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2010.06.11 四十年目の…



このところ、OB会(自分の課ではなく、他の課のOB会でしたのに行きがかり上
参加して、しかも世話役までするはめになったり)や、元上役の出版記念パーティー
(これは大々的な会でした)と、世話役をすることが続き、その為、それを機に
我が家は、益々千客万来となりました。(足が激痛の私が、何故か大奮闘です。)

「他課のOB会」では、40年振りに会った女性と話していて、私は長年気になって
いたことを聞きました。それは、彼女が結婚した直後に、新居に招かれた私が、
結婚祝いを持参しなかったのではないかということでした。
「頂いておりません。」とのことで、あわてる私に彼女は「今から請求しても良い?」
「分かった!では、今から贈るからね。」と言うことで、私は、チタン鍋小型を
送りました。
熨斗に、「四十年目のご結婚祝」と書いて。





その彼女が、数日前、我が家にやって来ました。
お庭のあじさいを、その日の朝、剪ってきてくれました。
白いあじさいも、綺麗ですね。花束の作り方のセンスも素晴らしいです。
彼女は、富豪と結婚しましたので、お庭も素晴らしいのだと思います。





そして、これが結婚祝いのお返しの薔薇のブリザードフラワーです。
ネットで、取り寄せたものだそうです。
「もう、主人も亡くなってしまったけど、受け取って下さい。」と…。
「息子に、この話をしたら、良かったねと言ってくれたのよ。」とか…。
相変わらず、夢見る夢子さんの様でした。

彼女は、長い間病身のご主人を看て、ご主人が亡くなった後、芸大に入って
卒業し、今は、画家になっています。
デッサンをし過ぎて、指が曲がっています。
いまや、画商も付いていて、毎年、個展を開いているそうです。


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