バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

宴の後 <USA>

2009年12月30日 | アメリカ生活
クリスマスも完全に終わり、多数の人が月曜日に職場に復帰した。
私もその一人だ。

あと数日で今年が終わり、先週のクリスマスと同じ曜日にまた祭日がある。

これが日本なら、まるでこちらのクリスマスさながらの活気に満ちている最中だろうが
ここはアメリカ。

なんだかんだでホリデーシーズンはまだ終わっていなくとも
クリスマスが終わってしまえばなんだか宴の後だ。

不況と言えど、たいていのアメリカ人はクリスマスに大金をはたくものだから
クリスマスが終わってしまえば財布からひゅるひゅる
寒い音がしてくるだけで、みんなの顔にも活気が見られない。

みんなとちょっと違うのが私。

クリスマスイブからの連休で、4日間をだらだらと過ごした私。
これと言って体の調子が悪かったわけではないが、職場に戻ってみて実感したことがある。

どうも私は仕事をしているときのほうが全てにおいて調子がいい。


まるで

水を得た魚並み。

心肺数も知能指数も絶対に健康レベルにあると思う。

仕事してるとき、週末とか連休が近づくと
「うちの猫みたいにただ食べて寝てごろごろする予定」を考えるが
実際にやってみると、なんだか血の巡りが悪いような気がしてくる。


しかもクリスマス前後ではインドに行ったり、メキシコに行ったりして





散々食べ、さすがにハニバニ2人して仲良く太った

しかも増えた体重がほぼ同じっつーから同じ屋根の下で暮らしているのが
みえみえ(←べつにこそこそ暮らしてるわけじゃないが)。

12月は想定外の大雪やらハニバニの度重なる出張で
運動するのを延期していたのだけど、今週から再び2人で歩き始めた。

氷点下の中の散歩だけれども、それでもなんだか気がしゃんとする。
とりあえず太っただけの体重は落とさねば。

私には「やらねばならない事」があるほうが、元気でいられるようだ。

昔から

規則正しい生活をとか言われてるけど

これって本当。
健康でいることの原点だね。



あ、そういやね、



いつでもどこでも凛々しいミディ

彼女の爪が、新しく生え始めてきたんですよ。<関連記事>
すごくうれしい!!!





「ケイエスはあの段から真っ逆さまに転がり落ちてミディを怪我させたのね」

転がってない(恥)。滑ったと言え。
ミディには怪我させたけど(涙)



あ、そういやね(パート2)

前回のあの肉団子の件。<関連記事>

実は母が父のお弁当用に購入したものを父が間違って
私に送ってしまったのが発覚したんですよ。

「どうりでおかずがないないって思ったんよぉー。」と母。

でね、

要冷蔵って書かれてるのにもかかわらず、全く冷蔵されてなかった状態で
届いた肉団子

グルメなチャレンジャーはこの話の一抹を知らないハニバニを道連れにして(OMG)
昨夜食べてみましたの。

2人とも嘔吐&ゲリーを訴えなかったことから、食べてもへっちゃらということが判明。

でも

良い子のみなさんは決してマネをなさらぬように。

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明日12/30は大晦日イブですね。今年もいよいよカウントダウン!
おめでとう!(←意味不明)


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いつもありがとう。
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一応これだけはね

2009年12月26日 | 食べ物
さて、今日はクリスマス。


こちらはあいにくの雨。
でも雪よりはずっといいかもなんて思いながら朝から全く普通の休日が始まり、
普通にランチをして、ランチがすんだら家族全員で各々のカウチでお昼寝をした。

私は3時から今夜のクリスマスディナーの支度があったので
3時までのんびりと昼寝を楽しもうと思ったが、
私のカウチにはフリスキーが足元にだらしなく伸びて寝ており、
しかもそのカウチには厚手の毛布までかかっているもんだから
すごく暑い。

猫がいる家庭ならご存知だと思うが、
猫の体温はとても高い。人間だと「高熱が!」って大騒ぎする体温。
でも冬はそんな猫を抱えて寝るのがとても楽しみ。
その時たまたまとても暑かっただけだろう。

暑いからといってもそもそと動くと、カウチの上の方でやっぱりだらしなく
伸びて寝ているミディが「ご飯の時間ね」ととぼけて起きる傾向にあり、
むやみやたらと彼女を起こして興奮させたくないため、
私は身動きができないままでいた。

