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2024.01.07 私は良いコートを持っていたことがわかった。


先日、さくらさんとミエちゃんと3人で、武庫之荘のイタリアンに行った時のこと、
さくらさんが、皆のコートを受けとって、コート掛けにかけてくれた。
食事が済んで、サクラさんが、私にコートを渡してくれた時、自分のコートよりも綺麗な
色に思えたので、いえ、それは違う、そんなに綺麗ではない、私のは、もっとずず汚い
色だと言った。「ずず汚い色」とは関西弁で、「汚ならしい色」という様な意味。
というのは、そのコートは、玉虫加工だったので、着ている私の視点から見ると、
灰色掛かった枯れ葉色に見えていた。
でも3人連れで、私の分を最後に掛けていたのを見ていたので、それは、私の分と
言われると、それしかないので、不思議な気持ちで受け取った。


確かに、それは私の分だった。
え?こんなに綺麗な茶色だったの?と、改めて驚いた。


家に帰って、コートを脱いだ時、更に驚いた。
タグを見ると、何と!それは、今はなき、グランモードの製品だったから。

先年、皆に惜しまれつつ廃業した業者、今では,プレミアも付く程の、服飾界憧れの
メーカーの製品であった。
ということは、先日、私はマシなコートを持っていないと愚痴っていたが、実は、
何と!私は、グランモードの素敵なダウンコートを持っていたではなかったのか?
ラッキーだった。
これから、大切に着させて頂こう。
私って、幸せもんだなと思った。


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