バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

つかの間の日本

2010年01月31日 | DC
変な言い方だが、金曜は会社を休んで日本に行ってきた。



本当はヤボ用で日本大使館(DC)まで行ってきただけなんだけど。

こないだパスポート用の写真を撮りに行ってきて
うっかりしていてそれからの書類の手続きをすっかり忘れていた。

パスポートの有効期限が切れるのが2月早々だったわけだが
まだまだ先じゃん♪
のんびりマイペースな私は余裕でそう思っていた。

パスポートって、数日で更新されるものではないということをすっかり忘れとったんよ。

あわてて書類を取り寄せ、何枚にもわたるその書類の必要事項を記入し
書類の下の方に

パスポートの仮申請には少なくとも2週間ほどかかります

ということが書かれてあるのを発見し、正直ちょっと焦った。

だって2月早々有効期限が切れ、新しいパスポートもまだ更新されてないとすると
私は日本に入国できないことになる。

どうか身内に不幸がありませんように

不謹慎だが、ちょっと真剣に祈ったりもした。

先週やっと大使館から「受け取りに来てください」という
招待状
を受け取って一安心。
思わずガッツポーズしてしまうのが情けない。

私みたいにいつものんびりマイペースなのも問題ありだ。
いつも残りわずかなところでジタバタしてしまうんだな。

子供のころ夏休みの「宿題」を、最初はプランを立ててやっていこうと決心するも
結局夏休みの終盤、8月25日辺りからほぼ半泣きで全てを片付けようとする
無謀なプランへと変わっていったことを思い出す。

一人で受け取りに行こうと思っていたが
僕も一緒に行きたいというハニバニと共に車で大使館へと向かう。

それにしてもDCという街は住みたいと思っても、車を運転したいとは思ったことがない。

とにかく細かな通りが多いのと、ややこしいのと
多くのツーリストも運転しているため、わき見運転が多く
うっかり事故になりそうなことが常だ。

今回もなかなかスリリングなドライブの後、無事に大使館へ到着。

それにしても日本大使館って思ったよりも小さな建物でちょっとがっかり。

DCの日本大使館ってなんかこう、

どうだ

どうだ

日本大使館だ!

って感じがするのかと思っていたから。

それにしてもそこで働く日本人ってとても親切。
久しぶりに日本のビジネスのあり方を見たという感じ。

セキュリティーゲートを通過して、やっとこさ事務所へ。

そこはまさに日本の市役所であった。

見るもの全てが日本語で書かれ、オフィスで働く人は日本人。
耳に入ってくる言葉も日本語。

ああ、こういうのって何年ぶりだろう。
軽いカルチャーショックを味わう。

受付の女の人もテキパキと仕事をこなしていて
たかがパスポートを受け取りに来ただけなのに、私は妙に緊張してしまった。

そして無事に新しいパスポートをゲットし、向う10年間は日本にも再び入国可能。

その後はちょっと寄りたい車のディーラーへ寄って
ランチは奮発してお寿司を食べにいつもの寿司レストランへ。








2人とも大満足で、DCを後にしたのだった。
(言うまでもなく、その日の夕飯はスルー)

******************************

今日はまたもや大雪の土曜日。



夕飯の後は、楽しい雪かき。(←恒例の棒読み)

夕方になってやっと雪が落ち着いてきたので
ご近所さんもみんな一斉に雪かきを始めたのだが、
みんな無言で黙々と雪かきをしているあたり、みんな私みたいに
フロリダに移住したいねぇなどと思っているかなと
さらさらと音がする軽い雪をシャベルで持ち上げた。

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今夜は痛み止めの錠剤を飲んで寝ます(涙)

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あなたの後を

2010年01月28日 | アメリカ生活
つい最近、観なけりゃ良かったと心から後悔した映画を観た。


ちょうどソファーに腰掛けて、映画をやってるケーブルチャンネルで
どこのチャンネルが何をやってるかと思いながら、ちょうど始まったばかりの
映画があった。




『Shutter』



タイの映画らしい。
日本では『心霊写真』とかいう題名になってたのかな。

何気なく観始めたわりにはハマッてしまい、結局最後まで観る羽目になってしまったが
私はアジア系のホラー映画を観るたびに

しまった

といつも思う。

アジア人はホラー映画を製作するのがなんて上手いんだろう。

っていうか、アジア人俳優の恐怖に対する表情が、
観ている観客をも100%の恐怖に引き込ませるぐらい、生々しい。

あの白目を剥く表情なんて、ちょっと欧米人の手の届くレベルではないだろう。

近年、ハリウッドがアジア系のホラー映画をリメークしてたりするが
やっぱりホラーはアジアのもんだねと思う。

途中で何度も観るのをやめてさっさと寝てしまおうと思うのだが
私は所詮ホラー映画が好きなんだ。

目を両手で隠してもその指の隙間から結局見てしまうんだね。 (←馬鹿炸裂)

