バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

Missing her

2015年01月31日 | 猫の話

今日はね、ミディが旅立ってから2年目。


去年の今日は、ミディが旅立ってから1年目で


私はまだずっと悲しかった。


ここ一年ぐらいかな。ミディの遺灰と写真にフツーに話ができるようになったのは。


ミディは今でも私たちの会話にしょっちゅう出てきては笑わせてくれたり、


私たちの記憶を掘り起こしてくれたりで、胸の中でしっかり生きています。


1月が終わりました。


カレンダーを見ては、今もあの小さな体で頑張っていた彼女が思い浮かびます。


食にはうるさかったけど(笑)、本当にね、いい子だったんだよ。


リビングとキッチンが見渡せる暖炉の上で、


今日も私たちと一緒にいます。




『呼んだ?』


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時間は確実に心を癒しますね。

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足跡が見える

2015年01月27日 | お仕事

年明けに、私の主任だったキャラが無事に昇格を遂げ他の部署へと異動した。


その後任として任命されたのがブラッドという若い男の子。


彼は若いくせにどこか中年みたいな落ち着きをもっており、高学歴でさすが賢い。


大学院を卒業してすぐ私の勤める会社へ雇用されて、最初は私よりもお給料が低いポジションから始めたのに


あれよあれよと言う間に、どんどん昇格していって


今までは『同僚』だったのが、あっという間に『上司』になってしまった。





キャラがものすごいやり手の主任だったので、彼女の後継人はきっと苦労するよと誰もが言い、


この私も彼が上司で大丈夫なんだろうかと不安を覚えたぐらいである。




彼が上司になってから数週間がたった。


今のところ目立った問題も起きていないし、同僚からも文句を聞くことはないが


私たちの間でどんどん芽生えてきていることがある。


それは、「彼に聞いてもちゃんとした答えがないから自分らで解決せんとね」という、


一種のあきらめに似た自立心だった。


確かにこの時点で私らが彼に聞くことよりも、彼が私らに聞いてくることの方が確実に多いのである。


『あーあ。行く先、なんか不安だよねー』という声も聞こえるようになった。


だけど私は知ってる。


ある日、彼のキューブに呼ばれて、いろんなデータの管理ファイルのマッピングを教えていたんだが


彼のノートを垣間見て、はっとした。


もうぎっしりと文字が書かれてる。


彼は高学歴だけど、もしかしたらすごい努力をして勉強をして学歴をつかんだのではないかと思われる。


とても腰が低く、質問をするたびに『仕事中、じゃまして悪いんだけど...』って言う。


今日は私は海外事業部の方のシステムメンテでデータ室の出入りが多かったのだが、


一応私の居場所を教えといたほうがいい(ケイエスが勝手に消えたと思われても嫌だし)と思い、その旨を伝えたら


『もし迷惑でなければ、それがどんなシステムなのかちょっと見てみてもいいかな...』と言ってきた。


今までキャラでさえもこのシステムに興味を覚えたことがなかったので、びっくりした。


「興味があるなら連れてってあげるよ」と言って、彼をデータ室に案内したら


私が作業する片隅でじっとそのシステムを見ていた。


父親が木工作業するそばで、黙ってその様子をみる息子のようである。


「新しい仕事、慣れた?」って聞いたら『ここまで大変だとは思ってなかったよ。』と言っていた。


「まあ、キャラが24/7(年中無休)みたいな人だったからねー。」


私は笑ってそう言ったけど、なんか彼もキャラには負けないぐらい頑張る人だと思ったのよね。


頑張る人の足跡っていうのかね。


そういうのが、見えるのよ。


みんな自分の足がおぼつかなくて不安になるけど、ちゃんと、歩いてんだなーって


なんか、保護者みたいなまなざしで彼を応援した昼下がりでした。









フリちゃん、こっちに爆弾低気圧来なくてよかったねー



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こないだやっと月末レポート終えたのに、また次のが来るんですよ。
早すぎ...(涙)



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冬だけど、海!(極寒)

2015年01月19日 | アメリカ生活

こないだ土曜日、ハニバニ兄家族と、ハニバニの幼馴染の家族に会いにニュージャージー州へちょっくら行ってきた。


行ってきたのはジャージーショア(ニュージャージー沿いの海岸)、Cape May。


予約しておいたレストランが開くまで時間があったので、砂浜を歩くことに。


天気はとっても良かったんだけどこれがもう極寒でさー。


アトランティックオーシャンから直に吹き付ける風が冷たいっていうかもう顔が痛いの!!!


