四国八十八ケ所 愛媛県 徒歩遍路
第十六日目
1.#64前神寺から瀬戸内海に沿って、ひたすら東へ二日
かけて今日は#65三角寺を目指す。標高500m所に
位置し、登り路から伊予三嶋方面の展望を楽しめる。
スケジュールはゆっくり出来るので、のんびり歩く。晴天。
2.今日の行程
①旅館大成荘 → 途中から山道 → #65三角寺 →
半田休憩所 → 椿堂 → 池田町 → 民宿岡田
②終盤になっても足は軽やか、毎朝の足手当てが功を奏
している。コンビニで昼食を購入。
③晴天の朝ウグイスが鳴くさわやかな山道を元気に歩く。
製紙会社の元気な煙突の煙を見ながら、、高台から
伊予三嶋の町を見下ろしながら、素晴らしい眺めを
楽しむ。
④#65三角寺、石段を上がったところの仁王門には、
梵鐘が吊るされている。遍路が通り過ぎるたびに
鐘の音が響く。(写真)
⑤三角寺からだらだらと車道を下り、椿堂を経て愛媛県/
徳島県の県境のトンネル「境目トンネル」を抜けて
今日の宿池田町の民宿岡田に着く。
3.トピックス
①2007年2月 16日間かけて、最多二十六ケ寺の札所
を擁する「菩提の道場」伊予国を打ち終えたことになる。
②残るは二十三ケ寺。「涅槃の道場」伊予国へとその舞台
を移す。
③境目トンネル手前にお好み焼き屋があり、時間調整
も兼ねて、たこ焼きとビールを楽しむ。
こんな場所でお客が来るのか尋ねると、農家のばあちゃん
がカラオケを毎晩歌いに来るそうな。驚いた。
④3時過ぎに民宿池田入り、洗濯・風呂を済ませて食堂で
ビールを楽しむ。食堂にはこの宿を訪ねた遍路客の写真
が、壁一面に張ってあった。
⑤優しく・明るい主人(おじいちゃん)と女将に対するお礼の
葉書・便りも貼ってあった。心休まる宿でした。