




この土日、オットのところに行く約束になっていました。
しかしながら、わたしの誕生日も相変わらずの対応。
正直貴重な休みを
この春からずっとオットのために費やして、
オーバーペースだったのもあり、
行くのをやめちゃおうかな・・なんて思っていました。
でも行かなければ行かないで、
わたし自身も約束を破ったような気持ちになるし、
とりあえずは行くか・・とバスに乗りました。
バス停に迎えに来てくれていたオットは、
悪びれることなく、「いらっしゃい。」と。
なんだか妙に複雑な気持ちになって、
少々不機嫌なわたしが解せない様子のオットでした。
それでも全く気がつかない様子のオット。
この二日微妙な気持ちで過ごすのもなぁ・・と思っいるところに、
「なんでそんなに機嫌が悪いわけ??」みたいな問いが来て、
「あなたはわたしにたぶん謝ることがあるよ」というと、
「そんなことは絶対にない!!」とオットは断言。
「あ~そうですか・・」と売り言葉に買い言葉。
ふと見上げると、
オットの部屋の7月のままのカレンダー。
もう8月だよ、ちゃんと捲らないと・・と声をかけ、
カレンダーを捲った瞬間、
さすがのオットも

「ごめんなさい・・」

何かして欲しいわけじゃない・・
何かをプレゼントして欲しい訳じゃない。
ただほんの少し、
年に一度の誕生日や記念日に心を寄せて欲しいだけ。
そんなことに、
心を寄せられない人だとわかっていても、
毎年ほんの少しの期待だけはする。
でもほんの少しの期待も毎年裏切られては、
そのうちあきれるのを通り越して、
強くたくましく
笑い飛ばせるようになってしまった自分。
そうされることに対してではなくて、
そうなってしまった自分自身を少し寂しく思ったりもして。
してもらえないことではなく、
自分に対してそう思ってしまっていること、
そんな寂しさや悲しさは、
きっとずっとわかってもらえないと思う。
そんな週末。
そんな中、3日遅れでも、
誕生日のお祝いの食事としてごはんを食べに行こうということになり、
行ってみたかった旭川のスペイン料理カサ エルニーニョさんへ。
スペイン料理は大好き。
結局伝わらない気持ちなど、
自分の中にまた押し込めるだけだから、
気持ちを取り直して、楽しむことに。
パエジャの入ったランチコース。
スープに、前菜、アヒージョかチキンを選んで
(オットがアヒージョ、わたしがチキン)
最後は3種類かシーフードを選んでのパエジャ。
お店の方が混ぜてくれます。
どれもおいしく、
古民家を改造したという店内は素敵な雰囲気。
おいしい物に免じて、(笑 ことしは許してあげよう。
でも来年はわからないよ~。