今思うと、あそこで軽くタオルブンブンできたんじゃないかと思うけど(すでに氷点下)


主役のタオル、持ってってなかった(爆)。







砂浜を歩いたのってものすごく久しぶりだ。



ここは夏にでもなるとものすごい人が集まる海岸で、それが嫌で今までここへ来るのはこんな極寒の冬にしてるんだが

それにしても寒かった。



西の彼方にお日さまが沈んでくー。







やっぱり自然の景色ってきれいだね。


海岸にはこういう、一億はくだらない別荘がずらずらずら...





お金持ちは世界中、どこにでもいるんです。


保険会社に勤めてるから言うけど、こういう家(別荘)は購入するのも高いけど、


損害保険もべらぼーに高いです。だからそういうメンテナンス込みで購入できる人って


やっぱりお金持ちなのです。


寒かったけど、海のざぶんざぶんという音を聞きながらハニバニと戯れるのはとても楽しく、


時間も忘れて写真を撮ったり海水に触れたりしていたら


朝からしっかりカールさせた巻き髪はメドゥーサ化し、上品で美しかった私の手は


軍手のようになっていましたとさ。



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さあ!今週も頑張りましょう!!!

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印象深い夢を見た

2015年01月11日 | アメリカ生活

今日本当はブログを更新する予定はなかったのだけど、今朝とても印象に残るすごい夢を見た。

色彩なんてHDどころの騒ぎではないぐらい鮮明で、夢の中でさえ私は『おぉぉぉ』と感激してしまったほど。

目が覚めてからもその余韻でぼんやりしていたぐらいだ。

忘れたくない夢だったのでここで簡単に書き留めておくことにした。


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私はどうやら家に帰りたいようだったが、どこをどう間違えてしまったのか、帰る道順がわからなくなってしまった。