苦しぃ。

それでも3時になり、やっと起き上がって彼女らに餌をやり
私はクリスマスディナーの準備を始める。

今年は家にクリスマスらしいものがないが、
ディナーだけは一応やっておこうと思った。





今年も去年と全く同じハムディナー。
ちょっと違うところといえば、ハニバニが選んで買ってきたこのハムの
クオリティーの低さで異様に不味かったことぐらいか。

大雪の週末にクリスマスディナーの買出しにハニバニを行かせたのがまずかった。

「だって雪で道路がぐっちゃぐちゃだから近所のウォールマートで
買ってきたハムなんじゃもん。どうりで安いと思ったよ。」

来年は槍が降っても何があっても私が買いに行こう。

そしてデザートはお決まりの





りんご丸ごとダンプリング。

ここまで食べ終わると「もう一生何も食べたくない」と思うほどの満腹感を感じる。

いつもいつも空腹を訴える私が言うのもなんだが、
もう二度と何も食べたくないと思ってしまうほど今夜は食べた。

こんな食べ方をしてはいけませんよ。

そんなこんなで、今夜はクリスマスのDVDでも観ながら
今年も超普通なクリスマスを終えようと思う。

季節季節のイベントは好きだが、
どちらかというと、私は普通にすごせる、ごく一般の日のが好きだな。

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レギュラーコメンテーターのやまちゃんさんに言われて気がつきましたが
あと一週間で今年も終わりですよ!!!はや!



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2009年クリスマス うちにないもの

2009年12月25日 | アメリカ生活
私の4連休が始まった。


今朝も午前4時ごろに、空腹を訴える彼女らに誘導され
キッチンへと向かう。

階段をゆっくりゆっくり、踏みしめながら (ぶっ)

彼女らに餌を振る舞い、彼女らが食べ終わるまでに
ざっと15分はかかる。

平日なら彼女らが食べ終わるまでにキッチンの床の上で
眠りこけたりするときもあるが、

「今日はこの後、たっぷり眠れるもんね」と思うと
いきなり気持ちよく覚醒してしまう。

ついつい空腹のフリスキーをかまってみたりして。









それは私の自慢のセリフだ


何やってんだ、私。

カプッっと噛まれてヒリヒリする指を撫でながら寝室へと戻り、
それから私は惰眠をゆっくりと貪った。

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ランチをすませ、今日はちょっと郵便局へ行く用事があった。
広島にいる両親が、何やら送ってくれたようで、先日不在届けがあったので。

送ってくれた品物は













ずらずらずらずら...っとね


そういや送ってくれた品物のなかに



があったのだが、気になる文字が

要冷蔵

これ、普通に食べて大丈夫なんだろうか。
パッケージは郵便局の普通の棚に保管されていましたが?

っつーか、もしかしたら両親は自分ら用に購入したのを
うっかりして私に送ってしまったとか?

心配になったので電話してみたが、不在だった。

夏に送られてきたわけでもないので、食べちゃおうと思う。


<余談>

「日本のポテトチップスはうまいね。」と嬉しそうにさっそく日本のポテトチップス
を食べるハニバニ。



くつろぎの家着がなんだかだらしない。

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そういえば今年のクリスマス、うちにないものがある。


『クリスマス』全て。


ツリーもなければ、小物も一切飾ってない。
別にボイコットしてるわけじゃないんだけど、
単にハニバニの出張が多かったぶん、なんだか私の頭からも
なんとなくクリスマス気分が抜けちゃってたんだな。

あ、そういえばメインドアにはクリスマスのリースがあった。

関連記事

あれだけだ。

でもまあ、肝心なことは
今年も家族全員がそろって無事にクリスマスを迎えることができたという事実だ。

明日はクリスマスディナーを作ります。


Merry Christmas to you!