それにしてもこの映画。

何が一番強烈かって、
最後の方で主演の男性が、自分の体がどうしてこんなに重いのか
その理由がわかる時がくるのだが、

このホラー映画好きの私でさえ

気絶してしまうかと思うほど

衝撃的。

だって日本人の感覚で
「何か最近肩が凝ったり重いのが圧し掛かってるようなきがするんだ」とか言うと
冗談で「それはおばけが負ぶさってるかもしれんね」とか言うけれど、

この映画ではもう


肩車状態


私の妹なんてこんな映画みたら
一生トラウマになるんじゃないかっていうほど怖くて

夜中とか早朝(午前3時とか)にうちの空腹なお嬢に起こされて
ちょっと餌なんてあげにキッチンに下りて
また寝室に戻るときに、階段を上がりながら

なんとなく私の後ろから誰かが見つめてるような感覚を覚えて
それこそ、こないだの階段落ち(ぶっ)とは逆バージョンの

速攻で階段登り (ぎゃははっ)

なんてしてしまう。

怖い怖い、観るんじゃなかったと言いつつも
今度またやってたらまた観ちゃおっかな。 (大馬鹿)

*********************

背中がぞよぞよするので話題を変える。

今ハニバニが出張なので、今回は何を作って食べようかと思ったところ
ちょうどこないだ妹がハヤシライスのルーを送ってくれたのを思い出した。

このハヤシライス。実はカレーもそうだったが
歯の矯正をし始めてからずっと食べてなかったので、2年以上ぶりになる。





美味 美味 美味 美味。
最高に美味しかった~

どれくらい感動したかというと
食べ終わってもお皿まで舐めちゃいたいぐらい美味しくて、
だけどどこから見ても大人なケイエスはそんなことできなくて
結局スプーンで掻き集められるだけ集めて
根こそぎ
キレイに食べました。

日本って国は最高ね。
こんな美味しいものがあるなんて。

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米TOYOTAでトヨタ車の販売停止ですってよ。世界のTOYOTAが(涙)


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自分を売る

2010年01月25日 | お仕事
嫌な時期が来た。


毎年この時期になると、『Personal Appraisal』といって
その年の自分の仕事のパフォーマンス、あるいは実績がどのようなものだったかを
自己申告しなければならない。

その自己申告と上司の評価で今年、2010年度の昇給額が決まるということだ。

私はこの会社に勤める前は、海兵隊基地で4年間ほど秘書をしていたのだけど
その時は上司が勝手に評価し、それに伴って昇給していた。

上司任せで簡単だったけれども、昇給額は非常に少ない。

うちの会社に勤め始めて、初めてこの自己申告制度にぶち当たったとき
私はとても困った。

今まで自分のパフォーマンスがこうでした、ああでした、
これもやりました、あれもやりました、すごいでしょう!?...
なんてことを文章に書き改めて申告するという経験がなかったから。

うろたえて、当時の主任イベットに胸の内を正直に伝えた。

「一体何をどうお伝えすれば良いのでしょう?」

イベットは丁寧に私にちゃんと向き合ってくれ、こう聞いてきた。

「ケイエスのパフォーマンス、10点中何点?」

うーむと考えるフリをして見せたが、
私は今も(ぶっ)当時も全力で仕事をしているので、もちろん10点満点だ。

しかし、困ったことに私は生粋の日本人
自分自信がどれだけすごかったかとか、優れていたかとか、
自信満々に語ることができない。

能ある鷹は爪隠すと教えられた国で育った私だ。
そんな私が『もちろん10点満点ですとも』と、どうして言えよう。

「...6点です。」と言ったことに対しイベットは目を剥いて

「どうして?どうして6点なの?残りの足りない4点はどこから来るの?
自信を持ちなさい。自信を持って自分を売らないと損をするんだからねっ!」

と、熱く教えてくれたが、私は非常にひるんだ。

日本では自分を謙遜することが美徳だと教えれらたが
それがこの国では裏目に出る。

アメリカでは謙遜なんてナンセンスなようだ。

* * * * * * *

あれから9年目の自己申告を迎えた。

自分を売って売って売りまくるのが心地悪いと思ったのは最初の1年だけで
それからは他人がどう言おうと自分の業績に自信を持って申告するようになった。

どうしてか?