見慣れない街の名前と景色ばかりが続く。

車を運転していないようだったので、私は徒歩で帰ろうとしていたらしい。

手元に地図があったが、自分がどこにいるのかもわからなかった。

通りすがりの男子学生に声をかけて、現在地を教えてもらった。

地図の左下のほとんど地図から外れてしまいそうな場所にいた。

そこを地図にしたがって、まっすぐ北上するといいと教えてもらい歩き始めると、商店街に出てきた。

今度はその辺のお店に入って、もっと詳しく道を聞いてみようとしてふらりと入ったのが、畳屋。

そこの店主らしい女性を見たときに、なんだか懐かしい気持ちがして、初めて会ったのに安堵したのを覚えている。

彼女が「家に帰るのだったらもうタクシーに乗り込んで、連れて行ってもらいなさい。」というので

その女性が言っていたタクシー会社まで行くのに、別のタクシーに乗り込んでいた。

そのタクシーの運ちゃんが声が大きく、よくしゃべる男だった。会話は覚えてないが、私は笑っていたと思う。

目的のタクシー会社でおろしてもらい、今度は家までつれて帰ってくれるというタクシーに乗り込んだ。

女性の運転手だった。とてもおとなしそうな、髪が肩まである、どちらかというと私ぐらいの年齢。

なんと乗り込んだタクシーの後ろを、数分前に乗っていた例のよくしゃべる運ちゃんが運転したのだが、

声がものすごくでかいため、彼の声が響いていた。

私の乗ったそのタクシーは山道に入っていく。こんな道が『道路』として成り立っているのが不思議になるほどの

全く人の手が入っていないような道。

雨が降ったあとのようで道のところどころでタイヤがぬかるみにはまってしまった後がわかる。

その時に見た草木のみどり色と茶色がものすごく鮮やかで、何度も何度も見入った。

『沸騰した塩水に入れた瞬間に色がぱっと変わるような鮮やかさだ。』と、はっきり思った。

その山道の傾斜がものすごくて、ああ、この車はもうこの坂は上れないだろうなと心配しかけたら

いきなりその女性運転手が『上れない坂なんてない』といって、思い切りアクセルを踏んだら

みごとに上れてしまった。

びっくりした。

その後も信じられない傾斜の上り下りが続いたが、彼女が思いっきりアクセルを踏んで上ってしまう。

『上れない坂なんてない』と言った彼女の言葉を反復しながら私は、そっか、人生ってそうあるべきなんよね

と、彼女に出会えたことに感動して大きくため息を吐いた。




...ら、目が覚めた。



目が覚めてもその感動が大きくて、あの緑色の発色やら、会話やら、上り下りの傾斜の酷い道をずっと思い出していた。

夢だったのに、私を目的地まで届けようとしてくれたその女性に何だかものすごく感謝した。

思い出してみると、私は数人に道を尋ね、そのつどその誰かに助けてもらってた。



なんかもう感謝で気持ちが一杯になった日曜日の朝だったのでした。


今日はもうしばらくはこの夢の余韻に浸って、また明日から仕事頑張ろうと思います。



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今夜は玄米と、間違ってオーダーしてしまった辛口の麻婆豆腐とエビチリ。
おかげで暖まりましたよー。




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タオルブンブンの兆し

2015年01月07日 | アメリカ生活

今日ね、めっちゃ寒かったん。



それでもさっきウォーキングしてきたんだけど、気温は-8℃。

体感温度なんて-16℃だったの。



しっかり着込んでとりあえず露出してるところは顔のみだったんだけど

寒い上に風があったから、その唯一露出していた顔がもう痛いのなんのって。


少し歩くと体もものすごく温かくなってくるものの、顔の痛いのはどうにもならず。

そういえば2日前にこれネットでオーダーしたんよ。ハニバニとおそろいで(笑)



顔までしっかり覆えます。(銀行強盗なんてしませんよ)

早く届かないかな。



家に帰ったときに『今夜とかまたタオルブンブンできるかな』ってハニバニに言ったら、

『?』みたいな顔されたので、

『例のフローズンタオルだよ!』って言ったら激しく反対された。

去年のタオルブンブン

私あの後で、たちの悪い風邪をこじらせたんだった。



でもまあ今夜はそこまで極寒にならないようなので、タオルブンブンはまたの機会にするとしよう。

乞うご期待!


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こないだネットで日本のものオーダーして、昨日届いた。





玄米、うどん、ゴマドレッシング、クリープ、めんつゆ

たったこれだけなのに、めっちゃ高い(涙)


特にクリープなんか、小さいサイズなのに$12ぐらいするんだよー。

日本でこんな小さなクリープに1200円とか払わんよね?


今まで玄米はアメリカの玄米を食べたりしてたけど、今回日本の玄米を買ってみたの。

きっと美味しいと思う!

玄米って好きなの。

なんか香ばしくて良い感じ。体にも良いしね。

ニュースで日本もものすごく寒くなってるみたいだけど

みなさんもお体お大事に...。



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こんなに寒いと心配なのは外で生きてる動物。
ブルース(あのオレンジの猫)とか大丈夫かなーって心配。


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今年初出勤にて

2015年01月02日 | お仕事
A Happy New Year 2015












みなさん、明けましておめでとうございます!

