた。

剃り方によったら、もう次の日には再会していた毛が、なかなか戻ってこない。

しかも剃った後のあの点々(わかるかなあ)が目立たない。

痛いけど、こんなに変化が明らかなら頑張れる!

まるで歯列矯正みたいだ。



2回目の処理のとき、ケリーが前回よりも痛くないと言っていたことを思い出して、ちょっと心拍数は下がっていたと思う。

さすがに初回よりもずっと痛みがない。

でも痛くないわけじゃない。

レーザーがパチッ!パチッ!と充てられるときはつい手がギュッとなる。

でもどうして左よりも右のが痛いんだろう。

聞いてみた。

すると、右利きの人はなんと毛根も利き手の方が多いので、そのためレーザーが反応して焼ける量も多いから、ということだった。

なるほど。なんか化学の勉強してるようで興味深い。



2回目が過ぎると、脇を剃る回数がすごく減ったことに気が付く。

生えてきても、なんか根性なさげなか細い毛が申し訳なさそうにいるという感じ。



3回目にして痛みが和らいできたのか、それとも少しばかりその痛みに慣れてきたからなのか、

処理中もケリーといろいろ話できるぐらいの余裕も生まれてきた。



ケリーの整形に関する話がとても面白いので、また別の機会に記事にしようと思っている。

とりあえず私のセッションが終わるのが来年の夏ごろ。

脇の下を剃ることがストレスだったので、そこにシェーバーを当てなくて済むのが嬉しくてしょうがない。


さて、毛がボーボーなうちのお姫様。



ドスドスと勢い良く2階から降りてくるハニバニにビックリ。



なんか鯖みたいな顔だな。



丸くて可愛い:)


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