業績は毎月点数で記録が残る。

今年の昇給額はほぼその記録にて決まるのだが
自己申告をすることで会社側にその人の今後の意気込みや、その仕事に対して
どんな情熱がこめられているのかが会社に伝わり、少しでも良い昇給額を
得ることができるから...

と教えられたが、本当のところはどうなんだろう?

事実、情熱が伝わっているからか、あるいは業績がそれに伴っているからなのか、
毎年納得のいく昇給額をもらっている。

自己申告を今週木曜日までに提出しなければならないが、
全ては自分のため...
第三者となり、『ケイエス』という商品を売りまくらなければ。


********************

土曜日の朝、体重計に乗ってみると
全く数字が変わってないことがわかった。

先週はハニバニが風邪をひいたのと雨続きだったことで
私も運動をサボっていた。

太っただろうなと思っていた矢先なので、プラスマイナスゼロとは
なんと嬉しい知らせだろう。

早速その夜はメキシコにてブリトーを食べ、



私がブリトーを食べるのはここのレストランでだけ

今日は風邪の完治したハニバニとまた歩き始めて(気分爽快でした)
夜はサラダにしといた。



少しだけフライドチキンを散らすとサラダが一層美味しいです


さあ、新しい一週間が始まる。
頑張ろっと。

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あと一週間で2月なんですね。

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プレゼントはでっかいリボンつけて

2010年01月21日 | 家族
どこで拾ってきたのか、ハニバニが風邪でダウンしている。


月曜日の夕方から体のだるさを訴えていた彼。
火曜日の朝は、いつもどおり午前6時に起床してきたものの
「今日は仕事休むわ」と、さっさと病欠を知らせる準備をしていた。

「だるくてねぇ。なんか体全体が痛む感じなのだ。」

人の痛みを知ることができる人間になりなさい

と言われ育った人は多いと思う。

しかしこれ、実際にそうしようと思えど相手の痛みがどれほどなのかは
本人しか分かり得ないに決まってる。

相手の痛みや苦痛がどれだけなのか、知ろうったってそう簡単にはいかない。

たとえば、お腹が痛いとか頭痛がするとかね。

それこそ指がちぎれてどっかに飛んでったとか、
頭を打って脳みそがはみ出たとか、
そんなビジュアルなインパクトがないと、どうも同情し辛い。

風邪という症状も例外ではなく、よっぽど咳や鼻水がすごいとか
熱があって体温計の数字がはっきりとそれを示さない限り、
相手がどのぐらい悪い状態なのかを把握することが難しい。

ハニバニがあんまりあっさりと病欠を決断したので
それはよっぽど彼の健康状態がよろしくないということはすぐに分かった。

彼も私と同様、朝からゲーゲー吐かない限り、とりあえず仕事には行く。

ただ、「見た目」に彼は私と何ら変わりがない。

まる一日寝て過ごした彼は、夕方になると普通にご飯を食べ
「まる一日寝てたから眠れない」と言って、しっかり夜更かしもした。

今朝はそれでも普通に出かけて行ったが、
早退して、午後の早い時間に帰ってきたと電話があった。

電話の声を聞いて驚いたのは私だ。

顔にある穴の全てが全部ふさがったような声っつーのかね。
「あんた、息できてる?」って思わず聞いてみた。

彼が風邪を引いたという証拠が今日明らかになったことは言うまでもない。

そして今、もしかしたら私がもらってしまうかも知れないその
彼からのプレゼントをどうやって避けようかと考えている。

とにかく離れてるのが賢明やね。

こればっかりはのし付きで送られようが欲しくない頂きものだ。

ってか、働く女は毎日忙しくて風邪ひいても休んでらんないのさ。ぶっ


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ところで昨日、妹から電話があった。

彼女は毎日たいてい携帯のメールで一日のちょっとした出来事を知らせてくるので
どしたんかいねと思っていたら、

『ほのちゃんがね、笑顔で保育園に行くようになったんよー』

と言う。

実は彼女の娘(ほのちゃん:3歳)は、週に何回か保育園に通っているのだが
母との数時間の離別が悲しくて、毎回毎回、涙で教室に入ってゆくものだから
それをいつも目の当たりにする母である私の妹は

