ミコアイサが見たいというので、先日見た池へ妹を案内。
1つの池は場所がわかるが、他はわからず、息子の車に乗せてもらった。
ミコアイサ 雌の群れと雄
雄は前ほど多くなかったが、案内できてホッとした。
昨日と打って変わって、今日は風が強くて寒い~。
先日行った池の他、あれも池か?行ってみよう・・
葛城市~桜井市 ずいぶんたくさんの池をまわった。
この池はコガモが多い。コガモ池だ~。
ハシビロガモ池
アオサギとコガモとカワウ
おっ? 砂にうずくまったあのカワウはどうしたの?
良かった。頭を上げた。こんな座り込んだ姿は見たことがなかった。
アオサギ池 数えてみたら34羽。
この後、一斉に飛び立った。写真を撮りたかった~。
大和川 遠くにオオバンがいた。
風がぴゅうぴゅう、冷たくて・・冬鳥は元気ですね~。
池の横につけた車の中から観察するという横着ぶりも・・。
前にタゲリを見たあたりも行ってみたが来ていなかった。
怠け者で、出そびれると一日家の中に籠ってしまう。
あかん あかん・・
午後から曽我川から歩き始める。
風もなく上着いらずの暖かい日だった。
家の中に遊びに来たキタキチョウ 大歓迎。
写真を撮って外へ逃がす。
イヌマキ 木についたまま発根している。(胎生種子)
まだ果托もみずみずしい。
川沿いの斜面 スイセンが野生化している。
春はお花見コース
桜の枝に枯れ葉? ではなく、オオミノガの蓑だ。
越冬中なのか? 中は未確認。
ヤドリギが1つ かなり大きい。
この時期、桜もコロナ予防のマスク姿。
アオギリ 太い枝をにょきにょきと伸ばしている。
大きく育って花をつけてくれることを祈るが、この木も主幹は伐られている。
冬芽もごつい。芽鱗はまるでフェルト?フリース着用?
しっかりした防寒着で、厳しい冬も耐えられそう。
丸い葉痕の上には小さい側芽。両側に白い托葉痕がある。
橿原市運動公園
ここでいつも楽しみにみるのはヤシの仲間。
カナリーヤシ 根元に入ると、傘のよう。
これは雄株のよう。
今日初めてプールの近くに雌木を見つけた。
オレンジ色の果序には(写真を拡大すると)果実が残っているのが見えた。
近くに入れないのが残念。
ココスヤシ
(ブラジルヤシやヤタイヤシやそれらの交配したものは区別がむつかしく、ココスヤシの名で流通しているという)
ココスヤシは雌雄同株らしい。
木の下には秋に落ちた果実や果皮が失われた種子がたくさん落ちていた。
最寄り駅に植えられていた時は、落ちたばかりの果実も拾えた。
筋は多いが果肉は食べられる(しゃぶれる)。甘い。
拾ってきた果実・種子
古い種子には発芽孔が開いているのが見える。
果皮をはがした。種子の発芽孔は丸い形はわかるが、閉じている。
発芽孔のことは、最近知ったばかり。
ここから発芽するのか? 孔が開いたものは発芽した跡なのか?