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日本にお住まいの皆さんにとっては素敵なイブだったことをお祈りします。

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楽しい雪かき(棒読み)

2009年12月21日 | 4SEASONS
天気予報どおり、金曜日の夜から降り始めた雪は
予想以上にすごいものだった。

もともとこの雪、最初の予報では雪のちらつく程度ということだったのに
日ごとにシリアス度を増してゆく予報。

積雪量がどうであれ、私は雪は大嫌いなので他の人(たとえばハニバニ)みたいに
ウキウキわくわくなんていう気分には全くなれない。

まず、金曜日の夜から深々と降り始めた雪は
数時間であっという間に道路を白くし、庭に降り積もり始めた。



降り始めて3時間ぐらい経過


これが平日なら私もかなり落ち込むが次の日が土曜日なので、どこに行く必要もない。
しかもありがたいことにハニバニが家にいる。
出張が多かった12月にハニバニがこの週末家にいるのは奇跡に近い。

雪は土曜日になっても降り止むことはなく、ノンストップで降り続いた。

さて、日曜日の朝。

上の写真の植木がどうなったかというと








雪見大福


体の痛みはすでに落ち着いていたので、
今日は朝からハニバニと雪かきをしなければいけなかった。

私は雪が降ることも嫌いだが、この作業はもっと嫌いだ。

かつてまだ日本(広島市)に住んでいたころ
東北地方の山間の家で積雪の重みで家がつぶれる、なんて聞いたときに
雪で家が潰れるなんてどういうこと?なんて疑問に思ったことがある。

雪のイメージが「軽くてフワフワなもの」というように
頭にあったせいかもしれない。

なんと愚か者だったことか。


雪って重いです。


とりあえず車が発車できるようにドライブウェイの雪を除雪しなければ。




ここまで掘って、すぐに嫌になった。

積雪は私のひざ上ぐらいまであった。
今回の雪がさらさらな雪だったので最初は「軽い!」と思ったのが間違いで
30分もしてくると「雪ってやっぱり水もの(重い)」と改めて思う。

ハニバニと私、黙々と雪を除雪する。
周りをみると、近所中が同じ作業をを黙々と行っている。

「もうちょっと年とったらフロリダに移り住もうね。」と誘う私に
「もうちょっと年とったら除雪車を買うのだ。」と笑うハニバニ。

ここから移動する気はないらしい。
そういえば除雪も文句ひとつ言わずに「作業」としててきぱきとこなす。

とりあえず車一台は出せる状態になったが、






玄関は当分使えそうにない。
来客も当分はない模様。


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ハニバニは月曜日はお休みですってよ。私は雨にも負けず風にも負けず出勤です。

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ケイエスの転落と反省

2009年12月20日 | アメリカ生活
タイトルどおり、ケイエス、階段から落ちました(恥)。
でも全くたいしたことないっす。心配なさらぬように。



事の発端は金曜日午前3時。
空腹を訴える彼女らに誘われてキッチンへと降りるため、
階段を降りようとして、足元を滑らして一気に1階へ。

左側を下敷きに、それは急な山肌を滑り落ちる丸太棒の勢いで急降下したものだから
のんきに先頭になって階段を下りていた彼女らはすごい勢いで逃げてった。

手すりには手がもう届かない状態であったため
滑り落ちる体を止めることが全く出来ず、階段のおしまい、つまりは1階に
到着したところで降下が止まった。

あまりの苦しさと痛みで、肋骨を折ったかと思ったが
呼吸を整えると動くことができた。

「ああ、どうやら骨折はしていないらしい。」

と安堵した瞬間に今度はすごい吐き気がやってきた。

後から職場の人に聞いた話では、
これは軽いショック状態で、急激に血圧が変わることで吐き気がやってくるのだという。

体の痛みというよりも、その吐き気のせいで立ち上がれず
階段に座ったまま数分すごした。

もう逃げていった彼女らが空腹を訴えて回りをうろうろすることはなかった。
それにしてもどこへ逃げてったんだろう?

吐き気が遠のいたら今度は痛みの感覚が蘇ってきた。
ソファーまで歩いていけたので、やっぱり骨折はしてないと思う。

ここでこうしてても意味がないので2階の寝室へと戻る。
骨折してないことに感謝する。

いつもの起床時間になり、起き上がると、予想していた痛みがあった。
それでも「骨折してない」ということだけで、気分が強くなる。
人間というのは、心の持ちようでこんなにもしっかりできるものなのか。

