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2010.12.30 なまこ初体験

子供の頃、父の酒の肴に、母がなまこの酢の物を作っていたのを、私達も食べさせて
貰っていましたが、とても美味しいものでした。
でも、私は、なまこは今迄一度も触ったことがありませんでした。見るのも怖いです。

ところが友人のMaさんが、住吉の大杉鮮魚店へ毎年年末になまこを買いに行くと言う
ので、「え~、なまこを料理出来るの?すごい。教えて。」と言うと「簡単よ。料理
なんて言うもんやないよ。ただ切るだけよ。私でもできるんやから。」ということで、
年末にやり方を教えて貰うことになっていました。
私も年末に一緒に買いに行くつもりでしたが、彼女はその店まで歩いて行ける程近くに
住んでいるので、今日、私の分も買って、我が家へ持って来てくれることになりました。

それで、買ったばかりのなまこで、切り方を伝授してくれました。

私は、食べるのは良いけど、触ったりは、とても出来ません。
おっかなびっくりで、見ているだけでした。
でも、一回、目の前でやってもらったら、来年からは自分でしようと思っています。
(でも、勇気あるかな~?汗;;)


赤なまこが、美味しいのだそうです。(チタンのボールに入れています。)
・・・見たくない方、ごめんなさい。目を背けて下さいね。・・・




上下を切って、縦に切って(この時水が沢山出ます)中を洗います。
その時、このわた(珍味)を外すのでしょうが、彼女は外さず切ってしまうそうです。

私が一番驚いたのは、なまこには、いやな臭いが全く無いことです。
魚の生臭みはもちろん、悪臭が全くなく、いわゆる無臭です。
その時出て来る水も澄んでいるし、無臭です。
なまこは、姿形に似合わず、とても、清潔なものだとわかりました。

 

先に、合わせ酢(私の場合は二杯酢、彼女は三杯酢だとか)を作っておき、縦に切った
なまこを、端から薄く刻んで、手早く合わせ酢の中に漬けて行きます。
(ぐずぐずしていると、溶けるそうです。)


どんどん入れて行きます。

 



それだけです。もう終わりです。二人で味見をして見ました。
オ、オ、オイシイ~!二人とも、感動です。
ここへ、橙、すだちなどの柑橘類の絞り汁を少し入れると完璧です。

1週間以上日持ちがするそうです。嬉しい!
3日にやって来る友人達が、喜ぶでしょう。

何だか、なまこの酢の物があるだけで、お正月らしいお正月の気分です。
Maさん、ありがとう!出張教授までしてくれて、感謝です。^^

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