近くに小苗はないが・・
今年秋に、覚えていれば・・もう少しよく見てみようと思う。
植木鉢に植えてみてもいいかな・・
今日は小正月。
歳神様を迎える元日又は7日ぐらいまでの行事を大正月というそうで、それに対して15日前後を小正月というらしい。
餅花を作る地方もあるらしいが、この辺では作らないと思う。
「大とんど」や「アズキ粥」などはされているのではないかな。
家は毎年1月15日には「アズキ粥」を炊く。
これは無病息災を祈る意味があるらしい。
子供の頃は、15日又は14日の夜には「とんど焼き」があった。
その日に備えて、子供たちは山へスギの枯れ葉を拾いに行ったり、農家にワラを貰いに行ったりした。
竹組みは大人がやってくれる。立派なものだった。
田舎ではあったが、広い空き地はなかったので、狭い川のそばの道路が「とんど焼き」の場所だった。
火がつけられると大人も子供もその周りに集まって見物。
その時に、普段練習したお習字の半紙を持ってきて火の中に投入してもらう。
高く舞い上がると、字がうまくなると言われた。
毎年燃やしたのに効果がなかったのは、後の努力が足りなかったからか・・
「とんど」の火を貰って帰って・・アズキ粥を炊いたのだったか、ぜんざいだったか・・
そんなことで、毎年アズキ粥を炊き、余分に炊いたアズキでぜんざいも作る。
単に「好き」というだけだが。
去年は近くの町のとんどを見に行ったが、今年は信貴山の「納め札焼き大とんど」の準備中の姿を見ただけである。
普段ランチなどと縁遠い生活している私。友達のお誘いで3人でランチ。
毎年新年に集まるが、去年はコロナで中止にしたので、2年ぶりだ。
食事の後、電車とバスを乗り継いで、信貴山へ。
今日の天気予報は雪。だけど山上も雪の気配もなし。
『敏達天皇11年(587年)聖徳太子は日本国の平和を乱す朝敵 物部守屋討伐を祈願され、毘沙門天王を感得された。
その日が「寅年寅の日寅の刻」だった。ご加護により物部守屋を討伐。
その後、太子自ら毘沙門天王像を刻まれ、伽藍を創建され、信ずべき山 尊ぶべき山「信貴山」と名付けられた。』
信貴山朝護孫子寺 本堂へ。
お札を購入。堂内の法要の読経が終わるのを待って、本堂に入る。
天井の飾りのきらびやかなこと。
内陣に進み、公開中の秘仏 毘沙門天王を拝観。
暗い。友達の懐中電灯でやっと全体像が見えた。
右と左に善膩師童子と吉祥天女を従えておられた。
奥へと進み、二十八使者像なども拝観した。
本堂を出て、境内を戻る。
寅にご縁のある信貴山。あちこちに寅 寅 寅・・
先ずは「世界一大寅」振り子の寅のようだが、首は動かないらしい。
うちの正月飾りは、昔、信貴山で買った張り子の虎を出した。
小寅 やんちゃそうな兄弟寅
阿・吽の金銀の寅
石造りの親子寅 檻がないと飛び出す?
石造りの寅 子寅3匹
寅の胎内くぐり。 ここは出口
寅ポスト
実際の虎は黄色ではなくて「オレンジ色に黒い縞」ってテレビで言ってましたね。
これは寅ではなく狛犬でしょうね。
最後に・・忘れてました。「寅まんじゅう」熱々おいしかったよ。
たくさんの寅。歩けばもっとあることでしょう。
見ただけでも、寅年を満喫しました。
開運橋
橋から下の大門池を覗く。
水鳥の群れ。オシドリだ。雄も雌もたくさんいて、活発に動き回っている。
去年も見たので、双眼鏡を持参。 きれい!
オシドリ 雌雄
オシドリ 雄
オシドリ 雄 橋の真下を泳ぐ。
オシドリ 雄 色鉛筆の塗り絵のようだ。
オシドリ 雌は地味
見ていたら、オシドリが潜った。
潜水カモのように深くは潜らないようだが、浅く潜ることもあるんですね。
水面から橋まではかなりの高さがあり、安心しているのだろう。
山際ばかりでなく、池の中央部にも出てきてくれるのでよく見えた。
たくさんいたが、活発に動き回るので写真が撮りにくかった。
他にはキンクロハジロがいた。
今日18:00から「納め札焼き大とんど」があるらしい。
立派なとんどの準備がしてあった。
飛鳥から帰ってから・・
今日採ってきた「カラスウリ」と、庭にできた「オキナワスズメウリ」を比べてみる。
上)オキナワスズメウリ 緑色のと熟した赤い果実もある。白い縞が入る。
中)今回採ってきたカラスウリ 小型で丸い。
下)何年も前に採取しベランダにつるしてあった 普通の大きさの カラスウリ
カラスウリの果実(直径約2.5㎝の球形)と種子
種子は「たまずさ」「結び文」「大黒様」「打ち出の小槌」に見立てられ、金運のお守りとして財布に入れたりする。
「カマキリの頭」のようでもある。
「カラスウリ」の果実の輪切り。
果皮は薄い。種子の周りにはべっとりした橙色の果肉が絡みついている。
オキナワスズメウリ 果実(2.3~2.4㎜)と 種子
種子は1か所 長く伸びた形。「子ゾウの頭」のようにも見える?
