つくば植物園の梅林で咲いています。まだ7分咲きくらいですが、独特の濃い紅色が青空に生える風景には、多くの人が感激して思わず口を開けてしまいます。説明板によれば、園芸品種で「Prunus mume 'Tobai'」、バラ科と記されていました。写真は2月20日に撮影しました。
つくば植物園でほぼ満開になっています。久しぶりの早春の青空に生える桜色のこの花はとても見ごたえがあります。説明板によれば、中国原産で、「Prunus mume 'Yae-kanko'」と記されていました。写真は2月20日に撮影しました。
世界ラン展で「野点」と題してランで飾られた小庭が展示されていました。昔どこかで見かけたような風景を再現しています。派手ではないですが、とても落ち着いています。お茶の香りもしてきそうな雰囲気で、何となく癒される気がします。
世界ラン展20周年を記念して、会場には各種のランを寄せ植えにしたディスプレイ部門の展示が多かったです。その一つで、奨励賞を贈られた千葉県洋らん生産者組合出展の見事な「Orchid Park」でした。今年は特別だったようですが・・やはりランは香りも楽しみたいですね。寄せ植えにすると・・香りが混ざって?香りを楽しむ雰囲気になれないのが残念です。
燃えるような独特の色をした大型のカトレアです。’Hawaiian Legacy'と言う名前が花のイメージにんあっているような気がして・・とても好きになりました。数多くの花がその美しさを競う世界ラン展の中でもひときわ目立つ豪華な花です。銘板には「Rlc.Dark Cherry 'Hawaiian Legacy'」と記されていました。
世界ラン展2010ヘ行ってきました。今年は世界ラン展25周年だそうで、例年になく広い場所で、派手な演出が多かったように思いました。入口にあった巨大なオンシジウムのプレートです。しばらくの間、世界ラン展で見かけた美しいランを紹介します。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。細い針状の葉に淡黄色の朝顔のような形をした花が特徴です。説明板によれば、「Narcissus mesatlanticum」、ヒガンバナ科と記されていました。昨年も掲載しましたが、花弁が薄く透けて見えるような感じが何とも言えません。写真は2月6日に撮影しました。
つくば植物園で2月初旬ごろ見頃でした。赤褐色で棒状の花穂を垂らしています。3mくらいの木に枝いっぱいに花穂がついていました。本州中部以西、四国、九州の丘陵地の河原に自生するため、この名前のようです。図鑑を見ると、雌雄同株の植物だそうで、写真では、垂れている花穂が雄花で、その付け根の枝に爪のように上に伸びている短いものが雌花だと説明されていました。学名は「Alnus serrulatoides」、カバノキ科ハンノキ属の落葉高木です。春になると美しい葉が芽吹いてきます。写真は2月6日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室で見かけました。正面から見ると髭を伸ばしたひょうきんな喜劇役者のようにも見えます。スマトラ島原産で、「Paphiopedilum liemianum」ラン科と記されていました。写真は2月6日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室で爽やかな香りのする花と実が同時に観賞できます。説明板によれば、レモンの栽培品種で「Citrus limon cv.ponderosa」、ミカン科ミカン属の常緑低木です。レモンの仲間のようですが、写真のように実が大きくて文旦とかグレープフルーツのような感じがします。花はふつうのミカンの花よりは大きくて花弁の厚みもあるのが特徴だと思いました。柑橘類の爽やかな香りがしています。写真は2月5日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室で見かけたとても上品で美しい原種ランです。黄緑色の花弁に白と赤褐色・黄色が鮮やかな唇弁が特徴です。説明板によれば、マルク諸島~ニューギニア島原産で、「Coelogyne fragrans」と記されていました。写真は2月6日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室で、たわわに実っています。もう少しするとプーンと良い香りがすることでしょう。最近バナナブームで食卓にも毎日見かけると思いますが、実がついた状態で完熟しているバナナを見ることは少ないですね。写真は2月6日に撮影しました。