多摩川の野草を撮る
久しぶりに多摩川を歩く
翁の自宅の近くを流れる多摩川、河口から約30Kmの川崎市域を流れ、
その全長約138Kmの四分の一弱にあたります。
街の都市化が進み日々自然が失われてゆく中にあって、多摩川の水辺は、
自然に触れることのできる最も身近で貴重な場所です
そこには厳しい自然と闘いながら自らの命を精いっぱい謳歌している
いじらしくもたくましい野草の世界があります
そんな野草を写真に収めようと出かけました
残念でした
多摩川の清掃整備で、草刈が行われ、野草がきれいに伐採されておりました
伐採後の土手には彼岸花が咲いておりました
ヒガンバナ
秋のお彼岸の頃に開花することから、その名前がつきました。また
葉もなく、すっと伸びた茎先で空へ向かうように開く花が妖しさを醸し出すからでしょう、
「死人花」・「捨子花」・「幽霊花」など、なんとも不穏な別名があります。
その一方で
仏教において天界に咲くとされる「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」の名でも呼ばれます
曼珠沙 華は見た者の悪行を祓い、吉凶として空から降るそうです。
これから、多摩川の野草100種の撮影を題材に、
多摩川を歩きます。