『あのねー、もう胸が千切れそうな思いなんよー』

と、何度もメールで打ち明けていた。

『保育園のある日は朝からブルーなんよね。』

と書いて送ってくるメールを読むと、なんだか母って本当に大変だなと思い、
「私が母でなくて良かったわぃ」...じゃなくて
「いつかそんなのも終わるって。大丈夫よ。」と労いの言葉をかけていた。

そんな矢先。

『「ほのちゃん、もう泣かないよ。笑顔でいってくるね」って言うんよ。
でね、まじでもう泣かんようになってね、ちゃんと約束どおり、笑顔でね。』

と電話口で話してくれる彼女の体からはきっと湯気が立っていたかもしれないほど
上機嫌で、とても嬉しそうだった。

これって我子のちょっとした成長を垣間見た親の気持ちなんじゃろうね。

親になると、こういうことが子供からもらえる一番のプレゼントなんだろう。

ちょっと想像してみた。

心配そうにほのちゃんの背中を見つめる妹を。
振り返って、ちょっとだけ「にっ」と笑うほのちゃんを。

『実際にはね、彼女が不安そうになって泣き出す前に
その場を速攻で立ち去る私にあっけにとられて「泣く暇もなかった」って
後で本人に言われたのだけどね。』

と妹が言い、二人で大笑いした。

妹が経験した一連の出来事は、でっかいリボンがついたプレゼントみたいだったのだろうと
電話を切ってもなお笑いの余韻のある頭で、そう思った。



営業用スマイルでどうぞ。 『にっ』


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いつ彼から風邪をもらうかハラハラする毎日です。とりあえず私は元気です。

