高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

これからの高島平の“むかえびと”役として、『高島平総研』が動き出します。

2009年04月20日 01時17分06秒 | ●高島平・地域の将来の“夢”
義父の“おくりびと”役らしきことを、昨日(18日)で終えました。

88年の義父の生涯でした。

日本人の平均寿命における寝たきり期間が、約5年になるらしいのですが、義父の場合は2年弱で、しかも、苦しまずに旅立てたので、ある意味幸せだっかもしれません。

また、結婚して身内から初めての送り出しだったので、大変ではありましたが、家族の違った面が見えたり、親族の結束が固まったりで、誰もが体験する悲しみではありましたが、義父のお陰で得がたい経験が出来たと思います。

そして、義父と同じ高島平に住む者として、今回の事で高島平の別な面も見えました。

その一つが地域外から来る人に、有効な宿泊スペースが無いこと。

前から分かっていた事ですが、実際に大勢で親族が高島平に来た今回の場合、大変に切実な問題でした。

また、義父の2年弱の寝たきり期間が、長いか短いかは別にして人生最後まで、生きがいを感じて、寝たきりの期間を少なく生きたいものです。

義父は趣味の少ない人でありましたが、歳を取っても趣味や学べる場が、高島平にいろいろあれば、脳も活性され寝たきりの期間も少なくなると思います。

この街に住む者として、歳を取っても高島平が魅力的な街であって欲しいもの。

義父のおくりびと役を体験して、今回、その事を強く感じました。


実は私が3年近く参加している「高島平再生プロジェクト」が、これから「高島平総研」と名前を変え、住民主体で活動を拡大していきます。

活動が本格的になると、今回の体験で感じた事も、活動のテーマの一つになると思います。

義父には私は“おくりびと”役でしたが、地元の高齢者が元気でいるために、これから「高島平総研」が、“むかえびと”役になると言えるのかもしれません。

義父のことを想いながら、これからの活動に気持ちも新たにしたいと思います。

コメント
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