図鑑によれば、昭和41年に日本(御坊市の阪本氏)で作出された蓮です。アメリカ産の「王子蓮」と日本の古代蓮で有名な「大賀蓮」との交配によるものだそうです。白をベースに花弁の付け根に黄色が見え、全体的に柔らかい淡い黄色がかって見えるとても優美な花です。
丸みを帯びた花弁の縁が濃い紅色をしています。とても優しい感じの蓮の花だと思います。
写真でお気づきかもしれませんが、左側の花は開花したばかりの花で、花弁の詰め根付近は少し黄色が見えます。右側の花は同じ品種ですが、日にちが経つと徐々に花の色が変化して淡い黄いろの花に変化します。写真は7月13日に撮影しました。
写真でお気づきかもしれませんが、左側の花は開花したばかりの花で、花弁の詰め根付近は少し黄色が見えます。右側の花は同じ品種ですが、日にちが経つと徐々に花の色が変化して淡い黄いろの花に変化します。写真は7月13日に撮影しました。
写真のように桃色がとても美しい八重咲の大型のハスです。「秋水長天」と言う品種から自然交配で中国で作出された花蓮のようです。夏の暑さが厳しくなるころに咲くこの花は、涼しげに見えます。写真は7月13日に撮影しました。
霞ヶ浦の畔にある総合公園に隣接して、花蓮が凡種類くらい展示されています。ハスが開花する早朝には、写真愛好家が大勢シャッター音を響かせています。ハスには、食用にする者の他、花を楽しむ蓮も多品種あるようです。詳しい説明はないので、花だけになるものもありますが、ご紹介します。初めは、赤色がとても美しい「藤壺蓮(ふじつぼれん)」です。一重よりやや花弁が多い半八重で、源氏物語の「藤壺」の美しさをイメージして名付けられた花のようです。写真は7月13日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性展示区画で見つけました。研究員の方が、2年がかりで咲かせた花です。通常食材に使うごぼうは、花が咲く前に収穫してしまうので、花を観ることは殆ど無いのだそうです。植物園では、本来の植物の姿を展示することを大切にしているため、』2年目に咲く花を展示されています。「ごぼう」は元々、薬用に中国から渡来したもので、原産地である中国北東部などでは、2年物の全草を乾燥させて生薬にしたりしていました。写真のようにアザミの花に似ていますね。初めて見た方も多いと思います。写真は7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の池の畔で見かけました。シッポだけではなく胸まで見事に赤い色をしています。図鑑を見ると「ナツアカネ」だとわかりました。赤とんぼには、ナツアカネと秋に山から下りてくるアキアカネの2種類があるそうで、アキアカネは胸は赤くならないと記されていました。写真は7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園でフチナシアジサイの近くに植栽されていました。福島県以西の本州・四国・九州に分布する落葉低木です。別名は沢アジサイと呼ばれ、山野谷沿いに生育しています。このアジサイは、中央付近に見える花の周辺に萼が花弁のように変化した装飾花があります。犯の色は白色や紫色、薄紅色など様々だそうです。写真は7月2日に撮影しました。
珍しい種類のアジサイです。つくば実験植物園で見つけました。説明によれば、原産地は日本で、伊豆諸島、小笠原諸島等の海岸の斜面に生育しています。アジサイの原種ともいえるもので、写真でお解りのように両性花の周りに花弁状の装飾花がないのが特徴です。写真は7月2日に撮影しました。
つくば実験植物園で紫色の美しい花を咲かせていました。草丈が低いので、つい見落としてしまいそうな花です。花が花穂の下の方から徐々に上方へ咲いていきます。花が終わった後の花穂は、弓矢を収める靫に似ていることからの和名のようです。写真は7月2日に撮影しましたが、真夏になると花が終わって花穂が茶色く乾いて枯れたように見えます。これを別名「夏枯草」と称して漢方の生薬として使われています。
つくば実験植物園で初めて見ました。紅紫色の穂状の花が垂れているのが印象的でした。花弁は目立たず、1㎝くらいある雄しべ(花糸)が突き出して見えます。和名はこの雄しべ(花糸)を唐糸(絹)に見立てて名づけられたようです。写真は7月2日に撮影しました。