映画を観た後で、その映画の主人公や時代背景に興味を抱き、関連する本を探して読むことが少なくありません。
代表的なもので、黒澤映画の『影武者』を観て、武田信玄や影武者役の弟の武田信繁に興味を持ち、武田24将に関連する本は随分読み漁りました。
この『責任 ラバウルの将軍今村均』と云う本も、その類いの本です。
『戦場のメリークリスマス』を観てから、映画の舞台となった戦争当時の、ジャワ島に関する本はないかと、調べていた時に丁度、出版されたのがこの本でした。
当時、自分の下に何人かのデザイナーの部下がおり、上司のとしての“責任”とは何か?と考えていた時期だったので、この本を読んで学んだものです。
戦後、陸軍の将軍の中で評価された軍人は少ないのですが、この今村均と云う人は統治していた国の人からも慕われ、連合国側からも評価された数少ない軍人でした。
ある種の人間的美学の参考にもなる人です。
実は以前にお世話になった方が、いま別の会社に移り、部長職になっております。
先日訪ねたのですが、営業職のために会社のスタッフが起こしたミスの責任の、矢面に立たされており、かなり悩んでおりました。
読めば悩みが少なくなるのではないかと、この本をネットで探していたら、今日のニュースで偶然なのですが、作者が亡くなったと流れておりました。
緻密な取材に基づいたノンフィクションのこの本は、人間を磨くには格好の本だと思います。
作者のご冥福をお祈りしたいと思います・・・
代表的なもので、黒澤映画の『影武者』を観て、武田信玄や影武者役の弟の武田信繁に興味を持ち、武田24将に関連する本は随分読み漁りました。
この『責任 ラバウルの将軍今村均』と云う本も、その類いの本です。
『戦場のメリークリスマス』を観てから、映画の舞台となった戦争当時の、ジャワ島に関する本はないかと、調べていた時に丁度、出版されたのがこの本でした。
当時、自分の下に何人かのデザイナーの部下がおり、上司のとしての“責任”とは何か?と考えていた時期だったので、この本を読んで学んだものです。
戦後、陸軍の将軍の中で評価された軍人は少ないのですが、この今村均と云う人は統治していた国の人からも慕われ、連合国側からも評価された数少ない軍人でした。
ある種の人間的美学の参考にもなる人です。
実は以前にお世話になった方が、いま別の会社に移り、部長職になっております。
先日訪ねたのですが、営業職のために会社のスタッフが起こしたミスの責任の、矢面に立たされており、かなり悩んでおりました。
読めば悩みが少なくなるのではないかと、この本をネットで探していたら、今日のニュースで偶然なのですが、作者が亡くなったと流れておりました。
緻密な取材に基づいたノンフィクションのこの本は、人間を磨くには格好の本だと思います。
作者のご冥福をお祈りしたいと思います・・・