初めて見た。
「オキナワスズメウリ」果実の輪切り。
果皮は分厚い。赤く色づいているが、熟し足りないからかもしれないが。
中は3室になっていたのかも?
種子の周りには白っぽい半透明の果肉。カラスウリの果肉とは違う感触。
洗っても簡単には取れないので、千切るようにして取り除く。
左)オキナワスズメウリの種子 右)カラスウリの種子
果実の大きさはあまり変わらないが、オキナワスズメウリの種子はずいぶん小さい。
やはり大黒様は貫禄がある。
種の形って面白い。
今年初めての例会。高松塚~栗原方面を案内してもらった。
高松塚の展望台のあたりは木が伐採されちょっとさみしくなった。
展望をよくするためというなら、確かに見晴らしは良くなったが。
左手、遠くの山の上にアンテナ?
右手、向こうには整備の終わった牽牛子塚が良く見えた。
二ホンスイセン 高松塚壁画館の近くに植栽
下って山裾を行くと、赤い実がポツポツ落ちている。
見上げるとナナミノキだ。
雑木の繁みにはカラスウリがクリスマスツリーの飾りのよう。
普通よりは大分小型で丸い。
鳥が突いて中の実を食べたのか、大きく穴の開いたのもあった。
帰ってから、カラスウリとうちの庭のオキナワスズメウリを比べてみた。1月13日②に記載
水路の向こうの薮にはヒヨドリジョウゴの赤い実が絡みついていた。
墓地に出た。
この石はかつてこの辺にあったと言われる、栗原寺(呉原寺)の礎石の1つではないかと言われている。
栗原寺の正確な位置はまだわかっていないらしい。
栗原や檜隈には渡来氏族が定住していたという。
この辺りはミカンの産地
ハッサクや温州ミカン?など、まだ木に残っているものある。
カラタチの木が1本 果実を2個付けていた。
カラタチは柑橘類の接ぎ木の台木とされたりする。
鋭い棘で身を守っている。
右)おか寺 の道標のあるお地蔵さま。
今は人通りもない農道沿い。古道が通っていたのかも。
のどかな景色
コウヤボウキ 冠毛を付けた果実がまだ残っていた。
ヤドリギ 高くて見えにくい。果実は?雄株かな?
春一番に「先ず咲く」といわれるマンサク。
まだまだ硬いつぼみの多い中、ほどけかけて花弁が見えているものも。
こんなに寒くても近づく春を感じているのだろう。
コバノガマズミ 赤い実は萎みかけ。
ハクサンボク 赤い実。鳥の好みではないのかな?
寒い時期でも果実など見るものがあった。
前にベランダに植えていたオキナワスズメウリの果実が落ちたらしく、庭に1本生えた。
地面から生えて、ライラックやサラサウツギの木の上でツルが繁り、果実がたくさんできた。
でも、一向に赤く色づかず、やっとこの頃になって何個か色づいてきた。
部屋の中へ入れた方が色づきやすいと聞いたので、取り入れることにした。
高い木の先で繁っているので、引き下ろすのに難儀した。
すっかり夕方になってしまった。
オキナワスズメウリ 果実付きのツル。
150個ぐらいある。
小分けにして、ほしい人にもらってもらおうと思う。
たくさんため込んだ石類の整理をした。
昔はあちこちの観察会で石を見る機会もあった。
そんな時に持ち帰ったもの。海外や国内旅行で記念に拾ったもの。
友人や知人のお土産 他、いただいたものなど。
持ち帰ったはいいが、どこの何か記さないまま何だったかわからないものも多数。
引き出し1段と、缶1つ。 重い。
メモの付いているものを並べた。
不明のもの。
価値のあるものはないが、一応リストを残し、今のところ捨てられないものを、おかきの缶1つにまとめた。
海外 ぺグマタイト ガーネット 珪化木 水晶 川辺の石。
国内 レインボーストーン 珪藻土 溶岩 軽石 蛍石 石英
チャート 緑色片岩 てつばんざくろ石 チタン鉄鉱石 ピッチストーン
斑レイ岩 流紋岩 高師小僧(土中で生成される褐鉄鉱の固まり。天然記念物になっていない所)など。
さて、処分する石は・・庭の隅にでも・・
石友さん。ブログ見てるかな? どう思いますか?
