年1回季節を変えて行っている鵜殿ヨシ原は淀川右岸に広がり甲子園球場の約18倍あるという。
河川改修で水位が低下して乾燥したヨシ原を保全するために上流部に揚水ポンプを設置して水を流したり、切り下げ工事を行ったりされている。
堤防から眺めた鵜殿 見渡す限りの草原がひろがっている。
遠くにオギの穂の白が目立つ。
ヨシ原を保全するために管理されていて、今日も作業車と人の姿が見えた。
今年は9月に草刈りをされたそうだ。草刈りの後でないと入れない所や大雨の後は行けない場所もある。
管理用の道路、水路を渡ったり、少し横に入ったり・・案内役のメンバーに付いていく。
増水すると水路は渡れなくなるし、草刈り後でないと入れないところもある。
新名神高速道路の工事が始まっている。この広場は橋脚の立つ予定の場所だという。
新しい鉄塔も建って今まであった鉄橋と入れ替わるらしい。
ヨシを押し倒すカナムグラ群落は道路の陸側に広がる。
右)水に強いゴキヅル群落は水路近くに広がる。ゴキヅルは水をかぶっても平気らしい。
一見荒れ地のようだが、絶滅危惧種が残っていたりする。果実は横に筋が付いており、パックリと割れるのが面白い。
「種を炒って食べるとアーモンドみたいよ」というので持って帰ったが、まだそのままにしてある。
サデクサ ヤノネグサ フリルのついたスカートのような托葉がかわいい。
イヌゴマ アゼオトギリ 鵜殿でもここだけにしかないという
アメリカネナシカズラ ナガエツルノゲイトウ 特定外来生物
ナガエツルノゲイトウは今まではなかったという。台風の増水で流れてきたものか?
レモンエゴマ オギの根元にナンバンギセル
他にも クマツヅラ ハマクマツヅラ イシミカワ ホシアサガオ イヌコウジュ ミコシグサ ヤガミスゲ など・・