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2人はそれを我慢できない

2010年01月18日 | 食べ物
金曜日の話。


その日は暇だったのか、ハニバニが正午に電話してきて
「あと、3時間半で帰れますよ。」
と、わざわざ残り時間を知らせてくれた。

1時になるとまた電話してきて
「あと2時間半ですよ。」
などと言う。

「今度は2時に電話してきて『あと1時間半ですよ』」って言うつもりでしょう?」
とうんざりして言うと、「たぶんね」と愉快そうに言う。

そして2時。

また電話が鳴ったので、またあの馬鹿めがと思い、受話器をとって

「あと1時間半ですよ!!!わかってるよ、そんなこと」と先に言ってやった。

すると







「..................ボブだけど。(←部長)」






長い沈黙の後で、ボブから笑い出してくれたからよかったものの、
あのときは思わず呼吸が「はっ」って止まったままだった。

穴があったら入りたい金曜日の午後だった。


***********************


さて、私とハニバニは今も平日の小食、およびチキンダイエットを
続行しているが、とにかくお腹がすいてすいてしょうがない。

世界的にも肥満が多い国アメリカで、ダイエットを始めても
長続きしない人が多い理由がとてもよくわかる。

ダイエットはお腹がすくし、参考記事
なんと言っても、あれは食べてはいけないのだと決めてから
それを食べたいと思う気持ちがどんどん膨らんで精神的にもつらい。

私は日本には美味しい食べ物が多いといつも思うが、
それと同様、アメリカにも美味しいものがたくさんあると思う。

とにかく甘い誘惑が多い国だ。

チキンダイエットの最終日となる金曜日の夜。
我が家では、「タイ風チキン」となるものを作ってみた。





チキンの胸肉を使用し、ソースにはカレー粉、醤油、ハチミツそしてガーリックを入れ
胡麻油で味を調える。

美味しいといえば美味しいが、
カレーっぽいのか、チキンの中華風炒め物なのか、
なんともエキゾチックな味がした。

これなら最初からチキンカレーを作れば良かったと思った。

ちょっと不完全燃焼的な金曜のディナー。
ここら辺でダイエットは忘れて、ちょっとジャンクフードでも食べたいところだ。

土曜日に例のビザレストランでピザとホワイトチョコレート&マカデミアンナッツサンデー
でもがっつりと食べてこようと思い、いざ出発。

到着したら、どうやら一番乗りなのか、駐車場が空。
これはなんだか怪しい。

すぐさま目に飛び込んできたのが、ドアに張られた一枚の紙。

『当店は閉店となりました。ご愛顧ありがとうございました。』

実はこういうのって数年前から頻繁に起こってる。
不況で経営不振に陥り、閉店に追いやられるレストランやお店の数々が
後を絶たない。

近所のショッピングセンターにあった12店舗のうち
去年だけで9店舗が閉店になった。

次から次へと。

ここのショッピングセンターでこれだから
市内で閉店した店舗の数はいかなるものだろう。

ハニバニと私は、まさかそのピザレストランが閉店になるとは
夢にも思っていなかったので、お互いの顎が地面にどーんと落ちるほど落胆して
その場を去った。

ピザが食べたかったが、仕方なくハンバーガーを食べることにし
その近所のレッドロビンというレストランへと移動した。



左: ハニバニのスパイシーバーガー   右: 私の普通のチーズバーガー
上: いつものように写真撮影をきちんと待つハニバニ


もともとハンバーガーが食べたかったわけではなかったが
非常に美味しいハンバーガーで、2人は大喜び。

しかもここのフレンチフライ(ポテト)がこれまた美味しい!
なくなればいくらでも無料で追加してくれちゃう。
もちろん喜んで追加をお願いしましたわ。  (おぃ、ダイエットはどうした)

美味しいものを目の前にすると、ダイエットのダの字すら頭にない2人。
どうしても土曜日はそのダの字も忘れる傾向にある。

予定外だったけど、結局来てよかったねえと
久しぶりに食べる牛肉に非常に満足して家に帰った。


家に帰ったら帰ったで、美味しそうなお菓子もたくさんある。



どどーん


こないだ妹から届いた日本の美味しい食品の数々。

Jagabeeには感動した。
あれってまさに本当にフライドポテトみたいじゃん。
ってか、本物のジャガイモって書いてある!

日本は食品を加工するのが上手ね。

こういうのをアメリカで売ったりすれば
すごい売れると思うな。

ふー(ため息)。

こんなだからダイエットなんてしてるようで
全くしてないようなものなのだ。

ちなみに

3kg落としたい目標のうち、やっとこさ1kg落とした。

それっきり。

それからは全く落ちない。
落とせない(涙)

全て食べ物のせいなんよ。





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どうしてダイエット食品はジャンクフードみたいに魅力的ではないんでしょう?

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ちょっと春みたいな話

2010年01月14日 | 猫の話
この話について書こうかどうしようかと迷っていたのだけど、
最近になってどうしても書きたくなり、承諾を得たこともあって
今回ちょっと書いておこうと思う。



***********************


ここでもちょくちょく友情出演している友人のエムの最愛の猫、
みゅうが去年の11月の終わり、15年の長旅を終え、あちらの世界に旅立った。



エムもうちと全く同じで人間の子供がいないぶん、
飼ってる猫に100%の愛情を注いでいた。
うちはそれでも2匹いるからあれだが、エムのところは猫一匹だけということもあり
大量の愛情が直球だったと思う。

エムもご主人のYさんも仕事をしておられるので忙しかったとは思うが
あの夫婦の献身ぶりは、まさに家族に注ぐそれであった。

みゅうは猫喘息を患っていて、晩年は酸素が必要になっていた。

だから場合によっては酸素マスクで発作を抑え、
いつも呼吸がしやすいようにと酸素ルームまで作ってあげていた。

この酸素ルーム。エムの話からは「ちょっとした小屋」という感じにもとれたが
写真を送ってもらって見るからに、小屋というよりは
おしゃれで小奇麗な「猫の家」という感じで、あの2人の愛情がいたるところに
注がれてるのがわかった。

