たばこの気持ち

★　１月２７日の日経新聞によれば、海上保安庁発表（薬物・銃器の密輸取り締まり状況）で昨年の薬物押収量は前年の６倍になったといいます。摘発件数では、前年比９件減の２２件、そのうち薬物抑収量は約６倍に増えていますが、１１月に門司港でシエラレオネ（アフリカ西部、大西洋岸の共和国）船籍の貨物船から、覚せい剤約２９９キロを押収したのが影響しているそうです。

★　また、件数の６４％（２２件）はロシア人船員が関与しており、海上保安庁は「個人で使うために大麻を持ち込む□シア人の密輸が依然として多い」と分析しています。薬物の密輸報道を目にして、私が強く思うのは「たばこ」との関連性なのです。たばこの価格がこれ以上高くなったり、健康面からの「たばこ」規制が強化されたりすると、海上のルートにとどまらず、薬物の密輸がますます増えてくるだろう、と私は危惧しているのです。

＊　田町駅周辺の美化活動に集まった人たちです。

★　先週だと記憶していますが、東洋大学の初優勝で話題になった箱根駅伝について、もう一つ学生たちの活躍があったようです。それは、たくさんの学生たちが手づくりの組織で、箱根駅伝と同じ日に、往路のコースの清掃活動をしたのです。

★　その報道記事を読みながら、私はボランティア活動の重要性が説かれて久しいですが、やっと老若男女を問わず全国各地で、当たり前のこととして定着しており、そのような社会的雰囲気をふまえ、学生たちも自主的に行動したのだ、と思いました。いずれにしましても、良い傾向と言えるでしょう。

☆　真冬なのに桜が満開でした。日本人は桜が大好きなのですね。春のソメイヨシノだけにあきたらず、冬にも桜が見たいという気持ちのあらわれなのでしょうか。最近、冬の時期に小さな桜をみかけます。昨年末、栃木のゴルフ場でこの桜を目にしました。

☆　赤坂見附の桜には、「フユザクラ」というカードがかけてあり、「小ザクラとヤマザクラをかけあわせた桜です」と記載されていました。花びらはとても小さいのですが、可憐な美しさを感じました。ボランティア活動へ出かけると、いろいろな発見がありますよ。

★　ボランティア活動で、赤坂の路地裏を歩きながらポイ捨てゴミを拾っていました。飲食店のビルの勝手口らしいのですが、１．５リットルのペットボトルを横にし、上面を切り抜いたものにセリが育っていました。

★　コンクリートの日当たりの悪い勝手口の階段の上に、水をたくわえた透明なペットボトルの中で、白い根っ子を束のように伸ばし、鮮やかな緑色をしたセリが元気に育っていたのです。その美しさに感動さえ覚えました。

ＡＮＡインターコンチネンタルホテルのエレベーター前の画像です。威厳さえ感じますが、両脇に金色のスタンド灰皿がお客様を迎えるように設置してあります。色調やデザインにも高級感があって、全体の見栄えの中に溶け込んでいます。

生花とか造花を両脇に置く形式はよく見かけます。田町のビジネスホテルなどは、そうなっていますが、ＡＮＡインターコンチネンタルホテルはスタンド灰皿なのです。たばこを吸う人間にとって、これほど嬉しいことはないのです。

★　先日、美化キャンペーンのボランティア活動の集合場所・赤坂見附交番前で、掲示版を見ていました。指名手配のポスターは少なく、未解決事件への懸賞金を告げるポスターが数枚ありました。被害者の少女の写真、犯人像のイラスト、３００万円、５００万円という懸賞金に目をみはりました。

★　一見すると平和そうな世の中も、殺伐とした事件の数々が毎日のように起こっていることを再認識させられました。新聞では、これまた大不況の到来を知らしめるかのように、非正規社員はもとより、正社員の削減を報じる記事が目白押しです。めげずに淡々と生きていくしかないと思いました。

このホテルにはお泊りで入ったわけではありません。自分などには、とても高くて宿泊する気になれません。仕事のお手伝いに出かけたのですが、たばこを吸うときに満ち足りた想いになれ、さすがこういったホテルは違うな、と感心させられました。

隔離された場所、切り取られた空間、追いやれたエリアといった感じがなく、たばこを吸う人も吸わない人も同じお客様として対応する、そういったホテル側の断固とした意思が反映されていると思いました。スタンド灰皿がこれほど美しいと感じたことは、なかなかありませんでした。

レンガを敷き詰めた道路が多くなりました。
アスファルトに比べ、雨水が土の中に吸収される効果があるようです。
見た目の色合いと形が、なかなか美しいと感じました。

でも、今朝の環境美化ボランティア活動では、困りました。
レンガとレンガの間に、たばこの吸い殻がはまり込んでいました。
たくさんあるので、けっこう目立つのですよ。
拾い上げるのに、トングをうまく使わないと手間がかかるのです。

＊　ブータンの仏教行事の様子です！

★　ブータンは王政ですが、現在の王様によって急速に民主化がすすめられています。さらに、２００４年１２月以降、環境保護及び仏教教義的な背景から世界初の禁煙国家となり、煙草の販売が禁止されました。ただし、国外から持ちこむことは可能で、１００％の関税を支払わなくてはいけません。国の面積は約４６，５００平方キロメートルで、九州より若干広く、人口は約６６万人（２００７年の世界銀行資料）です。

★　「禁煙条例法案」を審議中の神奈川県でも、人口総数は８，９６３，９４４人（平成１７年国勢調査確定数による推計人口）ですから、ブータンの王様の威光のようにはすすまないようです。すすんでもらっては、たばこを吸う者として絶対に嫌ですし、松沢県知事の執念の深さにも困ったものです。神奈川県の条例が、実質的な「禁煙」の方向で施行されることのないように、強く願っているとこです。
　　

★　この画像は、子どもがお世話になっている大家さんからのいただき物（最中）の箱に入っていました。加齢とともに和菓子が大好きになり、あればあるだけ食べてしまいます。それで体重が元に戻ってしまいました。空腹こそ一番のご馳走であることを忘れていました。過食になると、たばこを美味しくない感じがします。

★　今朝、カミさんがつくってくれたおにぎりを忘れ、結局、昼食を抜いたのですが、さほど空腹を感じませんでした。年末年始の食べ過ぎによって、１食ぐらいパスしても良かったみたいです。来月早々に、定期健康診断があるので、それまでには適正体重まで減量できればと思っています。