今年は去年よりもブログの更新の回数を増やします(公約)。

あんまりためにならないブログですが、温かく見守っていただけると嬉しいです。

今年もどうぞよろしくね♪♪♪





写真は『ボケて』からの拾い物です

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前回のブログの記事で『笑って許しちゃおう』と言ったまさにその次の日、事件は起きたのだった。

大晦日の日。



朝、職場に着いてメールを開くなり、

『ケイエス、今日は仕事してる?このメールを見たらすぐに電話してきて。話がある。』

と休暇中の海外保険部のマネージャーのボブ。

嫌ぁな気分がして彼が一緒に送ってきたメールを開けて気が遠くなった。

そこには最近赴任したばかりのドイツ支店のマネージャーがやっちまった大失態の言い訳説明文が

長文となって綴られていた。

もう頭っから読むのも嫌な感じなのに、内容もまた大変嫌なものだった。

読みながら私は「昨日ブログで『許すこと』のススメを書いたばかりなのに、これはちょっと許せんわ。」

と、怒りで震えて心臓もバクバクしてたぐらい。心臓発作起こすかと思った。

超簡単に言うと、彼女の失態をカバーしてやるためにはシステムとレポートを管理している私にかなりのしわ寄せが来ることになり

もしそれをカバーしてやらなかったらロンドン支店の従業員に給料が入らなくなり大変なことになる。

あんまり腹立たしかったので『知るか』と突き放そうかと思ったが、人の給料が危うくなるのは気の毒だ。

ボブに電話して、声を荒げないように努力したけどボブに私の怒りが伝わってるのは明確だった。

ボブまで申し訳なさそうに私に謝る。

私は深呼吸して、『もういいですよ。きっと彼女もものすごく反省してると思いますし。初めての失敗ですから。』

と、言えた。

そしたらなんか私の中で何かが吹っ切れたのか、怒りが治まったの。

これってもう『許す』というよりも『あきらめ』みたいな感じ。

新年早々ものすごい量の仕事があるのかーって思ったら気が重くなるから、

新年早々まず私にはちゃんとした仕事が待ってるのだ!と思うことにした。



で、今朝出社したら例のドイツ支店の彼女からメールが来てた。

謝罪と感謝のメールだった。

私にかけてしまった過大な迷惑を詫び、今後二度と同じ間違いはしない決意を述べ、

そしてとんでもない尻拭いをしてくれたことへの感謝。

きっと彼女はあれから悲惨な思いをして家に帰り、複雑な心境で新年を迎えたことだろう。

そう思うと何か気の毒で、こちらも腹が立っていたけど結局は彼女を助けてあげて良かったと思ったの。

『私も昔、同じような大きな失敗をしたことがあって、その時私を助けてくれた人がいました。

その人に救われたから私は今でもこうやって仕事をし続けることができています。

みんな失敗をしてそこからたくさんを学びます。大丈夫だよ。あなたはもう同じ失敗はしないから。』

と、返信して送ってあげたらすぐにまたメールが届いた。



『そうだね。ケイエスさんの言うとおり。私も学びました。そして助けてくれてありがとう。

私は頑張れそうです。』




彼女はきっと今心から安堵していると、その時思えた。

『許す』という行為が、はっきりと意味を持ったんだなと実感できた瞬間。



何だか新年早々、気分が良かったよ。





気分が良いっていうと、もう一つ。

初夢見た?

私ね、今朝、ぼんやりと何か夢を見ていたのは覚えているの。

確か電話帳(イエローページみたいなやつ)をめくっていて。

探していたのはなんとハニバニの名前。

その電話帳には彼の名前と職場と家の住所が記載されていて、

その同じ並びに何かメッセージが書かれてあったの。そこにははっきりと

『Congratulations(おめでとう)』ってあった。

え?と思った瞬間に目が覚めたんだけどさ。


今年何かおめでたいことがあるのかな。


何はともあれ、何か縁起良さそう...





さあ、おせちに飽きたらやっぱりこれでしょう。





おせちも食べてないのに言ってみる。

だけどカレーは本当に美味しい♪



去年、大笑いしていたうちの猫は、ちんまりと窓際で



外を見ていました。



こちらは穏やかな新年です。



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日本はまた大雪ですってね。
両親はすっかり雪嫌いになりました(笑)


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いつもありがとう。
今年も応援よろしくね!

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