キッチンに行ったら行方不明だった彼女らが、ビクビクしながらもやってきて
普通に朝ごはんを食べてった。

彼女らにも気の毒なことをしたと思った。

ハニバニが起きてきて、普通に「おはよう」と言う。

その朝の出来事を一部始終話すと、とてもびっくりしていた。
びっくりしているのはこっちの方で、あんなすごい落下音を立てたのに
それに気がつかないとはどんな神経だろう。

もともと彼は寝るときに耳栓をして寝るので余計な音は遮断できるが
あの落下音が聞こえなかったとは。

「何で叫んで僕を呼んでくれなかったの?」とハニバニが尋ねる。

骨折してない、動ける、とわかった時点で彼の助けを呼ぶ必要がなかったから
起こさなかっただけだ。

思えば私の独立心も相当なものだ。(ちょっと自慢)

その日は普通に仕事に行き、有休をとっていたので
昼まで仕事して家に帰った。

ケイエスの負傷話は、これでおしまい。

***********

実は私以外に負傷していたのがいた。














ミディ

昼に家に帰ると、キッチンのフロアに点々とする血痕を見つけた。
大きさはとても小さく、出血も大量とは言いがたいが、明らかに血のようだった。

今朝の出来事が何もなかったかのように走り回って元気に餌を食べる
彼女らを見て、遊んでるときにどちらかがどちらかを引っ掻いたかしたのだろう。

そんなふうに思い、特に気にはしていなかったのだが、
昼過ぎに左足の指をしきりに舐めるミディに気がついて私の想像を打ち消した。

左足の一本の爪が剥がれかけているのだ。
すぐに獣医に電話して夕方の予約をとった。

今朝、私が転落した時そういえば彼女らがすごい勢いで逃げてく音を聞いたっけ。
逃げるときにどこかに引っ掛けたか。

夕方になってから、ハニバニがミディを獣医に連れてった。

「あら。ミディには当分会わないだろうと思っていたのに。」と
言うDrアリシアに、

「全ては妻が悪いのです。」と言って今朝の一連の話をし、
ミディは麻酔を打ってもらって、ブラブラにくっついてた爪を抜いてもらい
痛み止めと一緒に帰ってきた。傷がきれいに処置されていた。

包帯ぐるぐる巻きで帰ってこなかったことでちょっと心が救われた。

余計な爪がなくなってすっきりしたのか、箇所を舐めることもなくなり
普通に走り回っているミディを見て、
私はわざと階段から滑り落ちたわけではないが、心から今朝のことを侘びた。

あれから私は階段を下りるとき、一歩一歩を踏みしめるように下るようになった。

自分のちょっとした不注意で、自分だけならともかく
他の家族をも巻き込んで痛い目に遭うことがあるのだということを実感した。


獣医から無事に戻ってきたミディ

ごめんね、ミディ。本当に本当にごめんね。

私の体の左側には、大小のナスビのような内出血が出来たが
そんなの、もうどうでもいいと感じながら、ミディの背中を撫でた。

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ワシントンDC地方、すごい豪雪でした。次回はその話をします。

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怪しい寿司ネタ

2009年12月17日 | 食べ物
数日前、近所にあるどこかのアジアンが経営するレストランが和食を始めた。

そのレストランはもともと朝食をメインに営業するレストランで
味がどうこういうよりも、早くて安いことから私の努める会社でも
朝からオーダーする職場が後を絶たないぐらいだった。

そういう繁盛しているレストランは、繁盛しているままの状態で
経営を続けるべきだと私は思うが、商売というものは同じことの繰り返しでは
時代の波に乗り遅れるのだろうか、たいてい他のビジネスにも手を伸ばす。

結論が『和食』ということだったのか。

早々と郵便のチラシにメニューが入っていた。

私たちの行きつけの寿司屋は決まっているので、
わざわざよそから和食のデリバリーを頼むのもどうかと思ったが、
ちょっと便利かもしれない。

何がオーダーできるのか何気なくメニューに目を通していたときだった。





カリフォルニアロールではない「にぎり寿司」のメニューで、
私の目を釘付けにしたものがある。





ドルフィン。

ってイルカですよ。
イルカって哺乳類ですよ。
シーフードではないですよ。

ってか、

いつからイルカが寿司ネタに?!

