
先日、立派な喫煙所のある桜田公園に立ち寄ったら、広場で特定非営利活動法人竹林再生プロジェクトが、「竹で遊ぼう」ということで子どもたちに竹馬を教えていました。僕らが遊んだ竹馬とは仕様が異なり、手作り感はなく、子どもたちより大人たちが楽しんでいるようでした。大人といっても、小さな頃から竹そのものにどれだけ親しんできたのだろうか、という疑問があります。タケノコを取り、竹をノコギリで伐採し、丸いままだとまずは水鉄砲をこしらえる。お次は弓にして、余った破片で竹とんぼを飛ばす。竹の枝はスラッとしたものをムチにして、チャンバラをしたり、田んぼに浮かぶカエルを仕留めたりする。そのほかの枝葉は、牛小屋に放り込んでやると、パンダみたいに牛はバリバリ、シャリシャリと美味しそうに食べるんだ。竹にまつわる話はまだまだあるけど、この辺でやめますが、特定非営利活動法人竹林再生プロジェクトの方々は、どれほどご存知なのでしょうかね。