同時にとても淋しくて、なんだか泣けた。

ペットを飼っている人ならお分かりだと思うが、
どうしても避けては通れない悲しい別れがいつかはやってくる。

最後まで心地よい環境を。最後まで幸せに。

惜しみない愛情をみゅうに送る2人の心情を思うと
とても悲しかった。

ある日、彼女から
「昨夜お迎えがやってきて、みゅうは旅立ちました。
最後は2人で見送ってあげることができました。」
とメールが来たとき、私はわんわん泣いた。

私の先住の猫ペプシを飼い始めたときにちょうどエムもみゅうを飼い始めたので
ペプシが生きていれば、彼女もみゅうと同じ15歳だった。
エムがしょっちゅう写真を送ってくるから、会ったことはなかったとはいえ、
こちらも淋しい。


あれからちょっとして彼女からメールがあったのだけど
どうもご主人のYさんが深い深い悲しみからまだ立ち直っていないと書かれてあった。

これはうちも全く同じだった。
ペプシは完全にハニバニの猫だったから、彼の悲しみも相当だったと思う。

でもその悲しみを打ち消す一番の治療は「すぐに他の猫を飼い始める」ことだった。

当初はそんなこと、なんだか不謹慎で嫌だなあと思っていて、ハニバニも全く乗り気ではなかったのに、
結局、ペプシがいなくなって2週間後には同じアメショーを家に迎え入れた。

その日を境に、我が家にまた笑顔が戻った。

「一緒に暮らした家族がいつまでも淋しい顔を続けてるよりも
やっぱり早く笑顔に戻れることがみゅうへの供養になるのではないか」
とメールに書いて送った。

それから今年に入ってすぐ。

エムとYさん夫妻に新しい家族が加わった報告を受けた。

そしてエムが今までみたいに写真を送ってくるようになったのだけど、
「男の子で、やんちゃぶりがすごいです。」という文章を見たときに、
何ていうか、あの2人の心にはちょっと早い春が訪れたような気がした。

私は笑顔や笑いの多い家庭には、必ず暖かで柔らかな陽がさしているように思う。

彼女のメールから、あの2人の笑い声が今にも聞こえてきそうで
こちらの胸の中にも何か暖かいものがあふれてきそうだった。

エムとYさん夫妻にもらわれてきた貴公子みたいな男の子は
これからずっとあの家庭に明るい光を灯すだろう。






名前は「二代目みゅう」だそうです。初めてそれを聞いたとき、落語家の襲名式みたいで笑えた。



2人は、もう大丈夫だ、と思った。
初代みゅうも、きっと安心していると思う。



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「虹の橋」でみゅうはうちのペプシに会えただろうかと思っちゃいます。
なんせペプシは日本生まれのアメリカ育ちでイングリッシュスピーキングですから。ぶっ


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素敵な週末万歳

2010年01月10日 | お仕事
何が素敵かって、そりゃ好きなだけ惰眠を貪ることができるからですよ。


今年初めてのフル一週間のお勤めが終わった。

ご存知のとおり、初出勤から私は過酷な月末レポートを片付けなければならなく、
それが終わっても次から次へと仕事は入ってくるわけで。

金曜日はすごかった。

やれやれ、やっと週末にこぎつけたわぃとホッとしたのもつかの間、
提出した月末レポートに対する質問の電話が本社からあったり、

「パソコンが私の言うことを聞いてくれないの!」と騒ぐオバサマがいたり、
(結局はPCの言うことを聞かないオバサマが悪いとその後判明)

極めつけは、退社時刻3:30のちょうど30分前に会議に引っ張ってかれたこと(涙)

私の職業は結局会社の奴隷なのだわと思いながら腕時計をちらちら眺める。
何が何でも絶対に3:30で退社したい。

今日はハニバニの送迎だった。

なぜかと言うと、朝方にまた雪が降って私は車の運転が出来なかった。




帰ってきてもまだこのザマ

一見道路は大丈夫そうに見えたが、道路は完全に凍結していて
目の前でずりずりずりと横流れになってく車を見ると
私もあの仲間入りするんだろうなということは目に見えていた。