私は昭和生まれなので、クジラこそ食べたことはあるが
イルカは食べたことがない。

イルカを食べたことがある人も知らない。

ただでさえ日本は捕鯨で世界中から(特にシーシェパードね)バッシングされているのに
イルカも捕って食べちゃうなんて、何て酷い国なのジャパンは!
ってことになりかねないではないか。

本当にイルカ肉なんだろうか。

想像するだに不愉快だ。
日本の寿司屋には100%イルカなんてないぞ。

抗議の電話っつーか、ドルフィンの正体がどんなもんか聞いてみたい気がする。


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さてさて、今日ハニバニが年収めというか
出張第三弾を無事終了して帰宅した。

晩御飯を食べて、散歩に出かけたのだけど、
今日は近所のちょっとしたクリスマスのデコレーションを紹介したい。




ブレブレで悪いが、実際はとてもシックな感じの一色でまとめられた
デコレーション。




これもブレブレで悪いが、いろんな色を用いたデコレーション。
実際はとてももっと明るくて、鮮やかで、まるで遊園地みたいなんだな。


<<おまけ>>



どこかで飼われているシャムネコにほぼ毎回出会う。
ハニバニのことがお気に入りらしく、彼を見つけると
すたたたたっとやってきて、彼の体に体当たりして喜ぶ。

ハニバニいわく

「うちにいる馬鹿猫フリスキーよりもかわいいね。フリスキー追い出すからうちの子になる?」

よその飼い猫相手に「うちの子になる?」はないだろう。
それは誘拐未遂ですよ?

本当に悲しいぐらいこのシャムちゃん、
フリスキーよりもハニバニになついてます(笑)


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世界の松井が今度は赤いユニフォームですって。なんかしっくりこないぞ。

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ケイエスの進化論

2009年12月13日 | アメリカ生活
そういえば、過去10年間使っていたパスポートが来年すぐに有効期限切れ
ということに気がついた。

うっかりしていれば、いざ出入国というときに大慌てするところだった。

2,3日前に、とりあえずということで、証明写真を撮りに行ってきた。

このブログでけっこうたくさん言ってきてることなので、
ご承知の人も多いかと思うが、私は写真撮影にかなり気合が入る。

証明写真を撮った日は、会社は有休を使って休んでいたので
朝から髪のセットとメークに余裕をもって時間をかけた。

写真を撮ってくれた人が、
「写真写りがとってもいいですね。」
と言ってくれて、そりゃーね、メークとヘアのセットに時間かけてるからねと
浮かれ気分になったのだが、スタジオを出るときに

「はっ。『写真写りがとってもいいですね』とは、実は
『(実物よりも)写真写り(の方)がとってもいいですね。』ということだったかも。」

と思ってちょっと考え込んだ。

でもまあ、誰でも経験があると思うが、
実際の見てくれがどうであれ、集合写真や証明写真の写りがいいと
全て良しということもあるのだ。

特に女の子にとってはそうなの!

家に帰ってきて、もう有効期限の切れるパスポートの写真と比べてみた。

約10年前の私。

その証明写真を撮ってもらったときは、その写りに我ながらうっとりするほど
なんかおしゃれでかっちょいいと思っていたが、
今こうやって新しい写真と比べてみると、その10年前の顔のなんと変なことか。

メークの仕方も眉毛も目も髪型も全く違う。

まさに別人という感じだ。

ちょっと面白くなって、その前の、今から15年前のパスポートも
引っ張り出して顔を比べてみた。

このときも確か、「まんざらではないな」という感想を抱いていたと思うが
今思えばなんだかとても変な顔だ。

自分で言うのもなんだが、すっごい変な顔なのである。

分析するのが楽しくなってきた。

私は年とともに派手さを増し、化粧も濃くなっているようだ。
美しく言えば、まあ化粧が上手になってきたという感じ。

しかし年とともになんだか顔が丸くなってきた事実も無視できない。
肌なんて、10年、15年前はぴっちぴちだったりする。
変な顔のくせに。

ハニバニが出張から帰ってきて、さっそく写真を見せた。

「ぶふ。やっぱり何だかんだで年とってきてるよねー。」

そう言う彼に私は無言で彼を見つめ続けた。

「あ。いや、老けたと言ってるわけじゃなくてね、あのー
上手に年をとってるって言うかね、つまり、あのー。
でもキレイに写ってるじゃん!あ、実物が悪いっつーわけじゃなくてね。
えーっと...余計なことはもう言うまいね。ぶつぶつ...」

