みどりの野原

野原の便り

10月29日 六甲高山植物園 紅葉黄葉(イヌブナ アカシデ アカヤシオ ドウダンツツジ シロモジ タコノアシ)キイトラッキョウ キクバヤマボクチ ヤマトリカブト

2018年10月29日 | Weblog

寒さ対策してきたからよかったが空気が冷たい。

先ずは自分たちだけで園内を散策。午後から1時間ガイドさんに案内していただいた。

紅葉いろいろ。

 
     アカシデ              アカヤシオ

 
      イヌブナ            ドウダンツツジ

 
サラサドウダンツツジ(果実は上向き 後のガイドで)  右)シロモジ 冬芽が見える。


 
     山の紅葉      小川のそばのタコノアシも真っ赤に紅葉 ゆでだこだ。

満開だった花

 
たくさん咲いていたキクバヤマボクチ これで満開   リンドウ 満開

 
    ダイモンジソウ            ジンジソウ


   キイトラッキョウ 満開

ガラス室の中には食虫植物の数々。

 
ムシトリスミレ・ウツボカズラ モウセンゴケ タヌキモ ミミカキグサ ウサギゴケ
腺毛が出す粘液によって虫を捕らえる。捕虫のうで吸い込むもの。落とし穴式・・
     右)ハエトリソウ 虫の刺激を感じて葉を閉じ虫を閉じ込める。
虫から栄養を取るように進化した過程は不思議。

花期は終わっているのに、私たちのために咲き残ってくれていた花。

 
     クリンソウ              ヒゴタイ
東屋でお弁当を食べたが寒かった。

午後1時間ガイドさんによる案内。
朝は10℃ぐらいだった。今で15℃ぐらいとのこと。

 
赤い実がいっぱい。マルスバッカタ(ヒマラヤのズミ)実を1つかじった。食べられるが酸っぱい。
     右)ゲンノショウコ 種をはじき飛ばすために鞘が丸まった姿はおみこしのよう。

 
イヌブナと並んでいたブナはすっかり葉を落としていたが、この木は植物園開園(S8年)以前からここにあったとのことで樹齢は85年~90年以上とのこと。 
 右)幹裏側には大きい亀裂。気象条件などの試練にも耐えている姿。頑張ってほしい。

 
原種系のシクラメンがたくさん植えてあり花を付けていた。
 右)シクラメンの果実は光が嫌い。果実ができると果柄がコイル状に巻いて地中に入っていく。

 
ヤマトリカブト 美しいが猛毒。  右)花を1輪取って兜を押し上げると何かが飛び出した。
私の思い込みか聞き違えたか、てっきり雄しべかと思ったが、調べてみたら・・
青い花弁状のものはガク(5枚)で、上のがく片が兜状になっているのだった。
そして、兜の中に隠れていたのは花弁らしい。(くるりと曲がったところはキョ 蜜が入っている)
虫を兜の中の蜜に導くために花弁を隠しているのかな?
今まで花は見ても開いてみたりしたことがなかった。
ガイドさんと一緒だと、花を1つ取って観察したり、実を1つ食べてみたりの経験ができることもある。

ヘクソカズラの実をつぶしてハンドクリームに混ぜるとよりしっとりすることも教えていただいた。
あまり試したくないが・・
花の多い時期ではなく、花が終わった状態のものが多かったが、見ごろのものもあり、紅葉も楽しめた。

コメント
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