ハニバニもそれがわかっていたのか、快く送迎を申し入れてくれた。




つらららら~♪


こんなことがあって、3:30にはハニバニが会社前で私を待っているはずだ。

急に会議に呼ばれたので、「遅くなるかも」なんて連絡を入れてない。
待ちぼうけを食らうハニバニは心配するかもしれない。

会議中に電話やメールを送信するわけにいかなくて
ハラハラドキドキの30分を過ごした。

御察しのとおり、会議に呼ばれても真剣に他人の話を聞いてないケイエス。

3:30ぎりぎりで会議が終わった。

福袋を求めて開店と同時に店内に流れ込む客とは正反対に
私は退社時刻と同時にビルの外へ飛び出す。

ああ、この瞬間がとても良い。

タフだったけど、今週も仕事をやり終えた。
この充実感があるから週末の楽しみも増倍するし、来週の活力にもなる。

金曜日の晩はダイエットからは少しだけ離れて
チーズバーガーにしてみましたの。




ひき肉は脂身の少ない赤身を使用して、フレンチフライは
栄養価の高いスイートポテトにしてみた。

金曜の夜から土曜の朝にお嬢らがお越しに来るまで
それこそ爆睡で、彼女らが食べ終わったのを見届けてまたしばらくの眠りに落ちた。

ころっとね。



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日本はまた連休ですってね。祝日大国ニッポン!!!

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企業戦士は

2010年01月06日 | お仕事
それにしてもあれだ。

ホリデーでぼけぼけの脳みそに、初出勤早々の月末レポートはかなりキツイ。

しかも月曜日。
月曜日といえば、ただでさえ私はやることが山のようにあるのに
それに付け加え、月末レポートとは。

日曜日の夜、月曜日のレポートはルイスにやらせようと決め込んでいたので
その分私は月末レポートに集中しようと思っていた。






ルイス、休むし(涙)






なんでもベビーシッターが旅行からまだ帰ってきておらず、
頼む相手もいないので、仕方なく彼が家にいて子守をしたということだ。

当てが外れたケイエスはちょっと不機嫌で、
でもひとつひとつ仕事をこなす。

ところが、月曜日はホリデー明けの一番最初の日なもんで、
私のキューブには、公私混同で来客が多い。

どうやらホリデーをどう過ごしたかを聞いて欲しいらしい。

聞いてはあげたいが、私には締め切りのある仕事が目の前に山積みになっている。

簡単に相槌を打ちながらも、目がパソコンから離れない。
失礼だとは思いながら、それでもやはりさっさとこれを仕上げなければ。

べちゃべちゃとしゃべんのやめて、さっさと失せな!

などと言えたらどんなに仕事がはかどるだろう。
そして友達を確実に失くすだろう。

そういや12月がうちの会社の決算になっていて、
電話で本社の経理の女の子と話ししたときに

「あ。12月のレポート。できるだけ早く提出できますか?」
など聞かれたが、これはあくまでも

「あ。12月のレポート。さっさと済ませて今すぐにでも提出しろよ。」

と言う翻訳でしかなく、やんわりと、かつアグレッシブに催促された。


そんなこんなで、月曜日は思い通りに仕事が出来ず、
予定よりもかなり遅い出だしとなった。

よって家に帰っても余裕でディナーなんぞ作る気にもならず
帰り道にチャイニーズのテイクアウトの世話になる。

思わぬへヴィーな夕食のため、疲れてはいたものの
やはりウォーキングは欠かしたくなかった。

今こちらには「レイク エフェクト」という、カナダからの寒波が来ていて
かなり寒い。

それでも私たちは歩いて、夜は電源を切ったように爆睡した。

仕事初めでこんなによれよれになったのは私だけではないはず。

頑張れ、企業戦士。





あんたがキメてどうする...。


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今日はやっと波に乗れたようで予定通りに仕事が進みました。明日は仕上げです。楽勝!