やっぱり10年も経つと、化粧が上手になってきても時間の経過は
隠せないものなのかね。

ダーウィンの進化論のあの猿人の絵みたいに
自分の顔がどんどん進化していくのを見るのはけっこう愉快だったりする。



ここでその3枚の写真を一挙公開して
読者のみなさんと腹を抱えて一緒にゲラゲラ笑うことができないのが残念だ。

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年にも化粧にもダーウィンにも関係ないけど、今夜はメキシカン。



タコスが美味しかった~♪

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皆さんも写真見比べて「年とったな~」って思うことってありますよね?
 
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リテイナーの点検

2009年12月10日 | 歯列矯正
矯正が終わったんで、ケイエスの歯列矯正カテゴリーも終わったと思ったでしょう?

実はまだ続くんですねえ。
やっぱりリテイナーになってからも面倒みてくれる矯正歯科ですから。

久々のキャスパー君のオフィス。
今日は子供がいっぱいいたな。

言われてたとおりに毎晩欠かさずまじめに着用しているリテイナーを持参して
イスに座る。

間もなくキャスパー君登場。

「ずっと僕に会えなくて寂しかった?」顔の上で軽くウインクするキャスパー君。
「ええ。実は今日会えるのを楽しみにしていたんです。」目を細める私。

ちょっとした恋人気分な会話にも聞こえるが、
すぐにゲラゲラ笑うことでそれが単なる挨拶程度だということが明らかになる。

彼はかっちょいいのにキザなセリフが全く似合わない。
そういえば相当な音痴でもあった。(関連記事)

口の中をじっと見つめて、リテイナーの装着具合とか、かみ合わせとか
たくさん質問してきて、終わりに「ちゃんと手入れできてるねえ。」
と言ってもらった。

私もリテイナーって、最初はとても嫌でこんなのとほぼ一生付き合ってく
ことになるのかと思うと何だか面倒くさい気分だったが、
習慣にしてみるとなんでもない、なんかこう、寝る前に歯磨きをするのが
当たり前みたいに、リテイナーをつけるのも当たり前のことになっている。

慣れってすごいぞよ。

4ヵ月後にまた会いましょうといい、4ヵ月後の予約をして家に帰った。

矯正が終わったからと言って、はいおしまい、さようならというわけではないのだ。
ちゃんとアフターケアをしてくれるのっていいよね。
別に日本みたいに矯正するのに大金払ったわけでもないのに。

キャスパーくんとこで矯正してよかったよ~

**********

ところで今ハニバニは出張第2弾で、私はまたもや留守番。
今日は久しぶりにナポリタンマイラブ(ぶっ)を作った。



ハムを入れてみたんだけど、ハムのほど良い塩加減とケチャップの甘さが
絶妙に合うと思う。

こんな美味しいものを知らないアメリカ人は可哀想~
(ってハニバニは「おぇ」って言ったけどさ)

************
日本は忘年会シーズンですね。食べる前に飲む!ですよ(意味不明)。

↓  ↓  ↓

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初雪 in Virginia

2009年12月06日 | 4SEASONS

数日前は満月でしたね。見ました?


金曜日、職場でのもっぱらの話題は「土曜日に雪が降る」ということだった。

人間はどうして「ハリケーン前夜」とか「積雪の前夜」になると
こうもわくわくしてしまうのだろう。

私は雪はあんまり好きじゃない。

雪のもたらすイメージは、白くて、ロマンチックで、やたらのイメージが強いが、
現実的、雪はとっても汚いと私は思う。

降ってくる雪は確かに白くてロマンチックだろうが、
私が現実的に向き合わないといけないのは、すでに地上に落ちてきて
変色して泥だらけになった雪だ。

雪が降る中の車の運転は私は大嫌いだ。
危ないし、なんといっても車がかなり汚れる。
雨の中を走って車が汚れるというレベルの汚れ方じゃない。

しかも靴も汚れる。

とにかく私は雪に対して良いイメージがない。

同僚が興奮して土曜日の話をするのを「天気予報、はずれてくれ」とか思ったりして。



会社の裏で見つけた鹿の群れ(7匹見えるかな?)


