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声を出して絵本や小説、詩などを読む「朗読」は、NHKドラマ「この声をきみに」のような高齢者施設でも盛んにとりくまれていますし、幼児期における読み聞かせの大切さを含め、ブームになってきたようです。
私は16年ほど詩吟をやっているのですが、詩文(漢文)を吟じること以上に、声を出して読む「素読」を重視しています。詩文を声をあげて繰り返し読むことで、言葉のリズムや詩情を感じ取ることができます。
最近は、午後6時からの通常の詩吟教室に加え、毎週金曜日午後4時から1対1でのお稽古をしていますが、その効率性に驚かされています。新しい生徒さんは、先日が10回目のお稽古でした。初めて独吟をしていただいたところ、3つ振りも早々に出来ており、私まで嬉しくなりました。