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ダイエットは腹が減る

2010年01月04日 | アメリカ生活
クリスマスが終わってからというもの、
私とハニバニは太った分の体重を減らすために
ダイエットを始めた。

しかしここはアメリカ。

アメリカでダイエットというのは大変な仕業だ。

家にはまだ広島の両親が送ってくれたお菓子の数々があり、
一週間の食料品の買出しに行けば入り口では焼きたてのケーキや
クッキーなどが売り出されている。

クリスマスから1週間、私たちは鶏肉、ブロッコリー、そしてご飯という
メニューを毎日続けた。
ランチはランチでダイエット用の冷凍食品があるのでそれを食べる。

しかもそれに加えて散歩も再開された。

だから寝る時間になると、2人とも空腹で空腹で
お互いのお腹が、「ぐおー」とか鳴るのをしょっちゅう聞いた。

ダイエットってつまんない。

私は早朝と空腹時と生理中は大変機嫌が悪いが、
こと空腹時になると機嫌が悪いプラス悲しくなってくるから大変。

そんなときはもうふて寝するに限るね。

さて、土曜日がやってきた。

土曜日は好き。

土曜日は運動もお休みだし、何といっても外食を許している日だから。

この土曜日はピザを食べに行ってきた。



いつものフラットブレッドピザ

誤解する人がいると思うので言っとくけど
ハニバニと私のピザ、大きさは同じなのでね。
目の錯覚で私のが巨大に見えるけど、同じ大きさよ。
「ケイエスって旦那さんよりも大きなものを食べるのね」って思われると
恥ずかしいので(ぶっ)ちょっと説明しといたわ。


仕上げはやっぱりマカデミアンナッツ&ホワイトチョコレートクッキーサンデーでしょう


それにしても、ちょっと気がついたことがある。

ハニバニって私の写真撮影が終わるまでああやって手をテーブルに
きちんと添えて、撮影が終わるのを待ってくれてるの。
「終わったよ。」
って言ったら「ではいただきます。」みたいに嬉しそうにピザを頬張る。

まるで躾がちゃんと身についたみたいな子犬ね。


でもまあ、

鶏肉、ブロッコリー、ご飯以外の食べ物の美味しいこと。
しばしの間の至福感をたっぷりと味わった。

今週はね、メニューはちょっと変えてみたけど
いつも食べる量を半分にして、残り半分は次の日のお弁当にする予定。

よって今週もハニバニと私、2人してお腹をぐーぐー鳴らす毎日に
なるだろう。

今もかなり空腹で、いつものように

牛、丸ごと、頭から齧りたい状態なのだけど、

ぐっとこらえてオレンジでも食べにキッチンに下りてみようと思う。

ダイエットは非常に腹が減るのだ。


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御節をたくさん食べた日本の皆さん、御節に飽きて何食べました?

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2010年到来

2010年01月02日 | アメリカ生活
日本が大晦日で、紅白見たり年越しそばなどを食べちゃったりしているころ
私は仕事中で、11時には家に帰ることにしていたから
やらねばならない仕事を終わらせるので大忙しだった。

その朝、いろんな人と「ニューイヤーの予定は?」などと話をしていたのだけど
「特に何も予定ないね。クリスマス終わっちゃったし。」
「だよね。」
という感じで、そんな会話を交わすたびになんだか日本が恋しくなったりして。

大晦日もうちでは特に変わったものは食べず、
ダイエットしてるから、鶏肉、ブロッコリー、ご飯というメニューの晩ごはんを
食べ、大晦日だからいいよねと言って、最後のアップルダンプリングを焼いて食べた。(ダイエットの意味なし)







どうもその日、朝早く起きて職場に行き、仕事をしてきたからなのか
それとも日本では大イベントの大晦日も私にとっては「普通の日」と化してしまったからなのか
いまいち興奮度が低い。

夜遅くなって、ハニバニがもうすぐカウントダウンするから下りといで!と言うから、
ああ、そういやもうそういう時間かという感じでリビングへ下り、
ハニバニとカウントダウンして、新年を迎えた。

それでもカウントダウンするときはちょっとドキドキしたな。

ニューヨークのタイムズスクエアでの様子を見ながら
ただただ「今年も平穏に暮らせますように」と祈った。

そう、平穏に。

昔は「素敵な年になりますように」だの、「何か良いことがありますように」だの
何かを期待していたように思うが、
なんだか最近は平穏に暮らせることが、私には一番の幸福のように思える。


一晩明けて、今年最初の一日を迎えたが、
これがまた超普通の休日で、しばし苦笑いしてしまう。

ディナーも引き続き、鶏肉、ブロッコリーそしてご飯だったし。 (ぶっ)

日本では両親も妹家族も、友達もみんなすごい豪華な御節など
食べているのだろうなーってちょっと思った。

でもこういう普通の一日ってそんなに悪くない。

こうやって今年最初の一日をごく普通に過ごせるなんて上出来だ。



それにしてもお腹がすいてきたので、
ホットケーキでも作って食べようかな。(←ダイエットの意味なし)


A Happy New Year.


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今年は寅年なんですね。うちの子寅も元気で過ごせますように!

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いつもありがとう。
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