貴方の石はどうしてますか? 価値のない石は拾ってないかな?
穏やかな日和
平城宮跡~水上池~コナベ~ウワナベ で、探鳥会
トベラ 果皮が3裂して、粘液が付着した種子が露出
鳥のくちばしなどに粘着して運ばれるらしい。
センダンは果実がたくさん残ったまま。
池のコガモのつがい。ソーシャルディスタンス とってる?
今日は洗濯日和 カワウの翅も良く乾きそう。
工事が終わった「第1次大極殿院 南門」
工事中建物を覆っていた素屋根(覆屋根)は曳家で東側に移動。
この素屋根は次の東楼復原工事整備工事で使われるらしい。
水上池
ミコアイサ雌雄 カイツブリが写ってる。
この他、マガモ雌雄 ハシビロガモ雌雄 キンクロハジロ雌雄 オオバン コブハクチョウ・・など、例年より鳥の数は多かった。
オシドリはプロミラーを合わせてくださったが、見にくいところでよく見えず。残念。
コナベ陵の濠 工事以後?水が濁ったままで、オオバン以外鳥の姿はなし。
ウワナベ池(ウワナベ陵の堀)ここも静か。マガモが少しだけ。
以前は「ハシビロガモの大渦巻き」や「ヨシガモ」も見れたのだが。
途中ではメジロ ツグミ チョウゲンボウ オオタカなどが見れた。
2年ぶりの長居公園
駅から公園までの道を、思い出しながら歩く。
タイワンツバキ 開花中
ラベンダーの開花期は長い。
後は、サンシュユの果実ぐらいで、花や果実はあまりない。
植物園は3月末までリニューアル工事中で、勝手が違い、控室に入るのもちょっと戸惑った。
午前中下見。午後の植物園案内は学芸員さんと共に長居公園をまわる。
青空にユリノキの果実
翼の付いた果実 出っ張ったことろが種子の入っているところ。
硬くて、取り外すのは大変
果実を切ってみると、中は2室に分かれ、種子が2個あるはず・・
でも、1個しかないものや、しいな ばかりのものも。
ユリオプスデージー キク科
下の茎は木のように硬い。
ネットで調べると「常緑低木」としているものが多いが、多年草としているものも。
茎の断面 形成層は見え、年輪らしくもある。
でも成長はせいぜいこれぐらいで、樹木ほど長生きもしない。
形成層があり、肥大成長するのが木本。
・・とはいうが、木本か草本か分け方は研究者によっても違うらしい。
調べる時、木本として載っていたり、草本とされていたり。
植物の大きさだけで決まらないし、多年草との分け方がむつかしい。
イスノキには何種類かの虫こぶがあった。
この虫こぶは初めて見た。
「日本・・虫こぶ図鑑?」のような分厚い図鑑にも載っていなかった。
切ると、中に虫がいた。
枝が枝垂れているイスノキがあった。
そのまま「枝垂れイスノキ」というイスノキの品種らしい。
常緑樹の枝垂れは珍しいとのこと。(ネット)
その他いろいろ観察。
参加人数はコロナで冬ということで、以前よりは少なかったが、すごく熱心な方々だった。
他に面白かったもの。
ココスヤシ (最寄り駅にもあったが伐られてしまった)
根元にたくさん果実や果皮が取れた種子が落ちていた
ココスヤシの種子 丸い穴は「発芽孔」と教えてもらった。
本来は3個あるはずが、2個のもの、1個しかないものもある。
こんな小さい孔から芽が出るのか・・
「ココス」はポルトガル語の猿「coco」に由来(ネット)
写真の方向から見ると猿の顔に見える。と仲間の言。
種子を見たことがあるのに、虫の孔かと思っていた。
もう一つ教えてもらったモクセイの仲間の冬芽
葉腋にずらりと並んでいるのは冬芽。
一番大きい芽が本来の芽だが、下に予備の芽「副芽」を付けているのだ。
それも1つではなく、ここでは3つも付けている。
何と慎重な、備えの良い木なのかと感心。
石橋を叩いて渡る・・
ラクウショウとメタセコイア 並んで樹形がよくわかる。