高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

高島平モンパルナス

2009年07月20日 01時55分05秒 | ●高島平・地域の将来の“夢”
日曜日に早く起きれた時は、NHKの「小さな旅」をよく見ます。

大野雄二のあのテーマ曲と、アナウンサーの丁重な語りが好きなんです。

昨夜の爆睡のお陰で今朝は早く目が覚め、久し振りにこの番組を見ました。

今日は池袋の芸術活動の紹介でした。

池袋はかつて、昭和の始めから戦争頃まで、画家や音楽家を中心に様々な芸術家が集まり、いくつものアトリエ村が誕生したその様子から、「池袋モンパルナス」と言われていたとか。

勿論、世界の芸術の中心であったパリ・モンパルナス地区に、その名をあやかってのことです。

番組では廃校になった小学校を再利用し、アトリエとしていろいろな人に、利用してもらっている様子が、紹介されてました。

高島平でも廃校になった「高島第七小」跡地の、利用法への関心が高まっています。

巷では高齢者の増加に伴い、安直に介護施設への転用の声もあると聞きます。

私は高齢者に何でも介護という発想が好きになれません。

高齢者の割合が増えるのは、動かしようのない事実ですが、生きがいを持ってアクティブに生きる高齢者転換への、街作りの方がはるかに魅力的だと思います。

番組でアトリエを利用している、メキシコ人の画家の卵(31才)に、このアトリエの魅力を聞いていました。

その答えは、“意見交換”が出来ることと、人から“刺激”を受けると云うことでした。

二つとも、人間いくつになっても、大事なコトだと思います。

以前、ピアノの先生に80才になってから、ピアノを習い始めたご婦人の話しを聞いたことがあります。

同年代の人に比べ、はるかにお洒落で元気だったとか。

そんな文化的交流と学びの場が、七小跡地も含め高島平に増えれば、お洒落で魅力ある街になっていくと思います。

一時、入居の減った団地も音楽家の卵のために、いくつか防音を施した部屋に改造したらどうでしょうか。

ある棟に音楽家の卵がいると分かるだけで、その棟が輝いて見えるように思えます。

ついでに、その棟の壁面も装飾?

人が元気になるのは“制度”や“医療”ではなく、“人との交流”と“文化”を持つことだと、固く信じるオヤジの真夜中の主張でした。


石川遼クンが決勝ラウンドに残っていれば、こんな夜中に叫ばなかった?のですが・・・