そういえば金曜日、ハニバニが無事に出張から戻ってきた。
今回のは短い出張で、あっという間に戻ってきたという感じがしたが
やっぱり彼が家にいると楽しい。

彼も帰ってくるなり、
「明日はやっぱり雪になるって?」と言い、ちょっと浮かれた様子。

彼は雪が大好きだ。

*************

さて、土曜日。

朝は雨だったが、10時ごろには予報どおり雪に変わる。



早く止むといいなと思っていたが止む気配を見せず、じゃんじゃん振る。

今朝ちょっと仕事をしてきたハニバニも昼ごろ喜んで帰ってきた。

結局雪は夕方まで降り続き、積雪も私が思った以上のものになり
今年は雪になる日が多いかもと、なんだかふとそう思えた。

雪は嫌じゃー。

今年の冬は暖冬でありますように。

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みなさんも悪天候での車の運転は気をつけてくださいね。

↓  ↓  ↓

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クレジットカードの支払い

2009年12月02日 | アメリカ生活
日本では現金でお買い物する人が大半だろうが、
アメリカでは現金を持ち歩く人はとても少なく、買い物の支払いは
小切手(チェック)またはクレジットカードになる。

私は現金はとりあえず常に60ドルぐらいは常備しておいて
あとは全てクレジットカードを使用する。

アメリカ人のクレジットカードの平均借金額はとてつもなくデカい。
しかもその背負った借金の金額の月々の支払いを「払える最低の金額」で支払っていく人が多いのだから、
借金は当分払いきれないということらしい。

ちなみに私とハニバニはクレジットカードは使用しまくっても
借金が大嫌いで、一回で払いきれない金額の買い物はしないことにしている。

大きい金額の買い物は現金、または小切手で払いきること。
これをモットーにしている。

そうは言っても、カードの支払い金額を見て
「ひー。一体何に使ったんだろう?」
ということは毎月だ。

小さな金額でも回数を増せば金額は膨らむのだよね。

お金を見ずに買い物をするということの落とし穴、である。

ところで11月のクレジットカードの支払い請求が先日きて、
とっておいたレシートと項目を見比べながら金額が正しいかをチェックしていた
ハニバニ。

「ワォ。」と言って、ゲラゲラ笑う彼に何事かと聞いてみると
なんと11月の猫の医療費が約1000ドル、日本円にして10万近い金額に
なっていた。

10万とかいうと、ルイヴィトンでちょっとしたお買い物ができるよね。
ミディを改名し、「ルイ」って呼ぼうかなってちょっと思った。

でもまあ考えてみると11月はミディが獣医に通って、しかも口内手術もした。
それ以外に、ミディとフリスキーの健康診断、予防接種もあった。

ちなみにここにはまだこないだのミディの救急病院の料金は含まれていない(涙)

保険のないペット医療がいかに高額か実感する。

ペットの保険、実はあるのだが今まで考えたことなかった。
保険も高額のような気もするし。

「働き甲斐があるってもんだね。」と笑うハニバニ。
私も彼女らに行き届いた医療を与えることができるこの環境というか
この少しだけの余裕がある生活をとてもありがたく思う。

先月の支払いを終わらせると気分的に楽だ。
「借金が圧し掛かる」という言葉の意味がわかる気がする。

**********

今日ミディのおしっこを採取して、すぐに病院に届けた。
検査の結果は数時間後にDrアリシアから電話で告げられた。

血液も血液細胞も見当たらないようで、心配ないとのこと。

彼女は「この先ミディは内服用の抗生物質が体に合わないようだから
注射できる抗生物質もオーダーしておいたから、
いつまた膀胱炎が起こってもこっちは準備万端でいるからね。」と言ってくれた。

彼女には足を向けて眠れない。

ちなみにこの尿検査にかかった費用は53ドル。
働くケイエスの、チカラの源ここにあり。
只今月末レポートと格闘中。

**********

どうでもいいけどハニバニの12月の出張第一弾が開始。
今日はこれ食べた。


BLT サンドイッチ

B(ベーコン)
L(レタス)
T(トマト)

で構成されるサンドイッチだからBLTサンドイッチ。
こっちでは有名です。私の好きなサンドイッチの1つ。
明日はナポリタンマイラブにしよっかな。

************
あれからルイ、じゃなかった、ミディは順調です。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。









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