高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

歌も街も再発見

2013年05月14日 01時04分08秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
街の清掃活動がきっかけになり、別な清掃活動の方からお誘いを受け、医療機器メーカー主催の、健康セミナーに行ってきました。

場所は代々木です。


セミナーの前に、ソプラノ歌手とピアノによる、コンサートがありました。

シューベルトから始まり、團伊玖磨、中山晋平、山田耕筰等、演奏された曲は15曲。

馴染ある曲ばかりですが、瑞々しく清新な声のソプラノにより、それまでとは違う曲にも聴こえました。

本来、人間の身体の健康とは、疾患を防ぐだけではなく、こういう音楽にも時々触れて、感性や精神にも潤いが必要なことを、改めて感じました。

そして、演奏された「花の街」が戦争で焦土化した、日本の復興を願った曲であったことを、初めて今日のコンサートでも知ったのです。


健康セミナーが終り、代々木公園を見ながら緑が眩しい道を、原宿駅まで歩いてみました。

駅が近づくにつれ、、代々木第一、第二体育館が見えてきます。

久々に見た国立代々木競技場の施設。

50年近く前に建てられた建物なのに、造形美とダイナミズムが、少しも色褪せていません。


本当に美しいものは、色褪せないと云うことでしょうか。

建物の美しいフォルムを見ながら、戦後復興のシンボルと集大成にも感じました。

時々、違う街と町を歩いてみたいものです。

先人達のダイナミズムと、繊細さに触れることができますので。




『花の街』 - おおたか静流
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする