二十四節気
冬至 とうじ
一年のうちで昼が最も短く、夜が最も長い季節であり、
大きな変わり目の時季です。
季節の気配は、西高東低の冬型の気圧配置となり、寒さが本格的になります。
大陸からの北風が吹きつけ、日本海側に大雪を降らせて、太平洋側には
乾燥した冷たい風となり、なかなかの厄介者ですが
これも冬の風物詩の一つです。
「冬の花劇場」が始まります
多くの草木が枯れて「紅葉劇場」が幕を閉じて、
新しく冬の出し物に舞台が変わります
「冬の花劇場」と「枯れ木劇場」です。
今回は「冬の花劇場」をご覧いただきます。
サザンカ (山茶花)
ツバキ科 ツバキ属 常緑低木
日本が原産地
江戸時代に長崎の出島のオランダ商館に来ていた医師ツンベルクさんが
ヨーロッパに持ちかえり、西欧でも広まった。
学名も英名もサザンカ
ピンクの花色の園芸種が人家などの生垣によく植えられています
昭和記念公園の駐車場に咲き誇るサザンカ
野生では白い花を咲かせます
花の花色や花形は多様な園芸品種群がある。
サザンカとツバキの見分け方
花の散り方を見る
椿の花は花首からポトンと落ち
山茶花の花は花びらが散ります
山茶花
ツバキ 椿
カンツバキ 寒椿
カンツバキ
カンツバキはもともとサザンカの一品種で、花も葉もよく似ている
濃い桃色の花と、深い緑色の葉の色の対比は美しく
花の少ない冬の彩りとして貴重です。
オトメツバキ 乙女椿
乙女椿
意外と古くからある品種で、江戸時代後期には栽培されていた
とてもかわいいピンク色した千重咲き(八重咲きよりもさらに花びらが多い様子)
の花は、どこか和菓子を思わせます。
スノードロップ 待雪草
ヒガンバナ科 別名 マツユキソウ ユキノハナ
雪の雫(スノードロップ)の名にピッタリの姿はとても小さく可憐です。
一株に一花の純白の花を下垂して咲かせます
花は閉じている時の方がより雫に見えるのでおもしろい。
原種シクラメン
原種シクラメン
その名の通り、品種改良されてない野生のシクラメンです。
確かに園芸種のシクラメンより花が小ぶりのサイズです。
小さな花はとても可憐な姿で、「かわいい」という印象がピッタリのシクラメンです。
ニホンズイセン 日本水仙
ニホンズイセン
シルクロードを通って古くに中国から渡来したとも、海流に乗って漂着した
球根が野生化したとも言われております。
古くから生け花や茶花に好まれて使われるなど、生活に彩りを
与える植物です
今日は冬至
一年で最も昼間が短く、夜が長い一日です。
「冬至」を境に太陽のエネルギーが強くなっていきます
春も近づき、日々を健やかに過ごせるようになる境です。
このパワーでコロナ禍に打ち勝ちましょう。
頑張れ !! 頑張れ !!
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