阿見町に出来たアウトレットモールの近くに蚕業研究所があります。養蚕が盛んであった頃に品種改良などを行う為に盛んに研究がされた場所です。現在も研究所が残っており、そこの構内には、各種の珍しい桜が咲いています。研究所の方の許可を得て撮影させて頂きました。はじめは、「エゾカスミザクラ」です。初めて見た桜です。「カスミザクラ」の変種で、北海道松前町の「龍雲院」にちなむ桜であると言われています。写真は4月5日に撮影しました。
茨城大学農学部に隣接する場所に山桜の大木が花を咲かせています。この地にあった霞ヶ浦海軍航空隊等で殉職された方々の慰霊塔があります。また山桜のすぐそばには、昭和16年12月8日の真珠湾攻撃に先立って書かれた「述志」の碑があり、毎年四月第二日曜日に慰霊祭が行われています。写真は4月4日に撮影しました。
茨城大学農学部の構内で黄金色の葉を芽吹き始めた「黄金ガシワ」です。柏の樹の園芸品種で、春さきに写真のような黄金色の葉芽と花を咲かせます。そして夏は、緑色の葉で、秋には再び葉が「黄葉」します。年に二度鮮やかな黄色の葉を見ることができるので、公園などでも植樹されています。写真は4月4に撮影しました。
この地は、かつて霞ヶ浦海軍航空隊の中央格納庫があったところで、桜の古木が並木を作っています。4月の初めソメイヨシノが満開になる頃に訪れてみました。会社の構内であるため、説明員の同行が必要です。幸いにも所長に対応して頂き、詳しくお話を伺うことができました。以前に掲載した通りです。昭和17年7月頃昭和天皇が行幸された記念碑もこの会社の構内に保存されていました。写真は4月4日に撮影しました。