◎ 宇都宮のブルモールには、他のショッピングセンターやスーパーマーケットに比べても、不足なく喫煙ルームが設置されている。でも、たばこを吸う人は、たばこだけを吸いにやってくるのではない。妻子の長々とした買物につき合わされ、「コーヒーでも飲みながら、ちょいと一服して時間を過ごそうか」とか、「広い店内を歩き回って疲れたし、買物袋やレシートの整理をしながら、休養をとって残っている売場を見るぞ」といった目的もある。
◎ だから、喫煙ルームには飲料自販機が置かれてもいいだろうし、ゴミ箱も必要なのである。しかし、ベルモールにはたばこの自販機と大きな喫煙テーブル、数個の椅子しかない。だから、テーブルの上にはゴミが置かれたままになり、灰皿の中には紙やセロハン等のゴミが投げ込まれている。私たちは、店内の至る所に灰皿とゴミ箱のあった時代に慣れ、2005年の健康増進法の施行以降、一挙に喫煙場所が制限され、ついでにゴミ箱の数も少なくなっていった。どのような組み合わせ、配置が良いのか、公共的と呼ばれる施設では試行錯誤の状態だが、困ったことに「面倒だし、コストもかかるから禁煙にしてしまおう」という雰囲気も強い。
◎ だから、喫煙ルームには飲料自販機が置かれてもいいだろうし、ゴミ箱も必要なのである。しかし、ベルモールにはたばこの自販機と大きな喫煙テーブル、数個の椅子しかない。だから、テーブルの上にはゴミが置かれたままになり、灰皿の中には紙やセロハン等のゴミが投げ込まれている。私たちは、店内の至る所に灰皿とゴミ箱のあった時代に慣れ、2005年の健康増進法の施行以降、一挙に喫煙場所が制限され、ついでにゴミ箱の数も少なくなっていった。どのような組み合わせ、配置が良いのか、公共的と呼ばれる施設では試行錯誤の状態だが、困ったことに「面倒だし、コストもかかるから禁煙にしてしまおう」という雰囲気も強い。